武内和人/Takeuchi Kazuto
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武内和人/Takeuchi Kazuto
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政治、国際関係、安全保障を中心とした人文・社会科学の研究紹介を中心に、時事や歴史の解説、私自身の記事などを投稿します。このような時代だからこそ、学知を大事にしたいと思っています。 メインのnoteアカウント:https://note.com/takeuchi_kazuto
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ただ、工廠の生産があっても、その供給力で防衛需要のすべてをカバーするのは費用面で現実的ではありません。
防衛産業基盤を長期的に育成する長期政策が必要であることには変わりないので、輸出規制を緩和する方向で政策の見直しが行われていくことになるだろうと思います。
3/3
日本にとっても決して人ごとではなく、高市政権はトランプ政権との外交交渉を上手く処理できる体制を確立しなければなりません。もうすぐトランプが来日するので、首脳外交には注意が必要だと思います。3/3
トランプがウクライナに軍事援助を避け、ロシアに領土を割譲するように迫ったのは、これが初めてのことではありません。8月の米ロ首脳会談の後も領土割譲を迫り、ゼレンスキーは再侵攻リスクを指摘し、安全の保証が必要だと拒みました。
jp.reuters.com/world/ukrain...
米大統領、ゼレンスキー氏に領土割譲迫る トマホーク供与拒否=関係筋
複数の関係筋によると、トランプ米大統領は17日行ったウクライナのゼレンスキー大統領との会談で、ロシアへの領土割譲を促した。
jp.reuters.com
この連立で自公連立に代わる日本政治の新体制が形成されるのかもしれませんが、短命に終わるのかもしれません。
少なくとも一年程度は高市政権は存続できると思いますが、維新は自民の出方を探り、利がないと判断すれば連立から離脱する可能性はあります。
2/2
従来の研究ではBBCモニタリングがOSINTの起点とみなされてきましたが、こちらは19世紀以降の報道情報の体系的利用をOSINTの原型と位置付けている研究です。軍事報道の歴史とも関連する分野です。

doi.org/10.1080/1616...
The long history of OSINT
This article presents the findings of exploratory research into the origins of OSINT for which it discusses three case studies from, respectively, the United States, Germany and the Netherlands. Ma...
doi.org
この問題に関する文献レビューとしては、例えば以下の資料があります。議会の規模に関するターゲペラの古典的な分析についても紹介しています。

On the optimal size of legislatures: An illustrated literature review
doi.org/10.1016/j.ej...
4/4
Redirecting
doi.org
政治改革は重要な課題で、選択肢は多いと思いますが、実施するなら明確な効果が見込める選択肢に時間と労力を投じるべきでしょう。また、国民に提案する段階で費用対効果で優れた選択肢であると客観的に示すことも立法者の責任ではないでしょうか。
3/
こうした国ごとの議員定数の違いに着目して、政策選択や財政支出に及ぼす効果が分析されていますが、議会の規模が政策や予算に因果的な効果を及ぼす証拠を私は知りません。
支出抑制、汚職削減、選挙競争などの関連も検討されていますが、効果は明確ではないと認識しています。2/
ふと議員定数削減の話題を見かけたのでコメントを残しておきます。
議会の最適規模を決める規範的方法は政治学でコンセンサスは確立できていないと思います。
この分野では人口と議員の比率を見ることが一般的ですが、英仏の議会の議員定数は多く、米国議会は少ないことがよく知られています。1/
非民主的な体制で絶対的な独裁者が台頭する場合、その国が対外政策で武力行使を選択するリスクは高まるとも考えられています。習近平が台湾や南シナ海の問題で必ず武力を行使すると決めつけるべきではありませんが、彼を抑制できる機能は今の中国国内にはないものと見た方がよいと私は考えています。

