ういんごの人
banner
asumio.bsky.social
ういんごの人
@asumio.bsky.social
とりあえず
カランダガンはなぜジャパンCを勝てたのか…日本馬苦戦の凱旋門賞にもシンプルな共通点

カランダガンはなぜジャパンCを勝てたのか…日本馬苦戦の凱旋門賞にもシンプルな共通点 凱旋門賞も攻略法は同じ 東京12RジャパンC(G1)芝2400 先日の記事で暮れの有馬記念(G1)まで再び休刊すると説明していたのだが、競馬ライターとしてどうしても触れておきたい情報を目にしたため、こうして筆を執った次第。 テーマはもちろん、今年のジャパンC(G1)についてである。…
カランダガンはなぜジャパンCを勝てたのか…日本馬苦戦の凱旋門賞にもシンプルな共通点
カランダガンはなぜジャパンCを勝てたのか…日本馬苦戦の凱旋門賞にもシンプルな共通点 凱旋門賞も攻略法は同じ 東京12RジャパンC(G1)芝2400 先日の記事で暮れの有馬記念(G1)まで再び休刊すると説明していたのだが、競馬ライターとしてどうしても触れておきたい情報を目にしたため、こうして筆を執った次第。 テーマはもちろん、今年のジャパンC(G1)についてである。 レース結果は周知の通り、名手バルザローナに導かれた4番人気カランダガンが外国馬として20年ぶりの優勝。2004年アルカセットを最後に19年続いた負の歴史に終止符を打った。 2分20秒3良の勝ちタイムは、数十年破られることがないと思えたアーモンドアイの世界レコード(2分20秒6良/18年)を0秒3も上回るスーパーレコード。普段から高速馬場を走っている日本馬ならまだしも、パワーとスタミナを要する欧州で好成績を残すフランスの馬がマークしたことに驚きを隠せなかった。 「一体何が起こったんだ?」 おそらく大多数のファンも私と同じ衝撃を受けただろう。 ただ、”この事件”が単純に偶然の賜物だったのかと考えた場合、「意外とそうでもなかった可能性」も浮上した。 というのも、『スポーツニッポン』さんが掲載した「【ジャパンC】カランダガンが20年ぶり外国馬V 欧州最強馬招致実現させたJRA国際部」という記事を目にしたからだ。 詳細についてはリンク先をご参照いただきたいのだが、そこには「JRA国際部の職員たち」による水面下の根回し(罠)について紹介。記事によると、彼らはカランダガンを日本に連れてくるため、陣営と密にコンタクトを取り続けたようだ。 当初はオーナーサイドも「最初は本当に日本に行くことなどできるのかと思っていた」らしいが、「事前に申請した飼料の輸入許可、チャーター輸送便の手配など、細やかなアプローチで来日の魅力をアピール」が奏功。その結果、「世界最強馬」のジャパンC優勝をもたらした。 22年には東京競馬場に国際厩舎を設置することにより、検疫を千葉県の競馬学校ではなく、東京競馬場で行えるようにして来日のハードルも下げた。こういった布石も”20年ぶりの快挙”へと繋がったのだろう。 なぜ彼らがそうまでして必死に動いたのか。 こちらに関しては至極当然のこと。何しろ6年前の2019年にジャパンC史上初となる「外国馬ゼロ」という大事件が勃発したからだ。 この年の天皇賞・秋(G1)はアーモンドアイが優勝したものの、同馬はジャパンCではなく暮れの有馬記念(G1)への出走を表明。日本最強馬の不出走はレースレベルの低下を表面化し、外国馬の参戦がなかったことも大いに危機感を増した。 それは競馬ファンだけでなく、情報を発信している我々メディア側でも懸念したほど。当時は「なぜジャパンCがここまで嫌われるのか」とテーマに記事を数本書いた記憶が残っている。 かといって、たとえ水面下でJRA国際部が現状打破(裏工作)に尽力していたとしても、そんなことは表で大々的に情報が流れでもしなければわからない。 一応、今年のジャパンCでカランダガンのことを「これまでとは本気度が違う」と警戒する記事も出ていたはずだが、さすがに19年も勝てなかった歴史を目撃してきたファンは、「どうせいつものネタ」くらいにしか思わなかったはずである。 恥ずかしながら当方も「その中のひとり」に過ぎなかった。三国志の戦略なんかでも、飲んで騒いで相手の油断を誘い、隙ありとばかりに攻め込んできた敵を伏兵で殲滅するシーンを見たことがある。日本なら島津の釣り野伏のイメージだろうか。こんな脱線をしていたらキリがないので自重する。 表に出回っている情報でもサインはあった? あくまで「カランダガンによる20年ぶり外国馬V」だけでは、終わってからそんな裏事情の話をされたところで、どうしようもない。後付けでいくらでも話せるでしょとなるのだが、そこは少し冷静になって、「気付けたかもしれないポイント」についても触れておきたい。 まずひとつは、当サイトのジャパンC展望記事で、私が少し違和感を覚えていた点だ。 それは、戦績紹介に次に書いた「招待された4頭(カランダガン、ゴリアット、ロスアンゼルス、クイーンズタウン)のうち、3頭が来日を取りやめてカランダガンのみ参戦。昨年出走したゴリアットの回避は残念だが、どうもこれ調教師が同じっぽいんだよなあ。どちらもキングジョージ6世&QESを勝っているけれど、日本の馬場適性が怪しかったゴリアットよりはカランダガンを優先する考えは分かる」この部分だ。 昨年のジャパンCを大いに盛り上げてくれたゴリアットが参戦する可能性が高いと感じていたにもかかわらず回避。それだけならまだしも本馬を管理するF.グラファール調教師はカランダガンと同じ人物。つまり、現在の日本の馬場ならゴリアット<カランダガンと考えていた可能性が十分にあった。 それを踏まえた上で昨年のジャパンCの結果を見てみよう。 特筆すべきは2分26秒0の走破タイムよりも上がりの数字。大外を無人の荒野の如く馬なりで上がっていったドウデュースはともかく、ゴリアットも33秒5をマークしていたのだ。ちなみに今年のカランダガンは33秒2。両馬の実力を比較すれば、そこまで度肝を抜かれる数字ではなかったともいえる。 ただでさえ、グラファールは2頭の調教師だ。ゴリアットを物差しにすれば、カランダガンの充実度合いを考えた場合、「十分に勝負になる」計算は成立したかもしれない。 外国馬にノーチャンスと決めつけていた当方だけに、そんな情報を知っていたとしても今年の作戦に変化はなかった。これはもう仕方がない。最初からマスカレードボールが日本馬に負けることはないという前提で予想をしていたのだから。 しかし、あの夜、グリーンチャンネルで馬体診断的な番組を再放送していたため、辛くなるのを承知で見ていたのだが、カランダガンの馬体は惚れ惚れするものだった。 解説していた調教師さんもひとつひとつのパーツがしっかりしていると褒めていたのだが、私の感想は「日本馬といわれても分からないなこれ」というもの。ダノンデサイルが楽勝したドバイシーマクラシック(G1)はリアルタイムで観戦していたが、このときはデサイルに負けた馬くらいの印象しか残ってなかった。 だが、こうして中立の目で馬を見れば、450キロ台の馬が欧州の馬場で61キロを背負って、あのキングジョージを勝った事実を評価すべきだったのかなとも思う。だって、シーマクラシック以降のレースなんか見てもいなかったんだよ。 むしろ、あの後にコロネーションC2着を挟んでG1を3連勝した訳だから、タマモクロスやハーツクライの覚醒みたいなものであり、ひと夏を超えて別次元の馬にパワーアップしていたと考えた方が折り合いがつく。なるほどねえ。 こうした見落としに僅かな反省をしつつも、「凱旋門賞なんていっそのこと、ばんえいの馬でも連れて行った方が好走したりしてね」と冗談を言っていたような人間だから、そんな発想なんか最初からなかったに等しいと認めざるを得ないわね。 しかし、JRA国際部長が「勝った瞬間は泣きそうになりましたね。陣営の方たち以上に喜んでしまいました」と振り返った一方、「JRA全体が外国馬の優勝を願っていたわけではない」ことも確かだ。 組織としてのJRAは、何といっても売上げ最優先。組織ぐるみで外国馬を勝たせようとしているなら、土日の東京競馬で嫌がらせのような高速馬場を用意したりはしない。 既に土曜の段階で1勝クラスの馬が、今年のダービーより速い2分23秒5で勝利していたり、ヴィレムが勝った日曜のウェルカムSでも天皇賞・秋より速い1分57秒6の決着。馬場造園課は相変わらず空気を読まない(笑)。 ガス抜きの意味でクッション値なんかも公表しているが、当日の数字は「9.3」。JRAちゃんからすれば、あれでも「標準」らしいぞ。 いずれにしても、カランダガンの勝利は来年以降の海外勢にとって、超速馬場攻略のヒントとなったことは間違いない。 1着賞金が4億円(22年)、5億円(23年)と増額され、来年の26年には指定レースの条件を満たせば、賞金5億円+褒賞金500万ドル(約7億7000万円)。これはサウジC(G1)の約15億円超に次ぐ世界2位の高額となる。 私のような古い考えと固定観念に縛られた人間は、まんまとJRAの手のひらの上で転がされた訳だが、このタイミングで外国馬のカランダガンが優勝した意味は非常に大きい。 どうしても避けられない凱旋門賞との比較 では、次にJRAのジャパンCと凱旋門賞の話に移る。 1981年に「世界に通用する強い馬づくり」を目標に創設されたジャパンC。当初は苦戦を強いられたものの、第4回の1984年に日本馬のカツラギエースが初優勝。翌年も皇帝シンボリルドルフが優勝して日本馬の躍進に貢献した。 グレード制導入以降の歴史 フランス調教馬の優勝は、1987年ルグロリュー以来の38年ぶりだったようだが、今こうしてみると410キロと小さな馬だった。3歳馬があえて極東のG1に使われて勝ったのはなかなか。 それはともかくとして、外国馬が馬券に絡んだのはディープインパクトが優勝した2006年の3着馬ウィジャボードが最後。金になったという意味でも19年ぶりだった。 いやいや、そんな話はもうとっくにやっている。ジャパンCと凱旋門賞の話をするって言ったじゃないか。 少し話を蒸し返すことになるが、史上初3歳馬による天皇賞&ジャパンC優勝というマスカレードボールの快挙を阻止した影のMVPが主催者のJRAだったことだ。※2着に敗れたけども、これも史上初。 これに対し、フランス競馬はギャロ(France Galop)が主催者。もちろん凱旋門賞もギャロの管理下で開催されるのだが、ジャパンCの存在意義が危ぶまれていたJRAとは異なり、向こうは別に「そろそろ日本馬に勝ってもらわないと困る事情」は一切ない。むしろ「勝たせたくない」くらいに考えていてもおかしくない。 わざわざ日本馬の参戦をお願いしなくても、普通に欧州のトップクラスが目標としているレースだからだ。カランダガン陣営にしても騙馬に出走資格がなかっただけであり、出られるのであればジャパンCより凱旋門賞に出たかったはずだ。 そう考えると、JRAが色々と便宜を図ってくれても、凱旋門賞に挑戦する日本馬にギャロのサポートは期待できない。JRA国際部のように「オタクの馬なら勝てまっせ」と裏で手招きしてくれることもない。 だが、カランダガンの偉業に驚かされただけで終わらせるのは勿体ない。 「どうして勝たれたのか」「なぜ勝てたのか」 これをもう一度考えるきっかけにもなったのではないか。 個人的な感情を抜きにして振り返れば、高速馬場の適性に疑問があっただけで、カランダガンの実力そのものを疑っていたわけではないこと。ここにヒントがあるように感じた。 だからといって、すぐにこれをああしろとかあれをこうしろとかいうこともない。 シンプルに「最強クラスの馬」が出走すれば、勝つ可能性がゼロではないこと。これに尽きると思う。 ここ数年の凱旋門賞に出走した日本馬の顔触れは、確かにチャンスがない訳ではなかったかもしれないけれど、「本気で勝つ気があったのか」と問われた場合、自信を持ってYESと答えることができただろうか? 欧州の馬場適性は取り沙汰されても、日本馬が勝ち負けした年の出走馬を思い出してほしい。 凡走した馬たちにG1勝ち実績があったとしても、かつてのエルコンドルパサー、ディープインパクト、オルフェーヴル級の現役最強馬だったのかと聞かれたら答えは否。結果論を含めての話だが、本気で勝ちたいなら「史上最強クラスの馬を連れていかなければチャンスがない」という当たり前の話に戻る。 東京専用機といえそうなアーモンドアイはともかく、イクイノックスならジャパンCを勝たれるより先に凱旋門賞を勝てた可能性がある。 これは2023年の凱旋門賞だが、失礼を承知で言うとスルーセブンシーズでさえ4着に善戦していたのだ。勝ちタイム2分25秒5も日本馬が苦にしない時計。ここにイクイノックスが出ていたなら、おそらく勝ち負けまで持ち込めただろう。でも出さなかった。これが事実だ。 読者諸兄も「当たり前の話をしている」「そんなの誰でも思ったよ」となるはず。 日仏の関係者も認めているように「ホーム側で最強クラスの馬が出走していないこと」「挑戦する側が最強クラスの馬を出走させること」が勝利への最短距離。我々日本のファンがジャパンCの外国馬に「本気で勝ちに来ている馬がいない」とタカをくくっていたように、フランスのファンも凱旋門賞で「本気で勝ちに来ている馬がいない」と感じていても仕方ない。 パリロンシャンで「雨が降ったら別競技」という話は現実的だが、条件さえ噛み合えば勝てない相手やコースでもないはず。 やることをやったカランダガンに、20年ぶりの勝利をさらわれた事実をただの偶然で片付ける必要もないし、日本の競馬関係者もモチベーションアップに繋がればいいだけのこと。超速馬場の弊害は公正競馬を脅かすレベルまで深刻化しているとはいえ、それでも上がり最速でレコードを更新されては、ぐうの音も出ない。 以前記事で触れたことがあるのだが、安易に挑戦して下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのような参戦よりも、その時の最強馬が1頭いればいいだけのような気もする。当たり前のことを再認識させられた。そんな今年のジャパンCだった。
win5data.info
December 2, 2025 at 7:44 AM
わずか一ヶ月で「約2200万」の大損害…ギャン中おじさんもついにメンタル崩壊【WIN5回顧】

