旧Twitter→@kami_to_sumi | 2022〜まるい鳩を描いています。 #鳩ハット #鳥の郵便屋さん など
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今回のお題企画まとめ!お題はMoaさん @moa810.bsky.social から。素敵な企画をありがとうございました。
普段はその辺で見た鳥など実物に即して絵を描くことが多いので、今回のような怪鳥を描くのはとても新鮮でした。怪力乱心語りまくり。ごく少ない情報から想像を膨らませるのがとても楽しかったです!
気に入った怪鳥があった方はぜひフォローしていってくださいね🦩
今回のお題企画まとめ!お題はMoaさん @moa810.bsky.social から。素敵な企画をありがとうございました。
普段はその辺で見た鳥など実物に即して絵を描くことが多いので、今回のような怪鳥を描くのはとても新鮮でした。怪力乱心語りまくり。ごく少ない情報から想像を膨らませるのがとても楽しかったです!
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30羽め:鳳皇(Feng-fang)。鶏のようで、柄のある五彩の体色をしている。首、翼、背中、胸、腹に、それぞれ徳、義、礼、仁、信と呼ばれる文様を持つ。出現すると天下泰平となる。気ままに飲食したり歌い踊る(※ここの解釈変だったら教えてください🙏🏻)とされる。なんとも自由な鳥でいいですね。鳳凰というと高貴な印象があったけれど、山海経では鶏というかなり卑近な鳥に似るとされているのも親しみがわく。
30羽め:鳳皇(Feng-fang)。鶏のようで、柄のある五彩の体色をしている。首、翼、背中、胸、腹に、それぞれ徳、義、礼、仁、信と呼ばれる文様を持つ。出現すると天下泰平となる。気ままに飲食したり歌い踊る(※ここの解釈変だったら教えてください🙏🏻)とされる。なんとも自由な鳥でいいですね。鳳凰というと高貴な印象があったけれど、山海経では鶏というかなり卑近な鳥に似るとされているのも親しみがわく。
29羽め:䲦鳥(Dai-niao)。三つ目で耳があり、鹿のような声で鳴く梟のような鳥。机谷という谷に住む。目は縦に配置して、「目」のような顔になりました。目がたくさんあるぞアピールがすごい。肉を食べると冷え性に効くらしい。これからの季節にありがたい鳥ですね。
29羽め:䲦鳥(Dai-niao)。三つ目で耳があり、鹿のような声で鳴く梟のような鳥。机谷という谷に住む。目は縦に配置して、「目」のような顔になりました。目がたくさんあるぞアピールがすごい。肉を食べると冷え性に効くらしい。これからの季節にありがたい鳥ですね。
28羽め:鸀鳥(Chu-niao)。身体は黄色、赤い足、6つの首を持つ青い鳥。脈絡は全くないのですが、なんとなく今日見た石蕗の花を思い出して、花に擬態する鳥として描いてみました。きっと翼も目立たずヒヨコみたいな身体をしている。日中は花のふりをして、寄ってきた虫を食べて暮らしている…など自由に空想しました。獲物を巡って首同士で小競り合いすることも。よろめいているところを捕食される。
28羽め:鸀鳥(Chu-niao)。身体は黄色、赤い足、6つの首を持つ青い鳥。脈絡は全くないのですが、なんとなく今日見た石蕗の花を思い出して、花に擬態する鳥として描いてみました。きっと翼も目立たずヒヨコみたいな身体をしている。日中は花のふりをして、寄ってきた虫を食べて暮らしている…など自由に空想しました。獲物を巡って首同士で小競り合いすることも。よろめいているところを捕食される。
27羽め:当扈(Dang-hu)。雉のような鳥で、喉の部分にある毛で飛翔する(首、外れそうにならないのかな…)。どうしても物理的な限界の方が気になってしまうので、天女の羽衣のような、神仙的な力で浮かび上がる羽毛として描いてみました。きっと自由自在に飛べるので、手羽部分は退化して小さくなっているのではと想像します。
