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新文芸坐で『追憶』を観た。正反対の男女が出会ったことによるすれ違いの映画かと思っていたけれど、どちらかというと愛というものの理不尽さ、ままならなさについての映画だった。常に日和ってるロバート・レッドフォードに苛立ちを覚えつつもぞっこん惚れ込んでしまうバーブラ・ストライサンド。そんな男とは別れた方が…と思いつつ観ているのに、実際別れが訪れるとこっちも悲しくなっちゃう。名作だけど、ハリウッドの赤狩りのくだりはもっとちゃんとやった方が良いと思う。
November 10, 2025 at 10:54 AM
『ポルターガイスト』ホラーが苦手なのでダメだったら途中でやめようと思いながら臨んだけれど、痛そうだったり気持ち悪い描写があんまりなく、幽霊の登場の仕方も派手で遊園地のアトラクションみたいな感じなのでぜんぜん怖くなく、最後までするする観られた。悪い人も単純に悪くて分かりやすい。
November 9, 2025 at 12:44 PM
今日は東京都文化財ウィークで一般公開中の明治学院大学インブリー館へ。1889年頃竣工、都内に現像する中では最古の宣教師館。洋館なんだけど、天井とか欄間みたいになっているところとか、部分的に和風建築のテイストがあって面白い。
November 3, 2025 at 12:37 PM
pucupeco (早稲田)
スコーンは何層にも重ねられた生地がサックサクで、バターの風味豊か。ものすごく美味しくて、思わず持ち帰り分を追加してしまった。キャロットケーキはスパイスが効いていて、生地の中ににんじんの形がしっかり残ってるタイプ。ふんわりしているのにしっとりしてて、フロスティングも軽めでペロリと食べられちゃう。ここはまた絶対来よう。
October 29, 2025 at 6:37 AM
喫茶去 一芯二葉(西荻窪)
スコーンはザクザク派の私でもすごく美味しいと感じるふんわり系スコーン。外はサクッ、中はしっとり、ほろっとした口どけの良さ。口に入れるとフレッシュなバターの香りとほのかな塩気を感じる。クロテッドクリームもふんわり軽やかで全然重たくない。数種類から選べるジャムはすももにしてみたんだけど、甘さ控えめのスコーンにジャムとクロテッドクリームがぴったり。
そしてここは紅茶が本当に美味しい。ポットでサーブされるのでたっぷり楽しめるし、ティーカップも好きなものを選べる。静かな店内でお茶の香りを楽しみながらゆっくり過ごせて良かった。
October 24, 2025 at 11:24 AM
ハヤシライスってトマト寄りの味のものとビーフシチュー寄りの味のものがあって、その中間のグラデーションも実に幅広いということに気づいた。自分で作るとトマト寄りになるんだけど、ルーを使わずにビーフシチュー寄りになるレシピが知りたい。
October 22, 2025 at 5:21 AM
『波影』ラピュタ阿佐ヶ谷。悲しい境遇に翻弄される若尾ちゃんが大変美しいんだけど、優しく気の良い娼婦っていう都合のいいうえによくある定型的なヒロイン像に興味が持てなかった。『越前竹人形』にも同じようなことを思ったから、もしかすると水上勉ワールドが苦手なのかも…。
October 8, 2025 at 12:19 PM
お昼に食べたブリコラージュ ブレッド アンド カンパニーのアボカドトースト、美味しかった。アボカドディップの上に砕いた香ばしいナッツがたっぷりのってて、名前が分からないけどタコスに使うようなミックススパイスがほんのりかけてある。土台のパンはハード系かと思いきや中がしっとりモチッとした食感。ちょっぴり甘みを感じるのは何だろう、はちみつ?六本木に行ったらまた行こう。
October 7, 2025 at 12:48 PM
森アーツギャラリーのシャネル展、無料だし小規模な展示なのかなと思っていたらかなりのボリュームで見応えたっぷりだった。特に刺繍とツィードのメゾン、ルサージュの100周年展示にはときめいた。美しい職人技を堪能。撮影OKだけど、スパンコールやビーズの煌めきはカメラには上手く映らず、目に焼き付けた。ツィードで作られた畳の縁とかも面白くて、会期中にもう1回行こうかな。次はもっとじっくり見たい。
October 7, 2025 at 7:56 AM
『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』稀代のメロディメイカーの軌跡を余すところなく見せてくれて大満足!自分でも歌ってたなんて知らなかった。未見の映画すべて観てみたいし、観たことのあるものもすべて見直したい。
September 26, 2025 at 1:00 PM
『お姐ちゃんに任しとキ!』ラピュタ阿佐ヶ谷。2012年にラピュタのお仕事ガール特集で観て以来。お姐ちゃんシリーズではこれをいちばん最初に観て、一気にこの3人娘のファンになったんだった。シリーズ中いちばんシスターフッド指数が高いんじゃないんでしょうか。ピンチ、パンチ、センチの傍若無人ぶりとか、今見直してもやっぱり最高!
September 22, 2025 at 10:31 AM
横溝正史の『獄門島』を読んでるんだけど、金田一耕助は古谷一行で再生されるのに、了然和尚は映画版の佐分利信になってしまう。
September 13, 2025 at 1:49 PM
『遠い山なみの光』終戦から7年後の長崎。街や人々の意識がどんどん変わってゆく中で、希望と後悔、新しい価値観と戦前からの古い価値観の間で揺れる人々の話だった。不穏な雰囲気のなか進むストーリーを美しい映像が引き立てていてとても良かった。特に薄暗い夕方の川の風景はじんわりと怖くて心に残った。
September 8, 2025 at 1:57 PM
『銀座のお姐ちゃん』ラピュタ阿佐ヶ谷。このシリーズ、本当に楽しくて大好き。ピンチ、パンチ、センチそれぞれのキャラが立ってて衣装も全部カラフルでキュート!元気なガールズが仲良く暴れ回るだけの映画が世の中にはもっと必要。中島そのみは一度見るとクセになる。
September 3, 2025 at 5:37 AM
暑い。ということで、純喫茶モデルでひとやすみ。ゆったり過ごせて良かった。タイルを組み合わせたテーブルも、コースターも可愛い。
August 31, 2025 at 4:55 AM
こんなに暑いのに、確実に日は短くなり夜は秋の虫が鳴いている。夏の終わりのようでいてそうでもないような不思議な感覚。
August 27, 2025 at 11:57 AM
有吉佐和子『針女』
憧れの人が戦地から帰ってきたら別人のようになっていたというあらすじを見て、優しかった人が暴力的に…とか明るかった人が無表情に…とかだと思ったら、理屈っぽいところのある真面目な文学青年が、どうでもいいようなことばかりヘラヘラと喋る男になっていて驚いた。こういう感情の失くし方もそりゃあるだろうし、自分の想像力の無さというか戦争のPTSDへのステレオタイプな捉え方に気づかされてハッとした。復員した弘一だけではなく、銃後の女たちや出征しなかった人たち、みんなそれぞれ違う種類の戦争の傷を負っていて、それぞれのやり方で立ち直らなければならないという話だった。
August 19, 2025 at 12:48 PM
『キムズビデオ』ヒューマントラストシネマ有楽町。かつてNYに存在した充実のラインナップを誇るレンタルビデオ店のその後を追うドキュメンタリー。大した予備知識もなく見に行ったんだけど、どんどん予想もしなかった奇妙な展開になっていき、やがて最高の結末に辿り着く。面白かった!
August 8, 2025 at 7:33 AM
『10番街の殺人』シネマート新宿。49年に起こった冤罪事件がモチーフの実録犯罪もの。徹頭徹尾陰鬱で、本当に恐ろしかった。そして意外にも、教育大事!リプロダクティブヘルスライツ大事!っていう映画でもあった。
July 22, 2025 at 1:45 PM
今日は渋谷スクランブルスクエアの昭和レトロイベントで夏らしくて可愛いトップスとスカーフを買い、ディスクユニオンでサマーリーディングのZINEを買い、サム・フリークスで『ナタリーの朝』と『ロング・ウォーク・ホーム』を観るっていう最高の1日だった。今日の映画、2本とも心に残る名作だった!
July 19, 2025 at 12:23 PM
Reposted by lux
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July 17, 2025 at 1:36 AM
若尾ちゃん映画祭で観たもの