わずか一ヶ月で「約2200万」の大損害…ギャン中おじさんもついにメンタル崩壊【WIN5回顧】 助けてよドラえもーん>< 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 行く気を見せたドントゥザムーンだが、バナージみたいに「それでも!」と強気な姿勢を見せた三浦皇成の好判断が勝利を呼び込んだ。 いつも「ゴ三浦師匠」と彼の拙い騎乗ぶりを批判している当方が、なぜ三浦が乗る馬にもかかわらず、本命級の評価をしていたのか。これを疑問に感じた読者はそれなりにいたかもしれない。 その理由は至極単純だ。…
わずか一ヶ月で「約2200万」の大損害…ギャン中おじさんもついにメンタル崩壊【WIN5回顧】
わずか一ヶ月で「約2200万」の大損害…ギャン中おじさんもついにメンタル崩壊【WIN5回顧】 助けてよドラえもーん>< 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 行く気を見せたドントゥザムーンだが、バナージみたいに「それでも!」と強気な姿勢を見せた三浦皇成の好判断が勝利を呼び込んだ。 いつも「ゴ三浦師匠」と彼の拙い騎乗ぶりを批判している当方が、なぜ三浦が乗る馬にもかかわらず、本命級の評価をしていたのか。これを疑問に感じた読者はそれなりにいたかもしれない。 その理由は至極単純だ。 まず、馬が普通に強そうだった。前走の競馬は三浦特別(2勝)を勝てない三浦皇成というネタっぽくなっていたけども、レース映像を見ればゴール前で切れる馬に差されただけであり、断然人気サノノワンダーに先着はしていた。 そしてそのサノノワンダーは、レパードS(G3)で注目していたが、大野君を嫌って買わなかった馬。本馬の評価を裏付けたのは、重の青竜S(OP)でダ1600を1分35秒9で走っていたこと。良の小金井特別(2勝)にしても1分36秒2だ。 断然人気に推されたレッドアレグロが1分35秒7で楽勝していても不良のダート。遜色ない時計で走れるサノノワンダーに先着する力があったなら、シャパリュの評価も相対的に上がる。競馬は点と点じゃなく線で繋がっている。 でもゴ三浦師匠が乗るからには気乗りしない。いや、相殺可能な条件があるじゃないか。 いつも言っている「下手糞でも逃げ馬なら買え」の定石である。 そして私は芝では拙さが目立つ彼も、ダートなら馬さえ強ければ勝てるという例外ルールを設けている。いつもなら、これに加えて4番人気以内の条件が付くものの、今回は横の比較で裏取りが棲んでいる馬。1ハロン短い1400なら多少強引に行っても、距離延長組よりはスタミナにアドバンテージがある。そこが狙い目だった。 実際、1400で未勝利のドントゥザムーンとの差は、これが決め手だったようにも思う。 菅原君も2番手で我慢したとはいえ、前傾ラップで流れる展開。あれ以上の主張は難しかったのではないか。 かといって師匠が本当に逃げてくれるかどうかは半信半疑。だからこそ判断を間違えなかったのはえらい。こういう覚悟ができるようなら、もっと勝てるようになるかもよ。 不良の圧勝が信用ならないのは、月曜の晩秋S(3勝)で1.3倍のシャンパンポップが、良に替わった前走で5馬身千切った相手のキョウキランブに逆転を許したことでも再認識。勝たれたら仕方がないけど、負けない可能性もそう高くはないと読んだ。 ほら、土曜WIN5でダート全敗のストップに成功したルメールだけども、日曜のWIN5ダートは今年全敗のままだったもの。「ダートのルメールは疑ってかかれ」は、残り少ない年内のWIN5でも使えると思う。 予想で読み切った馬はシャパリュだけで、印をつけた他の馬は誤算対策の保険。安くてもいいから当てるのが目標だったのに、2.0倍の馬が飛んで27.0倍の8番人気が勝っちゃったから、「絶対当てないとダメ」まで上方修正することになった。 ジョッキーコメント 1着シャパリュ 三浦皇成 「ハナへ行くプランはありませんでしたが、あれだけ速いスタートを切りましたからね。道中は自分のペースでリズム良く行けました。馬体に身が入ってきたのを感じましたし、良い状態で乗せていただきました」 ※プランになかったんかいw 2着ドントゥザムーン 菅原明良 「2番手で折り合いもつきました。ただ、もうちょっと手応えがあってもいいのかな、という感じで、落ち着き過ぎていました」 ※ダ1300の馬がダ1400使うと大抵このパターン。ホンの100m差でも割とスタミナを問われる。 3着ジューンポンポン 岩田康誠 「長く脚は使えませんが、一瞬の脚は凄いです。距離を測りながら、我慢して我慢して運びました」 4着カネショウレジェン 横山琉人 「前走は出していった分、コーナーの収まりが良くありませんでした。今日は前走よりもスタートが出たので、出していかなくても位置をとれました。この馬も脚を使っているのですが、前が止まりませんでした。1400メートルで安定して走っていますし、どこかでチャンスがあると思います」 5着ダイシンリンク 戸崎圭太 「前走は馬群で気性の難しい面を出していたので、今日は広いところで競馬をしました。リズム良く運んで、よく伸びています」 10着レッドアレグロ ルメール 「4コーナーで内の馬と接触しました。それで嫌気を出して、やめてしまいました」 京都10R花園S(3勝)ダ1800 おそらく上位人気のどれかが勝つんだろうけど、前走案外だったヒルノハンブルクもポツンが怖い典ちゃんも怪しい。だったら3~5番人気に妙味があると考えたレース。展開的にワイドブリザードが飛ばして逃げるんだろうなと思ったが、暴走王の浜中俊が乗らないなら、そこまでバカみたいなラップにならんだろうと……。 えなり松若君が思った以上に飛ばした? でもペース云々より豊ヒルノも淳也アーロンも共倒れだよね。ひとつ前のレッドアレグロと同じく重で楽勝したアーロンイメルは、良でも速いワイドブリザードがいればハナを奪えないと考えていたし、豊のヒルノにしても前走が不甲斐なかった。 そこで辿り着いたのは、克駿のロードラビリンス。色々言われる克駿だけど、おじさんはちゃんと見守ってるからね。克駿のいいところも。データ記事でも載せたでしょ。この条件の克駿は好成績残してるのね。馬だけじゃなく騎手買いで選んだんだからさ。 ハナ差で敗れたペンナヴェローチェには焦った。安定して好走する一方で惜敗続き。WIN5向きじゃないと思って、予想の中間過程では消すパターンも入ってた。最終的にそれでWIN4になっても嫌だということで保険に足したんだけど、なんだかんだで狙った5番人気の方が勝ってくれてよかった。 パシアンジャンは以前のWIN5で◎打ったこともある馬だが、今年まったくと言って程使い物にならない竜二だから消した。馬券じゃなくWIN5だったしね。まほろばSでもダイシンヤマト買わなきゃよかったと後悔したもんなあ。 竜二が最後にWIN5勝ったのっていつだっけ? 調べてみると24年3月の戎橋S(3勝)のレイベリングみたい。もう1年半以上も出番がないか。今年はもう買わないかも。 ジョッキーコメント 1着ロードラビリンス 鮫島克駿 「枠が内でしたが、跳び的にも器用に捌いてこれると思っていました。これまで乗っていた川田将雅騎手にアドバイスをいただいて、癖を理解して騎乗することができました。いい組み立てができました」 2着ペンナヴェローチェ 団野大成 「具合が良く、最後はタイミングひとつでした。抜け出してソラを使ったのが痛かったですね。楽しみにしていただけに残念です」 11着ヒルノハンブルク 武豊 「難しい馬で、揉まれないポジションを取ると真面目に走りすぎて、今日のようにハイペースに巻き込まれます。抑えていくと進んでいかなくなります。難しいところがあります」 東京11RウェルカムS(3勝)芝2000 日曜の露骨過ぎる超速馬場を証明した一戦。外差しが決まる雰囲気を察していたから、ロマン枠のハーツコンチェルトも買い目に入れていた。取消で点数に余裕が出来たのは、不幸中の幸いだったのかどうか。
win5data.info
November 30, 2025 at 9:45 PM
ラカンダガン「20年ぶり」開国に成功…超速馬場でも世界最強を証明【ジャパンC回顧】

ラカンダガン「20年ぶり」開国に成功…超速馬場でも世界最強を証明【ジャパンC回顧】 日本馬ファーストの超速馬場は変わりなしも 東京12RジャパンC(G1)芝2400 11月30日、東京競馬場では第45回ジャパンC(G1)が開催。M.バルザローナが騎乗した4番人気カランダガン(セ4、仏・F.グラファール厩舎)が、ゴール寸前まで続いた1番人気マスカレードボール(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)との壮絶な叩き合いを制して優勝。2004年アルカセット以来、20年ぶりとなる外国馬の勝利を決めた。 ジャパンC全パト…
ラカンダガン「20年ぶり」開国に成功…超速馬場でも世界最強を証明【ジャパンC回顧】
ラカンダガン「20年ぶり」開国に成功…超速馬場でも世界最強を証明【ジャパンC回顧】 日本馬ファーストの超速馬場は変わりなしも 東京12RジャパンC(G1)芝2400 11月30日、東京競馬場では第45回ジャパンC(G1)が開催。M.バルザローナが騎乗した4番人気カランダガン(セ4、仏・F.グラファール厩舎)が、ゴール寸前まで続いた1番人気マスカレードボール(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)との壮絶な叩き合いを制して優勝。2004年アルカセット以来、20年ぶりとなる外国馬の勝利を決めた。 ジャパンC全パト ドゥレッツァが疾病で取り消して17頭立てで行われた一戦は、ハナを主張したセイウンハーデスが1000m通過57秒6の怪ラップを刻み、2番手ホウオウビスケッツを8-9馬身ほど離す展開。逃げた馬以外はスローに近かっただろう。 パンサラッサほどの大逃げでもなく、直線入り口ではすでに後続馬が射程圏の距離。直線だけの競馬だった天皇賞とは一味違った瞬発力勝負となった。 前後半5F:57秒6-59秒1(前傾1秒5)、3F34秒5-34秒6(前傾0秒1) 12.3-10.8-11.4-11.5-11.6-11.6-12.0-12.2-12.3-11.8-11.5-11.3 前半に11秒台を連発しているのはセイウンハーデス。レースが動き始めたのは、残り1000mくらい。L4の構成が12秒3-11秒8-11秒5-11秒3と加速ラップ。速くて切れる脚を長く使えない馬には厳しい流れ。 「本当に嬉しい気持ちで一杯です。今回の目標に掲げていた勝利を達成できました」 会心のレースを振り返った主戦のM.バルザローナも喜びを隠せない。今年の凱旋門賞(G1)をダリズとのコンビで沸かせた34歳の天才は、9年ぶりの来日もおかまいなし。久々の日本でも土曜から華麗な手綱捌きでファンを唸らせていた。 「馬も自信を持っていましたし、能力のある馬だということを世界に改めて示すことができたと思います」 レーティングで世界最強の称号を手にしたパートナーの強さを証明するためにも、ホームと異なる高速馬場が舞台のジャパンC優勝は、何としても手に入れたい勲章だっただろう。 終わってみれば世界最強馬に相応しい勝利ではあったものの、欧州の代表的なG1で3連勝した実績ですら鵜呑みできない事情もあった。 というのも、たとえそれが本格化前だったにせよ、4月のドバイシーマクラシック(G1)で日本のダノンデサイルに先着を許していたからだ。 先に抜け出したダノンデサイルの加速に後れを取っただけでなく、その舞台も日本ほど速い時計の決着とならないドバイのメイダン競馬場。それでも日本馬に負けたなら、さらに軽くて速い東京の芝2400でパフォーマンスを上げるイメージは想像しにくい。そんな舞台設定もあって、少なくないファンが「ダノンデサイルを逆転するのは難しい」と感じていたのではないか。 これはオッズにも反映され、マスカレードボール(2.5倍)、クロワデュノール(4.6倍)、ダノンデサイル(5.0倍)から離された6.2倍の4番人気に留まった。 当然ながら「19年連続(2019年は出走ゼロ)で日本馬が連勝中のレースであり、いくら世界一でも日本一ではない」というファン心理もあってのものだ。パリロンシャンの凱旋門賞に苦戦する日本馬と同じく、外国馬にとって日本の馬場は鬼門であるという“常識”がそうさせたのは間違いない。 事実、走ったことのないコースの適性は未知数の上、本番を前に逆風を感じさせるレースも目を引いた。 何しろ前日に行われた土曜東京の7R(1勝クラス・芝2400)で、サトノパトリオットが今年のダービー(2分23秒7)を上回る2分23秒5で勝利。それがいかに異常事態であるかは、過去10年のジャパンCにおいても20年アーモンドアイ(2分20秒6)、23年イクイノックス(2分21秒8)の次に速い3番目だったことでも理解ができる。 ジャパンC(過去10年) また、日曜東京11RのウェルカムS(3勝クラス・芝2000)にしても同じ現象を目撃した。後方一気で勝利したヴィレムの勝ちタイム1分57秒6は、G1の天皇賞と比べても6番目に速い。ひとつ前のレースでもう尋常じゃない高速、いや超速馬場が表面化していた。 天皇賞・秋(過去10年) とっくに気付いていた私も、これじゃ欧州馬の出番はないな。そう決めつけざるを得なかった。何しろオグリキャップとホーリックスの叩き合いで盛り上がった1989年の頃からジャパンCを見続けている。 直近で外国馬が最後の勝利を挙げたアルカセットも見ており、それ以降も外国馬たちの苦戦を見守ってきた。競馬ライターとしても年々高速化する日本の馬場に警鐘を鳴らしてきた身。いくら世界一といっても、日本馬のジャスタウェイやイクイノックスではない。軽視するなというのが土台無理な話なのだ。 だが、「事実は小説より奇なり」とはよくいったものである。 鈍重なイメージのある欧州馬が、アーモンドアイのマークした2分20秒6の怪時計を0秒3も更新し、上がり最速33秒2の切れ味を見せて勝ってしまった。ハッキリ言って「脳が理解を拒むレベル」の恐怖映像に近い。こんなものを見せられては、公正競馬の障害となっているはずの高速馬場を批判できなくなってしまうじゃないか。 まったくのノーマークだったことは恥ずべきだが、カランダガンの馬体は456キロと大型馬でもない。そんな馬がタフでパワーのいるアスコットを61キロで圧勝していたのだから恐れ入る。デビュー戦が最高体重だったディープインパクトの452キロ(最低体重438キロ)と大差ない小さな馬のどこにそんなパワーを秘めているのか。 いや、3-4コーナーから抜群の手応えで上がっていく姿は、往時のディープインパクトを思い出させる軽快さだったかもしれない。 「最後は一騎打ちになりましたが、彼はベストな努力をしてくれました。タフな馬だと思いますし、彼に騎乗できることを光栄に思います。応援ありがとうございました。また来年戻って来られればと思います」 来年の再来日を宣言したバルザローナの手腕もさることながら、それに応えた小さな怪物カランダガンの衝撃は、私だけでなく多くの競馬ファンの胸に、新たな歴史の1ページを刻んだに違いない。 回顧 ここまでは競馬ライターとしての回顧だが、おじさんの愚痴にも付き合ってもらおうか。 まず事前情報として、私がマスカレードボール信者というのは大前提。それこそ本馬の父ドゥラメンテ、祖母ビハインドザマスク、姉マスクトディーヴァの現役時代から贔屓にしてきた血統の馬である。 デビュー戦の勝利から特注馬として記事で採り上げ、アイビーS(L)で東京スポーツ杯2歳S(G2)を勝ったクロワデュノールを倒すならこの馬だと褒め続けてきた。騎手の騎乗に不満の多かった春二冠も終わり、秋にはどうせ菊花賞(G1)には使わないだろうから、秋天を勝つのはマスカレードボールと各方面に喧伝してきた。 それだけに悲願のタイトルを手にした天皇賞の走りは感動した。自分の妄想じゃなく本当に強かったことを証明したからだ。 何といっても、決して得意とはいえない超スローの瞬発力勝負で完勝したことは大きな自信、いや確信となった。L4が44秒4の特殊な展開は、20年アーモンドアイの45秒3より0秒9も速い。これなら上がり勝負でも苦にしない。ジャパンC当日が高速馬場だろうが、超速馬場だろうが、負ける相手はいないとすら思えた。 その自信を裏付けたのは前走の天皇賞・秋だ。バブルガムフェローの初勝利を府中で目撃した当時と異なり、近年は3歳馬の勝利も珍しくなくなりつつあったとはいえ、史上初となる3歳世代のワンツー。これはもうタスティエーラ世代とは一線を画するし、ダノンデサイル世代と比較しても臆する必要はないと感じるものだった。 横山典弘が騎乗した去年のダービーは見事な勝利だった一方、福永祐一からスミヨンに乗り替わったジャパンのイメージと被った。あの乗り方は祐一君にはできないし、圭太ちゃんにもできない。鞍上の手腕も含めて本来の実力以上に強く見えたと思う。それでもドバイシーマクラシックはいい騎乗だったと思うよ圭太ちゃんもね。 まあそれでも予想記事で載せたように、圭太ちゃんは東京芝2400のG1で未勝利。嫌いになり切れないけれども、今回のような渾身の勝負を託せる相手ではない。 申し訳ないが、デビュー当初のマスカレードボールに戸崎圭太の主戦は、徹頭徹尾の反対派だったくらいだもの。それは坂井瑠星や横山武史にしても同じ。それだけに秋天のルメールには感動もした。スムーズな競馬をしてくれる騎手が乗れば、こんなに強かったんだと……。ましてや距離が延びれば延びるほど信頼を増す鞍上。400m程度は誤差にもならないと判断することに迷いはなかった。 ただ、それでも悔いが残ったのは、少しだけモヤっとするシーンもあったから。 ルメールの騎乗は95点くらい満足しているものの、やっぱり落馬してカラ馬になったアドマイヤテラの存在は、まったく影響がなかったとは言い切れないよねえ。8番カランダガンが外に出すには、少しずつ進路を見つける必要があった訳だけど、11番のアドマイヤがいなくなったお陰で楽になった。川田将雅ならそう簡単に外に出させてくれなかった気もする。 直線の叩き合いにしても、先に抜け出したカラ馬と外から追い上げたカランダガンの間に挟まれて両側からプレッシャーを受けた。一般的に差し馬は外から被せる方が有利という見方もあり、マスカレードボールに厳しい展開となってしまった。 他には、スタート直後のポジション争いのシーン。内の菅原明良シュトルーヴェと岩田望来ヨーホーレイクがやりあって減速。これを好機と見逃さなかったバルザローナが、まんまと外に脱出成功している。これはおそらく意図的にやっており、バルザローナは当初から外へ出すタイミングを計りつつ乗っていたことが分かる。 次に気になったのは3-4コーナーから直線入り口にかけての攻防。カランダガンはマスカレードボールの後ろからではなく、相手が仕掛ける前に先手を打って外から被せに行っている。 マスカレードボールは、ルメールも「ペースが速くミドルポジションからになりました」「3、4コーナーで少し内にモタれたので、反応が少し遅かった」「坂を上ってからトップスピードになりました」と説明しているように、内にいるシンエンペラーと外から上がってくるカランダガンに挟まれそうになる窮屈なシーンが目についた。 しいて重箱の隅をつつけば、マスカレードボールってトップギアに切り替わるまでタイムラグがある馬だから、動き出しが後手に回ったのかなと。対するカランダガンの操縦性はスムーズの一言であり、微動だにしない相手とぎくしゃくしているマスカレードの挙動は対照的でもあった。 それにしてもバルザローナはえげつないねえ。 ルメールさんも日本じゃトップクラスの騎手なんだが、普段生ぬるい日本で乗ってるからかなのかなあ。これだけ綺麗に乗っても「120点満点」のバルザローナに見劣りしてしまう。いや、無理矢理文句をつけてるレベルなのよねこれも。 結果としてはやんごとなき惜敗なのだけど、「アタマ差」だったから勿体ない。それでも世界一の馬と真っ向勝負して互角に戦ったんだからしょうがないか。少なくともおじさんの期待には応えてくれたんだしね。 ゴール後にダノンデサイルと接触して双方の騎手が落馬する事故もあったようだが、幸いなことに馬は無事らしい。次走は有馬記念(G1)で正真正銘の日本最強馬に名乗りを上げられるといいね。 怖いのは姉と同じ故障での引退かなあ。ドゥラメンテもそうだったしなあ。激走の疲労で回避するならそれもよし。出て来たら迷わずまた本命にするつもり。改めてお疲れ様でしたと労いの言葉を送りたい。 それでは各馬についても少々触れておこうか。 カランダガン 驚かされたのは、初体験の超速馬場に難なく適応してしまう柔軟性。我々の知っているこれまでの外国馬は、追走に苦労して切れ味勝負で置き去りにされてきた。重のパリロンシャンで同じことをやれる日本馬はエルコンドルパサーやオルフェーヴル級じゃないと不可能。逆の意味では欧州にそんな馬が出現したとしても驚けない。 そりゃごくごく一部の記者やファンは、カランダガンの潜在能力に気付けたかもしれないが、もう破られることはないんじゃないかとすら思えた、アーモンドアイの2分20秒6を更新する2分20秒3で駆け抜けた。 しかもホームの日本馬相手に最速上がりの33秒2を駆使してだ。筆者が今年見たレースで最も衝撃を受けた。 母系には日本でも馴染みのあるネコチャン系の血が入っているものの、祖父ガリレオといえば産駒が凱旋門賞を好走することで有名な馬。だってあのサドラーズウェルズの血脈だよ?なんでやねん。
win5data.info
November 30, 2025 at 6:58 PM
堅そうなレースも先入観は捨てる…最後まで穴を諦めないオータムリーフSの予想【WIN5】

