Kohei_AGANO/上野 浩平
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Kohei_AGANO/上野 浩平
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陶芸家:1602年開窯 青磁象嵌「八代焼 上野窯/やつしろやき あがのがま」 13代目 I'm 13th generation inlaid celadon pottery artist based in Kumamoto JAPAN, established in 1602.
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使うシチュエーションほとんどないだろうけど、箱に被せる和紙を必要なサイズに切り出すには、山折りにした稜線を水で濡らしてしばらく置いてから割くと、切り口の表情が刃物使うよりいい感じになるよ。お試しあれ。
1日体を休めたくらいでは全回復しないし字も味わい深くならない事は分かった。
お茶にまつわる3日間を終えて久々工房に行くと、先の作陶展の箱(第一陣)が到着していた。が、この疲労でまともな字が書ける気がしないので準備だけして明日に持ち越し。
作陶展の名残②
「繊月蝙蝠水指/せんげつにこうもりみずさし」浩平作

HAPPY HALLOWEEN
「蝙蝠」の中国語の発音が「福が行き渡る」のそれに似ていることに由来する吉祥文様。「月に蝙蝠」も昔からよく用いられる題材です。

器形をアシンメトリーにすることで、口縁部に巡らせた白い帯の太さの変化が三日月となる意匠。蝙蝠の象嵌も鹿の子絞りとなっており、遠くではフォルム、近くでは象嵌の密度と、拝見の際の遠近のギャップを楽しむ事をテーマに制作しました。少しイタズラが過ぎた水指ですが、お菓子もお茶もお楽しみいただきたい作品です🎃🦇
作陶展の事後処理も大詰め。気持ちも新たに次に使う土と釉薬を準備しました。ありがたい事に会期中に追作のご依頼などもいただき、年内にもうひと窯焚くことになっているので来週から制作再会出来るようコンディションを整えます。物によりますが、あと少しでしたらご注文受けられると思いますのでご相談ください。
ご売約作品の木箱の注文も済み、ギャラリーもぼちぼち通常営業の状態に戻ってきました。会期中ご来場叶わなかった皆さま、もう一目ご覧になりたい皆さま、日奈久のギャラリーにて一部ご覧いただけますので跡見にお出かけください。お待ちしております。
作陶展直前は2回連続の窯焚き。その期間、張りっぱなしだったテントをようやく撤収。約1ヶ月頑張ってもらったのでさすがに紫外線で少し傷んでた。それだけ日差しから守ってくれていたってことに感謝しかない。片付けてる時の空気の冷たさでようやく人心地がついた。
ありがとうございます。今後も作品の変化を見てやってください。
お疲れさまでした。作陶展の会期中には投稿をたくさんシェアしていただきありがとうございました🙏😌
次回の鶴屋百貨店 美術さまでの作陶展は2027年秋を予定。次回も更なる磨きをかけた仕事でお楽しみいただけますよう精進してまいります。会期中ご来場叶わなかった皆さま、もう一目ご覧になりたい皆さま、日奈久のギャラリーにて一部ご覧いただけますのでお出かけください。お待ちしております。この度は誠にありがとうございました。

高田焼宗家 上野窯
12代 上野 浩之
上野 浩平
長く親子で作陶してきましたが、今回初めての「合作」となりました。当窯に残る熊本藩からの指図書に残る文様ですが、虫食いで欠損状態の図案を浩平が復元と下絵を担当、浩之が水指本体の成形と象嵌を施し、芭蕉の葉を形どった摘みが特徴的な共蓋は浩平が制作しました。古希を迎えて大らかさを増した浩之の象嵌と、浩平の細工仕事、それぞれの特色が現れた芭蕉の響き合いが見所となっています。
『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
10月21日(火)を持ちまして無事お開きとなりました。会期中ご来場賜りました皆さま、SNSをチェックしてくださった皆さま、誠にありがとうございました。遅くなりましたがまずは投稿にて御礼申し上げます。

【芭蕉文水指】
締めは今回のメインとも呼べるこちらの水指で。DMには載れませんでしたが、披露したいという浩之の思いが届き、幾度の失敗を乗り越えて開催直前に焼き上がった作品です。
作陶展最終日。本日は午後4時の閉場となります。お間違えのないようご高覧お願いいたします。

「六瓢マグカップ」浩平作
器の上下に施した半円形の象嵌と、緩やかにくびれた器形を合わせて瓢箪のシルエットをデザインしたマグカップです。6つの瓢箪で『六瓢(むびょう) = 無病息災』の縁起を担いだデザインとなっています。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
作陶展6日目。早いもので会期も残り2日となりました。ご高覧お願いいたします。

