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只管に美術展を巡る人
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· Jun 3
2025-046
『古代DNA ―日本人のきた道―』
#国立科学博物館
発掘された古代の人々の骨に残るごく僅かなDNA。
これらを解読することで、人類の足跡をたどる古代DNA研究が行われています。
本展では、日本各地の古人骨や考古資料などによって、日本人のきた道を明らかにします。
飛躍的な発展を遂げるDNAの研究。
縄文人と弥生人の間に一体どんな交流が生じたのか。
そして今の日本がどう作られたのか。
歴史ロマンはとても奥が深くて、興味が尽きません。
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· Jun 2
2025-045
『司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵』
#府中市美術館
毎年恒例の「春の江戸絵画まつり」。今年は江戸時代に描かれた油絵の代表的な画家、司馬江漢と亜欧堂田善の展覧会です。
江漢の展覧会は、府中市美術館ではなんと2001年以来の開催だとか。
2人の絵には「日本の油絵の先駆者」と「レトロ感」というポジティブな印象をもっていました。
一方で、近代以降は「稚拙な段階の西洋画」と評価されてきたとのこと。
一堂に集まった作品を見ることで、2人が国内と海外から様々な影響を受け、油絵に挑戦した様子を見ることができました。
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· May 29
2025-044
『臨済宗 妙心寺派 平田寺特別公開』
#平田寺
宝蔵庫
吸江山平田寺は弘安6年(1283)に開創した、遠州地方で最も古い禅寺の一つ。
田沼意次の厚い庇護を受けた禅寺です。
平田寺に伝わるのが国宝《聖武天皇勅書》(通常非公開)です。
なんと今回2日間だけの特別公開で、平田寺にて公開されるのは初の機会。
国宝(美術品)を7割近く鑑賞済みの私でもこれは見たことがありませんでした。
聖武天皇の宸筆は、正倉院所蔵品の他にはこの勅書に書かれた「勅」の字のみ。
このような貴重な勅書が伝わった経緯が謎というのも歴史ロマンを感じます。
次に目にする機会は訪れるのでしょうか。
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· May 27
2025-043
『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』
#国立新美術館
企画展示室1E/2E
住宅建築に関する展覧会です。
1920年代以降、多くの建築家が探求した機能的で快適な住まい。
そのアイデアが人々の暮らしを変えてきたといいます。
ル・コルビュジェやミース・ファン・デル・ローエらが手掛けた、傑作と称される14邸を取り上げ、住宅建築のモダニティについて見ていきます。
展示されている14邸は、自由で開放的なアイデアに溢れた住宅です。
しかし、その裏にはきっと不便さもあるよねと思いました。
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· May 26
2025-042
『桜 さくら SAKURA 2025 ―美術館でお花見!―』
#山種美術館
春の訪れを告げる恒例のさくら展。
本展では山種美術館の所蔵品を中心に、桜の描かれた名品を展示していました。
私が特に気に入った作品は石田武の《千鳥ヶ淵》。
石田武の描く桜は、細かな描写でピンク色が際立って見え、何度見ても美しいと感じます。
鑑賞した日はようやく桜の開花が目前に迫ってきた頃。
展覧会で一足先に満開の桜を楽しんで、すぐそこまで来ている春の訪れに期待が高まりました。
#桜2025展
※作品の詳細はALT参照
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· May 20
2025-041
『ボッティチェリ 美しきシモネッタ 特別公開展』
#丸紅ギャラリー
ルネサンス絵画の巨匠であるサンドロ・ボッティチェリ。
日本国内に所蔵されるボッティチェリの作品は1点のみ。
それが《美しきシモネッタ》です。
モデルのシモネッタ・ヴェスプッチは、当時フィレツェ随一の美女といわれ、《ヴィーナスの誕生》や《プリマヴェーラ(春)》のモデルともいわれます。
2022年以来、3年ぶりの公開となる《美しきシモネッタ》。
当時は展覧会に気付くのが遅く、見る機会を逃しましたが、今回は見ることができました。
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· May 19
2025-040
『百花ひらく 花々をめぐる美』