27羽め:当扈(Dang-hu)。雉のような鳥で、喉の部分にある毛で飛翔する(首、外れそうにならないのかな…)。どうしても物理的な限界の方が気になってしまうので、天女の羽衣のような、神仙的な力で浮かび上がる羽毛として描いてみました。きっと自由自在に飛べるので、手羽部分は退化して小さくなっているのではと想像します。
25羽め:鵸䳜(Qi-tu)。3つの首と6つの尾を持ち、よく笑うカラスに似た鳥。服用すると(と平凡社ライブラリー版には書かれているので、食料というより薬のような立ち位置なのだろうか?)夢でうなされることがなくなり、凶を避けるのにも良い。Moaさんの据え置き型が良デザなのでどんな作画にするかめちゃくちゃ悩みました。ケルベロス型はもう何回か描いてはいるので面白味に欠けるけど、せっかくカラス似なのでもっふもふの黒猫みたいにしてみました。目や口だけが描かれてる毛玉、けっこう好き。
25羽め:鵸䳜(Qi-tu)。3つの首と6つの尾を持ち、よく笑うカラスに似た鳥。服用すると(と平凡社ライブラリー版には書かれているので、食料というより薬のような立ち位置なのだろうか?)夢でうなされることがなくなり、凶を避けるのにも良い。Moaさんの据え置き型が良デザなのでどんな作画にするかめちゃくちゃ悩みました。ケルベロス型はもう何回か描いてはいるので面白味に欠けるけど、せっかくカラス似なのでもっふもふの黒猫みたいにしてみました。目や口だけが描かれてる毛玉、けっこう好き。
25羽め:櫟(Li)。黒い模様と赤い首毛のある鶉のような鳥。首毛もあるし、当たっている漢字になぞらえて、クヌギのどんぐりみたいなフォルムにしてみました。肉を食べると痔に効くらしい。凶兆をもたらしたり人間を食べたりする怪鳥がわんさかいる中、こういうもふもふころんとして肉も美味しそうな鳥がいてもよいのではないでしょうか(あっという間に狩り尽くされそう)。
25羽め:櫟(Li)。黒い模様と赤い首毛のある鶉のような鳥。首毛もあるし、当たっている漢字になぞらえて、クヌギのどんぐりみたいなフォルムにしてみました。肉を食べると痔に効くらしい。凶兆をもたらしたり人間を食べたりする怪鳥がわんさかいる中、こういうもふもふころんとして肉も美味しそうな鳥がいてもよいのではないでしょうか(あっという間に狩り尽くされそう)。
24羽め:鵕鳥(Xun-niao)。父の欽䲹とともに葆江を殺害したため天帝に誅せられたが、鳥の姿で復活。嘴のまっすぐなトビ(禅問答みたいな設定に困惑)で、足は赤く、黄色い模様があり、首は白い。鵠(はくちょう)のような声で鳴く。日本の諺に言う「とんびが鷹を産む」ならぬ、「鶚に転生したら息子がトンビだった」案件。
24羽め:鵕鳥(Xun-niao)。父の欽䲹とともに葆江を殺害したため天帝に誅せられたが、鳥の姿で復活。嘴のまっすぐなトビ(禅問答みたいな設定に困惑)で、足は赤く、黄色い模様があり、首は白い。鵠(はくちょう)のような声で鳴く。日本の諺に言う「とんびが鷹を産む」ならぬ、「鶚に転生したら息子がトンビだった」案件。
23羽め:大鶚(Da-e)。元は人面龍身の神。子の鼓とともに、葆江という天神を殺害したため天帝により成敗されたが、変身して大きなミサゴになった。雕(わし)のようで黒い模様があり、嘴は赤く虎のような爪を持つとされる。出現すると大戦が起こる。また倒してもなんやかんや復活しそうな、すごく悪運強そうバード。
23羽め:大鶚(Da-e)。元は人面龍身の神。子の鼓とともに、葆江という天神を殺害したため天帝により成敗されたが、変身して大きなミサゴになった。雕(わし)のようで黒い模様があり、嘴は赤く虎のような爪を持つとされる。出現すると大戦が起こる。また倒してもなんやかんや復活しそうな、すごく悪運強そうバード。
22羽め:顒(Yong)。梟のような人面鳥。4つ目で耳がある。出現すると大いに旱魃が起こるという。フクロウというと夜のイメージがあるので、旱魃のような日照りと関係する天災と結びついているのが意外というか、おもしろく感じる(現実世界もいま気候変動で相当まずいことになっているけれど、そっちは顒のせいではなく人間のせい)。