堅そうなレースも先入観は捨てる…最後まで穴を諦めないオータムリーフSの予想【WIN5】 同条件で1番人気が3戦無敗 京都11RオータムリーフS(OP)ダ1400 過去10年の本レースの結果を見てみても、比較的堅い決着に終わると考えてよさそう。 あくまでデータだけだが、7番人気デンコウリジエールで荒れた2021年はハンデ戦の上に阪神コースでの開催。2番目に荒れた4番人気の22年もまた阪神開催。つまりシンプルに京都のみを抽出すると以下となる。…
堅そうなレースも先入観は捨てる…最後まで穴を諦めないオータムリーフSの予想【WIN5】
堅そうなレースも先入観は捨てる…最後まで穴を諦めないオータムリーフSの予想【WIN5】 同条件で1番人気が3戦無敗 京都11RオータムリーフS(OP)ダ1400 過去10年の本レースの結果を見てみても、比較的堅い決着に終わると考えてよさそう。 あくまでデータだけだが、7番人気デンコウリジエールで荒れた2021年はハンデ戦の上に阪神コースでの開催。2番目に荒れた4番人気の22年もまた阪神開催。つまりシンプルに京都のみを抽出すると以下となる。 これに加えて距離も今年と同じダ1400に限定すれば、1番人気しか勝っていない。予想をする前にこれくらいは下調べしておきたいところだ。 つまり、傾向そのままなら今年も1番人気馬があっさり勝つ可能性が高いというわけね。 だが、それもメンバーと見てみないと分からないのだが、東海S(G3)と武蔵野S(G3)で3着に入ったビダーヤは、実績と実力的に1倍台になっても不思議じゃない存在。すんなりならこの馬で決まるかもしれないね。 額面通りに事が進まないのが、お競馬の怖いところではあるが、まずは横の対戦比較からはじめようか。 まずは出走していないインユアパレスさんの評価から。 神無月S 1頭だけ59キロを背負って2キロ軽いジャスティンアース、1キロ軽いノーブルロジャーに先着している。これだけでも逆転は期待しにくい感じ。 エニフS 同斤ライツフォルに1馬身3/4差で完勝。同じくコンティノアール、ノーブルロジャーを退けた。 東海S 復調したヤマニンウルスが格の違いを見せつけて圧勝。インユアパレスは2着、ビダーヤは同斤で1馬身1/2の後れを取った。タイムにして0秒3差ってとこね。 ならマギレがあるケースは、インユアパレスと0秒3以内の善戦をしていた馬が対象かな。 武蔵野S フェブラリーS(G1)を優勝し、相手が出遅れたとはいえ、東京のマイルで5戦無敗だったコスタノヴァとハナ差はかなり高く評価できる。でも距離適性はマイルの方が向いてそうね。 では、これをベースにして能力比較に切り替える。 ライツフォル…エルムSを同斤で0秒3 ジャスティンアース…2キロ差で0秒1 ノーブルロジャー…1キロ差で0秒1 もういいでしょう(浜中) え?栗東S(OP)でコンティノアールがジャスティンアースに先着した? コーラルS(L)でアドバンスファラオとテイエムリステットがヤマニンウルスに先着した? 天保山S(OP)でインユアパレスがコンクイスタ、ローズスター、モズミギカタアガリに先着許した? いつの話をしてるんですかまったくもう! 欅S 俺はこっちを信じるぜ! まあこんなのは圭太ちゃんとダミアン君の差だろうけどね。 はい、という訳でビダーヤさんは信じていいという話。なんか追い切りも普通にまだ元気に動いてるっぽいからさ。後は騎手次第じゃないかな。 手綱を取るのは西村淳也。既に川田君より上手いのではないかと密かに期待している若手だ。阪神の試合で前川右京の顔を見るたびに思い出す。 ここはもう割り切って買う方がいい結論だ。もちろん昨年の勝ち馬ライツフォルも忘れずに。 で、終わろうと思ってたんだけども最後に一考。想定外の一発があるなら意外性のあるタイプ。メンバーを色々見ている内にハッピーマンが面白いのではないかと感じた。いや、感じてしまったのよ。 高杉君とは絶交中だけど、無欲の勝利があっても不思議じゃない戦績。追い切りもジョッキー乗せて立て直しているし、3歳馬をここに出してくるのもなかなかの強気だ。デビュー戦の京都でアメリカンビキニを楽に突き放した走りは魅力。ちょうど人気もないから手頃じゃないか。 この馬が勝ったら高配トリガー引けるだろうから、名前と同じハッピーマンになれるかもしれない。ガシマンが東京でいない隙にチャンスをモノにしてみろ高杉! 前走は慣れない浦和で下げたのがダメ。結果論ですが、調教師も「前走は後手後手に回ってしまいました」と認めてる。 ◎ビダーヤ ○ジャスティンアース ▲ライツフォル △ノーブルロジャー ×ハッピーマン
win5data.info
November 29, 2025 at 10:36 AM
川田将雅「黄金タッグ」に隙あり!太目残りの一変に期待するウェルカムSの予想【WIN5】

川田将雅「黄金タッグ」に隙あり!太目残りの一変に期待するウェルカムSの予想【WIN5】 東京の芝2000なら脅威ではないはず 東京11RウェルカムS(3勝)芝2000 ルメールの人気馬がいれば即決の東京芝2000条件だが、ここでの出走はナシ。割と実力拮抗の顔触れだけに、騎手の手腕と展開がカギを握っているだろう。 アーモンドアイメモリアルとして開催された昨年は、7番人気タッチウッドが穴を出した。…
川田将雅「黄金タッグ」に隙あり!太目残りの一変に期待するウェルカムSの予想【WIN5】
川田将雅「黄金タッグ」に隙あり!太目残りの一変に期待するウェルカムSの予想【WIN5】 東京の芝2000なら脅威ではないはず 東京11RウェルカムS(3勝)芝2000 ルメールの人気馬がいれば即決の東京芝2000条件だが、ここでの出走はナシ。割と実力拮抗の顔触れだけに、騎手の手腕と展開がカギを握っているだろう。 アーモンドアイメモリアルとして開催された昨年は、7番人気タッチウッドが穴を出した。 ドゥラメンテ信者ならデビュー戦からチェックしていた馬だが、さすがに躊躇した。皐月賞(G1)の敗戦から約1年2か月ぶりのレースの上、馬体重も16キロ増だったもんなあ。とはいえ、元々評価の高かった馬で、乗っていたのはクリスチャンだったのだから、やっぱり買わない方が悪い。 で、その例外を除けば上から5頭勝ってれば足りる歴史が続く。 今年の同条件は全体的に堅くても、7番人気カムニャック、13番人気ニシノレヴナントみたいな波乱もあった。まあカムニャックは川田が乗り散らかした素質だったし、ニシノはまあ深く考えないくらいでいいんじゃないか(適当)。 想定の上位人気ならヴィレム、ミッキーツインクル、パンジャといったところ。 高配トリガーならハーツコンチェルト、エセルフリーダが候補。うーん、でもいまだに勝てないハーツコンチェルトや武藤のエセルフリーダは、欲張り過ぎの気もするなあ。 マーカンドアレルギーの出そうなヴィレムにしても、前走は勝ったシンハナーダが強過ぎた。ゴ三浦師匠から鞍上強化されただけであれだもんなあ。1-2番人気想定の2頭に票が集まるようなら、3-4人気狙いで元は取れる。 中山で買って東京で負けているパンジャは保険まで。頭まで期待するならダミアン君のコルレオニスの方。中間もL1で11秒台を連発した。近走は勝ったり負けたりの繰り返しだが5→1→7→1→8着と来たなら今回は1着の順番。何の根拠もないけど、ダミアン君が騎乗した2走前は東京の芝1800で上がり33秒9を使って快勝している。今回もまたダミン君が乗るなら心強い。 ミッキーツインクルは毎度お馴染み「川田将雅×中内田充正」の黄金コンビ。非情に期待値の高い組合せなのだが、東京の芝2000に関しては、そこまで上手くないのも川田君。引っ掛かったのは敗戦のコメントだ。 「直線の動き出しで内から出てこられた影響で上に浮いた走りになってしまい、ゴールまで浮いたままでした。難しい馬だけに、そこでの不利が応えました」 映像を見直すと外に張った犯人は菱田裕二のアウフヘーベン。実際追い出すタイミングで態勢を立て直す不利があった。でも元をただせば、あの超スローで何もしなかったのが敗因だ。彼が最も得意としているといってもいい中京芝2000でもバデル相手には勝てないんだ。 バデルは日本競馬への適応も早く、近い将来頭角を現すんじゃないかと話していた腕利きだが、もうこの時点で川田君よりは巧いくらいの認識でいい。 それが今度は東京の芝2000でリベンジが懸かる。戦績を見ても抜けた存在でもなく、中間の追い切りも26日にやっていながら、28日の金曜にも栗坂の坂路で61秒4-14.9の時計を出した。まだ太かったのかもねえ。 バデルはともかくイーガンやルメートルでも勝てた馬。後は川田君が取りこぼすかどうかだけだね。 ちょっとだけ気になったのはやっぱりハーツコンチェルトかなあ。 勝てない責任を押し付けられて降板した弘平と久々のコンビ再結成。陣営も弘平のせいじゃないのが分かったからこその起用だろう。 レベルが高いとは言えない現5歳世代だけど、タスティエーラは香港のクイーンエリザベス2世C(G1)、ベラジオオペラは大阪杯(G1)の連覇を達成したよ。タイム差なしの君もそろそろ頑張れないか? と、思ったんだけどなあ。馬券に入れてもWIN5はちと厳しいか。勝たれたら病むけど。 なんだかんだで武藤君は不安だがエセルフリーダにする。 前走は24キロ増と明らかに余裕残し。瞬発力勝負で後れを取ったのもやむなし。 ラスカンブレスやシャイニングソードと接戦した実力は確かだ。心情的にはハーツコンチェルトでも、武藤親子の勝負駆けに期待する。 ◎コルレオニス ○ミッキーツインクル ▲ヴィレム △パンジャ ×エセルフリーダ
win5data.info
November 29, 2025 at 10:36 AM
「高配トリガー」はここでも仕込む…自分から動ける馬が強い花園Sの予想【WIN5】

「高配トリガー」はここでも仕込む…自分から動ける馬が強い花園Sの予想【WIN5】 混戦打破のカギは浜中俊の存在 京都10R花園S(3勝)ダ1800 ご覧の通り、ハンデ戦の年だけ小波乱のレース。今年は定量戦のため、そこまで警戒はしなくていいかもしれないね。 しかし、時計面では注意が必要。 上位馬は後方から前崩れの展開を追い上げただけ。勝っている馬にしても1勝クラスであり、評価するにしても4月に勝っているロードラビリンスか。…
「高配トリガー」はここでも仕込む…自分から動ける馬が強い花園Sの予想【WIN5】
「高配トリガー」はここでも仕込む…自分から動ける馬が強い花園Sの予想【WIN5】 混戦打破のカギは浜中俊の存在 京都10R花園S(3勝)ダ1800 ご覧の通り、ハンデ戦の年だけ小波乱のレース。今年は定量戦のため、そこまで警戒はしなくていいかもしれないね。 しかし、時計面では注意が必要。 上位馬は後方から前崩れの展開を追い上げただけ。勝っている馬にしても1勝クラスであり、評価するにしても4月に勝っているロードラビリンスか。 ここでワンポイント捻るなら断然ワイドブリザードだ。前走は2着に敗れはしたが、スタートで遅れたにもかかわらず、強引にハナを奪って1000m通過60秒9の暴走。ゴール前でバスタードサフランに交わされたとはいえ中身のある内容だった。 そのバスタードサフランも次走は大井のレディスプレリュード(Jpn2)で0秒1差の善戦なら、レースレベルの裏取りもできる。 暴走王・浜中俊が作り出した糞ペースだったものの、当人は怪我で年内は休養。仮に無事でもジャパンC(G1)のディープモンスターがいるから乗り替わっただろう。今回は松若風馬への乗り替わりが好材料とは言わないが、前々で積極的な競馬ができるなら、「下手糞でも逃げ馬は買え理論」で相殺可能だ。 次のゾーンは順当にヒルノハンブルク、ペンナヴェローチェ、マルチャレアルになる訳だが、メイショウズイウンとの比較でヒルノハンブルクはボーダーラインの扱い。 ペンナヴェローチェにしても川田を乗せて【3.7.6.4】と勝てなかった馬。今回は団野大成に乗り替わりだが、団野君はWIN5のダート1800mで【0.7.3.34】 で勝ったことすらない。川田でも複勝扱いの馬が1着を期待するには足りない印象である。 怖さなら誠之助が騎乗するマルチャレアルの方。前走のハロウィンS(3勝)は、約1年1ヶ月ぶりの長期休養明け。それでも2着と格好をつけたなら上々。一度使われた上積みに期待ができるはずだ。 アーロンイメルは展開待ちで本物じゃないと考えていたのだが、前走の勝ちタイムは先述したハロウィンSの1分49秒4を0秒3上回った。 負けたマルチャレアルを面白いと評した以上、好時計で勝ったアーロンイメルを無視するのは矛盾する。 上位評価のポイントは自分から道中で動けるタイプ。ワンペースの馬よりは融通が利く。マルチャレアルは一度使われた割に調教は合わせで遅れと良化がスローだなあ。 と、この辺で切り上げようと思っていたのだが、ヤバそうな馬がまだ残ってた。それが典ちゃんが乗るイデアイゴッソウだ。 目に見える数字だけだと目立たないが、前走のレース映像を見て度肝を抜かれた。 例によって後方ポツンを発動した本馬、というか横山典弘だが、スタートよくなかったにしてもケツ2番手ポツン。 なにやってんのよもうw こんなん買うしかないやろ。 おじさんは典信者でもあるから「まーたやってんなあ」くらいに思うけど、馬主さんに叱られないのかなこれ。 5月東京で惨敗した後の休み明けだから無理させなかったんだろうけど、そのつもりで乗ってた本人が「あれ?やべえw勝てたかもしれん」って焦ったんじゃないかって走り。馬券買ってないから笑いごとで済むけど、もし買ってたら切れたかもしれない。 これを見てしまったからには消せない。まあそれでもポツンのリスクはあるけどね。 馬の方は典ちゃんがまじめに乗れば勝ち負けできる力はある。 クラウンシエンタを物差しにすれば、休み明けを叩いて良化に期待出来そうなマルチャレアルより魅力。この馬も候補だったんだけど追い切りは期待したほど動いてない。イデアイゴッソウと入れ替える。 ◎ワイドブリザード ○ロードラビリンス ▲アーロンイメル △ヒルノハンブルク ★イデアイゴッソウ
win5data.info
November 29, 2025 at 10:36 AM
配当はルメール次第で変わる…一発狙いの刺客をピックアップするアプローズ賞の予想【WIN5】

