Atsushi KUMAKI
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Atsushi KUMAKI
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音声詩、企業小説、警察小説、ガジェット、最近はバンド・デシネばかり読んでる。 X : @anteros
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全然にてない竹内結子と貫地谷しほり。
『Buglands』読了。これは英語からの翻訳だろうか。巨大な虫がいる世界。いろんな人が行方不明になる謎を探ろうとする女性の話。正直最後びっくりした。
一つ気になったのは砂漠とか荒野という舞台について。この作品自体はそのようにはみなされないだろうが、これはおそらくウエスタンを考えるうえで重要なのだと思う。なぜ砂漠とか荒野がバンド・デシネで好んで描かれるのか。これは狭義のバンド・デシネに含まれないだろうが。
『Au-delà de Neptune』読了。木星を超えて、という感じだろうか。どうやらイタリア語からの翻訳らしい。見まごうことなきSF。新たな惑星や資源を探査している女性の話。あんまり話は把握してないが絵柄は水彩を基調にしていて特徴的。
届いた。分厚い。古めの作品をウィキペディアで調べるとだいたい参考文献で出てくるもの。
車関係のバンド・デシネがあまりにもつらいので、メゾン・プティ・ルナール @m_petitrenard さんからお送りいただいた『DROME』を読了。いや素晴らしい。お店では残り一冊だったので間に合ってよかった。同じ作者の『Hedra』が面白かったので購入。
ご本人はアメリカ生まれで、この作品も翻訳なのだが、もうそういうのはどうでもいい。コマ割りが特徴的で、何というかある一つのものをコマで分割したり、枠線そのものが何かの表象であることが多い。前作はサイレントだったが、今作では神様が生物を作ってそこで生まれた存在が社会を形成するといった感じ。もう一作も購入しているので、この人は追っかけたい。
『24 heures du Mans 1979-1980』読了。ル・マンシリーズとでも言えばいいのか、10年くらい前から続いていてこれは最新作。とてもしんどかった…。おそらく日本語でも何言っているかわかんなかっただろう。80年に優勝したジャン・ロンドーの物語。
クルマそのものというよりもレースをめぐる、スポンサー探しやチーム内の人間関係などが描かれる。前に読んだ『Le Gang des pinardiers』よりも車に対する執着はそれほど感じられないが、レースカーということで並んでいるとわりと壮観ではある。
おそらくこの作品の画風は2010年としてはかなり古めで、いわゆるリーニュ・クレール(厳密にそういえるかはわからんが)的といえると思うが、それが効果的というか、車関係のバンド・デシネの人気ってリーニュ・クレールとのかかわりがあるのかなと思った。
『Le Gang des pinardiers』読了。いよいよ車関係のバンド・デシネを読まねばならなくなったので。絵柄は古めだが2010年の作。原作者はミステリーと車関係を得意としているようで、両者が混ざり合った作品。タイトルの通り、ワインを運ぶトラックがジャックされる事件を記者が追う内容。
驚いたのはその車描写で、この写真のページなどは単に車に乗ってるシーンを2コマ目から5時、1時、6時、3時、10時の方向とほぼ全方位から描いている。これは明らかに埋め草というより車をあらゆる面から描こうとする執拗さの表れかなと。
板橋のメゾン・プティ・ルナールさんから何冊かバンド・デシネが届いた。いつもありがとうございます。今回最も気になっているのは左の『DROME』でしょうか。
釣果⑧:『林静一漫画術』と亜蘭トーチカさんの『A favorable wind on full sails』事前情報からこの林静一についての本は買おうと思っていた。ご本人が自身の作品について語ってるのは貴重かなと。編者の一人の方の亜蘭さんのマンガも楽しみ。
釣果⑦:井田海帆さんによる同人誌『YUL』タイトルの謎が解けた。ヨーロッパのサイトばかり利用しているとケベックの作品は視野に入ってきづらいのでこういったガイドは大変に助かります。
釣果⑥:ヴァンサン・ルフランソワさんの『ある日、日本で』30年以上にわたって福岡で活動なさっているとのこと。マンガというよりもバンド・デシネの形式をより意識して作られているらしい。塗り絵をプレゼントしてくれた。
