いりや/古怒田望人@単著『クィア・レヴィナス』重版出来✨(they/them/いりや)
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研究者・物書き/博士(人間科学)/Drag・Genderqueer/『クィア・レヴィナス』(青土社)/現象学/ベルサーニ/セクシュアリティ研究/トランス研究/ポケモン/『フェミニスト現象学』(ナカニシヤ)/『現代思想』『ユリイカ』等寄稿 /転載禁止🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ お仕事のご依頼、ご連絡→[email protected]
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【拡散希望】
『クィア・レヴィナス』の冒頭4頁を初公開します。拙著のマニュフェストととも言える内容です。ビビッときた方は、ぜひ拙著をご購入ください。
ポケモンZA、ミアレシティを散策するのが兎に角楽しい。SVが横に広大だったなら、ZAは高低に広大。特に服選びの多彩さは秀逸。捕獲システムもレジェアルが嫌いじゃないなら楽しいと思う。オヤブンとのバトルもドキドキしてよい。ただ肝心の新しいバトルシステムに関してはまだピンときていない。今はタイプ相性間違えなければ勝てる。この辺はシナリオ終盤からランクマにならないと実感がつかめないのかなぁと思う次第。でも、チャームボイス覚えているチコリータはいいよ(まだ最終進化は見てない)。写真は今日のキャラクリ暫定写真です。
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いりやさんと逆巻さんのツイキャス(アーカイブです]の続きを聞きます

あと半分

現行の体制を撹乱してからその後はどうするの?→一旦切り崩してから組み直し「同じ」を作るフェーズもある(「同じ」は皮膚の話に繋がる)
とか
キャノン化されたレヴィナス、じつはパッチワークのように内部矛盾があって、でもそれは取り上げられない、それがあるからこそ面白い
とか
大変面白い、です
(もっと面白いワード頻出してるけど、うまいこと再現できない)

