釣り堀で、鮮やかに魚を釣り上げる大人たち。ヒロトもヒデキも互いに魚なのか、それとも釣り上げる大人になれるか、みたいな。

なっちゃんとヒロトもまた、ヒロトとヒデキと同じく、かけがえのない関係として事あれば何を為すべきかの暗黙の契約、盟約を結んでいるように思える。こうした関係と暗黙の盟約について自分は、レヴィナスでは「紳士協定」という概念で理解している。

リアタイで　#ひらやすみ
なっちゃんは日々、進化してる。
平屋での生活、鍋の食材に、バイト先で作成に失敗した餃子を提供している。これまではすべて、ヒロトが食材を用意していたのだから。さらに肉が食べたいとゴネて、ヒロトはお金もないし、ヒデキのことで落ち込んでいて、それはヒロトらしくないと励まそうと、ならば自分で肉を調達すると言う。おぉ。ほかにも細かいシーンを見ればわかるけれど、この平屋の生活はヒロト任せにしてはいけない、自分もこの共同生活を維持するために何らかの働きを必要とされるメンバーなんだ、ということに気づいている、大人になってきた。

体重は標準より２㎏オーバーなのでペースを抑えるけれど、次第にペースが上がっていき左膝に違和感、さらに薄っすら痛みを感じ、ペースを落として維持する。食べる量を減らし、体重増は抑えた、走れば標準体重まで落ちるけれど、大きく故障すれば走れず、再び増加する。だから無理なトレはしない。走り終えた近くの公園で、一カ月前に痛めた左胸筋がようやく治ったので懸垂を再開、半分もできないけれど、またできるようになるさ。
帰ってシャワって左膝に湿布を貼る。あとは夕飯のシャケを焼く用意をする。

町の本屋や図書館に対して無責任すぎじゃないかと思う点がかなりあった。出版業界が「斜陽産業で〜」と嘆いているのを見ても、「まあ、無責任の結果だよね？もっと消費者や本屋の側に立てばよかったのに」という意地悪なことを考えたりもした。
今よく言われる兼業本屋は、別に今始まったことではなく、昔からアイドルのブロマイドや文房具、ちょっとしたおもちゃなどを兼ねて売っていたらしい。利益が出にくい本の代わりに、それらが利益を出していたというのは、たしかにそうだよなあと納得した。個人的に本屋という場所が好きだから、なくなってほしくないと思う。

自分は目の前の仕事に集中し過ぎて視野狭窄に陥り、仕事場や生活拠点の変化を望まない。一方、経済の変化が生活を変えてしまう、それに敏感なパートナー「はい、賃貸止めて中古物件探して引越します！」。えぇ？　マジで？　お金どうするの？　なんとか工面しろ？　激安を自力でリノベ？　そんなことできるのかよ、と思いつつ、パートナーの時世の大局観には理があると思い、従うのでした。

これですね。日本国憲法第13条。個人の尊厳。
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%...

他者が生きていることは自分が生きていることとは全く異なる理路があって、それは自分の内からはそう簡単に理解できない、それでも他者と交流、交通したい、相手を消し去ることを選択したくないなら。