くじら
@behnqux.bsky.social
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映画、小説好き。 買い物と音楽も好き。 早起きは嫌い。
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映画「事故物件 恐い間取り」

ホラーのフリをした爽やか青春ドラマ。

メインの芸人コンビが亀梨和也と瀬戸康史で、冒頭の漫才シーンで2人ともスタイルと顔立ちがすごく良い。
ここで幽霊ではなくイケメンを楽しむ映画である事が明示されている。たぶん。

コンビ解消後も仲良く一緒に行動するし、ヒロインと変な三角関係にもならないし、そういう意味で安心して見られる。

クライマックス、冷蔵庫から幽霊(足あったし不審者かも)が這い出て来たあたりで一気にコメディに振り切れる。瀬戸康史が真言?を絶叫しお線香ふーふーするシーンで笑わない人いる?

なんだか楽しい映画でした。
本「世界を変えた12の時計 : 時間と人間の1万年史」

時計の発達と、人間による時間の管理か(時間による人間の管理かも)が、いかに両輪となり文明や商業の発達を成し遂げたかを描く。

自動車のフォードのオートメーションの源流が時計の量産化工場だったのはすごく面白かったです。

技術史の側面が強く、時計そのものの機構の説明等はほぼないのでそれを期待すると肩透かしかも。
例示もたくさんあって読みやすかった!
本「円周率の日に先生は死んだ」

アメリカの田舎街で、新任の数学教師が焼死体で発見される。

犯人探しより、その街に棲む人達の描写がメインで、"どういう人達の人生の軌跡が事件という交叉点を描くに至ったか"という観点で読むと面白かったです。

処方薬から薬物依存に繋がる怖さや、アメリカ先住民・リーマン予想などやや手を広げすぎた感はあるけど、主人公の少年サルの成長物語にもなっているので楽しく読めました。
部屋の切れた蛍光灯を新しいのに付け替えたら、切れる前より明るなって、嬉しくて用もないのにスイッチカチカチしてる。
午前中から犬の散歩させてる人がいて、秋が来たね、もう朝晩は涼しいし、アスファルトも熱くないからね🐶
やった!😭
ナショナルシアターライブの新作来た!

ロザムンド・パイクもイメルダ・スタウントンも、マーティン・フリーマンも楽しみ!

今年は真面目が肝心と博士の異常な愛情の2作だけかな…としょんぼりしてたから嬉しい😭

www.ntlive.jp
NTLiveラインナップ
ナショナル・シアター・ライブ日本上映ラインナップ
www.ntlive.jp
映画「宝島」

日本・アメリカの間ですり潰されてきた"沖縄"という土地や人々の鬱屈を細やかに描く。
結構踏み込んだセリフもたくさんあるので心穏やかには見られないが、それも製作陣の狙いなんだろう。
飛行機墜落事件は今作で初めて知って、自分の無知を恥じるばかり。

ただ、邦画特有の「ちょっとエッチなシーンや感情的に怒鳴りあうシーンは、映画の流れをぶった斬ってもネッチョリ映す!」という謎の拘りが今作にもあって、
あれらのシーンをもっと上手く料理すれば、もっと短くなったのでは…(今作は約3時間)。
そんな小手先の感情に頼らなくても骨太な内容なんだから、個人的には勿体なく感じました。
シャインマスカットのパイ!美味しかった!
ロバート・レッドフォード、

「華麗なるギャツビー」で外見はギラギラの成功者なのに、内面はナイーブな少年みたいな役で、
その危なっかしさが翳りのあるストーリーにぴったりでした。

その後に「スティング」見て、これもいい歳して子供っぽい無鉄砲さがある役で、ハラハラしてたけどポールニューマンが上手く面倒見てくれて安心してました。

凄いイケメンなのに押し付けがましさやマッチョな気配があまりなく、清潔感と上品さが香る素敵な俳優でした。
映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」

エディとヴェノムのラブコメ珍道中にセカイ系と新海誠が割り込んできたようなストーリー。

2人でいる事が世界を滅ぼすから一緒にいられないんだ!なんて激甘な筋書きをマーベルで見られるとは思わなかったです。

タイトルの「ラストダンス」は、クイーンとデヴィッド・ボウイ(両方とも劇中で楽曲が使われてる)の名曲、under presserの歌詞から取ったのかな?エディとヴェノムの2人を重圧が押し潰そうとするストーリーでもあるので。
映画「8番出口」

密閉空間から出られないので、精神的に閉所恐怖症っぽくなりそうな良作。

最初と最後に(同じ旋律が繰り返される)ボレロが流れ、作中の怪異は冒頭に主人公が眺めてるSNSがヒントになるなど、ある意味では分かりやすい作品。

というか、ホラー版「恋はデジャヴ」でした。
あれも自分の事しか考えてない主人公が同じ日をループし続ける話だったけど、今作も果たしてループから抜た主人公がどういう選択をするのか…という成長物語でもある。

二宮和也がひたすら作品の背骨を支えてて、さすがトップアイドルでした。
映画「リモノフ」

実在した人物をモチーフにしてはいるが、監督のインタビューなどを見てもフィクションとして楽しむのが良さそう。

政治的姿勢や言動はめちゃくちゃで(自分の才能を認めてほしいことだけは一貫している)、そんな支離滅裂な人物をベン・ウィショーが熱演。

ウィショーはパフュームもリチャード2世も今作も、「何考えてるか分からないし理解も共感も同情もできないけどなぜか目が離せないキャラ」を演じるのが本当に上手だと思います。
映画「大統領暗殺裁判 16日間の真実」