配当はルメール次第で変わる…一発狙いの刺客をピックアップするアプローズ賞の予想【WIN5】 ダートのルメールは疑っていい 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 まず今年のWIN5対象レースだった東京ダ1400の結果を確認する。 この条件で騎手買いするなら圭太ちゃんと武史は入れておきたいなと感じていたのだが、やっぱり武史は乗れてるね。…
配当はルメール次第で変わる…一発狙いの刺客をピックアップするアプローズ賞の予想【WIN5】
配当はルメール次第で変わる…一発狙いの刺客をピックアップするアプローズ賞の予想【WIN5】 ダートのルメールは疑っていい 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 まず今年のWIN5対象レースだった東京ダ1400の結果を確認する。 この条件で騎手買いするなら圭太ちゃんと武史は入れておきたいなと感じていたのだが、やっぱり武史は乗れてるね。 G1や関西圏で苦戦しているのは毎度のように指摘しているが、東京のダートで好成績を残していることは百も承知。記憶にとどめておくのと、こうしてファクトを見るのとで誤差が修正できる。馬質的に優遇されているから武史狙いは普通に成立しそう。 おまえいつも武史のこと割り引いてるじゃねえかというツッコミは不要です。買い時と消し時を考えて予想しているだけなのでそこは。 登録馬が出ると少しずつ予想を始めるのだが、このレースに関しては33頭もの馬が殺到していたので後回しにしていた。 フルゲートは当然だけど、このメンバーで予想を詰めていきたい。 で、まずいつも通り良限定で1年以内の勝ちタイムをソートするとこんな感じ。 なぜこの作業をするのかの理由は、ダートは芝と違ってブレが小さい分だけ時計に価値があること。キャリアが浅いなど、底を見せていない馬は大幅に短縮することもあるが、5歳や6歳になると限界もあるだろう。 また、夏競馬の振り返り記事で、今年の3歳世代は芝よりもダートの2勝クラスで強いというデータも出した。芝の方はトップクラスに関しては例年以上の強さと評していたため、マスカレードボールの天皇賞・秋(G1)でも自信を持って◎が打てたという理屈だ。 そして、WIN5や馬券的な意味で避けて通れないのは、ルメールが騎乗するレッドアレグロの扱いで間違いない。 ここまでダートで5戦2勝。前走は不良のダ1600を2番手から抜け出して7馬身差の大楽勝を決めている。うーん、普通に考えて強い。少額で戦ったり、他で点数を割けないようなら1点勝負も考えたい馬である。 付け入る隙があるなら、一度走った東京ダ1400で2着に敗れている点。それでもCBC賞(G3)を勝ったインビンシブルパパに先着しているのだからタダモノではない。 鵜呑みにできない懸念があるとすれば、勝ち馬のローリーグローリーが、その後サッパリで2勝クライスすら卒業できていないことか。 まあ若い馬って割とこういうのあるからねえ。 個人的な考えでは、どちらかというと派手に見える大楽勝より不良のダートだったことが信頼度を下げている感じ。みんなまだ覚えていると思うけど、月曜のWIN5で単勝1.3倍のシャンパンポップが負けたでしょ? 芝ならともかく、ダートで5馬身差もついたらそう簡単には逆転されない。 両レースの1000m通過は、晩秋Sが62秒0で東村山特別は61秒8。舟山君も圭太ちゃんも似たようなラップを刻んでるから、乗り方で大きな差はないと思う。差があったとしたらシャンパンポップの行きっぷりがもうひとつで、直線入り口のポジションが悪かったくらいか。 明確な理由付けは難しいものの、良と稍重で誤差が生まれたんじゃないかというのが見立て。今週末の天気が晴れなら良のダートとなるため、不良の1600を楽勝しても良の1400なら誤差は生まれるんでないかなと仮説を立てる。 1800に延ばして圧勝して1600も勝っての距離短縮。不良で楽勝してるからスピードはありそうだが、その辺はダート不振のルメールに取りこぼしてもらいたいところ。マスカレードボールだけ勝ってくれればいいのだ。 ルメールのダート成績(2025/WIN5) 2勝を挙げてはいるが、おじさんの中では実質全敗と同じ扱い。 というのも勝ったのは、いずれも土曜のWIN5だからだ。しかも逃げての勝利だから、逃げれば下手糞でも何とかなる理論で価値も下がる。だから土曜までWIN5やるなって言ってんだよ。データに異変が起きるんだわ。 てことで、ここまでの疑惑は距離短縮と馬場の違い、ダートのルメールは相変わらず危険という2つを軸に予想を組み立てたい。あれだね、シャンパンポップは外枠と内枠も影響してるっぽいね。やっぱダートは外枠有利だな。 本題に入るまでの前置きが長過ぎるので、そろそろ予想もしていく。 強い馬が普通に勝つ2勝クラスだから、欲張り過ぎても空振りする可能性は高い。それよりも大本命のルメールが飛ぶなら、234番人気あたりで高配トリガーは十分に引ける。入り口はそこ。 某キチガイ掲示板の予想オッズを参考にすると、レッドアレグロ→ダイシンリンク→カネショウレジェン、ドントゥザムーンくらいまでが候補。それプラス武史の一発狙いでフミサウンドに注意する感じか。 けどこれ逃げ馬なら面白かったんだが、差しはイメージ合わないなこれ。これじゃレッドアレグロの方が前にいるだろう。 いや、そんなことよりみんな中途半端な馬ばっかりだな。これならもう近走で好走している3歳馬でいいんじゃないの。 カネショウレジェン 2着 ダイシンリンク   5着 ドントゥザムーン  1着 あ、想定オッズと一緒だわ。。。そういうことね。 予想しないなら素直に入ってもいいんだが、それじゃ穴は拾えない。実際のレース映像を見てチェックする。 カネショウレジェンは安定感のある一方、ワンパンチ足りない競馬が続く。横山琉人も惜しいレースはするものの、WIN5の芝ダート合わせて【0- 3- 5-83/91】と未勝利。1着という意味なら削っていい。 むしろ前走で見どころあったのは極が乗っていたフミノサウンド。後ろから行く馬が不利な最内1番枠のスタート。後方から大外を回すロスのある競馬だったなら、カネショウは負かせる強さ。 それプラス一発を期待できる武史なら買いだね。逆にダイシンリンクの方が強調材料に乏しいかもしれない。関東森ハゲダート短距離で買い材料はあるが、仕方なく押さえるかどうかって評価まで。 ゴ三浦師匠のシャパリュは、ダ1600で使った前走の三浦特別(2勝)がよかった。外目を先行して勝ち負けまで持ち込んだが、最後の最後に捕まっただけ。前傾の厳しいラップを積極的に乗って、断然人気のサノノワンダーに先着したのは評価したい。 このところの東京ダートは直線の長さを感じるレースも増えた。1F短縮で他馬よりスタミナにお釣りがあれば残せる計算だ。 前走4馬身差勝ちのドントゥザムーン。東京の明良で面白そうだが、レース映像を見るとお釣りがない感じ。この着差を楽勝と見るには早計かなあ。ゴール前脚が上がってる。1400ならまだしも1300でこれなら厳しいかもね。 最後にレッドアレグロの話に戻そう。前走の楽勝は展開と馬場のプラスアルファが大きい印象。2着ソニックラインは、その後も4連敗。3着イモータルソウルもまた1勝クラスで頭打ちだ。 つまり、本当に強いかもしれないけれど、逃げればいいだけの不良ダートで負かした馬は大したことがない。これだけでも疑う意味はあるってことね。 あわよくば飛んでくれという願望込みのレースだけに点数はそこまで使えない。相性が悪いからこそ圭太ちゃんは残しておく。 ◎フミサウンド ○シャパリュ ▲レッドアレグロ △ダイシンリンク ×カネショウレジェン
win5data.info
November 29, 2025 at 10:36 AM
「世界一の刺客」も事実上の鎖国が返り討ち?最強馬たちが迎え撃つジャパンCの予想【WIN5】

「世界一の刺客」も事実上の鎖国が返り討ち?最強馬たちが迎え撃つジャパンCの予想【WIN5】 カランダガンは買わない 東京12RジャパンC(G1)芝2400 東京開催の最終週を飾る今週末の目玉は、なんといっても国際G1のジャパンCだ。 天皇賞・秋で初G1タイトルを手にしたマスカレードボールを筆頭に、クロワデュノール、ダノンデサイル、タスティエーラと3世代にわたるダービー馬が参戦する。東京優駿(G1)と同じ芝2400mの舞台でいずれ劣らぬ精鋭たちが覇を争う。…
「世界一の刺客」も事実上の鎖国が返り討ち?最強馬たちが迎え撃つジャパンCの予想【WIN5】
「世界一の刺客」も事実上の鎖国が返り討ち?最強馬たちが迎え撃つジャパンCの予想【WIN5】 カランダガンは買わない 東京12RジャパンC(G1)芝2400 東京開催の最終週を飾る今週末の目玉は、なんといっても国際G1のジャパンCだ。 天皇賞・秋で初G1タイトルを手にしたマスカレードボールを筆頭に、クロワデュノール、ダノンデサイル、タスティエーラと3世代にわたるダービー馬が参戦する。東京優駿(G1)と同じ芝2400mの舞台でいずれ劣らぬ精鋭たちが覇を争う。 それだけでも十分に見応えのあるメンバーだが、今年はさらに「世界最強馬の肩書を持つカランダガン」も出走する。 今年の欧州年度代表馬にも選ばれた英傑は、13日に発表されたロンジンワールドベストホースランキングで1位を獲得。名実ともに「世界最強馬」に相応しい実力と実績の持ち主といえるだろう。 夏に本格化を遂げ、英仏の代表的G1を3連勝。日本の平地競走じゃ滅多にお目にかかれない61.0キロや60.5キロで完勝を決めている。 「これほどの馬が、なぜ凱旋門賞(G1)に出走していないのか」 答えはシンプル。騙馬には出走資格が与えられていないためである。こちらについては日本のクラシック競走にも出走が認められておらず、「優秀な種牡馬を選定する」という趣旨に反するという理由のためだ。 まあ、そんなことはどうでもいい。我々のようなギャンブル中毒は、馬券になるかならないのかの方が最優先。あくまで私個人の独断と偏見を前提にジャッジしてみたい。 結論からいえば「NO」だ。 まず、当方はジャパンCと凱旋門賞が対極的なレースと考えているからである。 年々馬場の高速化に拍車が掛かり、見たことがないような勝ちタイムや上がりを目にすることも珍しくなくなった近年、相も変わらずパワーとタフさが重視される欧州競馬とベクトルは完全に逆向きなのだ。 にもかかわらず、日本ではいまだに凱旋門賞制覇が悲願のまま。外国勢は今ほど高速化が顕著ではなかった時代のジャパンCを優勝した過去はあるが、日本馬はいまだにエルコンドルパサーやオルフェーヴルの善戦を忘れられないまま悶々としている。 もちろん、挑戦する姿勢にリスペクトはあるものの、別競技とまで言われる舞台で好走するためには、やはりそれに相応しい調教なり慣れが必要だ。日本から遠征したディープインパクト産駒が惨敗しても欧州で育成された産駒はG1も勝っている。まあ「氏より育ち」ってことだろう。 それを踏まえた上で今回のカランダガンが、日本の高速馬場で好走する確率を考えれば、限りなく低いと述べざるを得ない。 いや、そうとも言い切れないぞと思いたいのは、ドバイシーマクラシック(G1)の好走実績。過去にカランダガンと同じく世界一になった日本馬、ジャスタウェイやイクイノックスもドバイの地でレーティング1位を獲得した。 しかし、彼らの場合は楽勝した結果で1位。対するカランダガンはダノンデサイルの2着に敗れており、評価の対象は欧州G1の3連勝の方。もうこの時点で同列に語れなくなってしまう。 例として近5年のドバイシーマクラシックの勝ち馬とタイムを振り返ろう。 ■ドバイシーマクラシックの勝ち馬と勝ちタイム 2025年 ダノンデサイル  2:27:05 2024年 レベルスロマンス 2:26:72 2023年 イクイノックス  2:25:65 2022年 シャフリヤール  2:26:88 2021年 ミシュリフ    2:26:65 ではジャパンCの場合は同だろう。 ■ジャパンCの勝ち馬と勝ちタイム 2024年 ドウデュース   2:25:5/32.7 2023年 イクイノックス  2:21:8/33.5 2022年 ヴェラアズール  2:23:7/33.7 2021年 コントレイル   2:24:7/33.7 2020年 アーモンドアイ  2:23:0/34.7 ■ダービー(参考情報) 2025年 クロワデュノール 2:23:7/34.2 時計がすべて2つや3つ速くなっているだけではなく、特筆すべきは上がりの速さ。海外では日本のように上がり3ハロンの数字は確認しにくいが、確認しなくても日本のコースより速くならないはず。 目をそらせないのは、ドバイシーマクラシックで敗れた事実の方。本格化云々以前にドバイでは後の欧州最強馬ですらダノンデサイルの軍門に下った訳だ。 我々は日本馬が好走実績を持つドバイのレースで問題なかったからこそ、カランダガンに警戒を深めているかもしれないが、既に欧州と日本の中間に位置するドバイで負けた馬が、さらに軽くてスピードを求められる日本で逆転可能なのかということ。繰り返すが答えは「NO」となる。
win5data.info
November 29, 2025 at 3:21 AM
ジャパンCの前に難題山積み…高配当も期待できそうな日曜WIN5の徹底攻略データ

ジャパンCの前に難題山積み…高配当も期待できそうな日曜WIN5の徹底攻略データ これそう簡単に終わらないかも? 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 過去10年の結果はなく近4年が対象。距離もダ1600から1F短縮して1400条件になっている。 昨年は4番人気シゲルソロソロに勝たれて即死した苦い記憶もある。比較的実力通りに決着する1600と違い、1400は紛れが起きやすいので注意したい。 WIN5東京ダ1400(騎手) 騎手 着別度数 勝率 戸崎圭太 14- 9- 4-28/55 25.5% ダイシンリンク…
ジャパンCの前に難題山積み…高配当も期待できそうな日曜WIN5の徹底攻略データ
ジャパンCの前に難題山積み…高配当も期待できそうな日曜WIN5の徹底攻略データ これそう簡単に終わらないかも? 東京10Rアプローズ賞(2勝)ダ1400 過去10年の結果はなく近4年が対象。距離もダ1600から1F短縮して1400条件になっている。 昨年は4番人気シゲルソロソロに勝たれて即死した苦い記憶もある。比較的実力通りに決着する1600と違い、1400は紛れが起きやすいので注意したい。 WIN5東京ダ1400(騎手) 騎手 着別度数 勝率 戸崎圭太 14- 9- 4-28/55 25.5% ダイシンリンク 横山武史 5- 2- 1-12/20 25.0% フミサウンド ーーーーーーーーーー 岩田康誠 5- 1- 4-21/31 16.1% ジューンポンポン ルメール 5- 3- 5-22/35 14.3% レッドアレグロ ーーーーーーーーーー 三浦皇成 5- 6- 2-47/60 8.3% 石橋脩  3- 4- 5-39/51 5.9% 坂井瑠星 1- 1- 1-10/13 7.7% 池添謙一 1- 0- 0-14/15 6.7% 木幡巧也 1- 0- 3-16/20 5.0%
win5data.info
November 27, 2025 at 3:33 PM
「11年連続」馬券圏内のヒントは日の丸?クロワデュノールに神風吹いたジャパンCの徹底攻略

「11年連続」馬券圏内のヒントは日の丸?クロワデュノールに神風吹いたジャパンCの徹底攻略 相変わらずの枠順操作疑惑() 東京12RジャパンC(G1)芝2400 秋天とジャパンCってどっちがレベル高いのだろうか。 そんなことに思いを馳せる年もある国際G1だ。アーモンドアイが出走しなかった2019年は、3番人気スワーヴリチャードが勝ち、イクイノックスが不在の22年も3番人気ヴェラアズールが優勝した。確かどちらも◎だったの思うので、ジャパンCとの相性は悪くないと思いたい。…
「11年連続」馬券圏内のヒントは日の丸?クロワデュノールに神風吹いたジャパンCの徹底攻略
「11年連続」馬券圏内のヒントは日の丸?クロワデュノールに神風吹いたジャパンCの徹底攻略 相変わらずの枠順操作疑惑() 東京12RジャパンC(G1)芝2400 秋天とジャパンCってどっちがレベル高いのだろうか。 そんなことに思いを馳せる年もある国際G1だ。アーモンドアイが出走しなかった2019年は、3番人気スワーヴリチャードが勝ち、イクイノックスが不在の22年も3番人気ヴェラアズールが優勝した。確かどちらも◎だったの思うので、ジャパンCとの相性は悪くないと思いたい。 今年の目玉は、何といっても天皇賞・秋(G1)で初G1勝利を飾ったマスカレードボール、クロワデュノールとダノンデサイルといった新旧ダービー馬対決(タスティエーラを無視するな)、これに加えて近年最強といえる外国馬の刺客・カランダガンの参戦だろう。 ただ、本稿は予想記事でもなくデータが主題のため、深堀りはしないでおく。 過去10年の結果 人気 着別度数 勝率 1番人気 6- 1- 2- 1/ 10 60.0% ーーーーーーーーーー 2番人気 0- 3- 3- 4/ 10 0.0% ーーーーーーーーーー 3番人気 2- 1- 1- 6/ 10 20.0% ヴェラアズール、スワーヴリチャード 4番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% ショウナンパンドラ 5番人気 1- 2- 1- 6/ 10 10.0% シュヴァルグラン ーーーーーーーーーー 6番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 7番人気 0- 2- 0- 8/ 10 0.0%
win5data.info
November 27, 2025 at 8:38 AM
マスカレードボール信者が期待するドラマとロマン…700万円の借りを返したいジャパンC

