安青錦が初優勝。これで場所後の大関昇進は確定と言って間違いないだろう。

豊昇龍は立ち合いは良かった。しかし同じ相手にここまで負けが続くのは、合い口が悪いとしか言い様がない。

豊昇龍としては意地でも負けられんだろう。その為には昨日のような中途半端な立ち合いは禁物。しっかり踏み込んで突き放しにいくべき。

怪我の程度がどれほどのものなのかは全く分からないが、ここで無理をすれば師匠と同じく短命横綱になりかねない。休場は賢明な判断だと思う。

ここにきて優勝争いの鍵となりそうなのが琴櫻。今場所も相変わらずギリギリ勝ち越せるかどうかで一杯一杯という感じではあるが、残り3番は来場所の角番を回避する為に気合いを入れてくるはず。

また、時疾風が明日の義ノ富士戦に勝って3敗をキープした場合は、14日目の割がちょっとややこしいことになりそう。

ボウリングが正式競技になっているのも興味深い。オリンピックでは正式採用されたことがなく、1988年のソウル五輪で一度のみエキシビション種目になっただけ。

個人的には以前からこのことを不思議に思っている。IOCは何故に世界的な認知度が高く、競技人口も多いであろうボウリングを正式競技にしないのだろうか？

たまに正式競技になる野球は世界的に見れば超マイナースポーツ。対してボウリングはどこの国に行っても知らないという人はいないだろう。しかも厳しい鍛錬が必要な他競技に比べると敷居も低く、なんならスポーツ経験皆無でもすぐに始められる。まさに本来の五輪精神に即したスポーツと言えるのではないか。