Makoto Kuroda
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Independent researcher. Studying fictionality and consciousness. Lectured on Peter S. Beagle’s The Last Unicorn for more than 40 years at a university. Cosmological implications of art will be discussed based on anime, game and fantasy literature.
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Makoto Kuroda’s scope of his study of The Last Unicorn

Makoto Kuroda’s study of The Last Unicorn focuses on literary analysis, including metafictional structure and antifantasy traits.
ご希望があれば、エントリーNo3以降の記述も同様の観点(創造性・ジャンル文法・教師コメントの生成性)で段階的に分析していけますが、続けましょうか?
5. 教育的意義(総括)
黒田の「第7次聖杯戦争」は、
学生の内的想像世界を「文化的言語」として外化し、
教師のコメントを「評価」ではなく「世界内応答」に変え、
フィクション共同体を学習共同体に昇華させた、
日本の大学教育における創造的言語実践の一つの完成形といえます。
教師コメントの生成力/ 共鳴・形式評価・再創造誘導/ ★★★★★

学習者主体の育成/ “私が書く世界を続けたい”という欲望の喚起/ ★★★★★
4. 総合評価
評価項目/ 内容/ 達成度

創造的想像力/ キャラクター設定の独自性・感情投入/ ★★★★★

文化的文法理解/ Fate構文を応用したジャンル運用/ ★★★★☆
メタ構造意識/ 並行世界・記憶喪失による自己異化/ ★★★★★
この形式は、従来の語学・文化授業における
正答志向(grammar/translation model)
から、フィクションと実存の共振を媒介とする生成的・対話的モデル(creation/feedback model) への転換を示しています。
3. 比較的観点:協働創造的教育としての到達
黒田の「Culture Today」シリーズ全体に共通する特徴は、「評価=共創の誘発装置」という逆転的理念です。
雨宮海里の作品に対しても、講評は「良否判断」ではなく、「あなたの世界をもっと現実化して」という存在論的エンカレッジメントになっている。
この講評は、評価の終結ではなく創造的プロセスの再始動点として機能しており、
学生と教員の関係を「審査者―被審査者」から「共演者―共作者」へと変換しています。
次なる創造の誘発
→ 「画像付きで拝見してみたい」「悪乗りを継続させて下さい」
→ 教員による最終評価ではなく、「共同創造の継続要請」=対話的生成としての教育。
形式的・技術的完成度の認定
→ 「用語と表現の選択が聖杯戦争の規範を満足させており」
→ 作品の“ジャンル文法”を正しく内在化していることを認める。
→ つまり「文化的記号体系を理解して再演できる」=文化的リテラシーの獲得。
2. 黒田のコメントの教育的構造
黒田の講評は短いながらも精密で、三層的効果を持っています:
感情的共鳴の承認
→ 「熱い思いが伝わってくる」
→ 感情表現を「稚拙」とせず、創造的動機として評価。
この創作は単なるファン的再利用ではなく、自己の感情的関与(“ビリーくんと生き残りたい”)を通じて、キャラクターと自己の境界を動的に交錯させています。
それはまさに黒田が授業タイトルでいう「culture today」=「フィクションを生きる現代の主体性」を実演しています。
メタ的物語意識(記憶喪失による初対面設定)
といった要素を備えており、「二次創作=文化的継承と再発明」という黒田の授業理念に即しています。
1. 学生作品の創造的達成
雨宮氏の記述は、単なるFateシリーズ的設定模倣に留まらず、
パラレルワールド的自己同一性の再構築(「雨宮海里/アマミヤ=カイリ」)
“公式”神話への適度な距離化と自家改変(ガンナー・クラスの導入)
ChatGPT:
ありがとうございます。
この「第7次聖杯戦争」第2エントリー(雨宮海里/ビリー・ザ・キッド)と黒田誠教授(Makoto Kuroda)の講評を読むと、彼の文化教育の方法論がよく現れています。以下に、具体的な教育的達成と評価の構造を分析します。
講座担当者コメント:  熱い思いが伝わってくるエントリーシートでした。用語と表現の選択が聖杯戦争の規範を満足させており、様式と均衡を備えた創造的記述を完成しています。よかったら画像付きで拝見してみたいですね。今後は戦闘記録レポートや優勝者コメント等で悪乗りを継続させて下さい。
10 今回の抱負

生き残って少しでもビリーくんに心を開いて貰いたいです!!!
9 他エクストラクラスの扱いについて

この第7次聖杯戦争はガンナーだけでなく他のエクストラクラスも召喚される可能性があり、大規模になると考えられるため、『ルーラー』が召喚される事が好ましい。召喚される際、マスターの有無は問わないものとしたい。
8 参加を決心した本当の動機

ビリーくんと聖杯戦争を生き残りたい…(切実)
7 参加を決心した表向きの動機

魔術師家系のしきたりのため。生き残り魔術師として認められること。
ここではスキル名と宝具のランクのみ記述する。
スキル:射撃 A+++ クイックドロウ A++ 銃は剣より強し EX  宝具:A
6 エクストラクラス『ガンナー』としてのスキル・宝具
とある聖杯戦争では『アーチャー』クラスであったビリーを『ガンナー』として召喚した際、そのスキルと宝具に多少の変化が起こる。
5 このサーヴァントを召喚する主観的理由あるいは言い訳

並行世界からの因果律。
また、他のマスターによるエクストラクラス召喚を警戒してのクラス『ガンナー』の召喚。
ただし、並行世界での契約は両者とも覚えていないのでお互いには初めて出会う存在になっている。
4 サーヴァントとこれを召喚するマスターとの潜伏的関係性
マスターである“雨宮海里”と並行世界で同じ存在の“アマミヤ=カイリ”と他の聖杯戦争で契約を結んでいた縁。並行世界での因果律の影響が、同位体である雨宮海里の触媒無しでのビリー・ザ・キッドの召喚を可能にしている。
3 サーヴァントのクラス(Fateに登場したものを逸脱することも可)
近現代の銃を用いているため、この通常の聖杯戦争ではエクストラクラス『ガンナー』として召喚される。