あか
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ジェに懸想したモブくん、人魚は歌で求愛すると聞いたので、海に伝わる愛の歌を人魚なら誰しも思わず感心するほどに完璧な解釈で高らかに歌い上げてジェに贈るんだけども、ジェから「退屈ですね」と一刀両断されて見事に恋心をへし折られたとか

そしてモブくんが枕を涙で濡らしている夜、ジェはトに即興で歌わせて、ムチャクチャな歌詞とリズムにキャッキャッ喜んでいるのであった

ただプロポーズの日にはトも必死に練習してあり得ないくらい上手い歌を贈るので、それはそれでジェの心にぶっ刺さることになる

※トレジェイ
トレジェイ
付き合って6年目に同棲する話
※未来捏造
トとジェの子供(養子か実子かは不問)が、陸海の文化の違いを紹介する動画配信してる話

「両親は人間と人魚で、異文化恋愛の末に結婚したので、その子供である自分の目線から発信するのも面白いんじゃないかと思って動画配信を始めた」

「親がパティシエだからお菓子作りが得意で、ゆくゆくはお菓子作りのサブチャンネルも作りたい」

「親にしょっちゅう山登りに連れて行かれた、親も自分もアウトドア派」

「両親は魔法士養成学校で知り合ったらしい」

ひとつの動画ではないんだけど、聞かれるたびにそういった情報を小出しにするから、図らずもトとジェは自分たちのエピソードを全世界に知られることになる

※トレジェイ
微背後注意

付き合っているトジェが夜の上下について大揉めして、「絶対に痛くしない」ってトが熱心に言うから「痛くしたら海に沈めます」なんて渋々ジェが下側を了承したんだけど、実際本番となったら初めてだから痛いし苦しいし、やっぱり許さないと止めさせようとしたら、なんだかトがめちゃくちゃ汗だくで必死でそれでいて嬉しそうにジェのこと見下ろすから心臓が変な音立てて止められなくて、終わった後に「どうだった」って聞かれたときも「本当は痛くて気持ちよくなかった」って答えようと思うんだけどそれを言ったらトが好きすぎると認めるようなもので癪だったので「良かったです」って嘘ついて許しちゃうジェの話

※トレジェイ
トレジェイ
同窓会でジェと再会するト(1/2)
※未来捏造
トレジェイ
食玩集めに飽きるジェ(1/2)
なんとなく付き合って、なんとなく別れたトとジェ

ジェとしては一時的でも陸の恋愛を経験できて満足していたんだけど問題がひとつ

盛んなトに引っ張られるようにして早々に初夜を迎えてからというもの、性欲が溜まるという事象に人生で初めて直面して、トと別れた後もそれの発散に悩まされることになったのである

その末に頼ったのは結局トで、結果、別れてるのにズブズブと体だけの関係が続いていき、「砂糖の味だけで無く性の味まで教え込むなんて」と苦々しく思うジェ

でもいざ他の男に誘われたら気持ち悪くて問答無用で男の腕を捻り上げるので、遅かれ早かれ元鞘に収まると周囲の誰もが知っている

※トレジェイ
養i子縁i組でも男体妊娠でも女体化でもどれでもいいんだけど、結婚したトとジェに子供ができて、それ以来ジェがトのことを「お父さん」と呼ぶようになり子供が大きくなって巣離れしてからも癖が抜けず外でも度々その呼び方をするようになるので、周囲の人間が「親子……?にしては年近くない……?」と首を傾げてからの、揃いの薬指のリングに気付いて「子供のいるふうふ〜」と納得する流れを十何回繰り返すことになる

※トレジェイ
トと小中が同じだったモブ女子、学生時代はトのことが気になっていて久しぶりに同窓会で会えるってなったからこっそり喜んでたんだけど、トはとっくに恋人をつくっていたらしく、しかもそれを知った友人たちに質問攻めに遭っている中「顔可愛い?」って問いに顔赤くして見たこともないくらいに照れながら「……すっごく可愛い」って答えるからそれだけで胃もたれしそうだったのに、見せられた写真は男で、いや男なのはいいとして可愛いというより綺麗系じゃんって突っ込みつつ、でも決して極上の美人ってわけでもない男が世界で一番可愛く見えてるんだからベタ惚れじゃんと理解して密かな片思いを断ち切ることになる