#皇居三の丸尚蔵館
皇居三の丸尚蔵館の収蔵品から、花を題材とした作品を紹介する展覧会です。
11世紀から現代にいたる、絵画・工芸・書跡の45件が出品されました。
春が来て、桜をはじめとする花を楽しめる季節がやってきました。
展示室の中は、春に限らず四季折々の花が咲き乱れており、その美しい姿を見ると心が和みます。
皇居三の丸尚蔵館はこの展覧会を最後にしばらく休館。
2026年秋の全面開館が楽しみです。
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· May 17
2025-039
『武家の正統 片桐石州の茶』
#根津美術館
片桐石州(1605-73)は大和国小泉藩藩主であり、茶道・石州流の祖。
石州の茶は大名や武家に広く浸透し、幕府の数寄屋坊主を輩出したことから、まさに武家の正統ともいえるものとなりました。
本展では石州と石州流の茶の湯に関連する茶道具などを紹介するものです。
これまで、あまり注目されてこなかったという石州の茶。
私も何度も茶の湯に関する展覧会を見ていますが、利休、織部、遠州や近代の数寄者の名前は覚えていますが、石州は記憶に残っていません。
茶の湯にまつわる覚えておくべき人物がまた1人増えました。
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· May 11
2025-038
『美術館の春まつり』
#東京国立近代美術館
毎年恒例の特集展示です。
観に行った日はまだ桜が開花する前でしたが、展示室の中は桜が満開。
重要文化財・川合玉堂の《行く春》、松林桂月《春宵花影図》、菊池芳文《小雨ふる吉野》など、桜を描いた名品が並びます。
一言で桜と言っても、画家によって表現が異なるため、受ける印象も変わります。
雄大な自然の中の桜、月明かりに浮かび上がる桜、鮮やかな色の桜。
どれも素敵な春の景色です。
すぐそこまで迫っている春を先取りすることができました。
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· May 10
2025-037
『ヒルマ・アフ・クリント展』
#東京国立近代美術館
スウェーデン出身の抽象画家、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint,1862-1944)のアジア初となる大回顧展です。
同時代のアーティストに先駆けて抽象絵画を創案した画家として、近年評価が高まっているというアフ・クリント。
職業画家として活動する一方で、神秘主義思想に傾倒し、降霊術の体験などを通して抽象表現を生み出しました。
私も時折、芸術と霊的世界に繋がりがあるのではと思うことがあります。
これらの絵にも目に見えているものだけではない”何か”が込められているのでしょう。
#ヒルマアフクリント展
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· May 9
2025-036
『梶コレクション展―色彩の宝石、エマーユの美』
#国立西洋美術館
新館2階 版画素描展示室
エマーユとはいわゆる七宝のことで、金属素地にエナメル釉を焼き付けた工芸品です。
2024年12月、ジュエリーアーティスト・梶光夫氏のコレクション約150点が国立西洋美術館に寄贈されたとのことです。
まるで絵画のようなエマーユからコイン大のエマーユまで、様々な大きさの作品が並びます。
どの作品もとても緻密で繊細な表現がなされ、こんなにも細かな表現ができるのかと驚くばかりです。
そして、それらは鮮やかな色彩と輝きを放っていて、まさに「色彩の宝石」の言葉通りでした。
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· May 7
2025-035
『西洋絵画、どこから見るか? ールネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館』
#国立西洋美術館
サンディエゴ美術館は、米国西海岸において最初期に収集された充実した西洋古典絵画コレクションを有する美術館。
国立西洋美術館は、東アジアで唯一の体系的な西洋絵画コレクションを有する美術館です。
サンディエゴ美術館から来日する49点はすべて日本初公開。
それらの作品と対になって展示される国立西洋美術館の所蔵作品は何度も見たものですが、いつもと違う解説文とともに「どこ見る」「どう見る」を考えさせられ、新たな体験となりました。
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· May 5
2025-034
『硲伊之助展』
#アーティゾン美術館
硲伊之助(1895-1977)はフュウザン会、二科会などで活動した画家。
日本への西洋美術の紹介に尽力し、日本初のマティス、ピカソ、ブラック展を実現した人物だといいます。
