佐々木大志郎
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佐々木大志郎
@dai46u.bsky.social
複数の生活困窮者支援NPOで現場支援・新規事業・事務局・広報・資金調達│現職:つくろい東京ファンド新規事業部長・NPO法人トイミッケ代表理事・反貧困ネットワーク・北関東医療相談会│生活保護おじさん
NPO法人トイミッケ、SVP東京の2025年度投資・協働先(全6団体)に選ばれました! まだまだ伸びしろだらけですが、みんなと一緒に「いつでも・どこでもSOSに手が届く社会」へ前進します。応援よろしくお願いします!
October 1, 2025 at 12:58 PM
せかいビバークの緊急支援でつながり、長く継続して伴走している方から相談がありました。直前に端末が壊れ、いったん最安の機種を買い直したものの、今度は不注意で落として再び故障。今回は団体に余剰端末があったため、一定期間の貸与を行い、しのぐことができました。緊急の端末貸与(提供)ニーズが高いことは、過去のプロジェクトでスマホを失った方へ300台以上の貸与対応を行った経験から把握していますが、恒常化はコストが大きく難しい……。
September 20, 2025 at 11:43 AM
理想と現実の間の厳しい話。原則として、過剰な身体拘束や投薬はNGとし、地域で暮らせる人は地域で暮らし、治療効果が認められない入院はさせない……これは正論。一方で、訪問介護では対応しきれない場面や家庭の負担、そもそも自宅に留めておけるのかという疑問も大きい。中間の受け皿があまりに乏しいと感じます。居場所を失った人のうち一定数は就労による自立を目指し、「地域」に留まらず東京へ移動して、最終的に東京の民間・公的福祉にたどり着く人が増えるのではないかと思っています。(続)

精神科の入院、強度行動障害は対象外 厚労省「訪問看護で対応」
fukushishimbun.com/series06/42362
September 16, 2025 at 12:00 PM
今年のはじめ頃に「せかいビバーク」でつながり、約1か月のスパンで継続支援していた若者から、再びご連絡がありました。行政では対応しづらい居住ニーズだったため、連携しているNPO法人サンカクシャさんの「ヤングホームレス食堂」へ一緒にお連れし、若者は大盛りカレーをいただきながら、みんなでご相談。サンカクシャさんのご尽力で短期的な行き先を決めることができました(大感謝!)。
結局この日は、そこから深夜にかけて直後に「新しく宿泊先がない」とのご連絡をいただき、そちらへ駆けつける慌ただしい一日となりました。
September 14, 2025 at 11:39 AM
せかいビバークの緊急宿泊支援をきっかけに今も連携団体と一緒に支援を続けている方から、「これでせかいビバークを知った」と、ある雑誌を見せてもらいました。内容は、うまい儲け話や非合法ビジネスなど「裏情報」に特化した月刊誌で、確かに読者投稿欄に「利用者体験談」として利用された方の記事が載っていました。読者層と、不安定居住・不安定就労の層が重なっていることを実感します。
September 8, 2025 at 10:02 AM
せかいビバークでつながった20代の男性との面談相談。実家で暮らしながら就労していましたが、事情があり実家にいられなくなりました。準備が整わないまま家を出ることになり、荷物を抱えたまま行き場を失ったところを、せかいビバークの緊急宿泊支援でキャッチ。翌日には相談を行い、東京チャレンジネットの利用まで伴走し、一時住宅の利用につなげることができました。

その後もお会いし、食料支援を行いながら、現在の状況をお住まい近くの喫茶店でご相談しました。就労は継続できており、次の行き先も決まっているとのことで本当に安堵。これからも引き続き伴走支援を続けていきます。

