hhasegawa
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長谷川晴生(ドイツ文学、思想)のアカウントです。忝くも招待コードをいただき、試験的に開設しました。運用方針未定。 ・http://hhasegawa.la.coocan.jp/ ・[email protected] ・https://twitter.com/hhasegawa
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10月からLaCoocanのサーバがSSL化に対応しまして、こちらのサイトもついにURLがhttpsになりました。一応まだ旧アドレスからも飛べるものの、ブックマークなどをご変更いただけると幸いです。内部のパスの書き換えは未完了ですが、不具合が生じないように追って対処します。
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Ex Oriente Lux
長谷川晴生のウェブサイトです。ドイツ文学、思想(エルンスト・ユンガーほか戦間期文学と思想、保守革命~新右翼などを中心に)を学んでいます。
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先に8月14日付で『朝日新聞』デジタル版に掲載されたインタヴューを、10月1日付の夕刊紙面に再掲していただきました(ただし字数の関係で縮約版になります)。ややこしくて恐縮ながら、こちらにも別にデジタル版が用意されています。あわせてよろしくお願い申し上げます。
www.asahi.com/articles/DA3...
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内容は、「日本人ファースト」を謳う新興政党が欧州の極右への親和性を表明しているのを踏まえて、まずAfDの思想的背景をたどり、彼我をどう比較すべきか、また外国人嫌悪を支持につなげる動きにどう向き合うか、といった話です。前半はヴァイス『ドイツの新右翼』の復習。
www.amazon.co.jp/dp/478771827...
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先月『朝日新聞』文化面の記事で行ったコメントの詳細ヴァージョンを、3000字程度のインタヴュー形式でこちらに掲載していただきました。今回は紙面ではなくデジタル版限定配信となります。前回に引き続き、非会員の方でも明日=8月15日の午前8時までお読みいただけます。
digital.asahi.com/articles/AST...
参政党に「思想の核」はあるのか 理論武装する独AfDと比較する:朝日新聞
「日本人ファースト」を掲げた参政党が、7月の参院選で躍進しました。外国人を敵視する主張が支持を集めましたが、似た事例として思い起こされるのは、移民や難民を敵視して選挙で躍進したドイツの極右政党「ドイ…
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旅行先が外国人客で埋まっている、とインバウンドへの不満としてよく嘆かれている。しかし、それも結局、行く場所や時期によるとしか言えないのではないか。要するに、テンプレ的な観光地しか選ばないからそうなるのである。そんなに外国人に会いたくないなら、この機会に「日本を発見」したらどうか。

ここ1年の経験でいえば、例えば、出雲平野と石見銀山以外の山陰、高知平野を除いた四国南岸は、本当に本邦がインバウンドで賑わっているのかいぶかしくなるくらい日本人しか(日本人も?)いなかった。近場でも古い町並みや古墳が残っているような北関東の小都市にはそういうところがあるわけである。
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『朝日新聞』のこちらの記事にて、ドイツのAfD躍進を参照しつつ「日本人ファースト」をめぐる日本のここ数ヶ月の情勢を検討する、という趣旨でコメントしております(明日=7月27日の午前11時まで全文をお読みいただけます)。紙面では明朝の文化面に掲載されるとのこと。
digital.asahi.com/articles/AST...
「日本人ファースト」に共感、その深層は 排除増す社会に大切な問い:朝日新聞
参院選では「日本人ファースト」を掲げた政党が躍進した。少子高齢化で活力を失う日本社会は、外国人との共生を進めてきたが、街頭演説では外国人への嫌悪の声が飛び交った。不安や敵意の深層にあるものとは。
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『朝日新聞』のこちらの記事にて、ドイツのAfD躍進を参照しつつ「日本人ファースト」をめぐる日本のここ数ヶ月の情勢を検討する、という趣旨でコメントしております(明日=7月27日の午前11時まで全文をお読みいただけます)。紙面では明朝の文化面に掲載されるとのこと。
digital.asahi.com/articles/AST...
