おにごっこ
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スカリーがモルダーのモリタリング役であるのは重要である。というのは、エックスファイルはスカリーの視点から観測される物語だからである。少なくとも初期シーズンにおいて、ドラマのエンディングはスカリーの作成する報告書のモノローグという形式をとっている。つまり、これはフリーク男性の物語というより、フリークを監視する女性のものがたりなのだ。まとめよう。超常的な外観を削ぎ落とし、あえて単純化するならば、『バフィー』と『Xファイル』はこう整理される。かたや、使命と格闘する白人中産階級の女子高生のドラマ、かたや使命に燃える白人中産階級を監視する女性のドラマである。
教師と同僚という違いこそあれ、
スカリーとジャイルズの対照は一目瞭然だ。ジャイルズはミドルエイジの中年白人男性で、悪魔学から秘教的知識に至るまで、あらゆる魔術を熱心に探求している。他方、スカリーは大学院を卒業してまもない比較的若年の白人女性であって、オカルトの一切に対して否定的な合理主義者であり、かつ、敬虔なクリスチャンである。だが、両者は知の一般に対して篤い信頼を寄せ、しばしば向こう見ずな主人公を諌めるブレーキ役となる。ようは、なにかにつけて小言じみていて、とにかく理屈っぽいのである。興味深いのが、バフィーの「御目付役」(ウオッチャー)がジャイルズであるのに対し、スカリーもまたモルダーの「監視役」として配属された点である。
スレイヤーのバフィーがスーパーナチュラルな力を持つのに対し、FBIモルダーはなんら超常的な能力を有さない一般人であり、しばしば拳銃で武装する。さらに、対象的なのが二人とコンビを組んでいるルパート・ジャイルズとダナ・スカリーのキャラクターである。
モルダーが仕事に対して異様な執着をみせるのは、幼少期に妹が地球外生命体に捕獲された経験によるもので、この使命感こそがモルダーを突き動かしている。
登場人物に目を向けてみよう。バフィー・サマーズは青春を犠牲にしながらしぶしぶヒーローをこなしている高校生である。他方、フォックス・モルダーは周囲から仕事の虫として変人扱いされるヤモメ男である。バフィーはスレイヤーとしての仕事に打ち込みながらも、本来ならば享受できたはずの青春を夢みることを忘れず、恋に落ちる。かの女が吸血鬼と戦っている理由は、たまたまスレイヤーに選ばれてしまったという「偶然」によるところが大きい。他方、モルダーの場合、周囲の制止をふりきって未解決事件だのオカルトだの超常現象だのの解明に異様な執念をみせ、その仕事ぶりは終始楽しそうである。
すなわち、かの女たちの通学先のサニーデール高校の内部(それも教室や食堂、体育館にかぎられる)と、しばしば作戦会議所となる図書室の一角(しばしば作戦会議がおこなわれる)、真夜中の人気のまったくない墓地、バフィーの自宅、学生たちが夜な夜なたまり場にしているBRONZEというダイニングバーを除けば、高校生たちの活動範囲はほとんどない。対して、連邦捜査員のモルダーとスカリーは(設定上)あらゆる州をまたいでアメリカのほぼ全域をカバーし、事件とみるやどこにでも駆けつける。
だが、それ以外はといえば、両作品はことごとく対極的な展開をみせている。ときにシリアスな展開をみせるものの基調としてはドタバタなコメディタッチの作品が『バフィー』である。対して、全体的に暗くシリアスな雰囲気を醸しつつも、ふいにクリティカルなユーモアを示すのが『Xファイル』である。特定の空間に固定されたドラマが『バフィー』と、アメリカ全土(実際にはカナダでの撮影が多いようだが)のロードームービーとしての側面をもつのが『Xファイル』である。セット依存が『バフィー』ならば、ロケに依存するのが『Xファイル』といいかえてもよいが、バフィーのドラマが展開するのは非常に限定された場所に限られる。
ある一定の地点までは、両作品はほとんど同一の内容である。どちらもオカルティックな要素を主題としたアメリカ国内製作のフィクションであり、映像表現の新規性や音楽の効果的な使用に特徴をもつとされる。また『バフィー』と『Xファイル』は、いずれも登場人物のジェンダー役割やセクシュアリティの表現において新たなモデルを示したドラマとしても参照される。マイナー局から出発した稼ぎ頭ということも共通だ。そして、どちらも比較的裕福な白人中産階級を主要な登場人物としている。
(草稿)「おそらく、九〇年代当時の海外ドラマを見ていた人間ならば、先述の『バフィー』のあらましから同時代の日本社会を席巻していた『Xファイル』との比較対照を即座におもいつくはずだ。実際、両者の対照はいくつかの有益な観点をもたらしてくれるようにおもえてならない。そこで、狼男と吸血鬼の見事な対照をやってのけた著者の手さばきを真似ながら、稚拙を承知でわたし流の「構造分析」を披露したい。まずは領域の確定からである。しかるに、『バフィー』とは、世紀末アメリカ製作のテレビドラマである。そして、この領域の内部において、あきらかに『Xファイル』はその構造的対立物の一角を占めている。」
アカギはアニメで繰り返し見てたけど、あらためて漫画で読み返すとカットされてる情報があってめちゃめちゃ楽しい。鷲巣麻雀導入の壺振りの経緯とか、市役所職員の背景とか、細かいエピソードの積み重ねが福本先生は抜群にうまい。
気絶から醒めてみれば空は真っ暗
てきとーそうに見えて潔癖なひとの文章を読んでいる。わたくしと真逆だ。
小林泰三のパラレルワールド読んでいる。改行の多用が小気味いい。ぜいたくな紙幅の使い方だとおもう。
前になった(?)胃潰瘍っぽい匂いがする
謎に背中が痛い

謎…

あの探偵を呼べっ!
元祖いちごちゃんの勝ちです
職人求ム!の貼り紙にちゃんと嫌なものを感じてたのに、食品サンプルと系列店が美味しかった記憶に判断をくるわされた…
べちゃべちゃな天丼ほど人間を悲しませるものはない…なにがインバウンドだちくしょう
意識:じじいだからコンビニの充電器どうやって借りたらいいのかわからないよ〜〜

無意識:甘えるな 定員さんに尋ねるのだ
けっきょくLEEの十倍におちつく
インドカレーでも食べに行くか
モブサイコは魔人ブウとサタンの生まれ変わりだと思っていて…(ルフィもまたそうだとおもっていて…)胸が熱いぜ