笹圭吾/じてこ先生SASA /元国税調査官・税理士/作家/一般社団法人次世代税理士研究会理事
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笹圭吾/じてこ先生SASA /元国税調査官・税理士/作家/一般社団法人次世代税理士研究会理事
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🎋税金知恵袋「一問一答」しています。ほぼ毎日22:30インスタLIVE 🐼 「日本ビジネス書新人賞」大賞 🐼著書「あの〜〜〜、1円でも多くお金を残すにはどうしたらいいですか?」 🐼税を学べるコミュニティ「らく税」👇 🐼 SNS総フォロワー34万人超
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SNSでは「節税」の情報が溢れかえっています。個々の対策は有用であっても、
全体として“税は払わない方が得”という誤った風潮を助長している現実があります。

豊かさは、納税のあとに訪れる。
税を払わない事業に、本当の成長はない。

この誤解のある構造を変えない限り、税理士の価値も上がらない。
“付加価値”ではなく、“本質的価値”を取り戻すための挑戦——
それが、税育(ぜいいく)です。
国税調査官時代
僕はいつも“社長がどんな未来を見ているのか”を聞くところから調査を始めていました。

すると返ってくる言葉は
「成長したい」「豊かになりたい」「誰かの役に立ちたい」「従業員のため」
ほぼ100%が前向きな声。
成長したくない社長なんて、いなかった。

けれど、話が「税金」に変わると一転します。
「払いたくない」という反射的な感情から、成長とは真逆の“税を減らすためだけ”の過剰な節税や、時には脱税にまで手を染めてしまう。

一見お金が残るように見えるけれど、
それは未来の成長機会を奪い、過去の信頼を損なう行為であり、事業成長とは真逆の行為です。
真の豊かさは納税の後に訪れる!!

一般的に正解とされていたことが実は目指すところによっては誤っていたということはよくある。

ご飯は太るとか、投資はリスクで貯金が正解であるとか、税は節税する方が得であるとか・・・

税は取られるものから、税を納めることで社会循環を考える意識を持っていきましょうー🫡

あっ、使われ方が不誠実だから税を払わないという政治批判は、自分が豊かになることにつながらない思考なので、まずは自分が豊かになって周りに分け与えれる意識に変革していこっ!!!
普段あまり外に出ない僕ですが、
久しぶりにリアルな場で、
「適正納税を意識したら業績が上がった」という声をいただき、
本当に嬉しかったです。

これがまさに――税育です。

税育の効果は時間がかかるかもしれません。
でも確実に、体力のある会社をつくる力になります。

僕はこの考えを、
“税理士が社会を変える”プロジェクトにしたくて、
『一般社団法人 日本税育協議会』を発足しました。

📍詳細・ご支援はこちら
👉 for-good.net/project/1002801
クラファン2日目です!!🔥
早めのご支援が非常に助かります🙏

昨日は「クリエイターフェスタ」に“らく税”として出店し、
たくさんの方と直接お話しすることができました。

らく税は、税を民主化し、自ら確定申告ができるようになること、
そしてより豊かに生きるためのお金を学ぶコミュニティです。

開講当初からずっと伝えているのが、

「税をたくさん払えるようにならないと、本質的な豊かさは得られない」
ということ。
半歩のズレはグレーゾーン
それは責任の取れない広く多くの方に届くメディアでは、言うべきでは無い!

「保守的な税理士だから言わない」わけではなく、税理士が求められるモラルの話なんでしょうね。

ちなみに、このモラルは税理士の各種規則に規定されているので、言っている人は規則違反ということになるんちゃいますかねー

#税理士の発信責任 #旅費規定 #節税の誤解 #税理士の本質 #税育 #日本税育協議会 #使命感
旅費日当節税が悪いとは思わない!

ただ、税理士が“半歩ズレたこと”を言うと、それを聞いた納税者は、さらに半歩ズラす。

結果、伝わる頃には―
一歩ズレた世界ができあがる。

たとえば今話題の「旅費規定」。
「ちゃんとつくれば無税でOK!」
…みたいな“魔法の節税”が広がってるけど、原型なくなってます。
だからこそ、資格を持つ者には「発信責任」がある。
“制度を広める力”がある分、
“制度を壊すリスク”も背負ってる。

国税も、もうそろそろ動いた方が良いですね。派生してきてるので。
泳がせても取れる税額はたかが知れてるし、それを信じて若い経営者の未来を摘んでしまう経済リスクの方がずっと大きい。
全体の3.5%の調査で約1.9兆円の申告漏れが発覚。
もしこれが“氷山の一角”なら――
残りの96.5%には、約54兆円の隠れたお金が存在する計算です。

税収に換算すると…
54兆円 × 実効税率30% = 約16兆円/年の税収損失。
さらにさらに、これが社会に再循環していれば、乗数効果を考慮して 30年間で約1,470兆円 の経済損失。

脱税は社会全体の循環を止める行為!

