時代を少し遡り、テンプル騎士団が誕生した12世紀前半の日本に目を向けると、平安時代後期――歴史の教科書には登場しない女性皇族たちに荘園寄進が続き、それを守るために武士団が誕生します。
平安時代晩期の女性皇族・八条院は、全国に200箇所以上ある荘園・八条院領の総元締めとなり、その武力と経済力を背景に以仁王がクーデターを起こし、源頼朝の挙兵へと繋がってゆきます‥‥。

中央公論の森先生が書かれてる『後醍醐天皇と足利尊氏』のところ読んだ！下野国足利荘が大覚寺統皇室領荘園の八条院領に属してるのは恥ずかしながら初知りでした。南北朝もので初めて触れた歴史の本が『皇子たちの南北朝』だったのもあり、森先生好きなんだ〜　文章のテンションが落ち着いてるんだ。近年の南北朝研究の本をいくつか挙げられてて、とても助かる〜　『異形の王権』はいつか読まないとなと思ってる。

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✍️大覚寺
📍大覚寺統、亀山上皇、八条女院領、八条院暲子、鳥羽上皇、天龍寺、後醍醐天皇、南朝
ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%...

八条院領がバレンタインのお返しとしての寄進で成立したことは日本史の常識。

女たちの平安後期：八条院領は鎌倉幕府に近いネットワークだった。というより、鎌倉幕府そのものが、八条院と同様の権力体を王権に認めさせて成立したものといえるように思う。 http://plaza.rakuten.co.jp/pahoo/diary/202412300000

平安時代最後の女院・八条院は、全国に200箇所以上ある荘園・八条院領の元締めであり、多くの武士を抱えていた。以仁王は、その経済力と武力を背景に挙兵するが、八条院自信は誰の味方にもならず、鎌倉時代まで生き延びる。八条院領は、のちに大覚寺統と呼ばれる天皇の系統へ受け継がれ、南北朝の争乱を引き起こす。
また、『源氏物語』『枕草子』から『百人一首』まで、和歌がもつ力と、それを詠んだ女性たちの存在を再認識した。

たまには、受験生にとって役立つような動画を作ろうと思って、テーマは荘園を取り上げました。
荘園は日本史の題材としては難しいとされているようですね。
その理由は、荘園もいろいろなタイプがあるからでしょう。

あと、荘園はヨーロッパにもあったので、そっちとの違いもいつか調べてみたいです。

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