自然ガイドのくますけ
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自然ガイドのくますけ
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自然の魅力を、やわらかく、楽しく伝える自然ガイド・クリエイター。 📕著書: 『エナガの重さはワンコイン』
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道を横切る生き物発見。
ネコよりは大きくて、柴犬よりは小さいし、短足だなあ...。

タヌキかな?いや、アライグマかも?

もし、シマシマしっぽが見えたら確実にアライグマ。
タヌキは黒いタンクトップを着ているみたいな前足。

足あとも違います。アライグマは5本の指の跡が残ってるはず。タヌキは4本で、ネコやイヌに似た感じです。
ハチの巣って種類によって結構違うんですね。気になったので調べてみました。

▶︎スズメバチ|あのマーブル模様の巣!1000匹ほどがお住まい。
▶︎アシナガバチ|シャワーヘッド型。50匹と意外にこぢんまり。
▶︎ミツバチ|板状の巣。多いと2万匹にもなるのだとか!
まだ青いドングリが枝ごと落ちてました。
そして、拾ったドングリを置いていると、中からイモムシが出てくることがあります。

これはどちらもハイイロチョッキリというゾウムシの仲間が関連しています。

象のような長い鼻(正確には口)を持つ虫で、ドングリに穴を開けて卵を産みつけ、枝ごと落とします。それがこれからの季節、あちこちで枝だけが落ちてる現象の理由。

そして、ドングリをひろって机の引き出しに入れておくと、中からイモムシが出てきて大騒ぎになりますね。あのイモムシを大切に育てれば、この虫になるのです。

だから、枝を落としたのも、穴を開けたのもチョッキリのしわざ。
夏の終わり。カルガモたちは羽が抜け変わる季節。

多くの鳥は少しずつ生えかわるのですが、カルガモなどのカモの仲間は、ごっそり交換タイプ。

なので、新しい羽の準備ができるまで飛べません。鳥なのに飛べない時期があるなんて、ちょっと不思議。

池のすみっこで静かにしているカルガモがいたら、こんなスカスカな状態かもしれませんよ。期間限定の姿です。
ヨウシュって名前でつい「洋酒?ワイン?」と思ってしまうけど、実には毒が含まれます(漢字で正しくは洋種)。

ヤマゴボウって名前でつい「山のゴボウだなんて、ホクホクして美味しそう」と思ってしまうけど、根っこも毒です。

色水遊びに重宝する草ですが、口の中には絶対入れないで。
手につくくらいなら大丈夫ですよ(ちゃんと洗ってね)
赤とんぼが増えてくる季節です。
定番がアキアカネだとすると、一瞬戸惑うのがノシメ。
体の模様はそっくりですが、羽の先がこげ茶なのでわかります。

顔や足まで真っ赤なトンボはショウジョウトンボ。
ナワバリ意識が強く、あっち行ったりこっち行ったりしています。
一方で、アカネ、ノシメはのんびりさん。とくにノシメは警戒心ゆるゆる。素手で捕まえられるほど。笑
ツチグリを見つけると、どうしてもツンツンしたくなります。中から胞子がバフっと出てくるのが楽しいのです。

そもそもは雨粒が落ちてくる力を利用して胞子を飛ばしているのでしょうけど、人間もなかなか貢献していると思います。
やっぱりモズだ。
モズの声を確認。高鳴きってほど、しっかりはしてないけど、鳴いてた。

やっとまともな朝の空気になったもんね。
近所の用水路沿いの木が、すっかりクズに飲み込まれています。そんな、もりもり元気なクズは、昼寝をするというので見てきました。

日中、厳しい日差しが降り注ぐ中、クズの葉は裏返しになって裏面を見せるようにして閉じています。

3枚1組の葉っぱを閉じたり開いたりして、光や蒸発する水の量をコントロールしているのだそうです。

これがよく育つ秘訣なのかもしれません。
ムクゲの花を見ていたらシュッ、ピタ!
と、オオスカシバがやってきました。
ホバリングが上手で、ピタッと止まったまま蜜を吸って、次の花へと機敏に移動。

スズメガというガの仲間です。
ガというと目玉模様の大きな羽を想像する人も多いと思いますが、こちらは透明。
しかも、真っ昼間に活動しているので、なにかとガのイメージを覆す見た目と、動き。

そんなスポーティーなガに、見とれてしまいました。
毎朝、わが家の上空を通過するオナガ。名前の通り尾羽が長い鳥です。

あの長さは...「うなぎパイ(17cm)」くらいかな?と調べてみたら、ちょっと足りなかった。

チュロス(20cm)でした。
オオムラサキは日本の国蝶
その肩書きと名前から、どこか高貴でおしとやかな印象を受けますが、結構オラオラしている昆虫です。

野生下では、カブトムシやスズメバチなどに混じって樹液を吸っています。場合によっては、その美しい羽でスズメバチにビンタをおみまいするくらいの、オラオラ系。

特にメスは、オスよりも体が大きく、気性も荒いと、ちょっと話題になるほどです...
雨になるとミミズをよく見る気がします。なぜでしょうか?考えてみました。

土の中も、事情はいろいろ。エサが減ったり、恋の相手を探したり、ミミズだって新天地を求めて移動をしたいはず。

もし、人工物にはばまれ、行く先を塞がれてしまったら、地上に出るしかありません。でも、どぴーかんな日は危険すぎる。すぐに干からびちゃう。

そうだ。雨の日を待とう...