マスカレードボール信者が期待するドラマとロマン…700万円の借りを返したいジャパンC 天皇賞は見た目以上に強い内容 東京12RジャパンC(G1)芝2400 【ジャパンC、30日・東京競馬場】クロワデュノールの参戦が正式に発表された26日の追い切りだが、当サイトのお目当てはもちろんマスカレードボールだ。…
マスカレードボール信者が期待するドラマとロマン…700万円の借りを返したいジャパンC
マスカレードボール信者が期待するドラマとロマン…700万円の借りを返したいジャパンC 天皇賞は見た目以上に強い内容 東京12RジャパンC(G1)芝2400 【ジャパンC、30日・東京競馬場】クロワデュノールの参戦が正式に発表された26日の追い切りだが、当サイトのお目当てはもちろんマスカレードボールだ。 初G1制覇を遂げた天皇賞・秋(G1)と同じく美浦の坂路で嶋田純次(レースはC.ルメール)を背に追われ、4F53.0-12.4のタイムをマーク。稍重の状況で0.4秒追走したツルマウカタチ(古馬2勝)に併入した。 前走は「異例の木曜追い」だったが、今回は平常運転の水曜追い。完調手前の状態からコンディションも上昇しているはずだ。天皇賞もなかなかのメンバーだったが、ジャパンCには未対戦のダノンデサイル、春の東京優駿(G1)で先着を許したクロワデュノールが立ちはだかる。現役最強馬を目指すには、こういった難敵を退けてこそ。引き続き負けられない戦いが続く。 ジャパンCの話をする前に天皇賞・秋の映像を振り返っておきたい。 天皇賞・秋全パト 大方の予想通り、武豊のメイショウタバルがハナを主張したものの、ラップ刻みの名手が選択したのは、1000m通過62秒0という超のつくスロー。ジョッキーカメラでルメールが「おっそいわ(怒」とこぼしている音声も含まれていたほどだ。 12秒6-12秒3-12秒2-12秒5-12秒4=62秒0 12秒2-11秒5-10秒9-10秒9-11秒1=56秒6 前後半5F62秒0-56秒6で後傾5秒4という酷いラップだが、この数字の並びなら最も注目すべきは「11秒5-10秒9-10秒9-11秒1」のL4だろう。いかに超スローだったとはいえ、4Fの上がりは実に44秒4という見たことのないような数字である。 勝ちタイムの1分58秒6(良)は、過去10年で2017年キタサンブラックの2分8秒3(不良)、16年モーリスの1分59秒3(良)に次ぐ遅い決着ではあったが、ことL4に関しては断トツの速さだ。 過去の天皇賞・秋でL4の速い順 25年マスカレードボール 44秒4(1分58秒6) ーーーーーーーーーー 20年アーモンドアイ   45秒3(1分57秒8) 09年カンパニー     45秒4(1分57秒2) 21年エフフォーリア   45秒4(1分57秒9) 05年ヘヴンリーロマンス 45秒4(2分0秒1) 24年ドウデュース    45秒5(1分57秒3) 19年アーモンドアイ   45秒6(1分56秒2) 15年ラブリーデイ    45秒6(1分58秒4) 18年レイデオロ     45秒8(1分56秒8) 確かにこれはペースを落とし過ぎた武豊の産物というのは間違いない。 東京の芝2000で最もやってはいけない逃げを敢行した名手の胸中は理解に苦しむが、これが暮れの中山で行われる有馬記念(G1)なら、理想的なラップにも映る。 馬場や舞台の違いはあるものの、宝塚記念(G1)のイメージに近いだろう。むしろ直後につけていた好位組がズルズルと後退した中、メイショウタバルは脚色が衰えることなく0秒2差で入線していたのだから、天皇賞を捨ててまで有馬記念の乗り方を試行錯誤していた疑惑まである。 それは別件として、天皇賞の話に戻ると「本当に有利不利だけで着順が決まったのか」も考えておきたい。 実質L4だけの上がり勝負に見えて、勝ち馬のマスカレードボールに「有利な状況だった訳でもない」ことは無視しない方が良さそう。戸崎圭太がどん詰まりしたブレイディヴェーグのような致命的不利がなかったにせよ、ルメールの騎乗で不利なく実力を出せただけ。普通に強い勝ち方をしていることは認めるべきだ。 というのもレース後のコメントで、本馬の走りに驚いたワードがいくつか出ていたからである。 まずルメールは、「レースのプランは特になかった」と振り返った一方、「ジリ脚でスタートの速くないこの馬がいいスタートを切ってくれ、好位置を取ることができた」と話している。これはレースに入りが遅かったため、出して行かなくてもそこそこのポジションをキープ出来たという意味でいいか。 次に気になったのは「向正面でペースが落ちた時には心配になった」というワード。おそらく「おっそいわ」のシーン前後と思われるが、「長くいい脚を使うことは分かっていたものの、切れ味を発揮できるかどうかが分からなかったから」と続けている。 これらをまとめると、「出脚のよくない馬なので、ある程度後ろからの競馬は想定していた」「いい脚を長く使えても一瞬の切れには不安があった」ということ。 ところが、パートナーは32秒3(3位タイ)の切れ味を見せて勝ち切った。上回れた上位2頭はさらに後ろにいた馬だったなら、勝てる位置で最速の上がりを使ったのはマスカレードボールとミュージアムマイルのみ。 ライバルは直線で外を回した分だけ3/4馬身差という差に表れたが、完調手前で間に合ったマスカレードボール、セントライト記念(G2)を使って臨んだミュージアムマイルと考えれば、勝った事実を評価した方がいい。 そして厄介なライバルはジャパンCに出走せず、次走は有馬記念の参戦を表明済み。目に見えるところの強敵とは戦わないで済む。天皇賞の勝利にどれ程の価値があったかについては、レース後にジャパンCの継続騎乗を打診されたルメールが即答でOKしたことでも分かる。 いい方にルメールの予想を裏切ったマスカレードボールだが、次にデータ的な側面からも好走の可能性を探る。 天皇賞・秋に出走した3歳馬の成績(3着以内) 13番人気ダンスインザムードが2着に激走した2004年を除けば、馬券に絡んだ馬の評価はすべて4番人気以内。※ちなみに04年の3着は4歳牝馬アドマイヤグルーヴで9番人気。 1番人気で優勝したのは22年イクイノックスと今年のマスカレードボールしかいない。 それだけでも十分に価値があるのだが、世代レベルの高さを裏付けたのは、2着に入ったミュージアムマイルの存在。時代の変化とともに3歳馬の好走が珍しくなくなったとはいえ、ワンツーフィニッシュは史上初の快挙である。この2頭を負かしたクロワデュノールに無敗の三冠を期待する声が出たのも納得だ。 実際、レース前はマスカレードボールにG1勝ちがない状況で、G1馬が7頭集まった豪華メンバーだった。それでも無冠の最強馬が勝利した訳である。 天皇賞の話を続けても意味はないので、ジャパンCと関連付けた話もしようか。 天皇賞・秋を優勝した馬のジャパンC成績 データは2000年以降に限定しているが、馬券圏内にはしっかり入っている。これをさらに絞り込んで、1番人気で優勝した馬の場合は5勝3着4回。※ブエナビスタの降着はなかったものとする 下馬評的にマスカレードボールが1番人気に支持される前提で話しているが、勝率100%でないにしても馬券圏内なら全財産突っ込んでも大丈夫(大丈夫じゃない)データとなる。 突っ込みを我慢している読者がいるとしたら、「でも3歳馬じゃねえじゃんこれ」という反応かもしれない。もちろん、3歳馬のデータも用意してますよっと。 まああれですわ、史上初のワンツーフィニッシュが出たくらいにハイレベル世代だった訳であり、前例が少ないのは仕方のないことですわよ。 ジャパンCに出走した3歳馬の成績と前走成績 少なっ(当然)。秋天からの連勝はナシ。秋華賞(G1)からの連勝は、いずれも三冠牝馬のアーモンドアイとジェンティルドンナ。菊花賞(G1)からの連勝もナシ。1番人気に支持される条件を考慮すればアーモンドアイに近いか。 とまあ馬券圏内に入りそうでも、3歳馬の場合は話が別となる。 だが、本当にそれで終わりにしてもいいのか。 否、本稿では「単純に勝てそうな馬がジャパンCに出てこなかっただけじゃね?説」を提唱してみたい。 だってさあ、条件的に勝ち負けしてもおかしくないリバティアイランドやコントレイルにデアリングタクトを返り討ちにしたのってイクイノックスやアーモンドアイでしょ。そもそも出て来たら1番人気だったであろうエフフォーリアやイクイノックスが意図的に使われず、有馬記念に行っちゃったじゃん。 エフフォーリアは秋天で負かしたコントレイルのラストランを邪魔しないためっぽかったし、イクイノックスだって出れたら出るみたいな匂わせだけで出なかったもんね。 結局都合のいい絵を描いて終わる 改めて主張したいのは、今年の3歳が「イクイノックス、ドウデュース、ジオグリフ世代の再来」かもしれないって説ね。 穴人気の馬(ジオグリフ、ミュージアムマイル)が皐月賞を勝ち、ダービー馬(ドウデュース、クロワデュノール)が凱旋門賞に挑戦し、ダービー2着馬(イクイノックス、マスカレードボール)が秋天を勝つ。ここまで完全に一致した。 むしろ先輩の世代は、ジオグリフが秋天で9着に敗れ、4番人気ダノンベルーガが3着に入った。これに対して今年の3歳はミュージアムマイルが2着で史上初の3歳ワンツーなら、割り引く必要もないんでないか。 2代目イクイノックスの道を歩むなら、ここを勝つかどうかが分岐点。ギャンブルに私情を持ち込むと冷静な判断が出来なくなることもあるが、ドラマやロマンを夢見るのも競馬の醍醐味。そして勝つのが好きな馬だったならハッピーエンドが待っている。 自分を信じ切れずに取れたはずの700万円をみすみす逃がした秋天のWIN5は、ここ数年で一番のトラウマとなったことは間違いない。 だからこそ、今回は配当云々関係なく初志貫徹でブレない勝負に徹してみたい。 ※本サイトの筆者はマスカレードボール信者です。馬券がはずれてもクレームはなしでお願いします。
win5data.info
November 26, 2025 at 7:30 AM
「使い分け」気になるクロワデュノール参戦…カランダガンの扱い決まったジャパンC【WIN5】

「使い分け」気になるクロワデュノール参戦…カランダガンの扱い決まったジャパンC【WIN5】 凱旋門賞の逆バージョン 東京12RジャパンC(G1)芝2400 クロワデュノール 26日、出否に注目を集めたクロワデュノールの追い切りが栗東の坂路で行われた。C.デムーロ(レースは北村友一)を背に栗東CWを6F82秒4-11秒1(馬なり)で駆け抜け、テルヴィセクス(二歳未勝)一杯の内から0.7秒追走してアタマ差の先着。陣営は追い切り次第と話していたため、時計や動きに関しては及第点のジャッジということだろう。…
「使い分け」気になるクロワデュノール参戦…カランダガンの扱い決まったジャパンC【WIN5】
「使い分け」気になるクロワデュノール参戦…カランダガンの扱い決まったジャパンC【WIN5】 凱旋門賞の逆バージョン 東京12RジャパンC(G1)芝2400 クロワデュノール 26日、出否に注目を集めたクロワデュノールの追い切りが栗東の坂路で行われた。C.デムーロ(レースは北村友一)を背に栗東CWを6F82秒4-11秒1(馬なり)で駆け抜け、テルヴィセクス(二歳未勝)一杯の内から0.7秒追走してアタマ差の先着。陣営は追い切り次第と話していたため、時計や動きに関しては及第点のジャッジということだろう。 ただ、入り口の敷居の低さは少々気になるところ。これだけのメンバーが揃った舞台を前に、絶好調とはいかないまま、最後の最後まで結論を先延ばしにした。 ホープフルS(G1)から皐月賞(G1)に直行した馬が、フランスに遠征してプランスドランジュ賞(G3・9月14日、1着)、凱旋門賞(G1・10月5日、14着)と連戦して帰国。慣れないアウェーの地で”日本より重い重馬場”を激走した疲れは、そう簡単に抜けないかもしれない。 状態が戻らない場合、ジャパンCをパスして有馬記念(G1)への参戦も視野に入れていたようだが、クロワデュノールを所有するサンデーレーシングは、既にレガレイラとミュージアムマイルの出走を表明している。 見方によっては使い分けしたい「オーナーサイドの意向」も含まれているとも考えられ、「斉藤崇史調教師なりの抵抗」だった可能性もありそうだ。いずれにせよ、「参戦を正式表明したからには戦える状態にある」と思いたい。 シンエンペラー その一方、競馬ファンが気になるクロワデュノールの過密ローテに関しては、シンエンペラーがちょうどいいサンプルになるか。 同馬は昨年アイリッシュチャンピオンS(G1・9月14日、3着)、凱旋門賞(10月6日、12着)とほぼ同じ日程で連戦してジャパンCに出走。8番人気の評価を覆してドウデュースの2着に好走している。これを前向きに受け取れば、クロワデュノールについても心配し過ぎの可能性もなくはない。 とはいえ、欧州血統のシンエンペラーは本質的にタフな上、海外遠征を熟知した世界のYAHAGIが管理する馬。同じ馬ではないのだから楽観視するのは危険か。今年の臨戦過程は、中間の追い切りも最終の坂路も好タイムで状態面の心配はなさそう。マークが必要だ。 ダノンデサイル ダノンデサイルは4月のドバイシーマクラシック(G1)を制した勢いで参戦した英インターナショナルS(G1)で6頭立ての5着に惨敗。8月20日のレースからゆとりのあるローテーションでジャパンCに出走する。 1週前に戸崎圭太を背に栗東CWで6F78秒2-11秒8、最終も同コースで6F81秒3-11秒4と順調な調整過程を進んだ。横山典弘イズムの強い安田翔伍厩舎なら、好調キープを信頼していい。 重箱の隅をつつく意味で懸念するのは、やはりエピファネイア産駒である点。何かの拍子にやる気スイッチがプツリと切れ、状態は悪くないにもかかわらず突然走らなくなる馬を散見する。 気のせいと思いたくもなるが、エフフォーリアを筆頭にアリストテレス、ブローザホーン、ステレンボッシュらが似たような症状に感じられたため、「あまりにも走らなさ過ぎた前走の敗戦」が引っ掛からない訳でもない。 カランダガン 最後に「近年のジャパンCに出走した外国馬で最強の刺客」と目されるカランダガンについても触れておきたい。 過去の外国馬との大きな違いは、ドバイシーマクラシックを好走したことだ。ダノンデサイルの0秒2差2着に敗れはしたものの、ドゥレッツァ、チェルヴィニア、シンエンペラーに先着した。 日本馬にとって鬼門といえる欧州と異なり、過去に好走例の多いドバイで互角の走りを演じた意味は大きい。馬場適性を考えれば、ドバイで好走イコール日本でも好走の図式が成り立つ。それならジャパンCで不気味に映る理屈は通る。 とはいえ、こちらについては当サイト以外でも同様の仮説を立てている記事も出ているはず。だからといって「安易に飛びつくのも話がうま過ぎる」と感じた。少し冷静になれば、英仏でG1を3連勝しているような馬でも、「ドバイの馬場では負けてしまう」と考える方がしっくりくるからである。 正直、この先もキングジョージ6世&QES(G1)を勝てるような日本馬が登場する可能性は相当に低い。それほど欧州色の色濃い舞台だ。あくまでフルパワーを発揮するのはホームの競馬場であり、ドバイで通用したのも元々のポテンシャルが高かったからだろう。 ではそのドバイと秋の東京開催を比較してみてどうか。超スローペースだったとはいえ、天皇賞・秋(G1)では4着シランケドが上がり3F31秒7の末脚を使った馬場なのだ。ドバイの敗戦にしても先に抜け出したダノンデサイルを追い詰めたというより、置いて行かれたようにも映る。 タフな欧州ならそんな脚は最後まで持たないのだが、トップギアへの切り替えの早さ、加速と末脚の爆発力で見劣ることは否定できない。となると前に行っても交わされ、後ろから行っても届かないシーンの方がイメージに近い。 今度こそ怖い今度こそ怖いの歴史を繰り返して19年。もういい加減にそういうのはなしにしてもいいのではないか。「日本馬の凱旋門賞の対義語が欧州馬のジャパンC」の図式は変わらず。違いがあるとすれば、まだ馬場造園課が魔改造する前のジャパンCは欧州馬が勝利していることだ。 その間に日本の馬場は年々高速化が進み、今となっては条件戦ですら過去の名馬たちが刻んだレコードと遜色ないタイムが出る有様。一昔前ならいざしらず、現在の超速馬場でドバイの好走を過大評価するのは怖い。 凱旋門賞にしてもそう。前哨戦で好走してもしかしたらと期待してもやっぱり厳しかった。天候に恵まれなかったことは大きかったにしても、それは外国馬にとっての日本の馬場と同じこと。週末の天気も崩れなさそうな雰囲気でもあり、「買いか消しか」で問われると「消し」の結論だ。
win5data.info
November 26, 2025 at 4:55 AM
外国馬「19連敗」でもカランダガン不気味…マスカレードボールに注目集まるジャパンCの展望

外国馬「19連敗」でもカランダガン不気味…マスカレードボールに注目集まるジャパンCの展望 G1馬8頭が出走する注目のレース 東京12RジャパンC(G1)芝2400 アドマイヤテラ   牡4 川田将雅 [外]カランダガン  セ4 バルザロ クロワデュノール  牡3 北村友一 コスモキュランダ  牡4 丹内祐次 サンストックトン  牡6 松岡正海 サンライズアース  牡4 池添謙一 ジャスティンパレス 牡6 C・デム シュトルーヴェ   セ6 未定 シンエンペラー   牡4 坂井瑠星…
外国馬「19連敗」でもカランダガン不気味…マスカレードボールに注目集まるジャパンCの展望
外国馬「19連敗」でもカランダガン不気味…マスカレードボールに注目集まるジャパンCの展望 G1馬8頭が出走する注目のレース 東京12RジャパンC(G1)芝2400 アドマイヤテラ   牡4 川田将雅 [外]カランダガン  セ4 バルザロ クロワデュノール  牡3 北村友一 コスモキュランダ  牡4 丹内祐次 サンストックトン  牡6 松岡正海 サンライズアース  牡4 池添謙一 ジャスティンパレス 牡6 C・デム シュトルーヴェ   セ6 未定 シンエンペラー   牡4 坂井瑠星 セイウンハーデス  牡6 津村明秀 タスティエーラ   牡5 レーン ダノンデサイル   牡4 戸崎圭太 ダノンベルーガ   牡6 未定 ディープモンスター 牡7 松山弘平 ドゥレッツァ    牡5 プーシャ ブレイディヴェーグ 牝5 マーカン ホウオウビスケッツ 牡5 岩田康誠 マスカレードボール 牡3 ルメール ヨーホーレイク   牡7 岩田望来
win5data.info
November 25, 2025 at 6:58 AM
「10点」買っても当たらないセンスに絶望…だから競馬は面白い【WIN5回顧】