権威主義国が武力を行使する条件を説明する『戦争と平和における独裁者』の紹介
note.com/takeuchi_kaz...
3/3
権威主義国が武力を行使する条件を説明する『戦争と平和における独裁者』の紹介|武内和人
ウィスコンシン大学の准教授ジェシカ・ウィークス(Jessica L. P. Weeks)は国内政治が対外政策に与える影響を分析してきた研究者です。2014年にコーネル大学出版会から出版した著作『戦争と平和における独裁者(Dictators at War and Peace)』は独裁的な政治システムを持つ権威主義国がどのように武力行使を決定するかを説明するモデルを提示し、計量的アプローチや事例分析で...
note.com
独裁者が自分の体制を維持するために用いる手法については、さまざまな政治学的分析が加えられていますが、軍部に対する粛清に関する最近の分析としては以下の資料を挙げておきます。
習近平体制が強化されるにつれて、軍部に対する締め付けもさらに厳格になると思います。
doi.org/10.1177/0010...
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Strategic Logic of Elite Purges in Dictatorships - Jun Koga Sudduth, 2017
Why do some leaders eliminate rivals from authoritarian regimes and therefore diminish elites’ capabilities to remove them via coup, while others do not? By exa...
doi.org
もしロシア軍がNATOに武力攻撃を加えるとすれば主戦場はポーランドの国境地帯だと考えられます。すでにポーランドも要塞地帯建設に着手しているため、攻撃能力の増加に応じた防備を先に整えておけば、拒否的抑止は可能です。対機甲戦闘の備えを整えることが重要です。
ISWはロシアが主力戦車の製造・再生能力を強化する長期的な取り組みを進めていることを踏まえ、NATOを脅かす長期的な意図があると分析しています。
ロシアはウクライナで多くの装甲車両を消耗しており、要員養成にも数年の時間を要すると思います。
understandingwar.org/research/rus...
1/
Russian Offensive Campaign Assessment, October 11, 2025
The Russian defense industry is implementing long term efforts to increase T-90 tank production and recreate Russia’s pre-war tank reserves, per ISW.
understandingwar.org
自民がここで公明を連れ戻すにしても、また他の野党を引き入れようとするにしても、政策や閣僚のポスト配分でかなりの譲歩を余儀なくされます。日本の国会がこれほど多党化したことは過去に例がありませんでした。これで上手く均衡が見出せるかどうかは日本国民にとって実験だと思います。3/3
高市総裁としては党役員人事の段階で閣僚人事の方向性も考えていたはずですが、この公明の連立離脱で政権発足の見通しは一気に悪くなったと思います。
党執行部だけでなく、自民には小選挙区で公明との協力を頼りにしてきた議員も多いため、再選が危ぶまれる議員は浮き足立つだろうと思います。
news.web.nhk/newsweb/na/n...
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公明 斉藤代表 自民との連立政権離脱を表明「いったん白紙」 | NHKニュース
【NHK】公明党の斉藤代表は記者会見で「自公連立政権はいったん白紙とし、これまでの関係に区切りを付ける」と述べ、自民党との連立政権
news.web.nhk
しばらくは中東で停戦が着実に進展するのか注目が集まると思います。BBCでも報道が相次いでいるので、こちらをご確認ください。交渉の経緯についても詳細も次第に報道などで明らかになってくるものと思います。
www.bbc.com/news/live/cx...
Trump says first phase of Gaza peace deal agreed, paving way for hostage and prisoner releases
Israel agreed to withdraw troops and all Israeli hostages will be released, the US president says, although timings remain unclear.
www.bbc.com
ガザでの紛争終結に向けた第一段階として、9日にハマスが拘束している人質20人とイスラエルが拘束しているパレスチナ人1950人とが交換される合意が成立しました。これまでの外交交渉の膠着状態から抜け出す一歩であり、歓迎すべきですが、当事者が合意を適切に履行するのか確かめる必要があります。
www.afpbb.com/articles/-/3...
ハマス、ガザ紛争終結に向けた「合意に達した」
【10月9日 AFP】(更新)イスラム組織ハマスは9日、今週エジプトでイスラエルと間接交渉を行い、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争終結を定めた合意に達したと発表した
www.afpbb.com