22羽め:顒(Yong)。梟のような人面鳥。4つ目で耳がある。出現すると大いに旱魃が起こるという。フクロウというと夜のイメージがあるので、旱魃のような日照りと関係する天災と結びついているのが意外というか、おもしろく感じる(現実世界もいま気候変動で相当まずいことになっているけれど、そっちは顒のせいではなく人間のせい)。
21羽め:鯈魚(Tiao-yu)。赤い毛、3つの尾、6つの足、4つの首を持つ鶏のような生き物。鳴き声はカササギに似ている。「食べると憂さ晴らしによい」とされていてなんか笑ってしまったのだけど、ハラノムシ的な存在が心や性格の変調を起こしたりすることもあるのだし、「憂さ」が病のひとつとされていても特に不思議はない(もしかしたら現代の鬱のようなものを指しているのかも?)。「はや」と当てられているのでややオイカワっぽく描いてみました。
21羽め:鯈魚(Tiao-yu)。赤い毛、3つの尾、6つの足、4つの首を持つ鶏のような生き物。鳴き声はカササギに似ている。「食べると憂さ晴らしによい」とされていてなんか笑ってしまったのだけど、ハラノムシ的な存在が心や性格の変調を起こしたりすることもあるのだし、「憂さ」が病のひとつとされていても特に不思議はない(もしかしたら現代の鬱のようなものを指しているのかも?)。「はや」と当てられているのでややオイカワっぽく描いてみました。
20羽め:灌灌(Guan-guan)。鳩のような鳥で、「佩びると惑わない」とされているので道に迷いがちな人なんかにいいかもしれない。造形や配色は徽宗のふくよかな桃鳩図から。頭は多い方がお得なので増やしてみました。「人が呼び交わすように鳴く」とされているので、鳴くときはこの頭がポッポポッポと会話する自分設定。
20羽め:灌灌(Guan-guan)。鳩のような鳥で、「佩びると惑わない」とされているので道に迷いがちな人なんかにいいかもしれない。造形や配色は徽宗のふくよかな桃鳩図から。頭は多い方がお得なので増やしてみました。「人が呼び交わすように鳴く」とされているので、鳴くときはこの頭がポッポポッポと会話する自分設定。
19羽め:鶉鳥(Chun-niao)。鳳凰の仲間らしい。鳳凰にも種類ってあるんですね!?他にどんなのがいるんだろう。漢字をそのまま日本語読みすると「うずらどり」です。かわいい。皇帝のあらゆる器物・服飾を司るとされているのでスタイリスト鳥っぽく描いてみました。なお上古からすでに針は使用されていたようです。当時は骨製(イラストでは金属っぽく描いちゃったけど…)
19羽め:鶉鳥(Chun-niao)。鳳凰の仲間らしい。鳳凰にも種類ってあるんですね!?他にどんなのがいるんだろう。漢字をそのまま日本語読みすると「うずらどり」です。かわいい。皇帝のあらゆる器物・服飾を司るとされているのでスタイリスト鳥っぽく描いてみました。なお上古からすでに針は使用されていたようです。当時は骨製(イラストでは金属っぽく描いちゃったけど…)
18羽め:鳧徯(Fu-xi)。雄鶏の姿をした人面鶏。出現すると戦いが起こるとされる。山海経では鳴き声について「我が名呼ぶ」と書かれていることが多いのですが、これは名前のような発音で鳴くという意味(実在の鳥だとカッコウもそう)。空想上の鳥が、姿形からでなく音声から名付けられるというのは不思議な感じがするけど、古代には文字も統一されていないし、いろんな地域の伝承が混在していることを思えば却って自然なことなのかも…とも思う。
18羽め:鳧徯(Fu-xi)。雄鶏の姿をした人面鶏。出現すると戦いが起こるとされる。山海経では鳴き声について「我が名呼ぶ」と書かれていることが多いのですが、これは名前のような発音で鳴くという意味(実在の鳥だとカッコウもそう)。空想上の鳥が、姿形からでなく音声から名付けられるというのは不思議な感じがするけど、古代には文字も統一されていないし、いろんな地域の伝承が混在していることを思えば却って自然なことなのかも…とも思う。
ニワトリたちのいる暮らしを描いた一枚です。全体はまた後日載せますね!
