Kz氏
kuzesi.bsky.social
Kz氏
@kuzesi.bsky.social
もと県立高校の先生です。芝居が好きで、いろいろ生徒とやっていました。2008年に大病から奇跡的に生還。多少の後遺症ありながらも今のところ異常なし。…という人でしたが、2017年度一杯で退職いたしました。2022年度一杯で再任用もお払い箱となりました。一般社団法人日本演劇教育連盟会員で、NPO法人日本学校演劇教育会の理事という名の雑用係をしています。
高校教育会館教育研究所2025教育討論会 「次期学習指導要領と私たち―現場のリアルにどう生かせるのか―」に、ZOOM参加。
次期学習指導要領は断片的情報しか知らなかったので、いろいろと興味深かったが、高校は2032年度から年次進行で実施予定。
かなりの確率で、私はもう教壇にいないが、きな臭い政治状況が圧迫を欠けてこないかを懸念している。
November 15, 2025 at 8:22 AM
Netflixオリジナル新作「ハウス・オブ・ダイナマイト」②

弾道弾迎撃ミサイルは「弾丸で弾丸を撃つ」ものだから、命中精度は60%ほどしかない。大統領に黒いブリーフケースを持った軍人が付き従っているのは有名だが、大統領は発射国不明でも報復を決断しなければならない。近侍する軍人のは報復戦略顧問なのだ。

我々は、「爆薬が詰まった家」に棲んでいる。
核兵器禁止条約は何にもまして重要だ、という思いを強くする作品。
November 15, 2025 at 7:47 AM
Netflixオリジナル新作「ハウス・オブ・ダイナマイト」①

発射国不明のICBMを迎撃ミサイルが打ち損じ、シカゴに着弾する(直前で終わるが)というだけの話。とんでもいない事態だが、映画的には、それだけ。
だが、112分緊張しっぱなしで、見終わってグッタリした。

アラスカ州米軍基地主体のパート、米政府中枢主体のパート、米大統領主体のパートが、
ICBM発射前に巻き戻って繰り返される。

それだけなのにグッタリするほどテンションが上がったのは、ものすごくリアルだからだ。
November 15, 2025 at 7:46 AM
昨日、高校教育会館資料委員会でした。
そろそろ100回。
November 15, 2025 at 5:34 AM
「爆弾」②

そして、なにより、クリーピーな佐藤二郎のクローズアップの連続だ。
福田雄一監督作でも、ふざけているのかずれているのか内面がうかがえないコメディアンは、竹中直人の笑いながら怒る人のように、よく見るとおぞましいのだが、それがシリアスドラマに置かれると、人間か悪魔か分からないような恐ろしさを感じる。

「もうひとつある爆弾」とは何なのか。
メタファなのか比喩ではないのか。原作には続編があり、スズキタゴサクが再登場する。そこで明らかにされるのか。続編の映画化も切望する。
……読まなくては。
November 11, 2025 at 10:33 AM
「爆弾」於:ローソン・ユナイテッドシネマ みなとみらい①

ミステリの根幹に関わる部分だから、具体的には何も書けないが、恐ろしく不自然で無理のある話だ。直木賞候補で、宝島・ハヤカワ2冠王の原作はどうなっているのかと、映画館帰りに買ってしまった(まだ未読)。

が、それがどうでもよくなってしまう。

怪人佐藤二朗対「探偵群」、所轄署刑事染谷将太、現場巡査伊藤沙莉+坂東龍汰、本庁ベテラン刑事渡部篤郎、佐藤二朗と似通ったサイコパスの気配がある、本庁刑事山田裕貴の対立構造。取調室の密室と捜査現場を行き来する進行。リアルな爆破テロシーン。
November 11, 2025 at 10:32 AM
「視える」於:ローソン・ユナイテッドシネマみなとみらい

アイルランドのホラー。横浜では1スクリーンで、日に1~2回しか上映しないマイナー作品だが、とてもとても面白い。

魔女の復讐という一言で内容を説明できてしまうが、情報提示の仕方が絶妙で、道具立てと相まって、背筋がゾクゾクしっぱなしだ。幽霊が出そうな(実際出る)古ぼけた屋敷、歪んだ義眼や古ぼけた呼び鈴、何にもまして、等身大のリアルな木彫り人形。これは呪術を施されたゴーレムなのだ。

ジャンプスケア、ゴア描写ほぼなしのストイックな恐怖。ダミアン・マッカーシーは新人監督らしく情報が全然ないが、能うなら追いかけてみたい。
November 10, 2025 at 11:00 AM
賛同しました。
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唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!

c.org/NJrjnhQjpv
あなたの声が力になります
唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!
c.org
November 8, 2025 at 3:50 AM
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」

ジェイソン・ステイサムが若い、1998年のガイ・リッチー映画。長編第一作。
悪党どもの、スタイリッシュでクールでスピーディで、そしてインモラルな話。
年に一本はこういうのを見たい。頼みます。WOWOW。
November 7, 2025 at 9:09 AM
昨晩、かながわ憲法フォーラム県民集会に参加。
歴教協委員長も務める明大教授山田朗先生講演「〈戦後80年〉に考える憲法と歴史認識ー歴史修正主義の克服」。
30年継続する護憲集会だが、とうとう「歴史修正主義」を懸念する時代になった。スパイ防止法を懸念する治安維持法の話もたくさん。
これからもせいぜい憲法集会には参加しようと思う。
November 5, 2025 at 12:38 AM
新婦を父親から新郎に引き継ぐというスタイルの結婚式が減りつつあると、今朝の新聞に載っていましたが、まさにそういう感性の楽しい挙式でした。