本展では、硲伊之助美術館のコレクションを中心に展示しています。
名前を初めて知った画家ですが、とても好きな画風です。
マティスのような濃厚な色彩で、パッと見で目に飛び込んできたときの印象が強いです。
そして、こうして今の私達が西洋絵画を見る機会があるのも、硲のような人々の尽力があったからこそ。
美術好きとしてはぜひ覚えておきたい名前です。
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· May 4
2025-033
『ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ』
#アーティゾン美術館
20世紀前半を代表するアーティスト夫妻、ゾフィー・トイバー=アルプ(1889-1943)とジャン・アルプ(1886-1966)の展覧会です。
コラージュや彫刻で知られるジャン・アルプ。
幾何学的な形態による構成を追求し、ジャンルを超えた作品を残したゾフィー・トイバー=アルプ。
ジャン・アルプの作品はこれまでにも見たことがありましたが、妻も作家として活動していたとは知りませんでした。
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· May 2
2025-032
『ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』
#ラムセス・ミュージアム
at CLEVIA BASE TOKYO
エジプト史上「最も偉大な王」と称されるラムセス2世。
本展は史上最大級のエジプト政府公認の巡回展で、約180点の至宝が来日しました。
世界を巡回するこの展覧会。アジアでは東京が最初の開催地だそうです。
数々の至宝の中で特に目玉となる作品が《ラムセス2世の棺》。
本体と蓋が揃って来日するのは初めてです。
驚くべきは入館料。前売(土日祝・特定日)4,000円は、展覧会では他に例のない高額。
保険料が高くてこの価格設定なのでしょうが、なかなか強気ですね。
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· Apr 29
2025-031
『ミロ展』
#東京都美術館
ジュアン・ミロ(Joan Miró, 1893-1983)はスペインの画家。
ピカソと並び、20世紀を代表する巨匠と言われます。
没後40年を迎えたいま、世界的に再評価されているというミロの作品。
何かの記号を描いたような画風は、一体何を描いているのか不思議です。
そんなミロの初期から晩年までの作品が揃う、まさに決定版の大回顧展。
初期の作品から見ていくと、描かれたものが、本来の形から次第に形を変えていった様子がちょっとだけわかったような気がします。
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· Apr 26
2025-030
『美術でハピネス ―観ればあなたも運気上昇―』
#名都美術館
久しぶりにドライブがてら訪れた美術館です。
新年最初に開かれるこの展覧会。
「ハピネス」をテーマにした作品を見て運気アップということで、縁起のいいものを描いた作品やパワースポットを描いた作品などが並びます。
印象深かったのは田渕俊夫の作品。
淡い色使いが幻想的で、夢のような世界が広がっていました。
私が訪れたのは後期展示の期間。
前期・後期で作品が全て入れ替わるので、前期の展示の様子はまた違った印象だったのではと気になってしまいます。
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· Apr 24
2025-029
『江戸の「ぜいたく屋」ー七澤屋と武蔵屋の極小雛飾り』
#佐野美術館
江戸時代後期に脚光を浴びた極小雛道具。
なかでも上野池之端の「七澤屋」と浅草仲見世の「武蔵屋」は「贅沢屋」と称され、高級玩具を扱う名店であったそうです。
本展では、極小雛道具の国内随一のコレクションという川内由美子コレクション、長野県立歴史館所蔵の田中家の雛飾りなどを展示しています。
小さな雛飾りに施された精緻な蒔絵と彩色。
展示ケースの外から肉眼で見ても、細かな部分まではよく見えません。単眼鏡などが必須です。
これらを一式を作るための職人の技術と集中力が気になってしまいます。
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· Apr 23
2025-028
『生誕100年 中村正義 ーその熱と渦ー』
#豊橋市美術博物館
中村正義(1924-1977)は豊橋出身の日本画家。
日本画の概念を覆すような表現を見せ、「異端」「鬼才」「風雲児」と様々な呼び名を与えられたといいます。
本展は中村正義の生誕100年を記念する展覧会。
奇抜な代表作はもちろんのこと、正義と関わりのあった片岡球子、岡本太郎らの作品も合わせて展示し、実像に迫ります。
名前に聞き覚えはあるものの、作品は見たことがありませんでした。