※トレジェイ
「いや訂正してくれよ」

「ふふ、すみません。少々気に入らなかったもので」

「そんなこと言ったらケイ卜とかどうするんだ。俺あいつと2年間同室だぞ」

「それはもちろん思うところがありますよ。しかも2年生時の二人部屋では必然的に2人きりだったんでしょう? その時はまだあなたと付き合っていなくて良かったです。恋人が他の男と、起きる時も登校準備をする時も課題を片付けている時も寝支度をする時も一緒で、しかも部屋にはお互いだけだなんて、考えるだけで面白くありませんから」

「ええ……」(生まれてからずっとフ口イドと一緒のお前が言うか……?)

※トレジェイ
まだ入学して日の浅いハ一ツ寮生たちが、初めて朝の洗面所でトに出くわしたらしく

「今朝の卜レイ先輩めっちゃ機嫌悪かったよな」
「マジ怖かったわ。すっげー睨まれたもん」
「声もドス効いてたし」
「『おはよう』があんなに爽やかな朝の挨拶じゃないことある?」
「普段の優しさとの落差」
「あれ輩だろ」

なんて怯えてるのを聞いてしまったジェ
トと付き合ってるので何度か彼の部屋で朝を迎えたことがあるため

(寝惚けていたのと裸眼だっただけでは?)

と察しながらも、自分以外の人間がトの寝起きを知っているのが癪だったので訂正しないでおいたらしい

※トレジェイ
N®️Cを卒業して数年、学生時代に比べてすっかり髪が伸びたジェが、出張で訪れた薔i薇の王国の雑踏でふと懐かしい香りに目を上げてトを見つけ、かつて密かに寄せていた好意を思い出すんだけど、

(どうせ自分には気付かないんだろう。
他人の容姿に疎くて髪や服装が変わっただけで判断に迷うような男だ、古い後輩が見目も変わったとなれば分かるはずがない。
自分を覚えてすらいない男への馬鹿な恋心なんて捨て去ろう)

と決め込んで話しかけずスルーしようとしていたのに、すれ違おうとする瞬間に完璧にこちらを見つけた彼に「ジェイ卜゛!」とあの好きだった声で呼ばれてしまうから、永久に執着を捨てられなくなる話

※トレジェイ
背後注意

ジェと付き合ってるト、ヤってる最中にふとどこかでみた「挿れたモノが受け入れている方の腹をボコッと押し上げて形が分かることがたまにある」ってのを思い出して確認してみるんだけど、当然ジェの腹筋がバキバキなので分かるはずもなく、しかし改めてジェの固い腹の筋肉をなぞっていると、こんなに筋肉質で体も大きく力もある男が自分に組み敷かれてるという状況を再確認してますます興奮することになる

そして腹を触るトにジェが何を思ったかへそ下を指して「ここまで入ってます」なんて成人向け漫画さながらの台詞を(しかも無意識に)言うものだから、この日は大変盛り上がったらしい

※トレジェイ
「このコマで抱えていた荷物はどこに?」
「普通のダメ出しやめて」
「性行為の描写もリアリティが薄いですよね。初めてでこれほどスムーズには進みませんよ」
「びーえるはファンタジーですよぉ……」
「ゴムを付けないのはいかがなものかと」
「ファンタジーだからぁ……」
「この体勢での挿入は不可能では?」
「ファンタジーなんです……!」
「それに僕はこのような下品で低俗な台詞は言いません」
「それはマジでごめんなさい」
「あと一番気になる点は」
「まだあるんですか!?」
「卜レイさんの性器はもっと大きいです」
「おっと……、流れ変わってきたな」

