女なろうアニメ「転生悪女の黒歴史」、いはゆるオタクの思春期の痛い自作小説、に登場する悪女に異世界転生してしまった主人公が昔の己の痛い妄想と向き合いながらキャラクタにしっかり萌えつつなんとかサヴァイブするべく画策する話、なんだが特質すべきは金回りのわるそうさで、これが絶妙に「己の痛い過去回想 web マンガ」とかにありがちなかんじのカキワリ感で、すべてのキラキラ演出と声優諸氏の真面目な演技がすべてメタギャグに見えるといういい効果を生んでいて、まあメチャクチャ気楽に見れてよい女なろうだ。「見ても見なくてもよいくらい見やすい」の域に達している気がする。でも実際見ると疲れる。期待したい。