ラピュタ阿佐ヶ谷
『滝の白糸』『東京の瞳』『愛河』『娘の冒険
』『鎮花祭』『息子の結婚』『女が愛して憎むとき』『わたしを深く埋めて BURY ME DEEP』『獣の戯れ』『温泉女医』『夜の罠
』『やっちゃ場の女』

角川シネマ有楽町
『最高殊勲夫人』『水すぎた春』『閉店時間』『螢の光』『傷だらけの山河』『爛』『妻は告白する』『卍』

初見のものも再見のものも楽しかった。また開催して欲しい。
July 1, 2025 at 1:32 PM
角川シネマ有楽町で『傷だらけの山河』。何回観ても最高に面白い!152分あるとは思えない。高橋幸治と若尾ちゃんのカップル、二人とも大人っぽくエレガントで本当にお似合い。お互い惹かれ合う時期の輝きと、いつもうっすら付き纏う悲劇の予感。この二人が辿る結末には胸が締め付けられる。山村聰の妾腹の子供は伊藤孝雄だったのね。
July 1, 2025 at 1:31 PM
マリオジェラテリア、去年気に入ってよく食べてた焦がしキャラメルがなくなっていたのは悲しいけど、シチリアソルトが美味しかった。砕いたクッキーが入ってて甘じょっぱい味。また行こう。
June 25, 2025 at 1:56 PM
張 愛玲『半生の絆』。前半は1930年代の上海を舞台に若者二人が恋に落ちる過程が瑞々しく描かれていて、感情の機微を掬い上げる筆致が丁寧なところとか、家族をはじめ周囲の人物の描写にも結構焦点が当たっているところとか、なんとなく山田太一っぽいなと思いながら微笑ましく読んでいたら中盤でそれはそれは恐ろしい事態が起こってびっくりした。えっ何、この先どうなっちゃうの!とページをめくる手が止まらなくなり一気に読了。前半は恋愛小説、後半は様々な人間模様が織りなす大河小説。古い因習やしがらみに抵抗しようとするヒロインが良かった。
June 20, 2025 at 9:20 AM