雨は、地上を湿らせて移動しやすくしてくれる効果がありますが、一方で、土中が水浸しで息苦しい(酸欠)状態を作ってしまうとも言われています。

理由は一つではなく、いろんなことが絡み合って、結果雨の日によく見かけるのでしょう。
セミが仰向けになって力尽きている姿を多く見かけるようになってきました。

この時期の風物詩。突然ビビビ!と動き出す、アレ。

脚をチェックするといいですよ。開いていて、まだピクピクしてれば可能性大。
閉じていれば「この夏も、お疲れさまでした」の状態と言えるでしょう。
図鑑でシラサギを調べても見つかりません。
シラサギという名前の鳥はいない!と、知った時の衝撃と言ったら...。

じゃあ、なんて名前なのさ?

と調べてみると、大中小の3種類。わかりやすい。でも、全部まっ白。しかも、他にも白いサギはいると言いますので、むむむ、わかりにくい...。
今日は、ちょっと不思議なお話。

ボクは幸い、まだキツネに化かされたような経験はないのですが、山里に近い暮らしをしている方や、登山経験が豊富な方から、不思議な体験談を耳にすることがあります。

よくあるのが、同じ道に戻っちゃう系のお話。「ありゃあ、キツネに騙されたんだ」なんて、地域のおじいさんが話してくれたことがありました。

ちなみに、キツネが化けるときに頭に乗せる葉っぱはクズの葉だそうですよ。これは、歌舞伎の有名な演目『葛の葉』に登場することが由来だそうです。
そろそろ、ツバメたちが南の国へ旅立つ頃です。

特にあいさつも、前触れもなく、サクッといなくなりますので、残されるこちらはちょっと寂しい気がします。

軽くでいいので出発式でもやってくれるといいんですけどね。電線に全員並ぶとか、そんなのでいいから。笑
少しでも涼しい話題がいいなと思ったので水辺の鳥を。

普通に公園の池にいる鳥ですが、出たり潜ったりせわしないので、見たことがない人は、ただ潜った瞬間しか池を見ていない可能性があります。

水面をしばらく眺めていれば、きっとプカっと上がってきますよ。
毒が含まれる植物って意外とたくさんあります。

キョウチクトウは公園に植栽されたり、街路樹になったりしています。枝葉を燃やした煙にも毒性があるっていうから怖い。

タマサンゴは、電柱に寄り添うように生えていてミニトマトみたいな実だから、小さい子はうっかり拾いそうで怖い。

マムシグサは街中にはないけど、森歩きしていると出会う。赤い色が怪しい魅力を放っています。

とにかく、よくわからないものは口に入れない。何もわざわざ食べなくても自然は楽しめますから。
玄関の明かりに誘われてやってきたドウガネブイブイ。
作物を食べるので嫌われ者ですが、ネーミングと飛び方が愛嬌のある昆虫です。
離陸できたらラッキー!と言わんばかりに飛び立ち、壁や電柱に当たりながら遠くへ飛び去って行きました。

丸っこいボディがブイブイ。カナブンは四角っぽい体つきをしています。
じっとしているイメージが強いフクロウ。丸っこい鳥のようですが、ちゃんと長い足を持っています。

足が活躍するのは狩りの時。獲物に向かって音もなく近づいて、ガシッと足の爪でつかむのです。
トンボのメガネは、いろんな形。

左右のメガネが完全に付いてるのがギンヤンマ
フルフェイスのヘルメットみたい

オニヤンマのメガネは、ちょっと付いててゴーグル風
ウチワヤンマのメガネは離れていてサングラス風

ハグロトンボは完全に離れていて
スチームパンクのゴーグル風です
スベリヒユの種は、ガチャのカプセルみたいな実の中に入っています。
フタが取れると、お椀の上に盛ったご飯粒状態。
これに雨粒が当たると、うまく飛んでいくしくみ。

スベリヒユは、きっと雨を心待ちにしていると思います。
ボクも雨が恋しい。豪雨じゃなくて、一日しとしと降る、あの雨が欲しい...。
コンビニ前で見かけることの多いハクセキレイ。
実はシルエットがよく似たセグロとキがいます。

ハクorセグロは、ほっぺの色が違うのでわかりやすい。
キは、明らかにお腹が黄色。

色に注目してみると違いがわかりやすい上に、名前がまんまってのも助かります。