南山の部長達〜本作〜ソウルの春、をハシゴすれば当時韓国で何が起きたか分かるんじゃないかな。

「高潔で正しい軍人」と「軍事力を私物化する悪い軍人」のコントラストが鮮やか。
被告役のイ・ソンギュンの演技や声が素晴らしくて、これが遺作とは本当に惜しい。
抑えた演技&セリフがあまり無いのにこんなにインパクトを残せるのはアンソニーホプキンス(レクター博士)を彷彿とさせて眼福でした。
ジェントルモンスターがティルダ・スウィントンを広告に起用してる…そして最高に格好いい。

ジェントルモンスター、韓国のお洒落な若者向けブランドだと思ってたから、
還暦過ぎの英国人女優であるティルダは驚き。でも本当に綺麗!

(にしても今回のティルダ、平沢進に似てる…)
ビリーアイリッシュのライブ行ってきた!
楽しかったーまた来てくれると良いな。

ビリー登場の瞬間、客席が"同じ空間にあのビリーがいるぞ!!"って一気にボルテージ上がってた。
生のステージのエネルギーがやっぱ好きだ。
うわー!日本橋の三越で科博の研究員のトークショーがある!

行きたいけどこの日予定があったなー残念すぎる!
本「レクイエム」
アントニオ・タブッキ著

7月最後の日曜日、灼熱のリスボンで夢現・生者と死者のあわいを行き来する男の物語。

「ぼくは来たよ、こうしてきみに会いに来たんだ」

初めて読んだ時は、7月の終わりはそんな暑い?と思ったけど、幸か不幸か今の日本は7月終わりで充分暑い。
そして料理がどれもこれも美味しそう。ポルトガル料理食べてみたいなー。

「魂には、どんな薬もいかさまだよ。魂は腹を満たして癒すものだ」
インスタで ハードウェア と検索したらティファニーだらけでさすがインスタ。

(アカウント持ってないけど、Xでハードウェアで検索したらIT関係の投稿もヒットするかなと思ったり)
こんな炎天下に外出しようとしている自分の正気を疑いたくなる。

今なら鬼滅の鬼の気持ちわかるな…日が落ちてから活動したいもん。
そう思うと、外見を変えただけで舞踏会に行ったシンデレラや、王女様を空中デートに誘ったアラジンのコミュ力は凄い。

私なら人を乗せる前に、ジーニーに空飛ぶ絨毯へのシートベルトとエアバッグオプションを頼んで呆れられそう。
映画「顔を捨てた男」

陰キャがイケメンになったところで陽キャとは『魂』が違うんだよ、と嫌になる程丁寧に教えてくれる映画。

外側の変化では足りないとジュマンジ ウェルカムトゥジャングルでは爽やかに描かれてたけどこっちは救いがない。

陰キャが陽キャに愛憎半ばする目を向けても、陽キャは「君は変わらないなぁ」と爽やかに言い放ち、自分達の人生をさっさと進めてしまう。

でも仮にイケメンになったとて、
ファントム(オペラ座)はクリスティーヌに「俺が歌を教えてやろう!」と上から目線で話しかけてウザがられるだろうし、
カジモド(ノートルダム)は物陰から見てるだけで気持ち悪がられるんだろうな。
映画「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章再来」

原作未読なんですが、猗窩座が強い人をスカウトしたがるのは、人間の頃に自分が強さを見込まれて師匠と出会い救われた経験があるからかな?
もしあのまま道場の跡取りになったら弟子集めもするばずだったろうし。

そう思うと、いくら無惨が引き留めても無駄なのかな。
行動パターンは人間の頃にやるはずだった事、
モチベーションは人間の頃の後悔を塗りつぶすため、
術は許嫁の名前に因んだ雪モチーフなので、
猗窩座は数百年くらい廻り道をしただけでずっと人間側にいたんだから。
映画「スーパーマン」

アメリカが世界の治安を守るんだ!と無邪気に言えない昨今の立場を反映した作り。
特に記者兼恋人とのインタビューシーンは面白かったです。

主人公がネットから叩かれるのは監督の実体験が元になってるのかな。

犬のクリプトが可愛い。続編作るなら併映でクリプト主役で30分位の映画作って欲しい。

悪役がアメリカ人地球人ビリオネアで、彼がアメリカを(結果的に)破壊しようとするのが興味深かったです。大体そういう事って宇宙人とかテロリストがやるので。
ニコラスホルトが本当に老けないで童顔。永遠の若者みたいな顔してて、今からでもホールデン・コールフィールドが演じられるんじゃないかな。
シェイクスピア「君を夏の日と比べよう」

暑くてイライラしてるくじら「暑苦しくてベタベタ鬱陶しいってこと?」
アップルマンゴーのケーキ。美味しかった!

一切れが大きくてお腹いっぱいになりました。
写ってないけどコーヒーも大きくて、カップの取っ手に指通しただけじゃ持ち上げられなかったので両手でカップ持って飲んでました。
また行きたいな!