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部屋がほっといてもだんだん散らかってくることをエントロピー増大の法則と適当な理解をしているのですが、そういう感じの作品かも?物事はほっとくとごちゃごちゃしてくるし勝手には整わない。
Signal to Noise フォースドエンターテイメントの来日公演で空席があるなんてどういうことだ!と暴れようと思ってたんですが、観てみるととても面白いけど薦めづらい…という複雑な気持ち笑。めっちゃ動いて言葉も多くて(AI合成の声だけど)なのに特に何も展開しないナラティブとかもない、というストイックなのか何なのかという変な作品。それでもまったく何も起こらないわけじゃなくじわ〜とカオスさは増していて、これどう終わるのかな〜と思ってたらちゃんと「これで終わります」って言って終わった笑。
飲み屋の隣の席の職場の上司部下と思われる女性三人組。一番先輩らしきお姉様が赤ワインカラフェでぐびぐび飲みながら馬刺しへの愛を語っている。私あなたと仲良くなれそうです。
シュールレアリスム的な奇妙な人類史のようなもの?をたどるイメージとか、人形や舞台美術のキモかわいい感じとか、パフォーマーたちのユーモアあるスタイリッシュさとか、どの要素もおしゃれで素敵なのだけど、目が!目が!というつらさ。でもこれは人形劇部分を観てなんぼという気もするし。もう少し集中して見たかったなと思う。終演後は舞台に上がって人形を観る時間を取ってくれてました。
ハンダ・ゴテ・リサーチ&ディベロップメント『第三の手』 これ当日券で行って一番後ろの席だったので、危惧されていた、人形劇がちっちゃくて見えない問題がもろに。劇場がオペラグラス貸してくれてかなり助かったものの、大半の時間をオペラグラス越しに舞台を見ることになるのは目が辛かった。
で、まぁ自分が見えづらいのは当日券だしなとは思うものの、客席の感じ的には中央ブロック前から4列目くらいがオペラグラスなしで見れるギリなのでは?という気がして、そもそももっと小さな会場で見るものなのかも…と。
エジンバラフリンジみたいなとこだと演目の間隔30分は余裕という感覚だけど、招待演目のスケールでその短さだと忙しないなと思ってハシゴ観劇やめたんだよな。劇場移動がなくても1時間くらい空いててほしいけど、詰めてほしいって希望のが強いのかしら。
ハンダゴテリサーチの当日券どれくらい出るんだろ。並べば見れる程度にあるならそれに合わせて動くけど、そうじゃないなら潔く諦めて別の予定入れたい。
中途半端に残すのやだなーと思ってぜんぶ注ぎきったワインが思いのほかグラスになみなみとしてしまい、残すのはもったいないとぜんぶ飲んでしまう、みたいなことをもういい加減どうにかしたい。
『墓地の上演』とても面白かった。穿った解釈かもしれないけどかなり「悪い」作者の意図が見れたように思ってて、その一筋縄では行かない感じが好みでした。村川さんの『テニス』も良くて、これは原作映画も見て考えたい。
キョウトチョトアツイ…
10月のスケジュールやばいという話をあちこちで聞く。せめて隕石とKEXもう少しズレてくれんか…
キョウハキョト
もし自分が出れるなら、高速でぐるぐる回るでかクッションからパフォーマーがつまづきそうな靴とか服とかを取り除いて客席奥に放り投げる役をしたい。めっちゃ楽しそう。
先週のKEXもはしご。back to back が時間が経つほどじわじわくる面白さだった。カオスな世の中にシニカルに真摯に向き合う態度というか、その両方を抱えられていることのかっこよさ。
Weathering すごく良かった。見終わったあとの充実感がやばくて、会場で見かけた友人を勢い飲みに誘い、振られ、ひとり宿ハイボール。トリップというかトランスというのか、まったりと自我を無くす快感みたいなの、見ていても気持ちよかった。
Mary Said What She Said、2階席最前列だったのでまだマシなのだろうけどそれでも字幕を追うのがしんどくて、途中で潔く見ない選択をすべきだったとちょっと後悔。めちゃくちゃ統制された演技と、俳優その人みたいなものとが共存してる感じ、匠の技と思いながら見てた。
よりによって!
トーキョートテモサムイ…
キッチンからピー!と音がして何事かと見に行ったらどうも夕飯作ったときにガスの火を切り忘れてたみたいで背筋が凍る…。昨日も夜の予定を思いっきり忘れていたし、新学期を前にして大変よろしくない。
餓鬼の断食 企みその2『STUDY|修飾を歓迎する環境←→拒否する身体』 今回はパフォーマンス作品で、ダンサー、ミュージシャンとのコラボ。toxic masculinity的な暴力性や男性の幼さを強く感じさせる言葉やモチーフが多く、それ自体にはあまり惹かれないのだけど、異なるジャンルの表現の即興的な組み合わせ方や、それぞれのパフォーマンスの質の高さには驚かされる。最初に観たのが会話劇だったせいで、言葉の使い方や口語的な台詞の上手さに注目してしまって、あの軽妙な関西弁はやっぱり魅力的だなと思う。
ちょっと個人攻撃的に展開するので、複雑なレイヤーが必要なのだったのだろうなと思う。スマートでクリティカルで良質な作品。難を言えば、演技の部分はもっと良く出来そうな気も。今のエジンバラのフリンジで主流のパフォーマンス作品という感じ。こういうの、日本のアーティストももっと作ればいいのにと思ったり。あと、出演者の二人は公私ともにパートナーですが、ゲイであることのエピソードは結構あっさり。というかあっさりなのが普通だよなと私の中の出羽守がぼやいている。
Undone Theatre, The Butterfly Project 母が日本人、父が英国人、香港に生まれ育ち教育を受けたのは英国という'cultural mess'な生い立ちのジョーイが、パートナーのガブと初めて見た『蝶々夫人』に動揺し、家族や自分自身を重ね合わせてしまう、という『蝶々夫人』の自伝的な翻案が中心にありつつ、一方で正面から翻案作品を作ろうとしたら人種やオリエンタリズムを突き詰めすぎて制作がとん挫したという流れから、さらにメタシアター的なフレームが置かれている。原作の西洋白人主義を批判するあまり、ガブの白人性を追求したり、両親の白人/アジア人フェチを疑ったりと→
その追い込まれた先に生まれる彼らの独特のたたずまいが、凛としてかっこよかった。(そして多田さんの残酷さを思い出した。)何か豊岡に縁があるのかな?と思ってたけどシンプル公募だったらしい。地方の良作がぽんっとプログラムに入ってくる感じも良いなと思った。
多田淳之介×やどりぎ座『 For Encounters 』 去年閉館した静岡の小劇場やどりぎ座のクロージング作品。静岡の俳優5名のダンス・ノンバーバルパフォーマンスで、彼らや閉館した劇場のことは何も知らないけれど、劇場やそこがなくなることへの様々な思いみたいなものが絶えず流れてくるような不思議な作品。ハイライトは中盤のエンドレスオブラディオブラダで、『再/生』を思い出すあのリピートでへとへとになっていく俳優たち。