来日された作家さんに関しては、『YON』の作者であるCamille Broutinさんとちょっとお話しできた。当該作品については2巻とも電子で買っていたのでサインをお願いできなかったのでなんとか会場で捕まえて二言三言お話をした。
『YON』を一読した時にすごく望月峯太郎の『ドラゴンヘッド』感があって、それを確認したく読んだことあるかと聞いたら、案の定好きな作品だ、と。これはぜひ今回のフェスティバルで聞きたいと思ってたので、聞けて良かった。続刊も楽しみ。
釣果⑤:Dominique Bertailさんのサイン。『Madeleine, la résistante』の1巻を持参して臨んだが、現場で未入手の4巻が売っていたのでそれも買ったら2冊ともサインしてくださった。まだ続刊があるらしい。懇親会でちょっとお話ししたところ、テプフェールの作品についてのBDを描く予定らしい。楽しみ。
釣果④:スペインのTeresa Valeroさんのサイン。フランコ政権時を描いた『コントラパソ』の邦訳が特別に出品されるとのことで購入した。年寄りの男でスキンヘッドの人がいたら描いてほしいとリクエストしたら、そういう人はいないので表紙の右上にいる人物を描いていただいた。
ご自身によれば、確か3巻まで出る予定で、どうやら2年後くらいにはオリジナルは完結する。ユーロマンガのフレデリックさんによると翻訳も出す予定とのことで、じっくり待ちたい。
釣果③:Zanzimさんのサイン。これまた予約できなかったのであきらめていたができるとのことで『La Sirène des pompiers』を購入した。彼には『男の皮の物語』のキャラ描くのは飽きたでしょう、とか言って人魚を描いていただいた。この作品は大西さんおすすめなので読むのが楽しみ。
『男の皮の物語』ではなく『レベティコ』でした。失礼しました。
釣果②:David Prudhommeさんのサイン。事前の登録では予約がいっぱいでサインはいただけないかなと思って既読の『男の皮の物語』は持参していなかったが、いただけることになったので慌ててメゾン・プティ・ルナールのブースで購入。
みなさん『男の皮の物語』のキャラを描いてもらっていたが、私は実は30年ほど前ブズーキを習っていて、それでブズーキを書いてくれとリクエスト。これはこれで貴重かなと。なお購入した作品については未読なのでこれから読みます。
おそらくこの点が日本での翻訳を難しくしている点なのではないかという気がして、他方で前日の講演で彼女が「日本では生活できなそう」というようなことをおっしゃっていて、関係しているのかを言ったらその通り、的なお答えをもらって、何とも言えない気持ちに。
それにしてもサイン会にあまり人が来てなくて、これはやはり翻訳が少ないからかなと思った。新作が翻訳されていれば間違いなくもっとたくさんの人がサイン会に来たのにな、と。やはり『Impénétrable』は翻訳されるべきだな。
東京BDフェスティバルの釣果①:Alix Garinさんのサイン。最新作の『Impénétrable』をもって臨みましたが、こちらをもってサイン会に来た人は少なかったらしく、ご本人に喜んでくださった。この本で印象的だったのは身体と自我のズレのようなものを常に感じていた主人公がそれを解決するのに利用したのがドラッグとダンスで、これは直前に読んだAntonin Galloの『Le dernier été de mon innocence』と共通していて、その点お伝えした。
Comment se fait-il qu’il y ait beaucoup beaucoup de BD de western alors qu’il n’y a presque aucun manga comme ça au Japon (sauf Peacemaker de Minagawa Ryoji que je sache) ? Qu’est-ce qui de ce genre plait les lecteurs francophones ???
葛飾在住者としてとても楽しみです!
参加します! よろしくお願いします。楽しみ。
Bluesky、既読位置を記憶してほしい。
この本は私のタイムラインでめちゃめちゃ宣伝されていたので非常に気になってたのだが、読んでみてかなりびっくりした。こっちから読んで正しかったのか…。しかし反対から読むとちょっとこの展開は…という感じでいろいろ考えさせられた。全体としては巨人と人間の物語で、それぞれの視点から二つの物語になっているのだが、このエンディングだと反対から読むとどうなるのか…。ちょっと楽しみ。週末にでも後半を読む。