税を“負担”ではなく“運用”として考える。それが、僕たちが目指す「税育(ぜいいく)」の第一歩です。

#税育 #適正納税 #日本税育協議会 #脱税の実態 #経済損失 #社会循環 #国税の視点
脱税の市場規模!!!

脱税の「影響力」
脱税の「経済損失」
国税庁が公表している
「令和5事務年度 税務調査実績」から、
日本に“隠れたお金”を試算した結果がすごかった!!

その額なんと16兆円!!!

法人税の実態
調査件数:94,600件(全法人の約3.6%)
申告漏れ所得:9,741億円
追徴税額:1,687億円

所得税(個人事業主など)の実態
調査件数:63.8万件(全体の約3.3%)
申告漏れ所得:9,041億円
追徴税額:1,218億円
そして共通しているのが、
自分の欲が会社に負担をかけている構造。

お金を循環させる“装置”である会社に、
自分の都合で負荷をかけ続ければ、
資金は詰まって当然です。

結果――融資も受けられず、
不正に手を出すリスクが上がる。

節税や脱税のテクニックよりも、
“お金を循環させる意識”こそが、
会社を強く、豊かにする本質だと思う!

本当の豊かさは、納税のあとにしか無いんちゃうかなーと思うわけです。

#税育 #お金の循環 #脱税の心理 #国税の現場から #適正納税 #日本税育協議会
脱税する人ってお金が無い!!

もっと言うと
お金に執着し“お金を手放せない人”が多い。

握っておきたいんです!!
でも、使わないと戻ってこないわけです。

つまり――
「お金をどう使えば循環するか」を
理解していない人が多い!!

僕が国税時代に
“高確率で不正を見つけられた”理由のひとつは、
「お金の流れが滞っている会社」を
見抜くのが得意だったから。

たとえば、
・金融機関から追加融資を受けれていない
・代表者や役員からの借入で回している
・個人と法人の財布がごちゃごちゃ
・3年間成長していない
こういう会社は、ほぼ資金繰りに苦しんでいます。
「節税」は、やるべきことをやっていなかった人が
“適正化”する過程で、結果的に発生するだけ。

これが“適正納税”

だから、積極的に“節税対策”を実践するのは普通じゃない。
むしろ、節税は会社の成長を抑止するリスクすらある。
だからこそ、提案すべきかどうか――慎重に精査しないといけない。

これが、本来求められている税理士の姿

SNSや広告で“節税情報”をばらまく人は、責任を取らない。
でも、会社に本気で付き合う税理士は、責任を取る。

――ちなみに、僕もSNSで発信してますが、責任は取りません。
目的が違うからです。
信用すべきは、“あなたの会社の顧問税理士”です。
税理士は――節税屋じゃない

わりと大きい会社の経営者ですら、
「税理士=節税してくれる人」って思ってるけど、
それ、確実に間違ってます。

たしかに「節税」を商品ラインナップしてる税理士もいます。
でもそれは、価格自由化による競争激化の中で
“差別化”を目的に派生的に生まれたサービスでしかない。

本来の税理士の役割は、
税制の安定運用を支え、
公平で適正な課税を実現する――
社会インフラの一部なんです。

僕たちは、国の“税の仕組み”が
健全に回るように支える存在であって、
制度の抜け道を案内する職業じゃない。
なので、SNSとか広告で「ん?それ大丈夫?」って発信を見ると、正直ゾッとする。
こういうのが増えるたびに、
また新しい制限や管理が加えられて、
“まじめにやってる人”がどんどん動きにくくなる。

#税理士の現実 #制度の安定運用 #業務独占権の本質 #税育 #日本税育協議会 #使命感
最近、資格界隈でよくないニュースが発生してますねー。
一番アカンのは「制度の安定運用」が壊れることかなーと。

例えば、税理士に与えられた“業務独占権”って、「特権」じゃなくて「責任」。
税制を安定的に運用し、公平で適正な納税を維持する――
そのために与えられてるもの。

だから、責任は重い。
アカンことしたら業務停止もあるし、
正直“首根っこ掴まれてる”ような状態。

僕は国税にいたから、この怖さはよく分かる。
「自分がその責任を背負った瞬間、
辞めた国税にまだ管理されてるような感覚」になった。
だから、僕は権利を放棄し自由を選択した。
脱税してるのを知ってて、
平気で印鑑を押す税理士がいる!!

…これ、僕が顧問業を辞めた理由のひとつです。

しかも、そういう税理士ほど顧問料が高い。
そりゃそうですよね。
リスクを抱えてるんだから。

真剣にやってる方がアホらしくなる瞬間

昭和かよ!!!

