著作を集めている作家は恩田陸、追っている映画監督は細田守、ライフワークは『劇場版名探偵コナン』を観て話すこと。
一日9時間眠りたいのですがなかなかそうはいかないのが悩みです。
中学時代に吹奏楽部、高校・大学時代に放送部に所属していたので、その話も多いと思います。
森巡る (原作)/砂糖野しおん (作画)のオリジナル漫画。試し読みが面白かったので1巻を購入。
高校生の早川ミキは父と弟・タクヤと共に地方移住。父は突然日本からの独立宣言をし、早川家は王国を自称することに。ミキは「第二王女」という身分を与えられ、学校では「姫」という渾名でいじられることに……。
1巻では、変わった「思想」を持つ父親に振り回されつつも、悪意のない友人や同じような境遇の少年と出会い、ミキが異郷に打ち解けていく様子がみずみずしく描かれる。2巻は弟が学校でいじめに遭う話になるらしい。
森巡る (原作)/砂糖野しおん (作画)のオリジナル漫画。試し読みが面白かったので1巻を購入。
高校生の早川ミキは父と弟・タクヤと共に地方移住。父は突然日本からの独立宣言をし、早川家は王国を自称することに。ミキは「第二王女」という身分を与えられ、学校では「姫」という渾名でいじられることに……。
1巻では、変わった「思想」を持つ父親に振り回されつつも、悪意のない友人や同じような境遇の少年と出会い、ミキが異郷に打ち解けていく様子がみずみずしく描かれる。2巻は弟が学校でいじめに遭う話になるらしい。
原作は未読、設定もよく知らないまま行ってきた。90年代後半の映像作品についてよく使われる、「世紀末」「終末」というモチーフがここにも見られる。恐ろしいまでの東京各地の大破壊、ドロッとした赤い血の多用、親友だったはずの二人が引き裂かれて決闘する結末……。今でいうと『呪術廻戦0』がかなり近い。だが、『X』は主人公である神威への感情移入もあまりさせてくれないので、そこが独特な持ち味だと思う。耽美な映像と「封真と小鳥を守る」という感傷的なフレーズのみで押し切っている。
原作は未読、設定もよく知らないまま行ってきた。90年代後半の映像作品についてよく使われる、「世紀末」「終末」というモチーフがここにも見られる。恐ろしいまでの東京各地の大破壊、ドロッとした赤い血の多用、親友だったはずの二人が引き裂かれて決闘する結末……。今でいうと『呪術廻戦0』がかなり近い。だが、『X』は主人公である神威への感情移入もあまりさせてくれないので、そこが独特な持ち味だと思う。耽美な映像と「封真と小鳥を守る」という感傷的なフレーズのみで押し切っている。
2000年代後半。スタジオジブリ作品以外の国産アニメにおいて、押井守の『イノセンス』、宮部みゆきの同名小説を原作とする『ブレイブ ストーリー』が興行収入10億円の壁を越えたが(後者は驚異の20億円!)、TVシリーズを持たない劇場作品は苦戦する状況が続いていた。⇒続
2000年代後半。スタジオジブリ作品以外の国産アニメにおいて、押井守の『イノセンス』、宮部みゆきの同名小説を原作とする『ブレイブ ストーリー』が興行収入10億円の壁を越えたが(後者は驚異の20億円!)、TVシリーズを持たない劇場作品は苦戦する状況が続いていた。⇒続
実はこの2作品を観るのはこれが初めて。書籍やインタビュー記事で裏側の事情を結構知っている状態でも十分、十分以上に面白かった。特に『ビューティフル・ドリーマー』は、直前に『オンリー・ユー』を観ていたため、画面作りのスタンスからして全く違うのが始まって数秒で分かるすごさ。美術の方針がだいぶ渋い方向になっていた。
実はこの2作品を観るのはこれが初めて。書籍やインタビュー記事で裏側の事情を結構知っている状態でも十分、十分以上に面白かった。特に『ビューティフル・ドリーマー』は、直前に『オンリー・ユー』を観ていたため、画面作りのスタンスからして全く違うのが始まって数秒で分かるすごさ。美術の方針がだいぶ渋い方向になっていた。
現在3話まで無料で公開中の、漫画編集者が主人公の漫画。原作は『4人はそれぞれウソをつく』の橿原まどか。結構感心した。現在の(特に集英社以外の)出版社にとって小説からのコミカライズが大きな収入源となっていることをよく分かっていないとこれは描けない。そして編集者が主人公なのであまり作中作の話をしなくて済むというのもクレバー。作中作がつまらないと漫画そのものの評価も下がるという負の連鎖を回避している。
現在3話まで無料で公開中の、漫画編集者が主人公の漫画。原作は『4人はそれぞれウソをつく』の橿原まどか。結構感心した。現在の(特に集英社以外の)出版社にとって小説からのコミカライズが大きな収入源となっていることをよく分かっていないとこれは描けない。そして編集者が主人公なのであまり作中作の話をしなくて済むというのもクレバー。作中作がつまらないと漫画そのものの評価も下がるという負の連鎖を回避している。
でもこのシナリオの技巧的な部分よりも、アクションのアイディアの豊富さに見世物的面白さを強く感じており、それを言葉にすると、雑多なものを箇条書きに並べていくことになる。
こういう直感的な快楽を積み上げる作品は、面白さの説明が難しい。どうやっても実際に感じた興奮の5割くらいに薄まってしまう。ここをどうクリアするかが自分の今後の課題。
でもこのシナリオの技巧的な部分よりも、アクションのアイディアの豊富さに見世物的面白さを強く感じており、それを言葉にすると、雑多なものを箇条書きに並べていくことになる。
こういう直感的な快楽を積み上げる作品は、面白さの説明が難しい。どうやっても実際に感じた興奮の5割くらいに薄まってしまう。ここをどうクリアするかが自分の今後の課題。
著作を集めている作家は恩田陸、追っている映画監督は細田守、ライフワークは『劇場版名探偵コナン』を観て話すこと。
一日9時間眠りたいのですがなかなかそうはいかないのが悩みです。
中学時代に吹奏楽部、高校・大学時代に放送部に所属していたので、その話も多いと思います。
著作を集めている作家は恩田陸、追っている映画監督は細田守、ライフワークは『劇場版名探偵コナン』を観て話すこと。
一日9時間眠りたいのですがなかなかそうはいかないのが悩みです。
中学時代に吹奏楽部、高校・大学時代に放送部に所属していたので、その話も多いと思います。