Joe Majestic
@hpjoe.bsky.social
440 followers
510 following
2.5K posts
ヲタクの空手家。アニメ、コンピューター、ゲーム、メイドカフェが大好きなアラフィフのおじさん。美味しいもの食べ歩き。
https://personal-branding.click
Posts
Media
Videos
Starter Packs
Joe Majestic
@hpjoe.bsky.social
· Sep 19
秘湯の中の秘湯、白濁の露天をゆったり — 秋田・泥湯温泉「奥山旅館」で見つける自然と温泉の贅沢時間
こんにちは!今日は秋田県湯沢市にある「泥湯温泉 奥山旅館(どろゆおんせん おくやまりょかん)」をご紹介します。山の深さ、自然の圧倒感、そして何より“泥湯”の露天風呂が生み出すワイルドな癒し…温泉好きにはたまらない宿です。ブログ風に、やさしくその魅力を紐解いてみますね。 泥湯ってどんなところ?小さな盆地にひっそり佇む秘湯 泥湯温泉は、秋田県湯沢市の山あい、高松岳の北東麓あたりに位置しています。標高約630メートル。自然の中で湯けむりが上がり、木々に囲まれた静かな一帯。宿泊施設は少なく、山や沢、水の音、風の音が日常を忘れさせてくれる場所です。 名前の通り、お湯が濁る(「泥」のような粒子が漂う)「にごり湯」が特徴。湯の花が舞うような湯、白濁した硫黄泉の湯気が立つ露天風呂。秘湯ムードあふれる情景が、訪れる人を包みます。 泉質・湯船の種類:3本の源泉で温泉三昧 奥山旅館の大きな魅力は、3つの源泉を持っていることです。日によって・時間帯によって・湯船によってそれぞれ異なるお湯が楽しめます。 源泉名 特徴 天狗の湯 混浴露天風呂および男女別の内湯に使われていて、やや酸性強め目で灰白色の白濁湯。しっとり・滑らか。また伝説が残る源泉。 川の湯 女性専用露天風呂で使用。単純硫黄泉(硫化水素型)で、温まりやすく、肌触りも優しいタイプ。 新湯 大露天風呂に注がれる源泉で、比較的透明に近い単純泉。自然の風景と湯面の開放感が強い場所。 これら3つをブレンドせず、それぞれ別々に湯船に用いているので、「今日はどのお湯がいいかな?」と選ぶ楽しみがあります。 温泉の温度は源泉で67℃ほど。熱めなので加水したり、湯温が高ければぬるめの湯船を選んだり調整が必要になります。 露天風呂の魅力:開放感・自然との一体感 奥山旅館の露天風呂は特に「大露天風呂」が目玉。男女別の広々とした露天風呂で、青白いにごり湯がかけ流しになっていて、周囲の山肌や木々を眺めながら湯に浸かる時間は格別です。 また混浴露天風呂「天狗の湯」もあります。上段・下段と湯船に高低差があり、川沿いの景色を見おろすような位置の湯船があったり、自然の沢の音が聞こえてきたり…温泉+自然観察の要素が強い露天。 ただし、「大露天風呂」は冬季(およそ11月初旬~4月下旬)には閉鎖となることが多いので、訪れる時期には注意が必要です。 宿としての佇まいと過ごし方 奥山旅館は木造2階建ての古き良き旅館。部屋数は9室。宿泊は1泊2食付きプランが主流で、夕食には地元の山菜や湯沢・皆瀬牛などを使った料理が並ぶことが多く、山の恵みを味わえる内容。朝夕食付きプランは約19,800円(大人1人・和室2〜3名利用時)から。 館内設備は、浴衣・タオル・バスタオル・歯ブラシ・シャンプー類など一通り揃っていますが、豪華さよりも「温泉宿らしい素朴さ・湯治場的雰囲気」が強いです。設備も古いけれどきちんと手入れされていて、その昭和っぽさが心地よいという声も多いです。 また、売店、駐車場(20台ほど)もあります。日帰り入浴の時間帯も設けられており、宿泊でなくても露天風呂などを楽しみに来る人がいる温泉宿。 アクセス・訪れる時期のヒント アクセスは少し大変だけれど、その不便さも秘湯の魅力の一部。 最寄り駅:JR湯沢駅から車で約40分。山道を通るので、ナビを頼りにゆとりを持って行くのが◎ 駐車場20台あり。車がないと訪問は難しいかもしれません。 季節:大露天風呂が使えない冬季(約11月〜4月下旬)には注意。雪や氷、積雪の影響で露天が閉鎖されることが多いです。 チェックイン時間は15:00〜17:00などがあり、遅めに行くと温泉や食事時間が限られるので余裕を持って訪ねたい。 私が訪れて感じた“魅力の時間” 先日、泊まって露天に浸かって空を見上げた時のこと。山の稜線に夕焼けが映え始め、木のシルエットと川音とともに白濁のお湯が肌を包んでくれて、「ここまで来てよかった」と思える瞬間がありました。内湯の落ち着き、夜の静けさ、そして朝風呂の冷たい空気の中で新湯の湯気を感じる生きてる感…そんな些細な感動が、秘湯にはあるなあと改めて気づかされました。 また、湯守の方や女将さんの対応も温かく、「寒くないか」「湯の温度はどうか」など細かな気遣いがあって、秘湯でありながら“お客様を迎える宿”としての誠実さを感じました。 メモ:いい湯の楽しみ方と注意 湯温差が大きいので、慣れない方は熱めのお湯→ぬるめのお湯、と順番に入ると無理がないです。 混浴露天風呂もあるため、水着や湯浴み着の持参を考える人も。混浴エリアのマナー・時間帯確認も重要。 肌が敏感な人は硫黄泉・硫化水素の強さに注意。においや肌への刺激を試しながら入ると安心。 冬期は露天が閉鎖される場合あり。公式サイトや宿へ問い合わせてから行くのがベスト。 スポット情報まとめ スポット名:泥湯温泉 奥山旅館 カテゴリ:温泉宿(秘湯、一軒宿・湯治宿) 住所:〒019-0404 秋田県湯沢市高松字泥湯沢25 電話:0183-79-3021 源泉:3本の源泉(天狗の湯、川の湯、新湯)それぞれ泉質異なる 温泉の種類:大露天風呂・混浴露天風呂・女性専用露天風呂・内湯 泉質:硫黄泉主体、単純硫黄泉、弱酸性要素ありなど。にごり湯・湯の花あり 宿泊室数:全9室(和室中心) チェックイン/チェックアウト:15:00〜17:00/10:00(プランによる) 日帰り入浴可能。駐車場20台。アクセスは湯沢駅より車約40分 締めのひとこと 泥湯温泉 奥山旅館は、“自然の中で白濁の湯につかる贅沢”を静かに味わいたい人にぴったりの場所です。秘湯ならではの風情、3つの源泉が紡ぐお湯のバリエーション、静寂の夜の星空、雨の日の露天の風情…どれも忘れがたい思い出になります。 忙しい日常をちょっと離れて、自然と湯と自分自身に向き合う時間を過ごしてみませんか。泥湯の湯が、きっと心を解きほぐしてくれるはずです。 ぜひ訪れてみてくださいね!
personal-branding.click