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人生における偶然を信じるなら、 偶然なるものはほんとうに存在する。 In rehabilitation
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片岡義男の「いいボールペン」についての文章がカッコよかった。

「ボールペンは難しい、と僕は思う。難しいとは、いいのがない、という意味だ。そしていいボールペンとは、ボールペンでなにかを書こうとしているときの僕のすべてを、僕の指先で一手に引き受け、紙の上に固定される文字へといっさいなんの支障もなく転換してくれることをとおして、ボールペンらしさを快感として体験させてくれつつ、それと同時に、鈴筆と万年筆との中間のどこかに位置する、確定されたところを持たない仮のものとしての性格を充分に発揮してくれる、そんなボールペンのことだ。」
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りんてん舎とブックオフ。
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ガラガラの電車、というか車両に自分ひとりみたいなタイミングで読む怪談は怖い。まで書いてなんとなく顔を上げたらいつの間にか向かいに男性が座っていて、電車で怪談本を読んでいたら向かいに座った人に「そういうの好きなんですか」と話しかけられて……みたいな話を思い出して結構勘繰った。
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あるいは「DJ読み」。わたしの読み方は「DJ」というには繋ぎもなにもない、サブスクのキューに興味の赴くままに追加されていくインスタントなプレイリストのような感じだけれど。
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「本に『冊』という単位はない。あらゆる本はあらゆる本へと、あらゆるページはあらゆるページへと、瞬時のうちに連結されてはまた離れることをくりかえしている。(…)そんなふうに連係的・運動的に、さまざまな本から逃げだしたいろんな顔つきのページたちを組織する。そして読み、読みつつ走り、走りつつ転身する。それが『テクスト』であり、時間の経過の中ではじめて編み上げられてゆく『テクスト』という概念は、もともと運動的なものだ。」
——管啓次郎の『本は読めないものだから心配するな』
元々一冊の本を読了することにはそこまで重きを置いていなかったけれど、ここ何日かはさらに読了を目的、意識しない読み方になってきた。
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あんまりよく分からなかったけど『重力の虹』は読みたくなった。とはいえ、今も積んである『ヴァインランド』は翻訳が合わなすぎて2ページくらいで挫折しているのだけれど……
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古いピンに浮いてきてしまった錆は「味」として許容できるか、問題。
youtu.be/TaZ71lVxVh4?...
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感想書きたいな、と思いつつも3周目を読みはじめている。うちに少しづつ思い出していたわたしの「こどもの頃のこわい話」も仕上がってきたような気もする。神社の境内のお祭りで、気がつくとお父さんが入れ替わっていた話。
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ジョン・ヴァーリイの短編って、なんだかんだみんな優しいというか良心があるんだよな。未来を描いた物語に優しさや良心があるということは、つまりは希望があるということでもあって。読んでると元気が出る。抜群に面白いしね。
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Drexciyaの後には日野皓正を合わせてみる。
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光の哲学者(フォトエビステモロジスト)のマースは、かつてこういったことがあった。『死を宣伝することに明け暮れる陸のメディアに対して、海のディープ・コミュニケーションが叛旗をひるがえすんだ』って。」Drexciyaぽい。