Nanayahiroshi
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尿管結石で大変でした。薬で自然排出した模様
そうそう、ヨーロッパのマスドライバーが打ち上げ施設がスペインでフランスが管制室なのにも深い理由がある。物語の中で説明するかも。
ニャー🐈
猫も出てくる。
技術以外に特にこだわったのが、予算をどうするかというところ。お金の出所や流れをきちんと説明できないと非現実的に思えてしまう。ガブリエルの父、アーサーはビリオネアだが、どうやって稼いだかにも細かい設定がある。
航行、建築、天文観測、医療等の専門家が多数乗ることになっている。それぞれに任務があり、一つ一つを挙げればキリがないが、膨大な量の設定があり、リアリティを出すために細部にこだわっている。
月面基地にもマスドライバーがあり、軌道上に宇宙船製造施設がある。神逐艦はそこで製造される。宇宙飛行士はJAXAを中心に多様な人選が行われて、日米欧韓露中の混成チームになっている。
どうやって資材を宇宙に打ち上げるか、軌道エレベータは不安定で本質的に危険だと思われるので不採用。大林組は別のところで活躍してもらう。マスドライバーは可能性があるのにあまり注目されてなくて、今回軌道エレベータの代案として取り上げてみた。騒音がいちばんの障害だったけど、新幹線の静音技術を持つ日本ならなんとかしそうって思えるので、これを日本独自の技術として採用した。ヨーロッパではスペインに打ち上げ施設、フランスに管制室を設定。アメリカではホワイトサンズにマスドライバーの施設を置いた。
アルクビエレドライブは膨大な負のエネルギーで空間を曲げるとかいう力技なのでまあ物理的に無理だよなというのが本音。ではいかに効率良くするか、で思いついたのがサーフィンのように進む原理。サーフボードにエンジンがなくてもサーファーは🏄進むよね。あとは波を立てるだけ。波はエネルギーがプラマイゼロになっても構わない。
超光速通信は、最初は量子エンタングル通信にしようと思ったけど、これは実際の理論的には不可能なので却下した。Σ共鳴場は高次元も含むので四次元時空の局所性を理論的に超えられる(という設定)ので、光速を超える通信が出来るというふうにこじつけた。
ワープ航法と超光速通信の二つのSF技術をいかにそれっぽく科学的に説明しようと頑張って捻り出した概念です。アイデアはまず、アルクビエレドライブをベースに、問題点を改善していく中で、量子力学の観測者問題や相互の関係性が存在を決めるという考えを取り入れて、基本的にM理論を枠組みにし、無限の可能性のあるカラビ=ヤウ多様体からLQGとの接点を模索する中で生まれたのがΣ共鳴場。
空間とは背景構造ではなく実体のあるモノと言える。空間子は実際の物理学にはまだ出てこないが量子化されれば自然に現れるのでは?というアイデア。
M理論では空間の一点には七次元のカラビ=ヤウ多様体というものがあるが、LQGのノードに体積があるのと対応してるのでは?というところから、Σ共鳴場でも空間子は点ではなくヒルベルト空間になっている。
ふと思いついたアイデアを追加した。量子化された空間の概念から発展して、空間子(Spaton)というものを発案。重力子と相互作用し、曲がる時空を構成する。非常に強い力で結びついているがブラックホール特異点のような場所では引きちぎれて高次元ブレーンへの穴が開くこともある。高次元ブレーンからは爆発してるように見える。空間子の予想されるスピンは2かもしれない。五次元に溢れたダークマターの候補でもある。
TRAPPIST-1だった。Pが一個足りなかった。
おはようございマスドライバー
今度こそほんとうにおやすみNASAい
神逐艦の設計は人間の設計者とAGIアーキテクトの共同作業で行われた。大規模量子コンピュータYOMIを搭載し、人工重力を発生させる居住区、着陸艇ヤタガラスも積載されている。太陽系外縁までは核融合パルスエンジンとスイングバイ航法で人工冬眠を併用して通常航行し、その後Σサーフを繰り返してTRAPIST-1eを目指す。
スヤん=ミルズ理論
Σ共鳴場は局所性に依存しない通信が可能。場の変調をシンクロさせることにより理論上何光年離れていても同時通信が行える。ただし送信できる情報量は限られる。TRAPIST-1eからARGUSによる通信では地球環境に近い惑星の観測データが送られてきた。神逐艦は日米欧露のクルーを乗せて人類初の有人太陽系外惑星探査を行う。目的は惑星探査と基地の建設。
日本では元宇宙飛行士の女性初の総理大臣が強力に宇宙開発を促進する。福島の復興事業として阿武隈高地にマスドライバーを建設。新幹線やリニアモーターカーの静音技術を利用した日本独自の技術でマスドライバーの騒音問題を解決。日本のものづくりを世界に知らしめた。それらの経済効果も相まって与党の支持率は今世紀最高を記録する。
この時代、福島の阿武隈高地、ニューメキシコのホワイトサンズ、スペインのタベルナス砂漠にあるマスドライバーが宇宙に頻繁に物資を打ち上げていた。

アルテミス計画後に月面基地は大幅に拡張され、ヘリウム3の採掘など宇宙関連ビジネスは世界規模で発展し、まさに宇宙経済はバブル期を迎えていた。
物理学者ダリオ・レビンがΣ共鳴場をAGIを通じて発見したことでノーベル物理学賞を受賞。その後NASAが人類初の超光速航法Σサーフを開発。地球から39光年離れたTRAPIST-1eへの無人探査機ARGUSを成功させる。

JAXAはガブリエルの父アーサー・ケインから出資を得てNASA、ESA(欧州宇宙機関)、ロシア連邦宇宙機関(ロスコスモスの後継機関)と共同で神逐(カミヤライ)艦という名の超光速で惑星間航行可能な宇宙船を開発する。
物語は長野県佐久市出身の高専卒の技術者八重森瑞葉と、ケンブリッジ大学のアメリカ人天文学者ガブリエル・ケインの二人の視点で語られる。瑞葉(ヤエー)は宇宙関連スタートアップ企業に所属、AIロボティクスが専門。生まれながらの共感覚を用いる修理の天才。のちにJAXA宇宙飛行士に選ばれる。

ガブリエルは父親が物理学者兼億万長者、母親がテック企業のCEOだが、母の死後ケンブリッジ大学で天文学を学ぶ。のちに父が出資したJAXA主導の惑星探査計画プロジェクトアスカに参加する。
おやすミンコフスキー