「日本人ファースト」に共感、その深層は 排除増す社会に大切な問い:朝日新聞
参院選では「日本人ファースト」を掲げた政党が躍進した。少子高齢化で活力を失う日本社会は、外国人との共生を進めてきたが、街頭演説では外国人への嫌悪の声が飛び交った。不安や敵意の深層にあるものとは。
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付随して、いま氾濫している「地政学」を名乗る通俗書と、地政学は学問ではないとする批判のあいだに、思想研究の立場から介入したいというモティーフもあった。それが経験科学として成立するか否かにこだわるより、西洋哲学史の伝統に連なる「思想」として解明しておいた方がよくはないか、と。

さらに、この機会に、ロシアの「地政学者」アレクサンドル・ドゥーギンのハイデガー論(4冊あり、英訳は1冊のみ)を、本邦の専門家の集まる場で検討しておきたくもあった(はじめての試みだろう)。会員外からゲストで来てくださった乗松先生(『第四の政治理論』抄訳者)には感謝を申し上げる。 (2/2)
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同シンポの企画立案に際しては、いくつか意図があった。一つは、地政学的な認識はある種の哲学と密接に関わっているのではないか、ついてはそのケーススタディに30~40年代のハイデガーを取り上げたい、というもの。このテーマでは自分で論文を書いたこともあるが(https://heideggerforum.main.jp/ej16.htm)。 (1/2)
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遅ればせながら、実存思想協会のシンポジウム「地政学と歴史哲学」はおかげさまで盛会に終わりました。この題目にはご興味がおありの方も多かったでしょうし、あまり宣伝できなかったのが悔やまれます(もっとも、SNSの拡散力が落ちており、広く認知していただくのは少し前に比べて難しかったかも)。
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あまりにもSNS離れが過ぎて続報を告知しないまま当日になってしまったシンポジウム「地政学と歴史哲学」は、本日14:45より開催です。内容は「ハイデガーの独ソ戦」(田鍋良臣先生)、「アレクサンドル・ドゥーギンのハイデガー論」(乗松亨平先生)および司会兼担の私のお二人をつなぐ報告の三本立て。
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付随して、いま氾濫している「地政学」を名乗る通俗書と、地政学は学問ではないとする批判のあいだに、思想研究の立場から介入したいというモティーフもあった。それが経験科学として成立するか否かにこだわるより、西洋哲学史の伝統に連なる「思想」として解明しておいた方がよくはないか、と。 (2/3)
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遅ればせながら、実存思想協会のシンポジウム「地政学と歴史哲学」はおかげさまで盛会に終わりました。この題目にはご興味がおありの方も多かったでしょうし、あまり宣伝できなかったのが悔やまれます(もっとも、SNSの拡散力が落ちており、広く認知していただくのは少し前に比べて難しかったかも)。
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あまりにもSNS離れが過ぎて続報を告知しないまま当日になってしまったシンポジウム「地政学と歴史哲学」は、本日14:45より開催です。内容は「ハイデガーの独ソ戦」(田鍋良臣先生)、「アレクサンドル・ドゥーギンのハイデガー論」(乗松亨平先生)および司会兼担の私のお二人をつなぐ報告の三本立て。
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実存思想協会より告知。「2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催されます。シンポジウムのテーマは『地政学と歴史哲学』を予定しております」。続報を待たれたし。
jitsuzon.org/2024/12/27/1...
