元は蟾渭神と呼ばれる神さまが祀られていたそうで、蟾とはヒキガエルとも読みますが、文字としては「水差し」や「水を注ぐ」という意味があり、つまりは元来水を司る神さまであったのではないかという見方ができるようです。
事実当社が現在の鎮座地に遷座した経緯に鑑みるに一定の説得力があるように思えます。
ところで個人的に気になったのは境内に設置された境内案内図。
「モロード様」と記された下に伊豆社とあり、祭神は瓊瓊杵尊とあります。
「モロード」とは「まろうど」、つまり客人神であり、天孫に属する神さまとの歴史的な交わりがここでも見て取れます。
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