ニワトリたちのいる暮らしを描いた一枚です。全体はまた後日載せますね!
17羽め:數斯(Shu-si)。前回は人間の手でしたが、人間の足を持つトビ似の鳥。肉を食べると癭(くびのこぶ)に効くという。きっと立派なおみ足をしておられるのでバレエとか踊ってほしい。どちらも鳶似で人間の手足を持っているけど、鴸とは生息地も違うっぽいし名前の意味も対称性がなさそうなので、特に対の存在として空想されたわけではないのかも?
17羽め:數斯(Shu-si)。前回は人間の手でしたが、人間の足を持つトビ似の鳥。肉を食べると癭(くびのこぶ)に効くという。きっと立派なおみ足をしておられるのでバレエとか踊ってほしい。どちらも鳶似で人間の手足を持っているけど、鴸とは生息地も違うっぽいし名前の意味も対称性がなさそうなので、特に対の存在として空想されたわけではないのかも?
16羽め:鴸。トビに似ているという、人間の手を持つ鳥。脚の部分が手になっていることへの違和感がものすごいのですが(骨格上も人間の手に相当するのは翼だろうし…)、山海経の挿絵ではそうなっている。人間の手だったら後方に伸びる指がないからきっと不安定だし、枝に止まるときなんかは腕の筋肉がプルプルしそう。きっと安定した洞窟みたいなところに柔らかい巣材を敷いて、その上に座ってくつろぐことな多いんだろうなと想像しました。
16羽め:鴸。トビに似ているという、人間の手を持つ鳥。脚の部分が手になっていることへの違和感がものすごいのですが(骨格上も人間の手に相当するのは翼だろうし…)、山海経の挿絵ではそうなっている。人間の手だったら後方に伸びる指がないからきっと不安定だし、枝に止まるときなんかは腕の筋肉がプルプルしそう。きっと安定した洞窟みたいなところに柔らかい巣材を敷いて、その上に座ってくつろぐことな多いんだろうなと想像しました。
15羽め:䴅(Fen)。白い体に赤い羽根を持つ、6本足のカササギに似た鳥。とてもうるさい。イラストでは首や胸にタンバリンのような器官を加えて、より騒々しい鳥にしてみました。光り物を集めてじゃらじゃら言わせたり、木魚のような木の実を振り回して騒がしくするのも好き(これも自分設定)。
15羽め:䴅(Fen)。白い体に赤い羽根を持つ、6本足のカササギに似た鳥。とてもうるさい。イラストでは首や胸にタンバリンのような器官を加えて、より騒々しい鳥にしてみました。光り物を集めてじゃらじゃら言わせたり、木魚のような木の実を振り回して騒がしくするのも好き(これも自分設定)。
14羽め:羅羅(Luo-luo)。「人を喰らう」という情報以外の記述がない不穏バード。野生下のオオハシがコウモリを食べる瞬間を撮った記事が衝撃的だったのでそれを参考に描いてみました。人を襲うのであれば陸上を速く走ったり、強烈な一撃を繰り出しそうなので脚力のありそうな感じに。捕食するうちに人間の使う火や布も活用できるようになった…という妄想も加えました。
14羽め:羅羅(Luo-luo)。「人を喰らう」という情報以外の記述がない不穏バード。野生下のオオハシがコウモリを食べる瞬間を撮った記事が衝撃的だったのでそれを参考に描いてみました。人を襲うのであれば陸上を速く走ったり、強烈な一撃を繰り出しそうなので脚力のありそうな感じに。捕食するうちに人間の使う火や布も活用できるようになった…という妄想も加えました。