作風を変えた後の《不動八大童子》や《源平海戦絵巻》は、展覧会のタイトル通りの「熱」と「渦」で迫ってくるようでした。
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· Apr 19
2025-027
『エミール・ガレ:憧憬のパリ』
#サントリー美術館
エミール・ガレ(Émile Gallé, 1846-1904)はアール・ヌーヴォーを代表する工芸家。
ガラス、陶器、家具において独自の表現を展開しました。
本展はガレの没後120年を記念する展覧会。
ガレとパリとの関係に焦点を当て、約100点の作品を紹介しています。
作品は何度も見ていますが、ガラスでこれほど細かく美しい表現ができることに驚かされます。展示室内の技法の解説パネルを読むと、そのアイデアと技術に驚かされます。
これからもきっと何度も目にするガレの作品。飽きることはなさそうです
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· Apr 14
2025-026
『異端の奇才 ビアズリー展』
#三菱一号館美術館
オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley, 1872-1898)はイギリスの画家。
ろうそくの光をたよりに、精緻な線描と大胆な白黒の色面からなる作品を生み出しました。
本展はビアズリーの初期から晩年までの作品、約220点を紹介する大回顧展です。
白と黒が際立つ表現をチラシで見て、絶対に見てみたいと思っていたビアズリーの作品。
細かな描きこみが多く、ろうそくの光のもとで描いたというのは驚きです。
まさに超絶技巧。きっと多くの鑑賞者の目を楽しませることでしょう。
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· Apr 13
2025-025
『魂を込めた円空仏 ―飛騨・千光寺を中心にして―』
#三井記念美術館
江戸時代の修行僧・円空(1632-1695)は、愛知、岐阜を中心に、北は北海道までめぐり「円空仏」を多数残しました。
その数は現存するもので5,000体を超え、一説には生涯で12万体も彫ったといわれます。
本展では、飛騨・千光寺の所蔵品を中心に、円空仏の造形の魅力を紹介。
一見シンプルな造形でやさしい表情を見せる円空仏ですが、よく見ると、深い彫り、浅い彫りが様々に組み合わされ、どれも異なる体躯と表情を見せています。
他にある5,000体は一体どんな表情をしているのでしょうか。
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· Apr 12
2025-024
『生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―』
#横須賀美術館
2024年のサルバドール・ダリの生誕120周年とシュルレアリスム宣言100年の節目を記念して開催されていた展覧会です。
世界屈指のダリ・コレクションを有する諸橋近代美術館の所蔵品を中心に、油彩・版画・彫刻など様々な作品でダリの生涯に迫ります。
諸橋近代美術館は遠くて行く機会はなかなか作れないと思っていた美術館。
この機会に、貴重なコレクションが見れて良かったです。
訪れた日は無料開館日。
混雑は想像以上で、入館まで約1時間は待ちました。
また見る機会があれば、ぜひ落ち着いた鑑賞環境で見たいです。
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· Apr 12
2025-023
『花器のある風景』
#泉屋博古館東京
住友コレクションから、花器と花器が描かれた絵画を紹介する展覧会。
中国から寺院における荘厳の道具として伝わったとされる花器。
日本では、茶の湯の世界で重用されるなど、独自の美意識が発展し、陶磁器や竹など様々な素材で花器が作られました。
展示された絵画を見ると、花器だけでなく、美しく描かれた花にも目が奪われました。
合わせて展示されたのが、華道家・大郷理明氏から寄贈された花器コレクション。
その品数と銅花器の美しさに驚きました。
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· Apr 8
2025-022
『武士の姿・武士の魂』
#大倉集古館
武士が歴史の舞台に上るとともに、絵画に描かれるようになった武士の姿。
本展では、大倉集古館の所蔵品を中心に、武士の姿を描いた作品や、武威や権力の象徴でもある鷹を描いた作品を紹介。
見たかった作品の一つが前田青邨《洞窟の頼朝》です。
武具のスケッチを多く残した青邨が、国宝の赤糸縅大鎧に取材して描いたといいます。
また鷹を描いた作品には、鷹の年齢によって細かな描き分けがされていました。
初めて知る鷹の特徴に、当時の人々はこの特徴の違いを楽しんだのかと、思いを馳せました。