「10点」買っても当たらないセンスに絶望…だから競馬は面白い【WIN5回顧】 針の穴を通すほどの持ってなさがヤバい WIN5の結果 頭数の多いレースも複数あり、見ごたえあるメンバーの集まったマイルCS(G1)が行われた割に売れていない。 秋華賞(G1)の週より面白いと思ったんだけどなあ。秋G1で盛り上がる時期にしては、意外な売り上げ減である。3日間開催の今週末は土曜どころか月曜までWIN5やるから、買い控えもあったのだろうか。…
「10点」買っても当たらないセンスに絶望…だから競馬は面白い【WIN5回顧】
「10点」買っても当たらないセンスに絶望…だから競馬は面白い【WIN5回顧】 針の穴を通すほどの持ってなさがヤバい WIN5の結果 頭数の多いレースも複数あり、見ごたえあるメンバーの集まったマイルCS(G1)が行われた割に売れていない。 秋華賞(G1)の週より面白いと思ったんだけどなあ。秋G1で盛り上がる時期にしては、意外な売り上げ減である。3日間開催の今週末は土曜どころか月曜までWIN5やるから、買い控えもあったのだろうか。 1レース目で1.7倍ブルーマエストロが敗れはしたが、結果的に1番人気が3勝。混戦の京都10Rで8番人気フェルヴェンテが穴を出したものの、シェアを見れば一目瞭然。誰もが荒れると警戒したレースだけに票が分散し、明らかな高配トリガーといえそうなのは10番人気以降だった。 ラストを締めくくったのも、1.8倍の断然人気ジャンタルマンタルだったなら、20万に届かない低配当も納得だ。外れるよりはいいけど、20万ならかすり傷って感じ。 それでは各レースの回顧と分析に移ろう。 京都09R花見小路S(2勝)芝1600 同日メインのマイルCS(G1)と同条件。もう何となくね、嫌な予感はしていたのよ。上がり33秒4という数字を目にしたからさ。 2勝クラスで1分33秒5が出るなら、G1だと時計がひとつふたつ速くなる。だったら1分32秒5や1分31秒5も頭に入れなきゃならなくわけで、ラストをソウルラッシュ1点にした人間にすれば、死刑宣告のようなものである。 現実に時計がふたつ速くなって1分31秒3だったもんね(笑)。 それも踏まえた上でだけど、ブルーマエストロのルメールは位置取り的に難しかったか。レースを見ながらなんでそんな後ろにいるんだよと思ったが、なんか馬の方も行きっぷりがよくなかったよねえ。 それでも最低限の格好はつける2着。負けはしたけど近いうちに卒業できるんじゃないかな。 花見小路S全パト 勝ったダノンフェアレディはクリスチャンの仕掛けと位置取りが絶妙。スタートしてすぐ松若のヨウシタンレに前を遮られる不利もあり、外から先手を主張した池添謙一のクスクスが華を奪うややこしい展開だった。 勝負どころから慌ただしくなり、各馬が外を回す中、遠回りしないで真ん中から抜け出したのはさすがのひとこと。 いや、それよりも問題視すべきは騎乗する騎手に工夫がなさ過ぎる点。この話は以前も指摘したはずだが、どいつもこいつもバカみたいに外を回す。それが完全に正解ならまだマシなのだが、内の進路を選択した人馬に出し抜かれるシーンがやたらと目につく。 穴馬を狙う競馬ファンと同じく、「周りがみんなそうするなら俺は逆のやり方で勝つ」という発想がないんだよ。 こんなに内がガラ空きになるなら、イン突きを狙っても前が塞がるリスクもない。外枠の馬ならあえて一旦下げてからロスなく内を作選択肢だってある。この前ゲボ吐きそうになったエアファンディタの亀田温心だって同じ作戦で大穴を出した。 BコースからCコースに替わっても同じことをやり続けてるもんね。だから君たちは中卒なんですよ。あ、また言っちゃった。 そうはいっても「頭を使って乗れる騎手」と「頭を使えない騎手」は間違いなく存在する。こちらも好き放題クレームをつけている自覚はあるが、当事者よりも外野の方が客観視できることだってあるだろう。 東京10R秋色S(3勝)芝1600 最近の荻野極は比較的乗れている。小倉記念(G3)のラスカンブレスで文句を言ったが、心情としては和解していた。 とはいえ、東京の菅原明良ほど信じていなかったのも確か。極に替わるのがプラスかマイナスかは少し悩ましかった。 そんな期待と不安の混ざったレースながら、終わってみれば理想的な完璧騎乗。もうなんというかね、ラップの刻み方が美し過ぎる。 12.3-10.9-11.0-11.5-11.7-11.4-11.5-11.6 前後半3F34秒2-34秒5で4Fは45秒7-46秒2。多少のリスクは覚悟した上で主導権を握り、その後はずっと11秒台半ばを連発しているの。ラップ刻みの天才武豊もびっくりだね。 でもって現在の時計も上がりも出る東京コース。1分31秒9の好時計で駆け抜け、上がりも34秒5でまとめたのだからお見事だ。 2着に敗れたコートアリシアンは、このペースじゃ身動き取れない。大輔も綺麗に乗っていたが、今日のところは極の手腕に脱帽。むしろ前走の大敗から巻き返しただけ収穫もある。 手前味噌でちょっとだけ褒めてもらいたいのは、10番人気で3着に好走したファインライン。これ予想記事でも推していた馬だが、1着には届かないけど馬券に入れたかったと評している。 なぜ気になったのかと問われれば、日高S(3勝)も三年坂特別(3勝)も池添謙一の騎乗に不満しかなかったからだ。 特に前走なんかクソクソアンドクソ騎乗で酷かった。それならまだ東京の広しの方が上手く乗れるだろうと考えた訳だ。この切れ味勝負じゃ3着が精一杯だったけどね。WIN5の買い目でもどうしようか悩んだほど。 ジョッキーコメント 1着エンペラ―ズソード 荻野極 「以前よりも馬がしっかりとしてきました。スピードに乗ってからしっかりとした脚で、しぶとかったです。よく踏ん張ってくれました」 2着コートアリシアン 佐々木大輔 「ゲートに入る前から集中していませんでした。馬がいない方に意識が向いていて、対処しましたが、上手く乗れませんでした」 3着ファインライン 北村宏司 「理想的な競馬は出来ました。前が広くなってからの集中力が課題だと思っていましたが、抜け出してフラつき、詰め切れませんでした。気を抜かせずに運べれば良いと思います」 京都10RレジェンドトレーナーC(3勝)ダ1400 高杉君のヴェロクオーレが主張して前後半34秒9-36秒6(前傾1秒7)と流れる展開。この走りができるなら3着でも悪くないね。 というより今日のWIN5で一番面白かったのがこのレース。予想記事を読んだ人なら分かると思うけど、「予想しない予想」を駆使するほどなりふり構わない買い方をしていたんだもの。 普段は2点3点で穴馬を読み切る予想をしている人間が、10点買うなら予想なんかしなくていいやと油断した途端にこれ。700万取り逃がしたときの亀田温心と同じく評価しているガシマンの馬にやられたという。 持ってない人間ってのは、生き方や考え方も持ってないんですよ。針の穴を通すようなコントロールでハズレを引く天才なのだ。 どうせ脳死買いするなら上から10頭選べば終わりにもかかわらず、12番人気のスミが勝ったら激アツだよなあと切らぬ珍子の皮算用してる場合じゃないよまったく。 見てくれよこれ。大惨事だぜ(笑) 勝率も低くて2着の方が多い馬だからというのが入れなかった理由だが、マーカンド(スミ・15着)なんて買うくらいならガシマンでええやんか。 坂井瑠星といえば、当方がいつも言っている「下手糞な奴はとにかく逃げろ」で頭角を現した騎手である。「坂井瑠星はワシが育てた」といっても過言ではない(過言)。こんなうんこサイト読んですらいないと思うが、おじさんの言うことをちゃんと聞いている好青年さ。 彼のことをガシマンと呼んでいるのは、ガシガシやってでも前につけるガシガシマンの省略だからね。誤解しないでね。 ジョッキーコメント 1着フェルヴェンテ 坂井瑠星
win5data.info
November 23, 2025 at 11:44 AM
「負けて当然」ソウルラッシュ、勝つべくして勝ったジャンタルマンタル【マイルCS回顧】

「負けて当然」ソウルラッシュ、勝つべくして勝ったジャンタルマンタル【マイルCS回顧】 敗軍の将だけど語らせてくれ 京都11RマイルCS(G1)芝1600 23日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・第42回マイルCS(G1)は、川田将雅のジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野友和厩舎)が、単勝1.8倍の1番人気に応えて優勝。春の安田記念(G1)も制した同馬は、2020年グランアレグリアに続く春秋マイル王に輝いた。…
「負けて当然」ソウルラッシュ、勝つべくして勝ったジャンタルマンタル【マイルCS回顧】
「負けて当然」ソウルラッシュ、勝つべくして勝ったジャンタルマンタル【マイルCS回顧】 敗軍の将だけど語らせてくれ 京都11RマイルCS(G1)芝1600 23日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・第42回マイルCS(G1)は、川田将雅のジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野友和厩舎)が、単勝1.8倍の1番人気に応えて優勝。春の安田記念(G1)も制した同馬は、2020年グランアレグリアに続く春秋マイル王に輝いた。 前走の富士S(G2)は、前にいたガイアフォースを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗れた。当時は57キロの相手に対し、本番を見据えた作りで2キロ重い59キロ。休み明けを一度使っての上昇は陣営の目論見通りだっただろう。 血統こそパリスマリス産駒だが、安定した先行力と長くいい脚を使えるのは、かつてのダイワメジャーをイメージさせる。産駒の数はまだまだ少ないものの、その中からジャンタルマンタルを輩出したことで人気に拍車が掛かりそうだ。 マイルCS全パト フルゲート18頭立てで争われたレースは、ハナを主張したトウシンマカオが前半600m34秒2のラップを刻む。もうこの時点で逃げ先行有利な状況となっていることは分かる。 というのも、見た目は後続を5~6馬身離していながら半マイルのラップは45秒9。先頭の馬がこれでは2番手以降がスローになるのも当然。既に中団より後ろの馬は物理的にどうこうならない状況まで陥ってしまった。(だから下手糞ほど前で競馬しろと毎度のように警鐘を鳴らしている) 外目から難なく番手につけたジャンタルマンタルの川田も、内心は笑いが止まらない展開と流れだったはずである。 勝負どころで強気にポジションを押し上げて2番手まで進出したなら、後は早めに仕掛けてセーフティリードを確保するのみ。川田将雅も憎らしいほど淡々と作業をこなしていた。 終わってみれば最初から最後まで完璧なエスコートをしての快勝だった訳だが、この勝利に川田の貢献も大いに含まれていたはずだ。人間的には好きになれない川田だが、敵ながら天晴のケチをつけようがない騎乗だった。 むしろ残念騎乗に映ったのは、2着に敗れたガイアフォース横山武史の方。富士Sではライバルより前で競馬をすることによって追撃を凌いだが、今回は後手に回ってジャンタルより後ろの競馬をしてしまった。 圧倒的1番人気に騎乗して強気の競馬を決断した川田に対し、4番人気で弱気に乗ったのは両者の経験と勝負勘の差だろう。1馬身3/4差は決定的ではあるけれど、同じ負けでも先に抜け出したところを交わされた方が、騎手として理に適った乗り方だったように思う。 ガイアフォースは切れる脚がないにしてもスピードのある馬。トウシンマカオの競馬をするくらいの発想が欲しかった。この辺の思い切りの悪さが、自信を無くして度胸のなくなった武史の現状と一致するような気もした。 ◎で期待したソウルラッシュは、ジャンタルマンタルに続く2番人気。名手C.デムーロの手綱ということもあって、富士Sで先着を許したガイアより人気の面で上回った。 未勝利で苦手の東京から相性のいい京都に舞台が替わることもあり、前進あるのみと考えていたのだが、想像以上の切れ負けで6着。負けるにしてもジャンタルやアスコリくらいだろうと読んでいた割に想定外の結果と言わざるを得ない。 しかし、自分自身クリスチャン信者だったことも災いしたかもしれない。 ドバイターフ(G1)であのロマンチックウォリアーを負かした実力は断然。同じパフォーマンスを披露できれば負けなかったはず。仮にジャンタルマンタルが出ていてもソウルが勝った可能性が非常に高い。 その一方、ソウルラッシュが割と好走パターンに条件が付くことを見落としていたことは認める必要がある。 本格化を遂げる前から上がり勝負を苦手としており、高速馬場も向かない。 ソウルラッシュのマイル戦全成績 こちらを見ても一目瞭然のように、切れ味勝負と高速決着に限界があるタイプ。キャリア最速の上がりも33秒3に留まり、勝ちタイムも1分31秒6が限界。冷静に振り返れば、今年のマイルCSの回タイム1分31秒3は守備範囲外と考えた方が良さそうだ。 まあなんというか、ウオッカみたいな感じで「噛み合ったときだけ」ベストパフォーマンスを発揮するイメージ。むしろ「条件を選ばない」ジャンタルマンタルはダイワスカーレットみたいなものか。 データと馬場読みを優先する側からすれば、そんなことは戦前から気付かなかった訳もなく、事実警戒もしていたのだが、本音を言うと「願望と期待」がオブラートに包んでしまった。 そもそも今年はJRAが罠を仕掛ける伏線がハッキリしていたからだ。 昨年の京都はエリザベス女王杯(G1)と同じBコースのままで開催されたが、今年はマイルCSからCコースへと変更。傷んだ内側の部分がフォローされた上、騎手たちは相も変わらず外を回し続けるレースが多かった。 昨年のマイルCS 昨年の結果と比較してみると明白。勝ちタイムも1分32秒0でソウルラッシュ自身の上がりも33秒6なのだ。 昨年は前後半4F45秒7-46秒3の前傾0秒7。勝ちタイム1分31秒3。レースの上がり34秒5。 今年は前後半4F45秒9-45秒4の後傾0秒5。勝ちタイム1分32秒0。レースの上がり33秒6。 あーダメだ。ペースも超スローで時計も速く、上がりも切れを要求されている。ソウルラッシュの輝く舞台設定じゃねえや。 そう、この手のレースを事前にイメージできたかどうかの差だね。それが出来ていた人はソウルラッシュを危険な人気馬とジャッジしただろうし、出来ていなかったクリスチャン信者の自分は読み違えた。Cコースに替えたJRAが悪い(他責思考) つまり、ソウルラッシュは負けるべくして負けたってことだね。 だからといってピークを過ぎたとか、大したことないと考えるのは危ない。なんだかんだで半分くらい欧州向きみたいな馬だから、次走の香港マイル(G1)で評価を下げるのはお勧めできないと思う。 あと、気になったのはSNSで誰かが、現在の京都は東京に近くなっているかもしれないという仮説を目にしたこと。これはよくできた話だと感心した。 確かにこの高速馬場と速い上がりは東京コースでありがちな傾向。ソウルラッシュの苦手パターンでもあり、東京で好走したジャンタルやガイアが富士Sと同じパフォーマンスを発揮したのも合点がいく。 これをさらに裏付けたのが、15番人気で3着に突っ込んできたウォーターリヒトの存在。この馬もまた東京コースを得意としていた馬だった。 もちろん高杉君の好騎乗もあったけれど、陣営もよく立て直してきたなという感想。調教で抜群に良かったのはオフトレイルだが、そこまで目立たなかったウォーターリヒトに後れを取ったのは、個人的に大誤算でもあった。場所は京都でも実質東京の高速馬場と大差なかったなら、本馬の激走が説得力を増す。 では次に各騎手のコメントにも注目しよう。 ジョッキーコメント 1着ジャンタルマンタル 川田将雅 「彼の気持ちを優先しながら、リズムを取りながら、とても良い感じで走れていました。西日が後ろから差していましたので、影で後ろの馬を確認したのですが、迫って来られる馬はいなかったので、勝つことを確認しました。何よりここを絶対に勝ちたいという思いで、富士Sも、ここも準備しましたし、こうして勝ち切れたことを褒めてあげたいと思います」 ※克駿には同情するが、川田君の騎乗なら仕方ない。追い切りはめちゃくちゃいいって感じではなかったものの、このクラスの馬になると絶好調はいらないってとこか。 2着ガイアフォース 横山武史 「理想はもう一列前でしたが、スタートの出がそこまで速い馬ではありません。勝ち馬は強かったのですが、富士Sの2キロ差がなくなっても食らいついてくれました。よく頑張ってくれています」 ※このコメントは後から見たが、指摘した通りのミス。スタートの出がどうこうではなく、武史が出して行けたかどうかの方。 3着ウォーターリヒト 高杉吏麒 「流れも向いて、よく頑張ってくれました。馬は良くなってくると思います」 ※大穴を激走させた割にドライ。WIN5高杉は避けているけど、警戒度を上げる。 4着オフトレイル 菅原明良 「最後は詰めてきていますし、攻めて乗っても良かったというのが正直なところ。力のあるところは証明できたと思います。さらに成長していってくれると思いますし、楽しみです」 ※関西圏の明良は乗れている。欲をいえば3着は欲しかったね。 5着エルトンバローズ 西村淳也 「自分のやりたい競馬はできました。ただ、すぐ後ろに、すごいオーラの馬がいました。ですが、昔のエルトンバローズが戻ってきてくれました。ここからまた頑張ってくれると思います」
win5data.info
November 23, 2025 at 9:13 AM
ジャンタルマンタルよりアスコリピチェーノ狙い…強い馬が勝つマイルCSの予想【WIN5】

ジャンタルマンタルよりアスコリピチェーノ狙い…強い馬が勝つマイルCSの予想【WIN5】 多分大丈夫じゃないかなあ 京都11RマイルCS(G1)芝1600 Twitterで既に宣言しているが、この3連休でWIN5に参戦するのは日曜のみ。あるからやるのもギャン中だが、勝負どころの取捨選択も重要な感覚だろう。 福島記念(G3)の土曜や3歳限定の東京スポーツ杯2歳S(G2)がメインの月曜まで手を出しているようでは、リスクを増やすだけになりかねない。…
ジャンタルマンタルよりアスコリピチェーノ狙い…強い馬が勝つマイルCSの予想【WIN5】
ジャンタルマンタルよりアスコリピチェーノ狙い…強い馬が勝つマイルCSの予想【WIN5】 多分大丈夫じゃないかなあ 京都11RマイルCS(G1)芝1600 Twitterで既に宣言しているが、この3連休でWIN5に参戦するのは日曜のみ。あるからやるのもギャン中だが、勝負どころの取捨選択も重要な感覚だろう。 福島記念(G3)の土曜や3歳限定の東京スポーツ杯2歳S(G2)がメインの月曜まで手を出しているようでは、リスクを増やすだけになりかねない。 そういう意味ではマイルCSの行われる日曜こそ、狙い撃つのに最適な舞台設定となる。 このところの予想記事は、以前のように5頭のピックアップではなく、WIN5の買い目も想定した印をつけるサービス付き。本サイトを愛読していただいている読者に対する僅かながらの感謝の気持ちです(笑)。 とっくにクソコラ公開しているように、◎ソウルラッシュの結論に変わりなし。 まず、昨年のマイルCsで楽勝した内容が秀逸なのだ。 7歳の年齢にしても晩成タイプに関係なし。そんなことを言っていたら同じ7歳馬のトロットサンダーや8歳馬のカンパニーをどう説明すればいいのか。 個人的には血統的な側面でも推すに値する馬だ。 ルーラーシップ産駒の芝1600成績(WIN5) こちらはルーラーシップ産駒の競馬場別成績だが、新潟と東京は未勝利。そして、京都の芝1600においても未勝利が続いていたのだが、ソウルラッシュがデータブレイクをした馬である。 全2勝は昨年のマイラーズC(G2)とマイルCS。いずれも7枠13番と14番からスタートして、2着馬に0秒3と0秒4差をつけて快勝した。 本格化する前から京都の芝1600で馬券圏外に敗れたことはない。 団野大成は注目の若手だが、今回手綱を取るクリスチャンは世界的な名手。割り引く必要などないだろう。 最後のピースとして気にしていた枠順も8枠17番と無難なところに収まった。むしろ内枠を引いたら嫌だと感じていただけに好材料となる。 自分が勝てない相手の外国人騎手には、割と露骨な被害アピールやブロックをする川田将雅も15番枠で内。クリスチャンの短期免許がしばらく取れなかった理由も川田が間接的な犯人。割と腹黒い曲者が内にいるため、外から進路を締められるリスクも減った。 今週の追い切りも、骨折明けで乗り込みの足りなかった前走より、目を引いてよくなった。馬の強さよりもレースセンスの良さが売りのジャンタルマンタルやマイル戦で成績の下がるルメールが乗るアスコリピチェーノより信頼度は上がる。 そもそもあのロマンチックウォリアーに勝てる馬が、ソウルラッシュ以外いるだろうか。 バカみたいな速い時計と上がりを要する東京に対し、10-11月の京都芝1600条件でそこまで極端なタイムも上がりも出ていない。 普通に考えて、まともならこの馬のはず。 今週からCコースに替わるが、昨年と同じような馬場じゃないかと読んでいる。 土曜京都の芝も確認していたが、時計も上がりも速過ぎず、ちょうどいい感じ。 ここまでがWIN5の予想。 馬券に目を移すと人気確実で勝ちを意識するジャンタルやアスコリより、思い切って乗れるオフトレイルの方が自分の競馬に徹しやすいと見る。横山武史より菅原明良が上という見立ては展望記事でも触れたとおりだ。 ガイアフォースの場合は、京都よりも東京に適性がある感じ。すべてがうまくいった富士S(G2)より状況から、さらに前進するとは思わない。 ソウルラッシュ相手では割り引いても、ジャンタルやアスコリだって弱い馬じゃあない。 そこはやっぱりG1馬に敬意を表すべきだ。 アスコリピチェーノに関しては、SNSで見栄えがどうこうという話も出ていたが、追い切りの動きを考えると全く気にする必要はない。普通に好調教だったなら嫌われるだけ妙味が出る。 道中のポジションを考えれば3頭で最も前にいるのはジャンタルであり、逆にちょうどいい目標となる。ソウルラッシュが交わして力尽きた頃にルメールが差してくるイメージもある。 だから想定外があるにしてもソウルラッシュが強過ぎて穴馬が割り込む余地があるパターンならと考えた。 ジャンタルマンタルは、川田が克駿から強奪した経緯が心情的にまだ許せない。NHKマイルC(G1)で意図的にアスコリピチェーノを潰した川田も好きに離れないので3番手の評価まで。 ◎ソウルラッシュ ーーーーーーーーーー ○アスコリピチェーノ ▲ジャンタルマンタル ーーーーーーーーーー △オフトレイル ×ガイアフォース ※色気を出すならウインマーベルやトウシンマカオだが、掲示板ならともかく3着以内の牙城は、さすがに厳しい気がする。3着以内じゃないとあたりにならないのだから、4着や5着で頑張ったでは意味もない。 頭は突き抜けると考えている。 3連単1着固定の4頭流しで12点でどやろか。
win5data.info
November 22, 2025 at 9:06 AM
戸崎圭太「13戦1勝」なら疑っていい…距離の誤差ある霜月Sの予想【WIN5】