「見なかったことにする」文化。
「バレなきゃOK」みたいな空気。

でも、そういう“自分さえ良ければ”の連鎖が、今の日本の停滞をつくってる。

税理士が本来守るべきは、
顧客の言いなりになることじゃない。

ビジネスに必ず発生する“税務リスク”を正しく扱い、企業を継続的に成長させること。

だから僕はやめた。
本質的な豊かさは納税の後にしか生み出されない。

稼げる会社、雇用を生み出す会社になって、社会的信頼が生まれる。

節税は手段のひとつ。
あたかも増えた気になる短期的な資金運用手段に騙されないでほしい。
その節税商品を売って、
その会社をどうしたいのか?
まだ成長したい社長に売ったらアカン。

今は価値観の転換期。
“お金を残す”資本主義的発想から、
“社会を循環させる”新しい時代へ。

なのに、制度の穴を突く
グレーで短命なビジネスがまだ横行してる。マジで害悪でしかない。

本当に信頼できるのは、
✅ 顧客の長期的成長を本気で考えるサービス
✅ 社会への影響を説明できる事業者

社長
会社をどうしたいんですか?
社員をどうしたいんですか?

まずは、会社を成長させてお金が循環する仕組みを作らないと、途中で節税してまうと本質的な豊かさにはつながらない。
節税商品を売ってるのを
否定してるわけじゃない!

節税が「必要な人」に提供してるなら、
それはちゃんと役割を果たしてると思う。

でも――

「企業成長に伴走します」「社会に貢献します」
とか言いながら、
実態は“代表個人の短期的な利益”のために会社に負担を押しつけてるような売り方をしてる業者…
冷める🥶

たとえば、旅費日当とかね…。
言ってることとやってることが
違う人や企業は信頼できない。

しかも営業時、
「節税提案してない税理士はダメ」
みたいな誤った認識まで植え付けてるのも冷める。
もしその運用を“資格のない人”がやり始めたら――
監督官庁は指導できない。
つまり、「統治不能」になるんです。

だから資格って、
「権利」と「責任」がセット。

「権利」を与えられている背景には自由を制限される「責任」が生まれる。

知識があるからって、
「できるからやる」ってのは、アカンということ。もちろん、周りがやってるからってのもヤバい思想。

それは運用体制の崩壊であり、秩序の破壊。

グレーなことに手を出すより、
“自分にしかできないこと”で付加価値を上げる方が絶対いい。

#税理士の本音 #独占業務 #国家資格の責任 #税育 #日本税育協議会 #使命感
税理士が社労士業務やってもぅて逮捕されたニュースすごいですね😳

正直、これ――
わりと重要な事件だと思うんです。

独占業務って「既得権益」みたいに言われがちですが、本質はそこじゃない。

あれは国家の統治構造の一部でしょ。

つまり、
・法律やルールの運用を資格者に委ね、
・監督官庁が指揮・監督できるようにすることで、
国家がルールの秩序を維持してる。
つまり、
「使ったお金が経費になるかどうか」じゃなくて、
“将来の収益を生み出す支払いかどうか”を見極めること。

その意識を鍛えることが、
“事業家としての成長”に直結する。

節税より、“事業進化”の思考

利益を残すんじゃなく
→資産を残す発想が大事。

たまたま会計期間が「1年」なだけで、
事業は10年・20年と続く。

その10年間で、どんな規模の会社にしたいのか?
そこまでに成長させるためのコストが、
“利益の30%=税金”ということ。

投資対効果を高めたいなら、
利益をギリギリまで生み出さず、
将来の収益を生み出す投資をし続けるしかない。
節税対策で「本当に良いもの」なんて、無い!!

僕は世の中で言われている退職金系の積立チックな適正なものですら成長という観点から「要らんでしょ」って思っている!

でも――
税を少なくする方法なら、ちゃんとあります。

それは、
👉 事業に再投資し続けること。

利益が出たら、
今年の事業計画を参考にして、
「来年もっと投資効率を上げるには?」を考える。

採用・教育・賃金アップ――
費用対効果を意識した支出こそが、
結果的に“最強の節税”になる。
成長したいなら、納めること。
もう成長いらんなーって人は、節税でも良い。

でも――脱税は違う。
信頼を失い、ずっとリスクを抱える。
それはもう、“リスクに投資してる”ようなもん。

そもそも、
本当に成長している企業ほど“投資が先行”している。
だから、結果的に税負担は一時的に少なく見えるだけ。

税金を払う=損ではなく、
社会と一緒に成長していく証だと思うんですよね。
今、めちゃくちゃ“思考に思考”を重ねてるテーマがあるんです。

――なぜ、
税金を納める人の方が成功しているのに、“税を納めない方が得”だと思う人が多いのか?

僕は国税で、何千人という納税者を見てきた。
だから断言できます。

脱税してる人の多くは「お金が無い人」です。

お金がある人は、ちゃんと納めてる。
なぜなら、「納める仕組み」を理解しているから。
社会の循環を止めずに、自分の成長も止めない生き方をしてる。

逆に、脱税する人ほど
「払う=損」だと思い込み、
成長の循環を“自分の手で止めてる”。