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映画とゲームと音楽とミステリと酒と猫が好き。旧ツイッターでは @ban_1971
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ただ、休日の真っ昼間から一人でリビングで観ていたため、途中に「いまここに息子が入ってきたらどうしよう」「奥さん入ってきたらなんて釈明を」というようなシーンがあり、その意味ではスリリングであったと言える。

ラストは、主人公の心の傷がこれで埋められた、みたいなことでいいんだろうか。それにしては経るべきプロセスをいくつか飛ばしているように感じられる。

もしくは、より大きな心の傷で上書きされちゃったのかもね。
しかしながらその対象を、一般的には好ましく思われている「ほっこり可愛い北欧ていねいライフ」に据えたところがこの映画の眼目だと思う。『食人族』で感じた恐怖を北欧に移し替えたらこうなりましたぜヘっヘっヘ。みたいな。

だから見た目の斬新さはあるけど、ホラーとしてはそんなに目新しくはない。『ウィッカーマン』観た人ならだいぶお強めの免疫ができてるんじゃないか。
しかし論評が難しい映画である。観てて不穏ではあるんだが、怖いというよりは「引く」と言ったほうが近い。恐怖よりも、自分との価値観が違い過ぎるものへの違和感、忌避感という感情。

だから最終的に「こういう感情って単なるカルチャーギャップの産物だよな」と気づいてしまうと、怖い感情は消え去ってあとに残るのは「ちょっとそれ自分にはムリっす」という気持ちだけになってしまう。そこはホラーとはちょっと違う気がする。
『ミッドサマー』観る。初のアリ・アスター作品であった。お花ルンルン明るいおひさまホラーというキャッチーな新機軸。北欧の持つ自然、ほっこり、カワイイ、というイメージを保持したままホラーに仕立てるという力技を成し遂げた。やるなアリ!
#映画
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Reposted by ban
シャレオツ空間で紅葉とか傘とかを愛でるなどした。
シャレオツな空間でクラゲを眺めるなどした。
そうあってほしいものです。人が作らなきゃ、AIも何もしようがないです。
ぬるっと気持ち悪いのがアメリカンマッチョイズムとエスタブリッシュメント白人男性の傲慢さで、その両方を爬虫類っぽく演じるショーン・ペンが大変気持ち悪くて上手い。

その一方、逃げるディカプリオに無償の支援をする移民のリーダーのベニチオ・デル・トロや、詳しくは言えないけど突如立ち位置を変えるメキシコ人のおっちゃんの男気が泣かせる。役者力の高い映画でしたわ。
PTAの『ワン・バトル・アフター・アナザー』観る。

潜伏してたディカプリオの革命家が当局側に娘を誘拐され、自身も追われつつ娘を探し求める話で、一見単なるサスペンスものっぽいけど、そこに人種差別とか移民問題とか親子の関係とかを重層的に描きながら三時間に迫る尺をあっという間に魅せきる。

かといって重苦しいだけでなくディカプリオの顔芸が炸裂するオフビートな笑いや、リアルで血なまぐさいアクションの躍動感があり、いろんな味わいを持ってるのがミソ。

#映画
買ったぜ。読んだぜ。奥さんかわいすぎだろ問題。あと毎回タイトルロゴがすごい。まじまじと見ちゃう。
#ザ・キンクス #榎本俊二
YouTubeもTiktokも、そのうちしょうもない生成AI動画で溢れかえって価値の大半は無くなると思っている。

でも望みはAIの氾濫をものともせずに人力でモノを生み出し続ける人にあるとも思っている。そういう人たちにはお金を出したいし応援もしたいと思う。

そんなわけで今日もこれから映画館に行くのであった。
見渡す限りの大広間で四方八方から熊が襲ってくる夢を見ました。おはようございます。
もちろん猫も出てくる。が、明治期の小説の映画化、かつ昭和50年制作なので扱いはだいぶひどく、投げ飛ばされたり蹴られたり水に落ちたりなので愛猫家の皆様にはあまりおすすめできない。しかしこの「吾輩」ロシアンブルーだな。野良あがりにしてはだいぶ毛並みが良すぎない?
人を食った感じの寒月君こと岡本信人、俗物の権化みたいな金田夫人の岡田茉莉子が大変うまい。その他脇を芸達者な人たちが固めているのでそれをニヤニヤして眺めているだけで酒が進むというマニアックな一本。

主人公の苦沙弥先生=漱石は仲代達矢なんだが、こんな眼から常時光線が出てる漱石はどうなのかと思いつつ、仲代はコメディ方面もいけるので眼の圧と軽妙な演技のギャップを楽しむのもよい。
市川崑の『吾輩は猫である』観る。映画化してたんか。しかも崑が。と思われかねないほど忘れられた映画。原作からして半随筆の日常系小説なので、映画の方も話らしき話もないまま淡々と流れていくけど、今観ると役者の力と演出の呼吸で捨てがたい滋味があるな。
#映画 #猫
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とはいえ全体的になんとなく円谷感が漂っており、かつての日本特撮ドラマの空気を感じてあったかい気持ちになっていたところ、ラストでアイテムを全回収したミイラが突如グレイみたいな宇宙人に大変身。自分を庇った主人公といっしょに急に消え、「続く」と字幕がでて終わっちゃった。続くの?これが?

これを日曜洋画劇場で流したテレ朝はどういう了見か。この結末のあと淀川先生はどんな解説をしたのか。その後あの激鬱のエンディングテーマが流れたときの当時の視聴者の心境は。と様々に昭和の思ひ出が去来するのであった。
というわけで好事家の間でも有名な『宇宙からのツタンカーメン』観る。ツタンカーメンの墓から掘り返してきた謎の棺桶。大学に持ち帰ってうっかりX線を浴びせたら中のミイラが蘇ってうーらうーらするというSF虚編。

「大学構内に原子炉」「人が死んでも警戒しない警察」「事件の最中に寝る主人公」「本筋に関係なく繁殖するネズミ」「それを見てキャッと逃げ出す警備員」といった深まる謎をよそにアホな大学生たちはミイラ仮装パーティを挙行。包帯を巻いてウェイウェイしたりするので観客の忍耐とか慈悲の心とかいろんなものが試されるのであった。
#映画
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淀川先生もお仕事とはいえ大変だなと思いました。ラストはびっくりと言うより「唐突」「急に」って感じです。未見のままでいいですw
これ、日曜洋画劇場でやったそうなんですけど、淀川先生の解説聞きたかったですね。ホメようがあったのかな?
観た。ミーの日曜を返してって感じです。(血涙)
や、やはり…(観る準備をしながら)
U-NEXTの『宇宙からのツタンカーメン』の配信が明後日までと知り、貴重な休日を棒に振って観るべきかどうか悩んでるマン。
で、色々あってあのラストシーンになだれ込んでいくわけだが、2025年のこんにちにあっては制作当時よりもさらにうすら寒い設定であり、心にいやーな汗をかくのであった。