幾原邦彦 Kunihiko Ikuhara
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幾原邦彦 Kunihiko Ikuhara
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アニメーション監督。「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」「さらざんまい」
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スコセッシやコッポラがキューブリックの「博士の異常な愛情」に似ているとコメントしたと言う。アンダーソンは「光栄だが、別のもの」とコメント。なるほどー。自分も自作でイラッとする質問で刺されることがあるのだけど、返答の参考にしよう。映画はジョークかとおもったらマジで、マジかとおもったらジョークでバッドな感じが、現代アメリカっぽい。こんなの日本で作るの絶対に無理だ。面白い。
映画「Babygirl」。ニコール・キッドマンの体当たり演技に圧倒された。無防備で、ただただ恐れ入った。これまで「性とキャリア」について「男性の問題」として描かれた作品は何作か観たが、女性のそれを観たのは初めて。あるいは、あったのかもしれないが、ともかく観たことのないタイプの作品であった。目が離せなかったし、途中、想定できた終わり方とも違っていて、結果、その終わり方にも驚いた。いやー、まだまだ観たことないタイプの映画ってあるんだな…。
映画「教皇選挙」を観ました。バチカンの中はどうなってるか。ひとつひとつの事象にハラハラ。まさかのラストも現代が照らされている。
アニメはもちろん、あらゆる映画(映像)は時代を映すもの、たとえ作り手が無自覚であったとしても…。
#Dune

YouTube: youtu.be/SIj_DD_02Jk

ノーカット完全版: nico.ms/so44752070?ref…
不可能だ…と言われていた企画を映像化しちゃうのは夢があるよね。
#DUNE 砂の惑星

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ノーカット完全版: nico.ms/so44752070?ref���
青い箱を開けてはいけない…龍宮城の乙姫さまも言ってましたよ…。
#マルホランド・ドライブ
#デビッド・リンチ

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ノーカット完全版: nico.ms/so44697705?r...
自分の経験だと、演出は「トライ&エラー」の繰り返しで学ぶものだと思う。つまり「失敗を重ねて、次はこうしよう」と学ぶ。アニメーターもそうだと聞く。自分はT動画に勤めていた時、演出助手をやっていたが、そこでかなりの数の「トライ&エラー」をしたと思う。やがて担当の演出が、カットの指示を任せてくれたり、シーンの演出や発注を任せてくれたりして、それも学びになった。
でも、昨今は「失敗が許されない」現場だから難しい。現場のPやデスクの方には、他の形で新人に「トライ&エラー」ができる場を作ってあげられたら良いと思う…。
映画「ファーストキス」を観ました。いや、どこに向かってるのか…とハラハラしたけど、さすがの坂元裕二脚本でした。松たかこさんのピカピカの若返りシーンも、もっと観たい…となるあたり、よかった。
速すぎてはいけない。遅すぎてもよくない。
ただ「自分の速さで進む」こと。「自分の速さを知る」こと。
映画「敵」を観ました。日常から非日常に飛躍する辺りが面白いのだけど、原作は筒井康隆で、なるほど。主役の初老の男性の語ることも、近い未来として身につまされた。アンソニー・ホプキンスの「ファーザー」に似た混乱の視聴後感。
その婚活パーティーは危険、失敗すると恐ろしい罰が!

youtube: youtu.be/iLCAjCrypLU

ニコニコ: nico.ms/so44547396?r...
人類はスマホを手に入れてから、3人分ぐらいの人生を生きることになったが、フラれた時は、1/3のダメージにはならない。多分。
イデオンは音楽も素晴らしかった。「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」「交響詩 銀河鉄道999」と凄いサントラがあって。洋画でも「スターウォーズ」のジョン・ウィリアムが流行っていたこともあってか、あの時代のアニメのサントラは凄いものが多い。テレビのガンダムは音楽はいいのだけど演奏が少し薄いかな…と思っていたところ、イデオンの音楽の演奏の厚さにビックリした。あの時期、このアジアの片隅の国で、大人は知らなかったけど、アニメファンの子供達はすごく贅沢な音楽を聴いていた。
イデオンのリアルタイムでのワクワクは、ガンダムロスに陥った我々に「ポストガンダムはこれだ!」と思わせてくれたことだった。最初にキービジュ見た時にシビれた。「イデとは、イデオンとは」。
「他者が自分をどう思うか」はコントロールできることじゃない。SNSが厄介なのは「コントロールできそう」と勘違いしがちなところかも。
漫画はクオリティは二の次で、とにかく短くても描き切ることが大事じゃないかな。なぜそれが大事かと言うと。どんな仕事でもトライアンドエラーをする必要があるから。トライと失敗の数が多いほど、学びも多い。
執着されている、と感じる相手から距離を取るには「嫌われる」しかない。その勇気がないと、ズルズルと執着が続く。
自分はネットリンチ、SNSリンチが嫌いだ。ただ、それだけ。性加害、暴力を容認した事は一切ない。リンチしてる人たちは自分たちの加害性に自覚がない。自分の行為は正義の鉄槌だと思っている。その感性が怖い。数ヶ月前にドラマの件で原作者の方が亡くなられたことを、彼らは忘れてしまったように感じる。
みんな「消費されること」を恐れている。でも、さっさと消費された方が、次のステージに進める。経験的にそう感じる。
「ボーはおそれている」面白い。これはホラーというより「ごっつええ感じ」みたいなものだと思えば見やすい。あ、この人は怖いことになるな…ほら、やっぱり!みたいな。
色んな関節が痛いのだが、気圧なのか…?
どうやらバレンタインデーは通過したようだ…。