後半の「繁殖性」あたりから聴きます。どこまで行けるかな今夜
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美容室でカラー剤塗りたくられて待ってる間、『クィア・レヴィナス』を読んでた。
老いとセクシュアリティの議論...不可逆的な老いを、可逆的で『治療可能な時間』として、あるいは『若さ』によって乗り越えられるべき障害として捉えるのではなく、老いを、老化という身体化された?経験として、そして、可逆的に取り戻すことの出来ない不可逆的で受動的な経験として引き受けていくことが、新しいリアルなセクシュアリティの経験を切り開いていく、という読みの部分...がすごく面白い
読書メーターの感想でよかったものの一つ。哲学が苦手書な苦手な方に響いたのが嬉しい。
「LGBTは「男や女はこうあるべき」という態度に縛られている」という呟きを見た。分かるよ。あなたたちマジョリティはマイノリティを理解できないから、「縛られている」とレッテルを貼れば、理解できた気になるんだよね。でも、「男は男らしく、女は女らしく」と声高に語る政治家は、「LGBTなんていらない」と宣言していた。ボクは男でも女でもないけど、ボクに女や男の記号を押し付けてくる人たちはマジョリティだったよ。ボクは男を装うことも、女を装うことも辞めて、派手髪ツーブロックでスカート履いた「変な人」になって、凄く気持ちが楽だよ。みんなそうなれば良いと、心から願っているよ。
野球ファンですが、ドジャースや阪神、ソフトバンクが順当に勝ち進むポストシーズンは相当つまんないと思っています。
射精至上主義には抗うべきなんだけど、その批判に前提とされている射精=男性的なものという図式は、結果的に男女二元論を是認するものになってしまう。男ではない人の射精の経験がもっと語られるべきだし、ボクはそういう経験も『クィア・レヴィナス』やエッセイで書いてきたつもりだ。
射精で終わるセックスに違和感を覚えている人は、ぜひ『クィア・レヴィナス』を読んでみてください。拙著は、「ペッティングの哲学」と呼べる観点を提示することで、射精至上主義とは異なった仕方で、セックスの可能性を提示しています。
「男って」、「女って」という文言で始まる文章はたいていの場合、主語がデカすぎるので、もっと男や女の内部にある差異に目を向けた方がいいんだけど、ボクは「私たち」と語れるような連帯の可能性も諦めたくないから、『クィア・レヴィナス』で「私たちの同じさ」について文章を書いたのだと思う。
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重版以降、売り上げがなだらかになってきたのだが、紀伊國屋じんぶん大賞の期間までは、販促を頑張ろうと思っている。面白かったと感じた方は、ぜひ投票してくださいね。
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テストステロンをシス男性が過剰摂取すると、睾丸が萎縮したり、精子が減少したりするという話を聞いて、筋肉増強目的でテストステロンを大量摂取することは、男性性の強化するどころか、逆に男性性から逸脱してしまうというクィアな効果を持つんだなと学んだ。
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「多様性への「配慮」」という言葉は大嫌いで、多様性はマジョリティの「配慮」の有無で左右されるもんじゃないし、「配慮」なんかしてないで、自分の内部にも多様性が存在している事実に自覚的であってくれと思う。『クィア・レヴィナス』だって、クィアに「配慮」してくれと言いたい訳では全くなく、むしろ読者自身の中に潜在するクィアな可能性に気づていくれと叫んで書いた本だ。
重版以降、売り上げがなだらかになってきたのだが、紀伊國屋じんぶん大賞の期間までは、販促を頑張ろうと思っている。面白かったと感じた方は、ぜひ投票してくださいね。
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何で言葉にしがみついているかと言えば、言葉は今ここの身体感覚から距離を作ってくれるからだ。否応なく他人に割り当てられたこの身体の性別を、言葉は曖昧にできる。『クィア・レヴィナス』で書いていることも、生身の体が映し出す性別から逃走して、全く別の身体を引き受け直す可能性だった。
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『ジェンダートラブル』の副題が「アイデンティティの撹乱」であり、クィアはアイデンティティを揺るがすものとみなされてきた。しかし、トランスジェンダーがジェンダー撹乱的な存在として表象されてきたことに対して、トランス当事者がアイデンティティの引き受けを全面化したように、クィアにおいてアイデンティティは肯定的に表明されるものでもある。『クィア・レヴィナス』では、クィアが引き受けるアイデンティティを「同じさ」から論じることで、クィアがアイデンティティに肯定的に開かれていることを証明した。
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セクマイを「正しく」描いていないからダメというお行儀のよいポリコレの視点だと、一般的な「正しさ」から逸脱するクィアのありようは不可視化される。フェチもエロも淘汰される。だから『クィア・レヴィナス』では、レヴィナスを「ナナメに読む」ことで、フェチやエロも語れる議論作りをした。
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【広めてください🐧】
秋の夜長に『クィア・レヴィナス』著者インタビュー動画はいかがでしょうか。未読の方にも拙著の魅力が1時間ほどで伝わります。『クィア・レヴィナス』気になっているけど、手に取ろうか迷われている方にもお勧めです。
youtu.be/IL_l6dm3kms?...
『クィア・レヴィナス』著者インタビュー|ジェンダークィアを生きる著者によるまったく新しいレヴィナス論。哲学の中で周縁化されてきたこととは?|ゲスト:古怒田望人/いりや(4/29)#ポリタスTV
YouTube video by ポリタスTV
youtu.be
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「多様性を受け入れてください」というスタンスは肯定できなくて、「私たちはすでに多様なんだから、その現実にあらゆる人が慣れるべきだし、慣れることで多様性を当たり前にすべき」と言う方がしっくりくる。実際、『クィア・レヴィナス』もいかに私たちが性的多様性に慣れるのかを問う本だった。
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レヴィナスはシスヘテロ男性で、性の面ではマジョリティど真ん中な人な訳だけど、「ストレートな欲望にクィアな欲望を垣間見ること」こそ、クィア・リーディングの真骨頂だと思っているので、『クィア・レヴィナス』は真面目にクィア理論をやった本ではありますよ。
テストステロンをシス男性が過剰摂取すると、睾丸が萎縮したり、精子が減少したりするという話を聞いて、筋肉増強目的でテストステロンを大量摂取することは、男性性の強化するどころか、逆に男性性から逸脱してしまうというクィアな効果を持つんだなと学んだ。
単著を出せば生活が楽になると言われて、必死で『クィア・レヴィナス』を出版して、本の印税のおかげで何とか生活ができている。一般的な月収のひと月分くらいの印税だけど、ボクにとっては大きい。今後も版を重ねてゆきたいので、ぜひ来月の紀伊国屋じんぶん大賞へのご投票お願い致します!
「多様性への「配慮」」という言葉は大嫌いで、多様性はマジョリティの「配慮」の有無で左右されるもんじゃないし、「配慮」なんかしてないで、自分の内部にも多様性が存在している事実に自覚的であってくれと思う。『クィア・レヴィナス』だって、クィアに「配慮」してくれと言いたい訳では全くなく、むしろ読者自身の中に潜在するクィアな可能性に気づていくれと叫んで書いた本だ。