兜坂嵐
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とさからんと読みます。AI学習OK 創作タグ・ #追放勇者 / #大魔王峠/ #魔皇少女マケルーダ おまけ・ #ABYSS.voidscape/ #アバドン怪文書 HP: https://marudetosaka.pigboat.jp/wordpress/
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🟣ヴィヌス=ネネちゃん
・一番まとも、でも理不尽
・「おままごと」=昼ドラ風ダークストーリー(勇者ズ全員ドン引き)
・暴走した男子3人を一撃で鎮圧する理不尽の女神

🔵メルクリウス=風間くん
・常識担当。インテリ枠、だがキレると早口&説教モード
・しばしばツッコミ諦めて「……もう好きにしてくれ」って冷たい目になる
・たまに内面も子供でしかないことがバレて周囲が全力でスルー
メモ・ちび勇者ズはかすかべ防衛隊に似てる

🟡ガイウス=ボーちゃん
・常に一歩引いたところで、淡々とマイワールドを構築
・一人遊び、ブランコ無限漕ぎ、観覧車で固まる
・サタヌスと一緒にいるとだけ急にテンションが上がる(例の泥団子仲間感)

🟠サタヌス=しんのすけ
・地獄でも「らんじぇり〜〜!!」で全部ギャグに変える破壊力
・下ネタと悪ノリだけで全シーンに爪痕残す
・「おわってんなァ」って言いながらカートで遊ぶ終末しんのすけ
スプートニク2号/クドリャフカ
チャレンジャー号爆発事故
アポロ計画

宇宙かわいい🌌
💀かわいい💀
ウラヌス サタヌス メルクリウス ネプトゥヌス
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同人活動として黒澤明の一代記を書いています。これは悩める少年時代の黒澤。10月中には形になると思いますので、ご期待ください
ガイウス
“勇者の失敗作”ではなく、“神の学習データ”なんだよ
学習データから勇者を生成する
“レトロゲーの亡霊”みたいな存在

FF(SFC版)のリメイク版遊んでて
“英雄はデータでしかない”って思ってたらあぁなった
絵柄変えても案外わかる
ガイウス カリスト プルト ユピテル
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#ハロウィン #Halloween #絵柄が好みって人にフォローされたい
甘えさせてよ💕
じゃなきゃ、イタズラしちょうよ😘
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・毎日短編いろんなふたり_003

 彼とは大学で付き合い始めた。就職して、社会人になって。最近、ふたりの時間はずっと減った。
 でも、彼は何があっても記念日は忘れなかった。
 私の誕生日。付き合い始めた日。どんなに忙しくても、その日は早く帰って来て、お祝いをしてくれる。そういうところが彼らしくて好きだった。
 今日で付き合って6年になる。そろそろ彼が帰って来る時間だ。
 私はテーブルに1枚の写真を置いている。彼と後輩の子のLINEのやり取りを映したものだ。「好きだよ」 「オレも」って話をしてる。
 記念日だけ覚えていればいいと思った? 意味ないし、むしろ逆効果だよ。

 家のドアが開いた。
やっぱ追放勇者女性陣でプルトが一番好き、
冥王系女子はいいぞ
🧣(サタプル)
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「……ああ、これが愛。
燃えるほどの愛。燃え尽きても、構わない。」
火災報知器が鳴った。
誰かがアートを見ていたらしい。
センサーが反応して、展示室のスプリンクラーが作動する。
カリストの髪が濡れ、現実が戻ってくる。
ユピテルはため息をついた。

「やれやれ、アートが燃えてたのか人間が燃えてたのか……」
その声を背に、カリストは小さく微笑んだ。
「……どちらも同じですよ、ユピテル様。」

――そんな未来は絶対に来ないから、安心しろ。
「私の姓名に変えさせるなんて、不敬が過ぎます。」
「当然、私がユピテル様に嫁ぐことになるはず――」
彼の表情は恍惚とし、
その指先は空中で“婚姻届を書く仕草”をなぞっていた。

「カリスト・ケラヴノス……!」
背筋が震え、口元に笑みが浮かぶ。
まるで“夢の続きを自分で演出する観客”だった。

一方その頃――展示室の反対側。
ユピテル・ケラヴノス本人は、
解説パネルを読みながら何も聞いていなかった。

「作者不明、か。……まぁ、首が燃えてるのは悪くねぇ演出だな。」
カリストの妄想は加速していた。
一瞬のうちに“結婚式場の照明”が頭の中に灯る。
幸せの形が脳内で完成し、満足げに頷く。
姓名変更に迷う男 ―そんな未来は絶対来ないから安心しろ―

(ユピテル×カリスト)
舞台はイセカイ美術館。
展示室「人間の営み」コーナーの片隅。
そこに立つのは、氷色の髪を持つ一人の男――カリスト・クリュオス。
彼の視線の先には、一枚のアートがあった。