戸崎圭太「13戦1勝」なら疑っていい…距離の誤差ある霜月Sの予想【WIN5】 圭太ちゃんは疑ってなんぼ 東京11R霜月S(OP)ダ1400 前半のレースを予想していて感じたのは、「東京は荒れなさそう」ということ。 このケースなら京都の波乱だけ警戒すれば、ある程度は何とかなるんじゃないかってね。 ただ、10Rで圭太ちゃんに警戒したのと同じく、彼が1番人気馬をよく飛ばす騎手であることも思い出しておきたい。 まずはこちらをご覧いただきたい。 2025戸崎圭太のWIN5成績 人気 着別度数 勝率 1番人気 6- 8-…
戸崎圭太「13戦1勝」なら疑っていい…距離の誤差ある霜月Sの予想【WIN5】
戸崎圭太「13戦1勝」なら疑っていい…距離の誤差ある霜月Sの予想【WIN5】 圭太ちゃんは疑ってなんぼ 東京11R霜月S(OP)ダ1400 前半のレースを予想していて感じたのは、「東京は荒れなさそう」ということ。 このケースなら京都の波乱だけ警戒すれば、ある程度は何とかなるんじゃないかってね。 ただ、10Rで圭太ちゃんに警戒したのと同じく、彼が1番人気馬をよく飛ばす騎手であることも思い出しておきたい。 まずはこちらをご覧いただきたい。 2025戸崎圭太のWIN5成績 人気 着別度数 勝率 1番人気 6- 8- 3- 11/ 28 21.4% 2番人気 2- 1- 0- 12/ 15 13.3% 3番人気 0- 2- 0- 12/ 14 0.0% 4番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 5番人気 1- 1- 1- 1/ 4 25.0% 6番人気 0- 3- 0- 6/ 9 0.0% 7番人気 0- 0- 1- 4/ 5 0.0%
win5data.info
November 22, 2025 at 9:06 AM
「禁断の秘技」で生き残りにかける…背水の陣で割り切るLトレーナーCの予想【WIN5】

「禁断の秘技」で生き残りにかける…背水の陣で割り切るLトレーナーCの予想【WIN5】 プチ富豪買いで混戦を打破する 京都10RレジェンドトレーナーC(3勝)ダ1400 日曜夕方に翌週の特別登録をチェックして、おおよその見立てを考えた際、最も難解に感じたのが京都の準メインだ。 データと傾向的には条件戦よりもオープンリステッドが荒れやすいため、順当なら東京メインで広げたくなるのだが、あっちはまだ計算できるメンツ。秋天ウィークに痛恨の取りこぼしをした京都なら、ここが今回の肝じゃないかと読んだ。…
「禁断の秘技」で生き残りにかける…背水の陣で割り切るLトレーナーCの予想【WIN5】
「禁断の秘技」で生き残りにかける…背水の陣で割り切るLトレーナーCの予想【WIN5】 プチ富豪買いで混戦を打破する 京都10RレジェンドトレーナーC(3勝)ダ1400 日曜夕方に翌週の特別登録をチェックして、おおよその見立てを考えた際、最も難解に感じたのが京都の準メインだ。 データと傾向的には条件戦よりもオープンリステッドが荒れやすいため、順当なら東京メインで広げたくなるのだが、あっちはまだ計算できるメンツ。秋天ウィークに痛恨の取りこぼしをした京都なら、ここが今回の肝じゃないかと読んだ。 1600や1800ならまだしも1400という距離はとにかく怖い。 そう、何がどうなっても不思議じゃないのだ。メンバーを見渡しても展開や枠で着順が入れ替わりそうな力関係。ダートのルメールは信用できない上、クリスチャンが乗るダノンスウィッチにしても抜けた馬でもない。 残りの馬たちにしても対戦成績で勝ったり負けたりの繰り返し。抜けた馬がいないなら、ここで無理してまで絞る必要はない。 何しろ、最初からここが危険と考えて全体の点数バランスを調整しているほど。ガチ勢なら嫌な予感がするはずだ。 みんな一生懸命予想していると思うが、当方としては思い切って「予想をしない予想」で突破してみたい。 頭数は16頭の想定だから、10頭くらい残せればいいかな。 ということで10頭選ぶより6頭消す作戦を敢行する。 ・勝率の低さを考慮して二桁に届いていないジャーヴィス、ジョディーズマロンを消す。 ・この前の8番人気アガシでやられた貫太のラブコメディはここも消す。ガス欠で惨敗した馬のリフレッシュ休養明けは妙味がついてくると考えもしたが、さすがに4戦連続二桁着順はガラリ一変という訳にはいかないか。 ・ライジンはリピーター馬ながら、謙ちゃんがダート下手糞の上に近走が酷いから消す。ヘルモーズも新馬に煽られているようじゃ期待出来なさそう。 ここまでで5頭。あとは、、、うーん、少し後ろ髪は惹かれるけどフェルヴェンテかなあ。この馬はずっと見ているのだが、惜しいところまでで勝ち切れない。【3.6.4.13】の成績もWIN5向きとはいえず。 あ、ちなみに「禁断の秘技」でファミ通思い出した人は、あーしと同じおじさんね。 ◎ヒルノドゴール ○プロミシングスター ▲スミ △プルートマスター ×ジャスパーバローズ ヴェロクオーレ キャピタルサックス セミマル ダノンスウィッチ ノットファウンド
win5data.info
November 22, 2025 at 9:05 AM
「空き巣」戸崎圭太だけ警戒…上位人気で決めたい秋色Sの予想【WIN5】

「空き巣」戸崎圭太だけ警戒…上位人気で決めたい秋色Sの予想【WIN5】 不気味な穴はいるものの…… 東京10R秋色S(3勝)芝1600 こちらも京都09Rと同じくハンデ戦。といっても57キロから53キロの差しかなく、割とマジでハンデ戦にする意味があるのかどうかすら疑わしい。 で、JRAのハンデキャッパーが優秀、イコール斤量の重い順から強いのだから優先的に買えってこと。普通にパワーホール(57)からテーオーダグラス(56)、ニシノライコウ(56)、コートアリシアン(54→牡馬換算で56)をチェックしようって訳ね。…
「空き巣」戸崎圭太だけ警戒…上位人気で決めたい秋色Sの予想【WIN5】
「空き巣」戸崎圭太だけ警戒…上位人気で決めたい秋色Sの予想【WIN5】 不気味な穴はいるものの…… 東京10R秋色S(3勝)芝1600 こちらも京都09Rと同じくハンデ戦。といっても57キロから53キロの差しかなく、割とマジでハンデ戦にする意味があるのかどうかすら疑わしい。 で、JRAのハンデキャッパーが優秀、イコール斤量の重い順から強いのだから優先的に買えってこと。普通にパワーホール(57)からテーオーダグラス(56)、ニシノライコウ(56)、コートアリシアン(54→牡馬換算で56)をチェックしようって訳ね。 同斤なら若い馬の方が評価が高いため、アスクセクシーモア(55)やエンペラーズソード(55)、フクノブルーレイク(55)がピックアップの対象か。 なぜこれらの評価が高いのかは、それなりに察しもつくのだが、近走の勢いと調子を考えるとエンペラーズソードを買いたくなる。菅原明良ならもっと良かったが、荻野極も最近はボチボチ勝負になる騎乗を見せている。 物理的に届かない位置でしか競馬が出来ない不器用なタイプでもなく、好位から切れる脚を使える優等生。馬券の軸にするにしても安定感は魅力だ。 勿論、エンペラーズソードを評価するならセットで押さえておきたいのは、空き巣王の圭太ちゃんが乗るアスクセクシーモア。4月東京に直接対決して先着しているなら、勝たれても文句は言えない相手である。 調教師福永祐一は、騎手時代と変わらずそこまで評価していないのだが、仕上がり途上で使った前走よりは上昇を見込める。そもそも圭太ちゃんは1番人気で買っていい騎手でもないから、234番人気くらいならちょうどいいのではないか。 展開的な妙味なら単騎も期待できそうなパワーホール。でも毎回コンスタントに逃げて、何かしらに捕まっている状況を考えれば、1着を取るなら重や不良なんかのプラスアルファが欲しい。和生もこの条件は勝ったことがなく中山向き。どうにも決め手に欠ける感じ。 コートアリシアンの凡走は、もうひとつ敗因が明確ではない。 ワンターンの左回りがベストの馬とはいえ、中山はニュージーランドT(G2)で3着に好走していた。数を使えないタイプの馬なのかもしれないが、2ヶ月開けての仕切り直しなら度外視でいいかもしれない。 そう思い確認してみたところ、どうやらフケの影響があったらしい。戦前には通過点と話していた割にフケを見逃した陣営もどうなのだろうか。そんな急に発情するもんかねえ。パラレルパラダイスでもなかろうに……。まあ男の子だって勃起していたら集中できないもんな。仕方ないで済ませてしまおう。 佐々木大輔も売り出し中のホープ。他の騎手より見どころがある。 個人的な穴は戦績と騎手含めてファインラインだが、全体点数の配分を考えると3点以内で押さえたいレース。ファインニードルは夏にブレイクしていたけれど、もう秋冬だもんね。東京は切れ味が必要になるから速い上がりの使えないこの馬には向かないか。 この条件もほぼ3番人気以内での決着が続いている。馬券では入れたいがWIN5では見送り。 圭太ちゃんは1番人気じゃない方が怖い。2点でいい気もするんだけどねえ。 しかし、2走前に接戦したクリニクラウンが、3勝クラスで勝ち負けしてるんだよな。 やっぱり戸崎圭太との付き合い方がWIN5攻略のカギだ。 ◎エンペラーズソード ○コートアリシアン ▲アスクセクシーモア
win5data.info
November 22, 2025 at 9:04 AM
ルメール1点で足りる気はするが…ガチ勢なら警戒したい花見小路特別の予想【WIN5】

ルメール1点で足りる気はするが…ガチ勢なら警戒したい花見小路特別の予想【WIN5】 ガチ勢だから1点はやめておく 京都09R花見小路特別(2勝)芝1600 データ攻略記事でも触れたが、今週末の対象レースで前半2つは謎のハンデ戦。各馬の競走能力を競わせるなら、本来は純粋な力勝負が望ましいはずである。 にもかかわらず、こういった不確定要素を付け加える意味があるのだろうか。…
ルメール1点で足りる気はするが…ガチ勢なら警戒したい花見小路特別の予想【WIN5】
ルメール1点で足りる気はするが…ガチ勢なら警戒したい花見小路特別の予想【WIN5】 ガチ勢だから1点はやめておく 京都09R花見小路特別(2勝)芝1600 データ攻略記事でも触れたが、今週末の対象レースで前半2つは謎のハンデ戦。各馬の競走能力を競わせるなら、本来は純粋な力勝負が望ましいはずである。 にもかかわらず、こういった不確定要素を付け加える意味があるのだろうか。 答えはひとつ、強い馬を重くして弱い馬を軽くすることで予想を難しくするためだ。結局のところ、どんな綺麗ごとを言ってもギャンブルとしての側面を否定できていない。これを面白いと思うかどうかは人によって異なるだろう。 当方のスタンスとしては、ローカルのハンデ重賞なんかは面白みがあれど、これを自己条件でやる必要性は感じない。やるにしてもせめてオープンからでいいと思う。 条件戦に出走するような馬にそんな足かせをつけても、出世を遅らせるだけじゃないかと考えるからだ。 そんな話はさておき、花見小路特別の予想に戻る。 ここはどう考えてもブルーマエストロ一択ではなかろうか。 前走は中山のディープインパクトC(2勝)で単勝1.5倍の断然人気に支持されて2着に敗れたが、これは勝ち馬フレミングフープが明らかに強かった。 これだけでも勝ち馬の凄さは分かるはずだが、本馬はなぜか新潟牝馬S(L)で5番人気(2着)、ユートピアS(3勝)ですら3番人気の低評価に甘んじた。 正直、おまえらどこを見ているんだと思ったりもしたのだが、期待に違わぬ強さで勝った。 対するブルーマエストロにしても、前走の敗戦は勝ちにいく競馬をした結果、ゴール前でクビ差交わされたのみ。直線の坂で脚が鈍ったところを見ると、平坦の京都で悪いわけがない。メインのマイルCS(G1)は、ルメールがアスコリピチェーノに騎乗するが、より勝率が高いのはこちらの方ではないか。 ただ、安定しているルメールもマイル戦は中距離ほど信頼は出来ない。少額なら1点勝負もありだが、想定外の展開や一発にも注意をしておきたい。 少し気になったのは菅原明良が乗るメイショウセイロウ。東京開催ではマストで押さえておきたいくらいの有望株だが、関西圏でも好成績を残すことは展望記事で触れた通り。少なくとも武史よりは数段上の期待が持てる。 近2走は団野大成が乗っていたが、前走の内容はなかなか。未勝利戦で負かしたベルサに人気で逆転されたものの、ゴール前で粘る相手をきっちりと差し切った。良でも重でも左右されない末脚の信頼性は高い。 ビッグアーサー産駒のため、1F延長は懸念材料だが、そこは後ろからの競馬をするだけに追走が楽になるのではないかと前向きに受け取りたい。 相性の良かった団野君はコリカンチャと再コンビ結成だが、クリスチャンを乗せた後の手戻りが引っ掛かる。前走後に「本調子じゃなかった」というコメントも出ており、ここでいきなり一変は都合が良過ぎるのかなと。一応、強い競馬をしたのは京都の未勝利だが、前走の予想でレースレベルが足りていないのではと疑っていた。現実に通用しなかったと思えば今回も静観する。 だとすれば、普通に考えれば勝負になる馬に外国人騎手を乗せてくる。候補はダミアン君のジャズとクリスチャンのダノンフェアレディという訳だ。 とはいえ、前者はこれまで戦ったメンバーレベルに疑問が残る。押さえるなら秋華賞(G1)で15着に大敗した後者の方か。デビュー戦で逃げ切り勝ちを収めたように自在性もある。負かした相手もフィリーズレビュー(G2)を勝ったショウナンザナドゥ。鞍上込みで押さえておきたい。 もしルメールがやらかすようなら、それだけで高配トリガーを引けるだろう。 ◎ブルーマエストロ ○メイショウセイロウ ▲ダノンフェアレディ
win5data.info
November 22, 2025 at 9:04 AM
マイルCS前に東西で類似条件ズラリ…胡散臭いJRAの番組構成に気をつけろ【WIN5データ】

マイルCS前に東西で類似条件ズラリ…胡散臭いJRAの番組構成に気をつけろ【WIN5データ】 なんか匂うんだよなあ、この番組構成 京都09R花見小路特別(2勝)芝1600 今年の京都芝1600(WIN5) 清水S(3勝)で11人気フロムダスクが逃げ切り、デイリー杯2歳S(G2)は内から伸びたアドマヤクワッズが後方から差し切り勝ち。馬場の影響がどうこうより、展開に左右されるだけフラットな印象もある。…
マイルCS前に東西で類似条件ズラリ…胡散臭いJRAの番組構成に気をつけろ【WIN5データ】
マイルCS前に東西で類似条件ズラリ…胡散臭いJRAの番組構成に気をつけろ【WIN5データ】 なんか匂うんだよなあ、この番組構成 京都09R花見小路特別(2勝)芝1600 今年の京都芝1600(WIN5) 清水S(3勝)で11人気フロムダスクが逃げ切り、デイリー杯2歳S(G2)は内から伸びたアドマヤクワッズが後方から差し切り勝ち。馬場の影響がどうこうより、展開に左右されるだけフラットな印象もある。 秋華賞(G1)を逃げて好走した一方、マークのきつかったエリザベス女王杯(G1)で凡走したエリカエクスプレスもそんな感じだった。 ひとつおかしな点があるとすれば、たかだが2勝クラスでハンデ戦というバカげた条件を設定していることだろう。オープンやG3ならまだしも自己条件でこんなことをする意味はない。単なる嫌がらせといっていい。 その一方、オープンやリステッドで斤量の重い馬を狙えを話している通り、JRAのハンデキャッパーが我々の思っている以上に優秀なことも事実。ハンデの重い馬が凡走するのはG3からという傾向も強く、素直に信じてよさそう。 WIN5京都芝1600(騎手) 騎手 着別度数 勝率 ルメール 8- 5- 3-19/35 22.9% ブルーマエストロ 団野大成 3- 2- 1- 8/14 21.4% コリカンチャ ーーーーーーーーーー C.デム 1- 2- 1- 5/ 9 11.1% ダノンフェアレディ 池添謙一 4- 4- 1-34/43 9.3% クスクス 浜中俊  4- 3- 1-36/44 9.1% グラフィティアート ---------- 加藤祥太 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 秋山稔樹 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%
win5data.info
November 20, 2025 at 12:03 PM
ジャンタルマンタル優勢もアスコリピチェーノは京都疑問?マイルCS徹底攻略データ【WIN5】

