カミュは自称生き物好きの精霊嫌い。曲がったことが嫌いな偏屈家。破壊的な文明を憎み復興を渋るものの、その実世界の調和を夢見て「知る」ことを投げ出さない。
独りで思索に耽るのが好きで、できる限り灯し合いたくない。消えろとは言わないから風景でいなさい。秘宝の環礁の深海が原風景。イメージはワタリガラス。

よだかは転生する度に文字通り生まれ変わって、ゆくゆくは誰かが拾う「光の翼」のようになりたい星の子。の、通り名（転生する度に真名も変わると思っている）。
王国で過ごした細やかな思い出を羽根に込め、手渡して、天空に還る使命に燃えている。個に執着したがらないものの記憶を重んじる性格。仮面と髪型は固定。書庫の4階が主な居場所。イメージはよだかの星とフキナガシヨタカ。

ラロノワは生き物や自然、その生命の循環を見守るどこか一歩退いた星の子。
大いなる〈自然の意思〉を読み取り、それに従い時に導く巫師──を目指して失われた魔法や占術を探求する、いわば智者になりたい占い好き。
精霊や星の子もまた自然の一部とのことで、付かず離れず干渉せずな交流を好む故に素で接しようとせず、人前ではカイコガのような装いで「しるきぃ」を名乗る。しかしむしろ無邪気なしるきぃの方が本性かもしれない。
風の街道を好むが、しばしば試練に籠もりがち。イメージはアフリカオオコノハズク。