《結婚》/作者不明
白いウェディングドレスを着た女性。
頭部が真っ赤に燃えている。
その炎は光を放たず、ただ静かに燃焼していた。
「……美しい。」
誰に向けるでもない言葉だった。

「もしも、ユピテル様と私が……契りを交わした場合。」
カリストの声が、静寂の美術館に落ちた。
通りすがりの見学者が一瞬だけ振り向いたが、すぐに距離を取った。
「……早く、出ましょうか。」
それが“彼女の今日の最長セリフ”だった。
ドアベルがチリンと鳴った瞬間、俺は自分のスカーフが首輪みたいに重く感じた。 

(俺の方が、犬にデレてるじゃん……)
――と思った帰り道。
コートの袖をいじりながら、プルトがぼそりと言った。
「……犬は嫌いです」
「でも……あなたは、まぁ」
顔は見せなかった。
でもその瞬間、なんかリードが外れた音がした。
夕暮れの風が生ぬるい。
俺は息を吐き、心の中で思った。

(プル公……犬よりお前の方が、人間を調教してるよ)
プルトはまったく動じず、
コーヒーを啜りながら、顔ひとつ変えなかった。
強いて言うなら「この生物は許しがたい」みたいな顔はしていた。

「……サタヌス」
「……はい」
「お前は、私が犬好きかも確認せず連れてきたんですか?」
「いや、それはその……」
「……愚か」
コーヒーを置く音が、まるで銃声だった。
一瞬で店内の空気が凍る。
犬たちは尻尾を下げ、店員は固まる。
俺は凍死を覚悟した。
あの冷房野郎(カリスト)を超えた。
奥で店員たちが小声で話しているのが聞こえる。

「クールを超えた何かじゃん」
「いやあの冷酷さ……いい」
後者はドMだ。間違いない。
俺は今、地獄と天国の中間にいる。
『犬カフェで笑わない女』
(サタヌス×プルトSSその2)

プルトは犬が好きだと思った。
本人に聞いたわけじゃないが、昔から支配欲が強い奴は犬を好むと相場が決まっている。
テレビで見た坂○忍もそうだった。
だからプルトもそうだろうと……思った俺がバカだった。 

「いらっしゃいませ〜!本日ご案内するのは、甘えん坊のハルくんと…」
元気な店員の声と同時に、小型犬が猛ダッシュで突っ込んできた。
正直、ちょっとビビった。けど――

(来た来た来た来た!プルトがこの犬を撫でたら、それが“俺にもこういう笑顔を向ける可能性がある”ってことで……)
期待は、二秒で地獄へ墜ちた。
売店前でアイスを買うも、プルトは冷たいバニラを一口で終わらせた。
サタヌスは三口目で脳が凍った。
温度も温度差も死んでる。

沈む太陽の赤に照らされ、プルトがぽつりと呟いた。

「……今日のライオン、あなたに似てましたね。」
「どこがだよ。」
「威嚇しても、群れに入れないところ。」
それだけ言って、プルトは歩き出した。
彼女の背中が遠ざかる。
サタヌスはため息をつきながら、
動物園の出口看板“また来てね!”を睨み返した。

「……二度と来るか、バカヤロウ。」
サタプルのデート、たぶん毎回サタヌスだけがダメージを受けて終わる。
でも本人はそれを「幸せ」と呼ぶ。地獄とは愛の別名である。
二人の間に、カピバラが通り過ぎた。
一瞬だけ視線が合う。
カピバラ、無言で去る。
多分、“関わっちゃいけないやつら”だと思ったんだろう。

ライオンエリア前。
サタヌスが「うわ、かっけぇな!」と柵に近寄ると、
檻の中のオスライオンが突然、低く唸った。

「え、今、俺に威嚇した!?」
「当然です。あれは“群れのメスを狙う雄”に対する威嚇です。」
「はァ!?お前、どっち目線で言ってんの!?!?」
プルトは淡々と首を傾げた。
「……動物は正直ですから。」
サタヌス、再び威嚇される。
二度目は吠え声付きだった。

「おい、プル公。ライオンが俺のこと睨んでる。」
「あなたの立ち位置が悪いのでは?」
『動物園で威嚇される昼下がり』
(サタヌス×プルトSS)

昼下がりの動物園。
晴天、家族連れ、子どもの笑い声。
……から浮きすぎた二人がいた。
サタヌスは黒パーカーにチェックのハーフパンツ。
腰には鎖。何を拘束したいのか本人も知らない。
プルトは肩を出した黒トップス。
……吸血鬼だった。見た目が。

「なァ、ゴスロリとか着てくれねぇ?」
サタヌスが言った。
理由は、今の服装だと“血を吸われそう”だからだ。
「何故?」
プルトは首を傾げた。
その無表情が太陽をも凍らせる。

「私服だと吸血鬼に見える」
「あなたこそ。原宿でダル絡みする高校生に見えますよ。」
「……うるせぇ。」
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「…なんだ、お前か」
スチル風イラスト
月夜の涙 アリシア・レッドクイーン
#AINL