ジャンタルマンタル優勢もアスコリピチェーノは京都疑問?マイルCS徹底攻略データ【WIN5】 ライバル2頭にコース適性で明暗 京都11RマイルCS(G1)芝1600 過去10年の結果 昨年のマイルCS 藤岡康太を乗せても勝てたナミュールに◎を打ったが、故障発生でまさかの大差シンガリ負け。 日本人騎手で前年優勝した馬に翌年クリスチャンは、昨年団野で優勝したソウルラッシュも同じパターンだが、故障絡みなら度外視でいいはず。そもそもクリスチャンはルメールや川田より数段上手いのだから。…
ジャンタルマンタル優勢もアスコリピチェーノは京都疑問?マイルCS徹底攻略データ【WIN5】
ジャンタルマンタル優勢もアスコリピチェーノは京都疑問?マイルCS徹底攻略データ【WIN5】 ライバル2頭にコース適性で明暗 京都11RマイルCS(G1)芝1600 過去10年の結果 昨年のマイルCS 藤岡康太を乗せても勝てたナミュールに◎を打ったが、故障発生でまさかの大差シンガリ負け。 日本人騎手で前年優勝した馬に翌年クリスチャンは、昨年団野で優勝したソウルラッシュも同じパターンだが、故障絡みなら度外視でいいはず。そもそもクリスチャンはルメールや川田より数段上手いのだから。 気にするならまだ連続出走してくる馬か。昨年2着エルトンバローズ、3着ウインマーベル、と・・・ってアレ?2頭しかいないのか。両馬の比較なら人気で見劣るウインマーベルの方が面白そう。 安田記念(G1)はガシマンのマッドクールを気にして弘平が弱気に乗った。今回は近走で逃げたことのある馬が不在。タイミングよくCコースに替わるため、当方が騎手なら迷わずちょいハイペースの逃げに持ち込みたいが、弘平にそんな度胸があるかどうか。 ちなみに去年はエリ女と同じくBコースで開催。今年はここで切り替えるのだから、しれっと罠を仕掛けてくるJRAに惑わされないようにしたい。 人気 着別度数 勝率 1番人気 2- 1- 1- 6/ 10 20.0% 2番人気 0- 4- 1- 5/ 10 0.0% ーーーーーーーーーー 3番人気 2- 3- 0- 5/ 10 20.0% 4番人気 3- 0- 1- 6/ 10 30.0% 5番人気 2- 0- 2- 6/ 10 20.0% 6番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% ーーーーーーーーーー 7番人気 0- 1- 3- 6/ 10 0.0%
win5data.info
November 20, 2025 at 11:59 AM
「各馬に弱点」人気の三強じゃ決まらない?陣営の本気度を考察した結論【マイルCSの展望】

「各馬に弱点」人気の三強じゃ決まらない?陣営の本気度を考察した結論【マイルCSの展望】 秋天に続くハイレベルなメンバー 京都11RマイルCS(G1)芝1600 アスコリピチェーノ 牝4 ルメール 56 ウインマーベル   牡6 松山弘平 58 ウォーターリヒト  牡4 高杉吏麒 58 エコロヴァルツ   牡4 未定   58 エルトンバローズ  牡5 西村淳也 58 オフトレイル    牡4 菅原明良 58 ガイアフォース   牡6 横山武史 58 カンチェンジュンガ 牡5 藤岡佑介 58…
「各馬に弱点」人気の三強じゃ決まらない?陣営の本気度を考察した結論【マイルCSの展望】
「各馬に弱点」人気の三強じゃ決まらない?陣営の本気度を考察した結論【マイルCSの展望】 秋天に続くハイレベルなメンバー 京都11RマイルCS(G1)芝1600 アスコリピチェーノ 牝4 ルメール 56 ウインマーベル   牡6 松山弘平 58 ウォーターリヒト  牡4 高杉吏麒 58 エコロヴァルツ   牡4 未定   58 エルトンバローズ  牡5 西村淳也 58 オフトレイル    牡4 菅原明良 58 ガイアフォース   牡6 横山武史 58 カンチェンジュンガ 牡5 藤岡佑介 58 ジャンタルマンタル 牡4 川田将雅 58 シャンパンカラー  牡5 吉村誠之助 58 ソウルラッシュ   牡7 C・デム 58 タイムトゥヘヴン  牡7 柴田善臣 58 チェルヴィニア   牝4 マーカンド 56 トウシンマカオ   牡6 団野大成 58 ドックランズ    牡5 ザーラ  58…
win5data.info
November 17, 2025 at 6:36 AM
【期間限定】ギャン中専用上級者向けサイト再開のお知らせ

【期間限定】ギャン中専用上級者向けサイト再開のお知らせ 詰めも甘ければ持ってもいない 本日のWIN% えー、今回のWIN5も4勝ハナ差2着という不甲斐ない結果に終わった訳ですが、初回からやってると悪い意味で耐性がついて痛覚がマヒしてます。 それでも一度は掴みかけた700万を買い目変更して自滅したのは、近年稀に見る大ダメージを負った訳です。 かといってプロのライターとしては物書きが本業な訳で、書かない毎日も何だか物足りなかったのも事実。サイトの更新は止めていても頭の中には湯水のごとく文章が湧いていたという。…
【期間限定】ギャン中専用上級者向けサイト再開のお知らせ
【期間限定】ギャン中専用上級者向けサイト再開のお知らせ 詰めも甘ければ持ってもいない 本日のWIN% えー、今回のWIN5も4勝ハナ差2着という不甲斐ない結果に終わった訳ですが、初回からやってると悪い意味で耐性がついて痛覚がマヒしてます。 それでも一度は掴みかけた700万を買い目変更して自滅したのは、近年稀に見る大ダメージを負った訳です。 かといってプロのライターとしては物書きが本業な訳で、書かない毎日も何だか物足りなかったのも事実。サイトの更新は止めていても頭の中には湯水のごとく文章が湧いていたという。 有難いことにTwitter界隈でも「更新がなくてしんどい」「一日でも早い再開を」「サボってねえでさっさと書けやコラ」という温かいクレームも頂いたこともあり、限定的ながらちょっとだけ書いてみようかなと思います。 対象はジャパンC(G1)の11月30日、有馬記念(G1)の12月28日の2週です。 この2週は通常運転で展望、データ、予想、回顧、使えそうな小ネタ(あれば)の記事を執筆します。 おまえら、待たせたな(笑) ということでまたよろしくです
win5data.info
November 16, 2025 at 12:02 PM
松本大輝を覚えておいて損はない?武豊でも横山典弘でもない絶妙ラップは大逃げにあらず

松本大輝を覚えておいて損はない?武豊でも横山典弘でもない絶妙ラップは大逃げにあらず 予想以上に早かった2発目 東京11Rアルゼンチン共和国杯(G2)芝2500 9日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2)は、松本大輝の9番人気ミステリーウェイ(セ7、栗東・小林真也厩舎)が優勝した。…
松本大輝を覚えておいて損はない?武豊でも横山典弘でもない絶妙ラップは大逃げにあらず
松本大輝を覚えておいて損はない?武豊でも横山典弘でもない絶妙ラップは大逃げにあらず 予想以上に早かった2発目 東京11Rアルゼンチン共和国杯(G2)芝2500 9日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2)は、松本大輝の9番人気ミステリーウェイ(セ7、栗東・小林真也厩舎)が優勝した。 勝ちタイムは2分30秒2(良)。1/2馬身差の2着にC.ルメールの1番人気スティンガーグラス、アタマ差の3着に入ったのは岩田望来の3番人気ディマイザキッド。9→1→3番人気で決着した3連複の払戻は1万11560円、3連単は10万1470円の大波乱となった。 ミステリーウェイは社台ファーム生産でジャスタウェイ産駒。通算成績はこれで36戦6勝。7歳秋にして初の重賞タイトルを手に入れた。 「正直そこまで自信はなく、ただ自信のあるなしに関係なくこの馬の気持ちを最大限に走る方向に向かせることだけが僕の仕事だと思っていたので、それがうまくいったのかなと思います」 多くのファンを驚かせる激走を演じた松本大輝だが、このコメントから察しがつくように「絶大な自信」を持って挑んでいたわけではなさそう。ただただ純粋に「やれるだけのことをやろう」「相棒のペースとリズムを優先」という気持ちが前面に出た快騎乗だったに違いない。 映像的には大逃げのように思えても実際はそうでもない。でなければ34秒6の上がりなどマークしなかっただろう。 松本曰く「この馬のペースがそうなっているだけ」「プランというより『この馬と一緒に走れたらいいな』ということしか考えていませんでした」とのこと。最後に「ここまでサポートしてくれているすべての方と、今まで技術をつけさせてくれた馬たちに感謝の気持ちです」と話したところも謙虚な姿勢が伝わる好青年である。 アルゼンチン共和国杯全パト フルゲート18頭で争われた芝2500mのハンデG2は、外の7枠13番からじわじわとポジションを上げていったミステリーウェイがハナ。周りの出方を伺っているライバルを尻目に後続の差を徐々に広げていく。 ただ、一見「大逃げ」に映る隊列も実際はそうでもない。 「一般的な大逃げ」とは、実力で見劣る馬がどさくさに紛れて前残りを狙うケースが殆ど。 しかし、このレースのミステリーウェイの場合、相手云々は関係なくただただ自分の気持ちよく走れるペースを守っていただけ。だからこそお釣りも残っており、それが二段ロケットへと繋がったはずだ。 我々は大逃げと聞けば、ツインターボやパンサラッサをイメージするが、ミステリーウェイのそれは明らかに種類の異なるもの。言葉を選ばずに言ってしまえば、周りが勝手に置いて行かれて、勝手に追いついてきただけといったところか。 それを裏付けるのが敗れた騎手たちのコメントだ。 2着スティンガーグラスのルメールが「少しエンジンがかかるまでに時間がかかりましたが、ゴールまでよく頑張ってくれました。勝った馬は離れた前を走っていたので、上手く逃げ切られてしまいました。仕方がありません」と振り返り、3着ディマイザキッドの岩田望来も「良い競馬をしてくれました。いつものポジションで競馬が出来ましたが、結果だけが残念でした」と比較的素直に敗戦を受け入れていたのが、その証拠だろう。 ではなぜ、このような事態が発生したのか。 もちろん、ミステリーウェイに勝てるだけの実力があったことは間違いないのだが、そこはやはり先述した通り、敗れた騎手たちが「勝手に置いて行かれたから」だと考える。 この違和感のカラクリは道中のラップにある。 後続を離していかに思えた前半1000m通過のラップは60秒3。これはひとつ前のイクイノックスメモリアル(3勝・芝2000m)の60秒4と0秒1差。レースは60秒4-58秒2(後傾2秒2)の実質超スローをウィクトルウェルスが上がり33秒5で圧勝している。 当日も多少の雨なら異常な水捌けの良さを誇る東京の芝コース。馬場の良好な状態でこれなら距離が延びる2500mでも「普通にスロー」と考えた方がしっくりくる。それを踏まえた上で後半の1000mで刻まれたラップを確認すると58秒2。これを超スローと評さない理由はない。 その結果、「ミステリーウェイが大逃げをしていたわけではなく、後ろが勝手に置いていかれた」という仮説に説得力も生まれる。 上がりについても最速が直線14番手にいた8着ボーンディスウェイの34秒0。2着スティンガーグラスが34秒2で3着ディマイザキッドが34秒1。各馬の位置取りを考えれば、勝ち馬に34秒6で上がられては届かなかったのも分かる。 レース展開の解説はこのくらいにして、次に「なぜそうなったのか」を推察する。 ここからは個人的な見解を展開することになるが、おそらく「舐めていた」「東京の直線は長く逃げ切りは困難」「人気薄の若手」という先入観もあっただろう。 それにひと工夫したオリジナリティを加えるとしたら「寒くなりやすい雨の日は、人が消極的になりやすい」「そもそも他に行く馬がいなかった」という要素も考えたい。 まずは出走メンバーの前走。先行していたのはピークの過ぎた感のあるプラダリアのみ。他はいずれも中団から後方でレースをしていた馬ばかり。大胆な発想を持つ騎手なら脚質転換で結果を出すケースもあるが、この顔触れにそんな芸当をやるタイプも見当たらない。 唯一、不気味さがあるなら元々先行していたボーンディスウェイに乗っていた穴男の木幡巧也だが、前走で後方待機が新味を出したタイミング。心理的にもう一度試したくなる気持ちを推測すれば前にはいかないと読むのは、そう難しくなかったと思う。 まあ言ってしまえば、ミステリーウェイは気持ちよく回ってきただけなのだろう。 本命を打ったからこそ、当方も偉そうに講釈を垂れている訳だが、この発想を持てなかったファンは「後ろは何をしていたんだ」「東京で逃げ切りはないわ」となったはず。SNSでは「マークされる人気馬でもできればマジック」「穴をあけたくらいでチヤホヤするのは早い」という的外れな意見まで見掛けた。 いやもうここまで来ると酷いね。わかっとらん、なーんもわかっとらん。「一生穴馬を当てられない考え方」だよこれ。 1レース1レースは点かもしれないが、注意深く見ていると何かしら繋がる線もある。穴を出す馬がなぜ人気薄なのかの理屈にも通じる話。近走で実力を出し切れなかった馬や、展開に恵まれて実力以上の結果を出した馬は普通にいるのだ。 それを見つけるのが人気に振り回されない予想でもあり、穴馬券の攻略法ではなかろうか。少なくともミステリーウェイの前走を見ていれば、ノーマークはリスクしかない。仮に1着はないと思っても、2着3着に残る予想はするべきである。 幸い、当方は丹頂S(OP)の回顧記事で松本君の騎乗を大絶賛していたこともあり、運よく気付けたわけだが、どちらかというと怖いのは馬ではなく人と感じていた。こんなクレバーな騎乗をする騎手なら下手な訳がない。彼が継続騎乗するなら買い。近いうちにまた大仕事をするだろうから覚えておいた方がいいよと注意喚起していたほどだった。 前走の何がどう凄かったのかは回顧記事をご参照いただきたい。普段から騎手に辛口な人間が、ここまで褒めちぎるのは珍しいので(笑)。 当時の伏線も池添謙一の騎乗に不満があったからである。 御堂筋S(3勝・芝2400m)の団野君も上手く乗っていたけど、ラップ的には普通の逃げだね。 で、やっぱり終わってみれば「松本君はすげえよ」の結論にしかならない。 彼が乗った途端に9番人気1着が2回の勝率100%。それはまるで戸崎圭太や浜中俊の馬が、モレイラやキングに乗り替わったごとし。彼らにこんな繊細な騎乗が出来るだろうか。1ミリもイメージできないね。 馬よりも人が主役になる騎乗を見せてこそ、騎手の存在意義がある。松本君のは決して「大逃げ」ではない。それはラップを見れば一目瞭然。 丹頂S(62秒6-62秒4・後傾0秒2) 13秒6-12秒3-12秒2-12秒5-12秒0-13秒2-13秒3-13秒3-13秒1-12秒9-12秒4-12秒0-12秒0 アルゼンチン興和国杯(60秒3-59秒3・後傾1秒0) 7秒7-11秒3-11秒6-11秒8-11秒9-11秒9-12秒3-12秒4-12秒4-12秒3-11秒5-11秒5-11秒6 ただの大逃げなら赤字と青字の関係は成立しない。団野君の逃げはL1で脚が鈍っていたし、池添の逃げも63秒8-59秒1(後傾4秒7)と「非常に頭の悪い刻み方」をしている。同じ馬でも乗り手が違うだけで、ここまで変わるいいサンプルではなかろうか。 こういった伏線があっての「勝てるんじゃないか」という予想だった訳だが、ホントのところは馬よりも人に◎を打っただけなんだよね。 また、偶然にも思えるこの出会いは紆余曲折を経てのものだった。 人馬ともにチャンスをモノにした7歳馬のデビュー当初は、短距離王国で知られた安田隆行厩舎の管理馬だったのだが、師の定年による解散で現在の小林真也厩舎に転厩。箸にも棒にもかからなかった凡馬が、試行錯誤を繰り返して成長し、ベストパートナー松本大輝と出会った。 もしあのまま安田厩舎なら松本君の騎乗機会は生まれなかっただろう。こちらについては松本君を起用した小林真也調教師の名前も憶えておいて損はない気がする。彼もまた弱冠44歳で5年目の新鋭である。 それはともかく、今後の松本大輝も要チェックなことに変わりはない。 WIN5対象レースの勝利 グレイトゲイナーで大穴を出したときから気にしていた若手もこれでWIN5対象レースを3勝。9番人気2勝、10番人気1勝と高配当の使者だ。ルーキーイヤーには2度の「油断騎乗疑惑」で制裁を科されたこともある。 そんな彼が、身長176センチ、体重46キロという、騎手としては不利な状況を覆して「見る者を唸らせる」快騎乗をやってのけた事実は非常に喜ばしい。 何も考えないでミスを繰り返す騎手の多さが目立つ中、ここまで「頭を使って考えて乗れる」のは大きな武器だ。前走後にこの騎乗ができるなら、またどこかで一発やると話したが、予想以上に早かった。 今回取りこぼした人も、これを機に松本大輝の名前を覚えておくことをお勧めしたい。
win5data.info
November 11, 2025 at 9:44 AM