昨日、演劇部OG12期部長の華燭の典にお招き頂きました。

新郎新婦の心配りに満ちた、横浜老舗ホテルニューグランドならではの装飾やメニューも堪能しました。
久しぶりに身にまとったスーツのズボンが入ってよかった。
(写真は許可を得て掲載しています。)
November 4, 2025 at 4:55 AM
静岡県東部高校演劇地区大会2日目。レベルの高さに驚いています。
終幕後、美味しい酒肴をご馳走になりました。
November 2, 2025 at 2:25 PM
静岡県東部高校演劇地区大会。
昨晩は、在三島の日本学校演劇教育会会長に、ご馳走していただく。
November 1, 2025 at 11:38 PM
静岡県東部の高校演劇地区大会にお邪魔しています。
November 1, 2025 at 5:57 AM
子連れ狼⑥

それにしても、役者といいロケ地といい、今再現するのは難しそうな娯楽アクション時代劇。30年前の現役寅さん最終作を最期に死滅したプログラムピクチャーは、なんと贅沢であったかと、思ってしまう。
October 29, 2025 at 10:05 AM
子連れ狼⑤

脈絡のなさとご都合主義の見本市だが、手押し車(乳母車)からマシンガンが火を噴くようなリアリティラインの低さを楽しむチャンバラだから、それを気にしてはいられない。
October 29, 2025 at 10:04 AM
子連れ狼④

萬屋錦之介のTV時代劇版と一悶着あったらしいが、放送コードにとらわれない、といっても当時唯一のレイテッドであった「18歳未満お断り」の映倫規定には触れない、エロとグロが、今見ると、いじらしい。
October 29, 2025 at 10:03 AM
子連れ狼③

5作目からペースが落ちるが、3ヶ月ほどのスパンで連作していたのが凄い。70年代はすでに映画は斜陽だったと思うが、まだまだプログラムピクチャーが生きており、沖縄縄返還・浅間山荘の年に、拝一刀は刺客稼業に精を出していたのだ。
October 29, 2025 at 10:02 AM
子連れ狼②

「子を貸し腕貸しつかまつる」1972年1月
「三途の川の乳母車」1972年4月
「死に風に向う乳母車」1972年9月
「親の心子の心」1972年12月
「冥府魔道」1973年8月
「地獄へ行くぞ! 大五郎」1974年4月
October 29, 2025 at 10:02 AM
子連れ狼①

WOWOWで、勝プロダクション・若山富三郎主演「子連れ狼」6作を見た。大体80分くらいなので、サクサク見てしまう。大半は三隅研次監督。
October 29, 2025 at 10:01 AM
「死霊館 最後の儀式」④

その「エンフィールド事件」のプロローグで少しだけ触れられている「アミティヴィル事件」は、80~90年代に何作も創られた「悪魔の棲む家」のモチーフであり、これもほとんど見ている。ウォーレン夫妻が関わった事件であるので、死霊館ユニバースとして映画化されないかと首を長くしていたのだが、実現しなかったのが残念。
October 19, 2025 at 6:44 AM
「死霊館 最後の儀式」③

変則ホラーばかり見ていたので、王道洋画ホラーは久しぶり。ジャンプスケアもショックシーンもほどよい。
スクリプトドクター三宅隆太氏が、第2作「死霊館 エンフィールド事件」が冒険映画や西部劇で焚き火を囲む「旅の仲間」に当たるシーンをきちんと入れていることを評価していたが、本作でも、エドがパンケーキを焼いて踏襲している。
October 19, 2025 at 6:43 AM
「死霊館 最後の儀式」②

ベラ・ファーミガ&パトリック・ウィルソン=エド&ロレイン・ウォーレン夫妻は、冒頭1960年代シのーンで若返りCGを掛けているのでことさらそう思うのだが、ずいぶんと年を取った。第6作「アナベル死霊博物館」で小学生だった娘ジュディが結婚をするし、第1作が2013年だから現実時間でも10年以上経過しているから、引退の潮時なのは仕方がない。
October 19, 2025 at 6:43 AM
「死霊館 最後の儀式」於:T-JOY横浜、カミさんと①

死霊館ユニバース最終作で、同マイケル・チャベス監督の「ラ・ヨローナ ~泣く女~」も勘定に入れれば10作目。恐るべきことに、全作をカミさんと見ている。本作は、「呪われた鏡」の話。

これで最後なので、怖いというよりは、懐かしいような寂しいような。
October 19, 2025 at 6:42 AM
「ワン・バトル・アフター・アナザー」④

しかし、このコメディは、笑えない。現在、トランプが州兵や海兵隊を動員しておこなっている移民狩りを彷彿とさせるからだ。本作は、トマス・ピンチョンがレーガン時代を戯画化した「ヴァインランド」を原作としている。

本邦では、参院選直前に目くらましのように突如「外国人問題」が世論化し、少数与党となった自民は公明に愛想を尽かされて、なりふり構わず連立協力に奔放している。保守・タカ派・改憲路線にせよ、80年代中曽根内閣の方が、よほど正常に見える。
笑えないスラップスティクは、対岸の火事であってほしいが。
October 19, 2025 at 5:48 AM