📰最近の現場から
September 4, 2025 at 10:39 AM
お盆など長い休みとなると、地方から東京に様々な事情から移動され、仕事を探すも思うように見つからず、結果として支援を求めて相談に来られるケースが少なくありません。中には地元で生活保護を利用中だったり、アパートの契約が残っていたりして、どうしても打開策が見つからない状況もあります。直近でも若い方を長時間の面談の末、高速バスで送り出すことが続きました。
August 19, 2025 at 11:06 AM
遅ればせながら6月のご報告。総相談件数は105件、うち新規の緊急宿泊支援は26件(いずれも速報値)。対応は引き続き「1日1件以上」の水準ですが、前月よりは減少し、例年どおり夏の閑散期に向けた傾向に入ったと感じています。ただしこれは、今日の宿泊費がなくても「一晩なら外で耐えられる」方が増えるというだけで、住まいを失う人が減ったわけではありません。今月も、コロナ禍初期に出会ったものの、その後4年ほど移動を繰り返していた方々を「今度こそ」と複数、公的支援へつなぎ直しました。限られたリソースのなか、どうか落ち着いた暮らしに届きますように、と祈る思いです。【活動報告6/23(月)〜6/30(月)】
July 28, 2025 at 11:35 AM
NHK『所さん!事件ですよ』7/26放送回「保育園でDJ募集!?“スキマバイト”の実態」で、私の取材コメントが紹介されました。コメントでも述べた通り、スキマバイトに応募したものの実際の労働・賃金条件が異なり、想定より少ない収入しか得られず、その夜の居場所を確保できなくなる……。こうしたご相談は今も少なくありません。現場では本日も、緊急のワンストップ支援を継続しています。
公式ページ👉 www.nhk.jp/p/jikentokor...
再放送:7月31日(木)23:00〜23:29/NHKプラス配信:8月2日(土)まで。
July 27, 2025 at 2:43 PM
6月の相談対応は延べ105件。うち26人が「今夜、寝る場所がない」という状況で、緊急宿泊の対応をしました(いずれも対面ベース・速報値)。例年、梅雨明けから夏期は 「一晩なら外でしのげる」と相談件数が減る傾向にあります。しかし路上で過ごせるか否かは、根本的な解決とは無縁。実際、気温が再び下がる11月までは相談が細り続けるため、新たなアプローチが欠かせません。
July 23, 2025 at 2:18 PM
7月半ばから、「タイミーがアップデート後に開けなくなり、仕事ができずホームレスになるしかない」という相談が複数人から寄せられています。どうやら今月のアップデートでiOS16以降のみ対応となり、古いiPhone(7など)を使っていた方が足切りされ、突然収入源を断たれる事態が発生しています。朝はアプリを開けたのに、昼過ぎにはもう開けなくなったケースも。
July 15, 2025 at 10:23 AM
ここ9日間で受けた相談は速報で28件ーー1日平均3件のハイペース。そのうち7件は新規の宿泊支援につながりました。相談者の中心は相変わらず20〜30代。日払いや週払いの仕事を渡り歩き、ネットカフェ暮らしを数年続ける人を隙間でキャッチする流れも変わりません。住まいを失った初日に「せかいビバーク」へ辿り着いたケースも複数あり、アウトリーチが届いている手応えを感じました。
June 22, 2025 at 3:12 PM
6月6日から13日までの8日間で対応した相談は速報値で計23件、このうち新規の宿泊支援は7件でした。20代の若者が初めて駆け込むケースが続いたほか、過去に一度支援を利用した方からの再相談もあり、公的制度への接続を進めました。また、長期にわたり路上生活を続けている高齢女性から新たにご連絡をいただき、複数の課題を抱える状況を一つひとつ解きほぐしながら支援先を探っています。
June 13, 2025 at 2:26 PM
6月が始まりました。1日は3件(うち新規の宿泊支援1件)、2日は7件(新規宿泊2件)、3日は3件、4日は5件(新規宿泊1件)、5日は6件(新規宿泊1件)と、5日間で計24件の相談に対応しています(いずれも速報値)。
相談者の大半が20代で、若者支援団体のスタッフと連絡を取り合いながら動く場面が続きました。就労中で「数日分だけ寝泊まりする場所が足りない」というケースが目立つ一方で、うまく軌道に乗ったという喜ばしい報告も届いています。
June 5, 2025 at 2:03 PM
5月も末。28日水曜は5件の相談を受け。昨年一度つながったきり連絡が途切れていた方から久々にご連絡をいただいたほか、選択肢が極端に限られた新規の宿泊相談にも対応し、支援方針を検討しました。木曜は2件の相談のみでしたが、そのうち1件では無事に公的支援につながったとの報告があり胸をなで下ろしました。金曜は3件、うち1件は新規の緊急宿泊支援で、翌日以降に公的機関へ同行できるよう手配しました。
  
月末の土曜日には7件の相談が集中し、新規宿泊支援だけで3件を数えました。複数人世帯で住まいを失ったケースもあり、既存制度が「帯に短し襷に長し」となる中、制度の狭間に落ち込む人がいる現実を痛感しました。
June 3, 2025 at 10:24 PM
新しい週がスタート!月曜は新規の緊急宿泊対応1件を含む相談6件、火曜も新規緊急宿泊1件を含む相談5件に対応しました。新規相談がやや減少した分、困難を多く抱える方の伴走支援が増え、連携団体と協力して取り組んでいます。その中でも――。

