アサギ
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成人済み社会人オタクでたまに絵を描く
伸びしろのある男女CPが大好きだが見る分には割となんでも行ける。
はるかげ原稿中のボヤキはしばらくこっちでやろうと思ってます
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アサギ
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· Nov 17
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太郎は準備万端でその日を迎えた。文化祭。クラスの皆で用意した演目は「ロミオとジュリエット」だ。当然、ロミオを演じるのは太郎である。そうなれば、自然とジュリエットは決まってくる。文句はない。あの娘に悲劇のヒロインが務まるのか不安だったが、練習ではそれなりにやっていた。
ただ、衣装を見るのははじめてだ。悲劇のヒロンに扮した虎千代⋯いや、別になにも思うところはない。ないったらないぞ!
着替えを終えて控室になる教室に入る。探すまでもなく声をかけられた。
「太郎ー!」
「⋯⋯なんだ、それは」
顔が出た針葉樹林という摩訶不思議な着ぐるみを身に着けた虎千代は、なぜか自慢げにこちらを見ていた。
ただ、衣装を見るのははじめてだ。悲劇のヒロンに扮した虎千代⋯いや、別になにも思うところはない。ないったらないぞ!
着替えを終えて控室になる教室に入る。探すまでもなく声をかけられた。
「太郎ー!」
「⋯⋯なんだ、それは」
顔が出た針葉樹林という摩訶不思議な着ぐるみを身に着けた虎千代は、なぜか自慢げにこちらを見ていた。
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