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本シンポジウムでは、その時期のハイデガーの政治的省察と、近年台頭しつつあるロシアの新ユーラシア主義と欧州の新右翼――いずれも自身の主要な先駆者はハイデガーだと唱えている――の双方に焦点を当て、地政学、歴史哲学、そして実存思想の連関を明らかにすることを試みたい。ハイデガー『黒ノート』の研究を進めている田鍋良臣氏と、現代ロシア文学・思想研究を専門とする乗松亨平氏を提題者に招き、司会の長谷川晴生も、ドイツ思想研究の角度から提題を行なう」。今日の今日で恐縮ではありますが。 (2/2)
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一応、企画趣旨を転載。「国際情勢を説明するものとして人口に膾炙しつつある「地政学」とは、地理的条件から国家のとるべき政策を導き出そうとする分野である。ドイツを中心とする大陸の地政学は、国家、文明、民族、人種といった単位を考察対象とする歴史哲学と密接に結びついて展開してきた。こうした「地政学と歴史哲学」の結合を示すのが、戦間期から戦時下にかけてのハイデガーの哲学である。 (1/2)
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あまりにもSNS離れが過ぎて続報を告知しないまま当日になってしまったシンポジウム「地政学と歴史哲学」は、本日14:45より開催です。内容は「ハイデガーの独ソ戦」(田鍋良臣先生)、「アレクサンドル・ドゥーギンのハイデガー論」(乗松亨平先生)および司会兼担の私のお二人をつなぐ報告の三本立て。
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実存思想協会より告知。「2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催されます。シンポジウムのテーマは『地政学と歴史哲学』を予定しております」。続報を待たれたし。
jitsuzon.org/2024/12/27/1...
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あまりにもSNS離れが過ぎて続報を告知しないまま当日になってしまったシンポジウム「地政学と歴史哲学」は、本日14:45より開催です。内容は「ハイデガーの独ソ戦」(田鍋良臣先生)、「アレクサンドル・ドゥーギンのハイデガー論」(乗松亨平先生)および司会兼担の私のお二人をつなぐ報告の三本立て。
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実存思想協会より告知。「2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催されます。シンポジウムのテーマは『地政学と歴史哲学』を予定しております」。続報を待たれたし。
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2025年春の研究会
2025年春の研究会 2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催され…
jitsuzon.org
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実存思想協会より告知。「2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催されます。シンポジウムのテーマは『地政学と歴史哲学』を予定しております」。続報を待たれたし。
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2025年春の研究会
2025年春の研究会 2025年3月15日(土)、東京大学駒場キャンパスにおいて春の研究会が対面式にて開催され…
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近年もSkype愛用は続き、『ハーケンクロイツの文化史』(https://www.amazon.co.jp/dp/4791775295?&linkCode=sl1&tag=hhasegawa-22)の共訳もそれだけで完了させたに等しい。訳稿と必要文献をファイル共有し、定期的にウェブ会議で検討会を行い、普段の連絡や疑問点についてはチャットする、これらすべてを一つのアプリでできたのは大きかった。 (2/2)
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2000年代からSkypeユーザーだったので、ついにサーヴィス終了と聞いて感慨が深い。もっとも、2010年代に入ってからは類似アプリが多く台頭し、例えばチャットやオンライン通話ならLINEが圧倒的に使われるようになって久しく、こうなるのは時間の問題ではあった。往時はSkypeしかなかったのだが。

2000年代の海外在住者には、高額料金を要する国際電話と同じことをインターネットとSkypeで無料でできてしまう、というのがなかなか衝撃的であった。月数百円で固定電話にかけ放題になるプラン(これはいまなお代替がない?)も利用しており、祖父の訃報もそれで実家と通話して聞いたのだった。 (1/2)
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まあ、この「リベラルアーツ」は意外に正しい使い方かもしれない。ラテン語のartes liberalesは(奴隷を使役するから)労働せずともよい「自由民のための技芸」を指し、「FIRE」でその身分になりましょう、というコンセプトなら意味は通る。同「大学」に入って実際にそうなれるのかは知らない。 (2/2)
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注目していた、というのは、こうした「大学」がよりによって「リベラルアーツ」を名乗っている奇怪さゆえである。この手の経営者ならばそういったまさに金にならない領域をバカにしていても不思議ではないのに。連載の過去回(https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/fujitani_youtube/23906)でもそのあたりには疑問が呈されていた。 (1/2)
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2年前にはじまってすぐ途絶した(?)連載が再開されていた模様。SNSやブクマでは特に言及しなかったものの、なにしろまったく知らない世界の話だったから注目はしており、お蔵入りにならなかったのはよかった。
shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/fujit...