多くは50代以上でドヤや日雇いを利用し、複数の福祉制度を経験してきた「ホームレス文化」の文脈で生きてきた方と、それを主な対象とした従来のホームレス支援施策。
一方、20〜30代中心にホワイトカラー等の職歴を持ちながら住まいを失い、福祉とは縁遠い方を対象とした新しい支援サービス。
May 27, 2025 at 2:42 PM
【活動報告5/18(日)〜25(日)】今週の相談件数は速報値で36件。一日平均5件以上に対応し、そのうち8件で新規の緊急宿泊支援を行いました。翌日以降、公的支援へつなげたケースもありますが、多くは就労中の方が「次の職場まで」の短期的な支援を必要としていました。特に、社員寮付きの仕事を退職し、新たな同種の仕事を探す過程で力尽きてしまうケースが目立ちます。
May 25, 2025 at 2:00 PM
近頃、困窮相談に入る前段階で「生成AIを使って支援先を探しました」という事例が目立ってきました。現場で受け止めた所感を共有します。まだ件数は一桁ですが、早期に議論すべき課題が見えています。
【活動報告5/16(金)〜17(土)】週末も緊急宿泊と緊急対応に奔走。遠方まで駆けつけ、制度の谷間で支援を受けられずにいる方からのSOSを、どうにか週明けまで安全につなげられました。最近はChatGPTなどの生成AIで相談し、紹介された支援団体を訪ねてくる人が増えています。深刻な状況にいる方が、自分の事情をAIで言語化し、その対話履歴を共有してくれる場面もありました。
May 19, 2025 at 1:32 PM
【活動報告5/18(日)〜19(月)】週末は新規の宿泊支援が日曜1件、月曜2件。日曜に受け入れた方は連携団体と連携しながら翌日もフォローを続けました。これに加えて、継続相談は日曜4件・月曜2件と、相変わらず切れ目なく動いています。5月も後半に入り、「仕事が決まりました!」という朗報が連日届く一方、その多くが不安定な雇用形態で、社宅付きか日払い併用といったギリギリの条件ばかり。
May 19, 2025 at 12:50 PM
【活動報告5/16(金)〜17(土)】週末も緊急宿泊と緊急対応に奔走。遠方まで駆けつけ、制度の谷間で支援を受けられずにいる方からのSOSを、どうにか週明けまで安全につなげられました。最近はChatGPTなどの生成AIで相談し、紹介された支援団体を訪ねてくる人が増えています。深刻な状況にいる方が、自分の事情をAIで言語化し、その対話履歴を共有してくれる場面もありました。
May 17, 2025 at 12:23 PM
【活動報告5/13(火)〜15(木)】この3日間は、継続支援の現場を走り回る日々でした。最初はシンプルに見えた案件でも、ふたを開ければ複雑で、公的制度にそのままつなぐのが難しいケースが続出。チームで作戦を立て直しながらの対応です。
 
ある方には「これだけはやめてください」と伝えても同じ行動が繰り返され、そのたびに「支援を続ける/続けられない」の線引きや、“何回まで許容すべきか”という悩みに向き合いました。自分たちのリソース不足か、そもそも受けるべき支援だったのか――答えの出ない問いを抱えつつ、なんとかやっていくしかありません。
May 15, 2025 at 1:36 PM
【活動報告5/8(木)〜12(月)】連休明け最初の平日が始まり、今週は新たに2件の相談を受けました。並行して、先週の緊急支援で出会った方を土曜の池袋相談会に同行し、面談のうえ連携団体への申請手続きまで段取りを整えることができました。本当に心強く感謝!
 
週明けの月曜日、制度への接続をお願いしていた方から状況の悪化をお知らせ頂き、関係機関に知恵を借りながら次の支援先へとつなげました。
 
うれしいことに、4月に対応した方から前向きな近況報告も届いています。5月も折り返し地点に入りましたが、一人ひとりの「次」につながるよう全力で伴走していきます。
May 12, 2025 at 1:53 PM
【活動報告5/1(木)〜7(水)】5月!初日から10代の若者が「せかいビバーク」を利用し、協力団体と連携して当日のうちに安全な宿泊先へ案内できました。
その後のゴールデンウィーク期間中は毎日二件以上の緊急対応が続き、日払いの仕事が休みになって宿泊費が尽きた人や、実家に戻れずネットカフェで寝泊まりしていた人など、多様な相談が相次ぎました。
 
6日までの連休を何とか乗り切ったものの、連休明けの7日には「休みの間は持ちこたえたが資金が底をついた」という相談が殺到し、現場は大わらわとなりました。
May 12, 2025 at 1:35 PM
【活動報告4月まとめ(25〜31日)】新年度最初の月が終了しました。4月の総対応件数はのべ158件、新規相談者は実数35人にのぼり、年始の1月・2月を超えるペースに。相談者の約6割が20〜30代と、若年層の相談が目立ちます。
 
4月最後の週末も、新規の緊急宿泊支援が連日続きました。アディクションと仕事の狭間で苦しむ方や、複雑な背景を抱える女性など、さまざまな事情を抱えた方々と出会いました。
May 10, 2025 at 2:59 PM
【活動報告4/22(火)〜24(木)】月末が近づいていますが、対応件数は減るどころか増加傾向。火曜日は、伴走支援も含めて8件の対応。その半数は宿泊支援中の方々で、訪問して食料をお渡しするなど。深夜には、家族で住まいを失ったというご相談を連携団体経由で頂き、スタッフと知恵を絞りながら対応しました。
水曜日は新規宿泊を含む9件。20代で困難を抱える方の緊急宿泊を実施し、翌日以降の支援へとつなげました。
木曜日は、2年前から記録が続いていた方とようやく対面でお会いでき、宿泊支援を実施。夕方には中野の定例「なんでも相談会」に2名をお呼びして面談。明日以降の段取りも組むことができました。
April 24, 2025 at 12:29 PM