※トレジェイ
「監i督i生さんの描かれた漫画、拝見しました」
「拝見というか無理やり奪っていきましたよね!?」
「僕と卜レイさんが恋愛関係あると見立てて楽しむ……世の中には変わった趣味嗜好の方もいらっしゃるのですね。ところでいくつか気になる描写があったのですが」
「やめて!腐バレとnmmn本人バレのダメージだけでもキツいのに本人からのダメ出しとか生きていけませんって!」
「まず二人の性格描写に難がありませんか? 卜レイさんは僕にそれほど甘くありませんし、僕もこんな稚魚のような振る舞いはいたしません」
「そこはほら、恋すると人って変わるじゃん……。変わると妄想させてくださいよ……」
トとジェがますしぇふの審査員として同じ席に着くと、低品質のものを出してもジェの「むっ」とした顔をトが愛おしそうに眺めるし、高品質のものを出しても喜び食べ進めるジェが可愛くてトが自分の分も分け与えようとするし、とにかく終始イチャイチャしてるのでセベに「風紀を乱すな!」なんて怒られることになる

無自覚なので「乱してないが……?」と首を捻るところまでワンセット

そして一番の被害者はその一部始終を見なければならない残り一人の審査員

※トレジェイ
卒業後数年してトに再会したジェが、なんやかんやでトのワンルームに招待されたところN®️C時代のトの制服をクローゼットから発掘してしまい、それならと悪ノリで自分の昔の制服も自宅から取り寄せたら、なぜだか互いに制服に袖を通す流れになってウン年振りにトの制服姿を見ることになり、途端に昔のことがブワリと思い出されて忘れてたつもりだけど確かにこの男に恋してたんだなぁと理解してしまってワンナイトを提案、トも了承し、いい年した大人の男2人が過去の制服を着て致すという背徳感満載のアブノーマルプレイを初回からぶっ飛ばすことになる

※トレジェイ
「ウッボって実は臆病なんです。待って、待って、ひたすら待って、ここぞという時に仕留めに行く。それがウッボの狩りです」

「告白以来、一度も好きだと言わなかったでしょう?次に言うときは、確実に仕留められるときだと決めていたので」

「ところで、今、あなたにお伝えしたいことがあるんです」

「好きですよ、卜レイさん」
ジェから告白されたトがお断りした結果、以来ジェは告白など無かったかのようにトに接するようになる
無邪気な笑顔も見せないし度を過ぎたキノコ語りもしない
嫌われているわけではない、でも向けられる瞳が、貫くような熱を失っていた

そんな日々が続いてトはたまらず自らジェに会いに行ってしまう
それでも彼は普段通りで、トが来たことに喜びの片鱗も見せない
だからつい、トの口をついて言葉が出た
「もう俺のこと好きじゃないんだな」

変化は一瞬で起こった
ジェが尖った歯を露わにしてニタリと唇を吊り上げたのだ
その瞳は燃え上がっていた

そうしてトは罠にかかったことを知る

※トレジェイ
「そういうわけでうちの双子が大喧嘩しまして、つきましてはラウンジの修繕費を一部卜レイさんに負担していただきたく」
「俺なにも悪くないと思うんだが!?」
「昼に食堂にいたら急にウ三ガメくんに手ぇ握られたんだけど」
「卜レイさんがフ口イドの手を?僕という番がいながら?」
「まだ番えてないだろ、うぜー!つかジェイ卜゛のせいだからな」
「??……ああ、もしかして以前、『人i魚は流れの激しい海域では手を繋ぐから、陸でも人混みに行くとそうしてしまう』と言ったからでしょうか」
「それ!どーでもいい嘘つくなよ」
「ふふ、好きな人と手を繋ぎたいという恋心ですよ」
「マジうぜー、稚魚じゃないんだからんな訳ねーじゃん。ウ三ガメくんもウ三ガメくんで嘘だって全然気付いてないし。あ、てことは脈無しじゃん、ウケる」
「…………表に出ましょうか」

※トレジェイ
twst界にも任○堂がある世界線

なんだかんだでゲームハード機を手に入れたトとジェは、それ以来お部屋デートでは稀にゲームで遊ぶように

とはいえ、トもジェも操作性の必要なゲームはシンプルに下手
マ○オカ一トをプレイすると身体も一緒に動いちゃうトに、モン○ンをプレイすると草食モンスターにもやられちゃうジェ

だけど互いに声を荒げる性格でもないのでのんびり自分たちのペースで遊んでて平和

でも桃○を本気でプレイした時だけ、ジェが持ち前の性格の悪さを存分に発揮して妨害の嵐となり、そのあまりのしつこさにトも応戦して泥沼化、破局の危機に陥ったため、それから桃○は封印されている

※トレジェイ