蠱毒参加者のキャラ立ちにも不満というか、強者としての個性より、演者そのもののイメージに寄せてる気がする(阿部寛以外)。それぞれのファンには嬉しいのだろうけど、外連には欠けるなあ。
蠱毒参加者のキャラ立ちにも不満というか、強者としての個性より、演者そのもののイメージに寄せてる気がする(阿部寛以外)。それぞれのファンには嬉しいのだろうけど、外連には欠けるなあ。
あと、ジャケットには「118分」と書かれているけど、現行公開版と同じ107分でしたよ。
あと、ジャケットには「118分」と書かれているけど、現行公開版と同じ107分でしたよ。
俯瞰的な視点を持たず、バックグラウンドも描かれない現場ロマンは、状況を追体験しているような感覚で気持ちいいが、それは本当かという疑問を拒否する危うい作劇だ。映画は映画の割り切りが大切だと改めて思い知る1本だった。
俯瞰的な視点を持たず、バックグラウンドも描かれない現場ロマンは、状況を追体験しているような感覚で気持ちいいが、それは本当かという疑問を拒否する危うい作劇だ。映画は映画の割り切りが大切だと改めて思い知る1本だった。
川内康範の脚本は、関東軍が居留民を見捨てて逃げたことも、避難民が若い女性をソ連軍に差し出したことにも触れず、もっと言えば日本軍慰安婦はそもそも、という気分にもなるわけだが。延々引っ張る集団自決のシークエンスは大蔵社長好みかな。
川内康範の脚本は、関東軍が居留民を見捨てて逃げたことも、避難民が若い女性をソ連軍に差し出したことにも触れず、もっと言えば日本軍慰安婦はそもそも、という気分にもなるわけだが。延々引っ張る集団自決のシークエンスは大蔵社長好みかな。