DN/HP
banner
dnhp.bsky.social
DN/HP
@dnhp.bsky.social
人生における偶然を信じるなら、
偶然なるものはほんとうに存在する。
In rehabilitation
市川崑版の『獄門島』は犯人違うんだけどね。
December 7, 2025 at 2:11 PM
↑の「コンタに学ぶ」が収録されていた『歴史への感情旅行』と一緒に買った『夕陽の河岸』にも「犬」というズバリなタイトルの一編があった。こちらもとても良かった。
病により犬と暮らすことを諦めた日々で思い出す、戦時中、徴兵を数ヶ月後に控えた日の深夜、渋谷で唐突に出会う真っ黒なシェパード。彼と連れ立って歩いた数十分。改めて湧き上がる犬への思い。ああ。
わたしも幼い頃に一緒に暮らしていた茶色いダックスフントのことを思い出す。ある日の彼と散歩した数十分のことは何故かよく覚えている。今日この本を買うために歩いた道のりも犬と、出来ることなら彼と一緒だったら、と想像している。少し泣いてしまうかもしれない。
December 7, 2025 at 11:04 AM
文章からも滲み出る安岡章太郎の犬に対する敬意にはわたしも敬意を表したい。
December 7, 2025 at 8:39 AM
December 7, 2025 at 8:30 AM
ITOYA ExclusiveのBOXY。やっぱりデザインかっこいいから、インクも別注してJETSTREAMのインク入ってるのとかあればいいのにな。芯の形状の問題とかで無理なのかな。
December 7, 2025 at 7:50 AM
古本屋の店頭の均一棚から抜いた気になった本を開いたら、落ち葉が挟まっていた。なんだかロマンティックだな、と勿論そのまま買った。
December 7, 2025 at 7:10 AM
「金田一耕助シリーズは『日本を戦争へ導いた古い価値観』の否定である!という考え方」と「本作は若者たちの復讐劇でもある!」というのを踏まえて獄門島(結局買った)を読み始めてみると、一章冒頭のこの金田一の説明からかなりグッとくるものがあるな。

「金田一耕助が岡山県の農村の、旧本陣一家で起こったあの不思議な殺人事件のなぞを解いたのは、昭和十二年のことであり、当時かれは二十五、六歳の青年だった。その後かれはなにをしていたか。——なにもしなかったのである。日本のほかの青年と同じように、かれもまたこんどの戦争にかりたてられ、人生でいちばん大事な期間を空白で過ごしてきたのである。」
December 6, 2025 at 12:14 PM
読んでいる間はイアホンからEVISBEATSとNagipanのアルバム『萃点』をリピートで流していて。このアルバムも耳に「柔らかくて優し」くて、とてもしっくりきていたのだった。帰り道でそういえば、とこのアルバムのタイトルの由来「南方熊楠が遺した造語『萃点(すいてん)』に由来し、『さまざまな物や事柄が集まり、影響し合う場所』を意味する」を思い出して、ああ、これは、家族や友人、未だ知らない人に死んでいない者たちがバラバラに集まり温泉につかる、かれらの記憶や思索、今までに書かれたエピソードが影響しあい重なり溶け合っていくような小説の内容とも重なり合っていたのだな、と納得してまた嬉しくなってきた。
December 6, 2025 at 10:32 AM
思い立って徒歩で向かった図書館で読んだ今月の『新潮』に掲載された滝口悠生さんの短編が今回も素晴らしかった、というよりも嬉しかったと言ってみたい、読み終わった後にため息の代わりに微笑みが浮かんでいるような、微笑みの端にはいつも少しの哀しみがあるように、少し泣きたいような気もしてくる、そんな風に感動した、作中に出てくるうどんみたいに「柔らかくて優しい」「たとえばケアとかホスピタリティ」のような読後感、と本文を引いてよくわからいままに言ってしまいたい文章、小説だった。帰り道の足取りはとても軽くて、今日も一日OKになったな、ともう一度微笑んでみた。
December 6, 2025 at 10:30 AM
街からのメッセージとして受け取りたい📚
December 5, 2025 at 11:33 PM
『獄門島』古本で意外とないから新品で買おうかな、と思ったら今カバーこれなのか。完全にnot for meだけど、こういうカバーで買う人がいるから絶版にならなかったり、実際売れることで他の良い本も出版出来るようになったりするのかも、と考えてわたしも黙って買うべきだろう。
December 5, 2025 at 12:50 PM
立たされた「境界線上」から発することで説得力と圧倒的な正しさをもつ言葉というのがある。
December 5, 2025 at 11:59 AM
「故郷忘じがたく候」めちゃくちゃ良かった。いま読んでいる本『戦争と芸術の「境界」で語りをひらく: 有田・大村・朝鮮と脱植民地化』にも繋がっていくというか、立場は違うけれど、同じように歴史を紐解き溢れ落ちてしまったものを想像し、人に話を聞きその人生を大切に扱う。国レベルの歴史と個人、家族の歴史、大小の物語の間にあるものを読んだり話したり出来るようにした小説。あるいはそうしようとする小説家自身の話。というのはいま読んでいる本に多少引っ張られている気もするけれど、この小説を読もうと思わせてくれたことも含めて、その引力は重要だと思いたい。このタイミングで読めて良かった。三回涙ぐんだ。
December 5, 2025 at 10:44 AM
メインで読んでる本で言及されていた短めのテキストは、タイミングで挟み込んでいきたい。これは色目も合っていたので、おお、と思った。ということで、初めて司馬遼太郎の小説を読んでみる。
December 5, 2025 at 8:31 AM
この本で「B面の日韓越境史」のように使われている「B面」は、わたしが使っている言葉でなら「小さな物語」にも近いのかもしれない。権力者や「中央」によって書かれる歴史や、人々を数字として伝えるような報道、「大きな物語」に対して、わたしやあなたが個人的に書き残すもの、あるいはそれらを掬い取って書かれる小説。「小さい物語」。「大きな物語」から無視され溢れ落ちてしまったそれらの物語を個人的にたしかに書き残すということも、既に書かれてしまった「大きな物語」を「揺るがし、突き崩す可能性を秘めているのではないか」少なくともわたしはそんな可能性を秘めた物語にも、この本にも力付けられている。
December 4, 2025 at 1:00 PM
サンコミックス版の『モジャ公』手放したの後悔してる。
December 4, 2025 at 12:12 PM
今日ぐらいの感じが「冬」だったらちょうど良いのにな。
December 4, 2025 at 9:49 AM
今日もニューヨークを舞台にした小説を。A South Bronx Tale。映画からのノベライズだけれど、小説として読みたいクラシックだと思っている。
December 4, 2025 at 9:45 AM
December 4, 2025 at 12:56 AM
欲しかったアメコミの翻訳とビッグバンド・ジャズのCDに、大好きな小説の文庫版。昨日手に入れたものたちが図らずもニューヨークだった。これは嬉しい偶然。彼の街への憧れも強まるのだった。
December 4, 2025 at 12:45 AM
この話も読みたい。
December 3, 2025 at 10:06 PM
「世界」を救って稼いだ金を使ってローカルで顔の見える隣人(文字通り同じビルに住む住人たち)も救おうとするのだ。彼もニューヨークの「親愛なる隣人」ということだろう。
December 3, 2025 at 9:57 PM
December 3, 2025 at 12:15 PM
『ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン』の第一章「ラッキー」は、夏のニューヨークで犬に救われて犬を救う話だった。完全に最高。三回読んだ。
December 3, 2025 at 12:12 PM
これはフィジカル見つけたら買おうと思っていたから、仕方がない。
December 3, 2025 at 10:45 AM