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わたくしは新書をよく読みますが、なにを読むかは天神橋筋の天牛書店の棚になにがあるかに依存しています。
というわけで今回買ったのは以下の通り。

小川剛生『足利義満』
小田部雄次『華族』
川尻秋生『平安京遷都 シリーズ日本古代史⑤』
木村明生『ソ連共産党書記長』
千田稔『平城京遷都』

ちなみに歴史好き、ではありません。どちらかというと新書というジャンルが歴史に偏っていることには批判的です。
大阪・天満の「西洋茶館」。
ミルクティーブレンド、チョコバナナロールケーキ。
柴崎友香『その街の今は』。

写真や映像、建築、ひと、によって、都市とその歴史が語られる。
「わたし」と良太郎がメールを介しながら大阪の過去の映像を見るシーン。そこも含めて「わたし」が作中で何度も言葉にしようとする感覚。

写真や映像のなかでは、その街はつねに「今」なのだな、と思う。
大阪・梅田、大丸梅田店の「ヒロコーヒー」。
トースト、カフェラテ(アイス)。
柴崎友香『その街の今は』。

その街の写真を見るとき、そのときの話をするとき、その街のそのときを知ってるひとにとってはそれは今そこにあることなんやな、と思う。
オリンピックや博覧会や言うたり、わけのわからんビルばっかりつくって、あんなん一時のもんで、あとから余計しぼんだ感じになるだけや」
大阪・中津の「カンテ・グランデ」。
シュガーチャパティ、セイロン。

柴崎友香『その街の今は』。
「だいたいな、もともと大阪は芸術とか文化とかで発展してる街なんやって。そこの大丸の建物とかめちゃめちゃきれいやろ? 御堂筋線のホームかって、あんなドーム天井に飾り照明なんか東京メトロにはないで。それを忘れて目先の利益でもうかりまっかとか言うてるのがあかんねん。そんなん最近の話やで。安っぽい大阪のイメージを自分らが思いこまされてるだけやねん」

自分ら、にふくまれるあれこれたちを思い浮かべつつ、おこうちゃをのむおひるどき。
登場人物の台詞はこう続く。2006年の小説。

「最近はほんま、
祗園石段下、よりも智積院の石段で。
ひさしぶりの京都、こんなところにいるよ。
いまから三十三間堂と智積院という、初心者向け寺と乙なお寺をまわるのであり。
大阪・中崎町の「Cafe&Bar Marble」。
ミルクティ&カラメルベイクドチーズケーキ、アイスカフェラテ。

ひさしぶり。
柴崎友香『その街の今は』再読。

柴崎さんの本をこのお店にて読む。
冒頭、主人公たちの会話と東心斎橋の街並みが交互に描かれる。景観描写の鮮明さ、関西の女の子の会話の息遣い。

快速、はくと、サンダーバード。普通、快速、新快速。窓の外、たくさんの列車が走ってく。店内ではヤイコさんの「Buzzstyle」が流れてる。

わたくしというものは大阪に存在してるねんなあ、と思う。
大阪・中津の「カンテ・グランデ」。
ディンブラ、ガトーショコラ。
吉村武彦『大化改新を考える』。
大阪・茶屋町の「きすけ」。
鯛ちくわ天と温泉たまごのぶっかけ。

ひさしぶり。おいしい。
西宮・西宮北口、阪急西宮ガーデンズの「カンテ・グランデ」。
伝説のゴータマショコラセット(ラッシー)。

伝説の側(そば)にいたヒトとしてはいささか あれ な名の めにう であり。
しかしく伝説と呼ばわる主体は伝説の非当事者であることが前提なのであって、この伝説は実態としては自称ではなく、その意味においては あれ ではないのかもしれない。

なんにせよいまのすがたは あれ やけど。
まあすたばなんかいくよりは あれ やけど。
大阪・帝塚山の「茶寮 季」。
わらびパフェ。
吉村武彦『大化改新を考える』。
大阪・杉本町の「長崎堂」。
富久元カステーラセット。
吉村武彦『大化改新を考える』。

室町二条の然花抄院って長崎堂のブランドなのか。
大阪・谷町四丁目の「TORRINGTON TEA ROOM」。
スティッキートフィープディングセット(ルフナ)。

やわらかいバーレイのうつわ。ルフナ色のあたたかさ。ケーキのあまみ。

笹原千波『風になるにはまだ』読了。
最終話からさかのぼって読み直す。ゆるやかなつながりを追って。
大阪・杉本町、大阪公立大学の「野のはなハウス」。
Aセット(ビアンコ)。
尼崎・JR尼崎、あまがさきキューズモールの「MOVIXあまがさき」。
『アフター・ザ・クエイク』。

めっちゃ春樹さんやった。めっちゃ井上監督やった。
釧路も鹿島灘も常磐線も新宿も、そして最終話に出てくるあの土地も、みんなよかった。
大阪・心斎橋の「カフェ ラ・サール」。
窯出しカステラセット。
大阪・心斎橋の「Le Premier Cafe」。
スクランブルエッグプレート、マイルドブレンド。
笹原千波『風になるにはまだ』。

仮想世界は現実を(というかヒトという生物種が適応してきた地球という環境を)トレースすることになるよな。その必要がなくても。
そしてもし仮想世界が現実を離れてはばたくことになるのなら、ヒトは地球とは異なる環境だって手に入れることができるのだ。
植民星が母星から自立するようなみちを、いずれ仮想世界はたどっていく、のかもしれない。
なつのおわりのそらのなか。
大阪・梅田、阪急メンズ館の「London Tea Room」。
フレンチトースト、ケニヤ・ブラック・ティー。
笹原千波『風になるにはまだ』。

「本当は空に住むことさえ」。
仮想世界の空間構造をいろいろ想像する。仮想世界においては自分の認知する空間の「外側」(都市の外側?)がどうなっている(どう設計されている)のかしらん。
新千歳空港2020→関西国際空港2240/MM118便。

しかし北から来て南から関空に降りるときほど大回りする着陸ないよな。岡山から四国の上まで行ってから戻るとか。
羽田や成田のほうがよっぽどまっすぐであり。
帯広1540(3分遅れ)→南千歳1748(7分遅れ)/おおぞら8号。

たくさんの鹿。ながいトンネル。ゆうぐれの山。
さよなら十勝。もう来ることはないかもしれない。
帯広・まちはずれの「柳月トスカチーナ」。
カルボナーラ、バケット、コーヒー、ショートケーキ。
笹原千波『風になるにはまだ』。

こんな夜にひとりでパスタとケーキ食べてるわたくしがまさか大阪から来てるとは誰も思うまい。たとえやや関西なまりであったとしても。
思われるなら畜大の関係者、くらいかしらん。
帯広・帯広駅の「元祖 豚丼のぱんちょう」。
豚丼(梅)、みそ椀(わかめ椀)。