カッパちゃんとネコちゃん
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バーベキューセットあったんだなあ…なんかもったいないなとは思っていますた…(`・ω・´)
動画面白かったけど、このゲームけっこう人間関係にヒビ入れそう
Reposted by カッパちゃんとネコちゃん
\📺 10月19日のオモチャン 📺/

絶対この無人島から仲良く脱出しよ~ね!サバイバルボドゲ『ヘルパゴス』
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競馬で第四コーナーを回ってな、一頭抜き出てゴール前を走るのが目に飛び込んで来るように、そして背後にその他の馬群が引いていくように、中盤から章が進むにつれそうなってくるんだよ。この辺の感覚にはめったに出会えない。表層的に気になっていたものが背景に沈んで、かわりに、沈んでいたコアのようなものが浮かび上がってくるのだ。
うーむ。よかった。これはほんとによかった。このように読めてよかったし、生きてる内に読んでよかった。
ちなみに春樹色はほとんどないです。一般的に言われてるやれやれ、みたいなのから、自分が思う春樹っぽい文章まで、特に感じられなかった。
一番助かったのは、とにかく何が起こっているか、この人はあの人とどういう関係にあるか、とかが把握しやすかったことである。春樹のあとがきによると、従来の翻訳はどうもその辺が曖昧になりやすく(これは原文の英語に理由があるらしい)、そこは思い切って自分の解釈に寄せて訳したみたいなことを言っていた。前に読んだ翻訳は、若かったこともあるけど、やっぱりかなり文章が難しくて、シンプルに何が起こっているのか理解しにくかったと思う。
あと、前に読んだ本はほとんど覚えてなくて、覚えてて合ってたのはパーティーの雰囲気と、ギャツビーが最後どう死んだかぐらいしかなく、それは多分映画のイメージと合わさっていた。映画も多分、最後の章は描かれず尻切れトンボみたいに終わっているはずなので、それじゃ前述した人々のイメージが後ろに引き切れてないのでダメなのだ。
読み始め中盤ぐらいまでは、語り手含めてどいつもこいつもろくでなしで倫理観もない虫の好かない人間ばっかだと思いながら読んでるんだけど、終盤にかけてそういう感情がすうっと後ろに引いて、なんかのみ込まれるように読んでいた。
ギャツビー読み終わった。よかった、これはよかった。
ギャツビーはそういった幻滅を受け入れるには、成功しすぎているのだ。だから多分、happy ever afterにはならないんだよぬ。
たとえばギャツビーで、デイジーとの恋を成就して(実際ギャツビーは時間と大金をかけてそうなるためのプランを練っていたのだ)、小説はハッピーエンドに終わったとして。どんなに恋焦がれてる人と結婚しても、生活をともにする限り、幻滅する場面に遭遇せざるをえないじゃないすか。歳を取る、病気になる、以前は見えなかった欠点も見えてくる、そういう幻滅も含めて、人間てそういうものだよねって、諦めまじりに相手の人間性を受け入れてゆくようになってゆくと思うんだけれど、
そういうのって、陰謀論とかに染まっちゃうのと同じだと思うんだよぬ。
ギャツビーはデイジーにずっと憧れ恋焦がれているわけだけれど、ギャツビーの抱くデイジーの美しい夢は、現実のデイジーを超えてしまっているのだ。それは生来の妄想する力によると言ってもよく、そのインフレーションにブレーキがかからない。
逆に日本は突出した人が出にくい社会で、個人よりは企業とかイエとか、属する集団が優先するのですよぬ。その体質はやっぱり今も変わらない。よく言われてることだけど、だからイノベーションが起きにくいと。天皇ですら個人ではないんだよぬ。日本という集団を代表象徴する人であるゆえぬに、天皇に個人というものはない。
ギャツビー、わからない所はないように読めている。しかし読んでて思うのですが、アメリカっていうのは昔から、トランプだのイーロンみたいな人が出てくる国なんだなって。突出した人が出やすい環境である一方、そういう人について歯止めも効かないんだ。ギャツビーもそういう傾向があると思ったよ。
よく読めないけど、スピード違反で捕まった時かな。たしか亡くなったのもバイク事故だったしね。
知らんかったらヤバい犯罪者の写真だと思うよぬ。首から札下げてるし…
シリアルキラーの写真ではありません。名ギタリストの写真です。
Reposted by カッパちゃんとネコちゃん
Duane Allman, 22 March 1971
あとね、キューバの街がいいですね。ヴィム・ヴェンダースか、パリ、テキサスも撮ってた。あの人の映画の風景ほんといいのだ。
シンガーのおじいちゃんなんか、歌やめて靴みがきしてたんだよね。人生つらいことばっかりで歌ってても得られるものがないって。突然知り合いから歌いに来いって言われて、靴みがきの汚れだけ顔から落としてスタジオに行ったんですと。最後ニューヨークのカーネギーホールでコンサートをするためにニューヨークに行って感動してた。。(´;ω;`)
ライさんが「聴衆が何を望んでるのかは謎だ」って映画の中で言ってたけど、そうして偶発的に出たブエナビスタ・ソシアル・クラブのアルバムが、ライさんが出したどのオリジナルアルバムより売れたみたいだからな。。。そうボヤきたくもなるよぬ。
ブエナビスタ・ソシアル・クラブ、よかったのだ〜…。

最初はライ・クーダーがキューバで西アフリカのミュージシャンとアルバム作らないかって話でキューバに赴いたら、西アフリカのミュージシャンたちが来れなくなってしまい、急遽以前にテープをもらって気になってた往時のキューバの老ミュージシャンたちをかき集めてアルバム作ったらそれが世界的にヒットしちゃったっていう経緯だそう。
まあまあ珍しい災難ですよぬ。気をつけてのう。(`・ω・´)