「受け皿」としてのリベ大 - 集英社新書プラス
YouTube上で学問の知識や教養、お金のやりくりについて教示する動画コンテンツがブームにな...
shinsho-plus.shueisha.co.jp
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2年前にはじまってすぐ途絶した(?)連載が再開されていた模様。SNSやブクマでは特に言及しなかったものの、なにしろまったく知らない世界の話だったから注目はしており、お蔵入りにならなかったのはよかった。
shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/fujit...
「受け皿」としてのリベ大 - 集英社新書プラス
YouTube上で学問の知識や教養、お金のやりくりについて教示する動画コンテンツがブームにな...
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リンクを確認せずブックマークをポストしてしまった。現在では元の文章が消えている模様。探してみるとキャッシュがあったので、念のためそちらも掲載しておく。...相変わらず事前に書いておいた原稿を放流する方式で投稿しており、しばしばこうした事態に見舞われもする。 / archive.md/smu6p
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事実認識の問題として、出てくる人名のうち氷河期世代はほぼいないのでは。もっとも、気に入らない年長者を一緒くたに「団塊」呼ばわりしてきたのがその世代前後で、自分も同じことをされる番になったにすぎないが。
anond.hatelabo.jp/20250123011348

調べてみると、ここで挙がっているうち純然たる氷河期世代は兵庫県知事(77年生)と京アニ放火犯(78年生)程度で、あとは年上か年下だろう。高卒者は80年代前半生まれも就職氷河期に見舞われたという説を採用しても、酒鬼薔薇やネオ麦茶は18歳にして「お勤め」ないし「院進」していたからまた異なる。
anond.hatelabo.jp
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この情勢下、困難な立場にいるのはおそらく新潮社で、いまどき(漫画ではなく)新潮文庫の小説を好んで読む層は、こちらはむかしから大して変わっていない『週刊新潮』のような書きぶりを嫌うのではないか。そうした矛盾が露呈したのが、文芸誌の『新潮』が『新潮45』に抗議した一件だったと思われる。
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文藝春秋は元来「文芸に立脚した保守メディア」として朝日はじめ新聞に対抗する会社であり、それはいまなお根本的には変わらないはずである。他方、時代に合わせその性格をアップデートして、現代人の想像する「保守」から(一見)離れたところが経営の妙で、昨今の圧倒的存在感の源泉であるといえる。

「文芸」的ダンディスムと政治における「保守」が両立した時代は、確かに存在した。しかし、「保守」なるものが「四六時中ヘイトスピーチがやめられないみっともない連中」程度のニュアンスに成り下がったいまとなっては、それはもはや困難である。かくして文春が朝日以上に彼らの敵となる時代が来た。
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文藝春秋は元来「文芸に立脚した保守メディア」として朝日はじめ新聞に対抗する会社であり、それはいまなお根本的には変わらないはずである。他方、時代に合わせその性格をアップデートして、現代人の想像する「保守」から(一見)離れたところが経営の妙で、昨今の圧倒的存在感の源泉であるといえる。

「文芸」的ダンディスムと政治における「保守」が両立した時代は、確かに存在した。しかし、「保守」なるものが「四六時中ヘイトスピーチがやめられないみっともない連中」程度のニュアンスに成り下がったいまとなっては、それはもはや困難である。かくして文春が朝日以上に彼らの敵となる時代が来た。
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...冗談はともかく、以前も触れた(https://x.com/hhasegawa/status/1407443693791944704)「ナチス式敬礼の文化史」は書いてみたい気もする。なにしろ、右手挙手がろくな根拠もなくローマの敬礼とされてダヴィッドらによって広められ、ついにはファシストに採用される、という数奇な歴史である。興味ある方は声をおかけください。
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昨年ごろから旧ツイッターで我々の共訳書のAmazonページ(https://www.amazon.co.jp/dp/4791775295?&linkCode=sl1&tag=hhasegawa-22)をリンクするとセンシティブ判定を受けて書影を表示できない場合があるらしい(このポストはどうかな?)。ほうほう、さすがグローバル企業の運営するSNSでは鉤十字不可なんですな。当然、ナチス式敬礼なども規制されるに違いない。