「焼締瓔珞文菓子器」浩之作/径19.5×高6(cm)
口縁部に配された瓔珞文の象嵌が、アラベスクのような無限の広がりを感じさせる鉢です。赤貝の殻と一緒に焼き締めることで、貝の主成分である炭酸カルシウムと反応し、趣深い赤を発色しています。象嵌の精緻さと緋色の気まぐれの邂逅を直に感じていただきたい作品です。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
作陶展5日目。

「茶筅徳利」浩平作
肩が張り、腰が膨らんだ形状が茶の湯で用いる茶筅に似ていることから、いつの頃からかそう呼ばれたようです。とてもユーモラスな名付けですが、茶筅の姿そのものに寄せたものは案外少ないように思い、もうひとつユーモアを重ねてみることにしました。

穂を白象嵌、編み系を黒象嵌で表現。節や樋(ひ)は削り出しで。釉薬の厚みをコントロールすることで煤竹のような風合いに仕上げています。茶道具以外にも酒器や花器、日用各器も少々並べております。ご高覧お願いいたします。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
作陶展4日目。本日もご高覧お願いいたします。

作陶展の恒例のようになってきた振出制作。
「振出/ふりだし」は茶籠に仕込む道具で、金平糖のような粒状の菓子を入れる器です。初日にはもう少しあったのですが、浩平の趣味のような仕事を面白がっていただきありがたい限りです。最後の窯で焼き上がった振出たちにもようやく全て蓋を作り終わりました。蓋の仕上がりにも合わせてご指導いただけますと幸いです。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
作陶展3日目。本日もご高覧お願いいたします。

「霞鼠雷文細水指」 浩平作
出番は短いですが、名残りや兆しを感じさせる大切な存在です。古来より春の雷は米の生育に良い影響を与え、豊作につながるという言い伝えがあります。稲刈りも大詰めの10月に、春雷に思いを馳せる意匠となっています。

浩平独自のグラデーション象嵌「霞鼠/かすみねず」を用いて胴に稲妻の文様を施し、共蓋のつまみ部分は雷さまの太鼓を白黒象嵌細工で表現しました。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
15日(水)よりスタートいたしました。初日よりたくさんのお客様にご来場賜り、大変嬉しく励みになっております。会期中在廊しておりますので作品の事などお尋ねください。ご高覧お願いいたします。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
関係ないけど、発送する際の内容物に対してダンボール箱の背が高すきる時にリサイズする道具が、コツを掴むとなかなかに重宝する。道具が応えてくれる瞬間はいつ味わってもたまらなくいいぞ。
作陶展の制作が一段落したので、搬入準備と並行して焼き上がっている作品の発送も。このタイミングでやらないと会期後までお待たせしてしまうので急がねば。作陶展のご高覧お願いいたします。
作陶展を目前にして最後にひと窯準しました。振り返ればもっと色々やれたはずだと不甲斐なさばかりが募りますが、ここまで来たら会期終了まで心を尽くす以外にやることはなし。アガノのアガは「足掻き」のアガ。最後の悪あがきまでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月15日(水)〜21日(火)
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
時 間/午前10時〜午後7時
※最終日は午後4時閉場
【展示のご案内】

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月15日(水)〜21日(火)
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
時 間/午前10時〜午後7時
※最終日は午後4時閉場

熊本で隔年開催させていただいております作陶展です。親子それぞれが思い描く象嵌への思いを形にした茶道具・酒器・花器・日用各器が並びます。同じ素材や技法を用いる2人の作風の違いなどお楽しみいただけますと幸甚です。ご高覧賜りますようご案内申し上げます。
窯出しからのシームレス作陶。連休は茶道の稽古に始まり、その感覚が体に残った状態で挽くロクロが楽しすぎて気づけば毎日深夜。最近はもっぱら深夜に興が乗る。次が作陶展前の最後の窯になる。作品とご注文品、どちらも完遂する。今夜は久々に早あがりして休息。
本窯焼成終了。
皆既月食が今夜だったなら、タイミング良すぎてこのまま撮影になだれ込んでたね📷
前回7月の窯焚きは地獄の暑さだったけど、さすがに今日は落ち着いてるだろうな〜という読みは悲しいほど甘く普通に地獄💦 やるしかねぇ。皆既月食が今夜だったなら、窯焚き終えて帰る頃に見られただろうに。