2000年代以降のJ-POPについては、今となっては自分でも「好きか嫌いか」「良いか悪いか」がはっきりしない。ただ、当時の曲はよく覚えているし、今でも歌えるものが多い。中学生の頃はいわゆる中二病だったこともあり、流行りの曲をろくに聴きもせずに「こんなのクソだ」と決めつけていたが、よく考えると、たぶん自分はどの時代の流行に対しても同じような反発をしてきたのだと思う。
同じように、当時のロキノン系バンドに対しても強く惹かれることはなかった。洋楽からの影響がやや薄れ始め、歌詞も内向きなものが多かったせいか、いまいちピンとこず深くハマることはなかった。