小熊/YUYA
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小熊/YUYA
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いつも気ままに 
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メイ「犬がーー」

シスター「いけませんね、よそ見は?」

シスターは十字架を掲げて蒼い炎を放つ。ウォルAは水を放つが……

ウォルA「っ! この炎、全然消えねえ!!」
ウォルA「OKだ!!」

メイ「任せて……ん?」

その時、メイの瞳に謎の犬の霊が映る

犬の霊「……」

メイ「あれは……」
シスター「残念ながらそうは参りません。何故ならば私が仕えし幻空の神……それはあなたよりも上等、真に仕えるべき存在なので」

メイ「マナミさん、コイツもしかして……」

ウォルA「十中八九怨人だな? なら話してても埒が明かねえ、相手してやろうぜ!!」

ウォルA、ディスクを構える
メイ「……んえ?」

シスター「ええ、私はそんな事は致しません。神に仕える身が、子供攫いなどと」

ウォルA「おいおい、目的は早々に言いやがれ!!」

シスター「そうですねえ……合流を阻む……といった感じでしょうか?」

ウォルA「何だと?」
???「……ふふ、やはり偉大ですね、"神の力を持つ者"は?」

十字架を持ったシスターが現れる

ウォルA「……匂うぜ……」

メイ「……分かった、あなたが神隠しの犯人ね🫵」

フォクスA「……フォク?」
メイ「っ! も、もう! 揶揄わないでくださいよーーッ!!」

ウォルA「ハッハッハッ、元気あって良いなあ、バウバウ!!」

メイ「そういうウォルさんも、今日も絶好調ですね!!」

アビリティアースの人は皆、ウォルが"バウバウ"と連呼する回数で元気度が分かる
ウォルA「おお、これで益々力強くなったぜ! バウバウ!!」

メイ「私、精一杯頑張ります!!」

フォクスA「フォクフォク٩( 'ω' )و」
メイ「遅くなりました!!」

ウォルA「バウバウ! メイちゃんの事だったのか!!」

メイ「はい、私で良ければと引き受けを!!」
ウォルA「ん、エキスパート?」
フォクスA「フォク」

ウォルA「さてと……マナミは今回、怨人の討滅で動いてたんだよな? それが神隠しの騒ぎに繋がって、オレが迎えとして派遣されて今に至ると」
フォクスA「フォク、フォクフォク」

ウォルA「……ハッハッハッ、それでも強いんだろうって? 確かにな、マナミは強えよ、防御に関しては破れる奴もそうはいねえ。バウバウ」
ウォル(Another)「バウバウ、何たって怨人騒ぎだもんなあ。コクトーさんとアニマ(Another)さんはオレを指名してくれたが、ドッグカフェマスターに何処まで出来るか……バウバウ」
アリュース「ああ」

そのまま全員日本へ
アリュース「(分かった)」
アリュース「言われるまでもないよ、任せておいて」
工藤「……分かりました」

和田「ボク達はマガツヒ様に仕えし者……使命は果たします」
工藤・和田「了解」

アドブス「へへ、ありがたやありがたや」
アドブス「それはそれは……子供の肉を食せないのは残念ですが、あのガキの生きた証を完全に消去出来るのなら……喜んで」

工藤「……オレが行く」

和田「ボクも行く。花音さんは多分危険」

花音「ええ〜ケチ〜」
アドブス「きょ、協力……だと? いや、しかし餌は常にーー」

アリュース「君、40年前位に村人唆して一人の少年と犬を追い出し、喰らっただろ? あの子、実は絵描きでね? その絵が……今度日本に文化財として運ばれる事になっているんだ」

アドブス「っ! あの……ガキの……絵が?」

アリュース「そう、だから君は君自身の名誉の為、絵を奪うといい。その代わり、日本に渡って子供を100人、このマガツヒの前に差し出して欲しい。事が済めば、後は好きにしていいよ」

アドブス「……断ればこの場で消される……分かりました、手を貸しましょう」
アリュース「うん、今から飛ばしてあげるよ。そ〜れ」

アリュースはマガツヒ達を、アドブスの潜伏している場所へとワープさせる

狼男 アドブス「っ! な、何者だお前達は!?」

アリュース「お前? 良くないなあ……そういう物言いは?」

目つきを変え、圧をかけるアリュース

アドブス「ま、まさか……お前……あの、"災禍"の……下僕?」

アリュース「流石だ、この国にも轟いているね」
アリュース「(ふふ、花音は良い子だよ? 奴らと対峙させればすぐに考えを改めるさ)」

アリュース「さあて、じゃあぼちぼちベルギーへ向かおうか。ここで話していてもあれだしね?」
花音「平気、平気だよマガツヒ様? 所詮私達みたいなタイプには本気になれない甘ちゃん、警戒はユナって奴とコクトー、アーキデーモンに向けてればいいって!!」

アリュース「流石だ。そう、その甘い部分を突けば、能力者は簡単に封じられる。いつぞやの事変も、本丸が人間が作った組織故に総力戦には至れなかったからね?」

和田「……脇腹を突く」

工藤「……妙案」
アリュース「半世紀も人の目を避け続けている存在さ。子供の肉を好み、行動力は高い」

工藤「……」

和田「それを使って、マガツヒ様に復活の糧を献上しようと?」

アリュース「その通りだ、飲み込み早くて助かるよ」