村田英之(ムラタヒデユキ)
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村田英之(ムラタヒデユキ)
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いつでも空元気なただの凡人です。 暇があったら都内を散歩したり、映画館で映画を観たり。 https://note.com/hide_murata
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#2024年ベスト映画 (順不同)
レオノールの脳内ヒプナゴジア
アイアンクロー
ゴジラxコング 新たなる帝国
密輸1970
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
ジガルタンダ・ダブルX
レベル・リッジ
辰巳
ゴールド・ボーイ
Chime
ニモーナ
ユニコーン・ウォーズ
ロボット・ドリームズ
マリウポリの20日間
今日の1本『ブルー・トレイル』。
今年のベルリン映画祭銀熊賞(審査員部門)作品で、政府の政策によって社会的に追い込まれる高齢者のディストピア話。
テーマや設定は『PLAN75』(早川千絵監督、2022年)と相通じるものがあるものの、ロードムービー要素があることや結末の方向性などに違いがあり、その点で興味深く観れた86分だった。
昨日の1本『ホウセンカ』。
終盤の詰め込み感が少々気になったが、今年観た国内アニメ映画では、話の構成がよく出来ていた。
主人公・阿久津も『オッドタクシー』の小戸川と同じで特殊な視覚認識能力の持ち主であることが物語の鍵になるのは面白かった。
2日前の2本目『ガールズ・オン・ワイヤー』。
親の借金を返済すべく、ハードなスタント仕事をこなす女性の前に、実の妹のような従妹が厄介ごととともに5年ぶりに現れるという、犯罪スリラーもの。
親の不始末を背負わされ、いつ切れてもおかしくないワイヤーに吊るされたような理不尽な状況に追い込まれながら、いかにして打開するか。従姉妹同士のシスターフッドを描いているが、中盤の緩い展開で評価は割れるかもしれない。
昨日の1本目『デコラド』。
『ユニコーン・ウォーズ』のアルベルト・バスケス最新作。2016年に作った同題の短編を長編化。
特定の支配層による社会で、貧困という「“悪夢”のような現実」の中で感情が傷つき、実存を求めた末に「“現実”という悪夢」を味わうという、いわゆるディストピアものだが、後味の悪さを含めて期待どおりの95分だった。
昨日の2本目『Mr.ノーバディ2』。
ティモ・ジャヤント監督はNetflix作品を観ていたので、ちょっとマイルドな気はするけど、コメディとして90分以内でさっくりと観れるようまとめてきたのは好印象。
このシリーズが続くなら、「90分以内で終わるアクション満載コメディ」のフォーマットを維持してほしい。
今日の1本目『七人の侍』新4Kリマスター版。
噂どおり、画質が向上し、音が鮮明になったところは増えていた。定期的に観直すけど、やっぱりいいな。観れば観るほど味わいも良さも増していく。世界的マスターピースは伊達じゃない。
昨日の1本『女性の休日』。
アイスランドの男女平等運動「女性の休日」の成り立ちに絞ったドキュメンタリー。
1975年10月25日までの的確な戦略によるプロセスは興味深く観れたが、その日以降、アイスランドの社会に起きた変化について、(調べれば分かるとはいえ)作中でもう少し掘り下げてほしかった。
とはいえ、対話の重要性を説いているその一点で、現在の日本社会(特に政治)に足りないことを考えさせられた。
今月は年間ベスト級が3本観れたので嬉しい。
今日の1本『フランケンシュタイン』。
人物設定や話の筋は一部変えているけど、視点を変えた創造主(親)と創造物(子)の話としてちゃんと成立させているのはギレルモ・デル・トロの面目躍如。怪物への愛が炸裂しまくっていた。
原作よりもフランケンシュタインのクズっぷりが盛られていたのは面白かった。
今日、自分の誕生日らしいです。
先日、Netflixの『モンスター:エド・ゲインの物語』を一気見したけど、話の盛り方がやり過ぎてて、かえって楽しめた。
今日の1本『ファイナル・デッドブラッド』。
凝った仕込みのわりに強引な手段で動くルーブ・ゴールドバーグ・マシーン的なギミックに対し、「いや、ちょっと待て」と心の中で存分にツッコミながら楽しんで観れたので、緊急で劇場公開をしてくれたのは本当に感謝したい。最近不足気味だった心の栄養素が補充できた感じ。
昨日の2本目『ホーリー・カウ』。
粋がっているうちは気付かないが、現実を直視できるようになることで周囲の人たちのありがたさを知り、成長する少年の様子を描いた意外と厳しい話なのに、コンテチーズで有名なジュラ山脈の村を舞台にしたことで、ほのぼのとした雰囲気を感じた。
今日の1本目『ハウス・オブ・ダイナマイト』。
アメリカに向けて発射された出所不明の核ミサイル。本当に他国からの攻撃なのか、人為的ミスによるシステムのエラーなのか。原因が全く見えないなか、それに対処する者たちの視点から、起こりうるさまざまなエラーやパニックが淡々と描かれる。
でっち上げられた実体のない敵のデマに踊らされる恐怖も含まれているようにも取れた。
ずっと緊張しっぱなしで、観終わった後は疲れた。
今日の1本『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』。
動ける人同士の立ち回りは観ていて気持ちいい。特に今作はシリーズ中で一番、その気持ちよさが味わえた。
次作はエスクリマ・アクション全開の国岡が観たい。
昨日の1本『トロン:アレス』。
新要素を追加しつつも、これまでのシリーズを観た人への目配せが行き届きすぎているので、シリーズ初鑑賞殺しなファンムービー要素がそこそこあるけど、ここから初めての人は過去作に遡るのも一興。
「この手の作品が好きな人は皆大友克洋作品が好き」な法則が発動しまくっているのが微笑ましい。
今日は日が暮れてから肌寒くなったので、先日届いたナスカジャンをおろして買い物へ。
今日の1本『冬冬(トントン)の夏休み デジタルリマスター版』。
主人公の冬冬と彼の妹・婷婷(ティンティン)が小学校を卒業したある夏に母方の祖父母の家で暮らした間に体験したことが描かれる。そこで起きる出来事の中に、子供の時分で理解するには難しいことを織り込み、観る者に“ノスタルジー”という言葉を安直に使わせないところが良かった。
昨日の2本目『ワン・バトル・アフター・アナザー』。
全編レーザーGTフル画角なんだけど、ビスタビジョン撮影なので若干左右トリミングしていたのかな。

現在の社会、家族というもののあり方を織り込んだアクション・コメディの傑作になっていた。

慌て、キレて、落ちて、走るディカプリオの元過激派親父だけで面白いのに、ベニチオ・デル・トロの明らかに只者じゃないセンセイ、ショーン・ペンのレイシスト警部と、名優のアンサンブルで161分があっという間に過ぎる。

なんとなくだけど、根底にガンの『スーパーマン』につながるものを感じた。そういえば、センセイのドージョーに……
昨日の1本目『By 6 am 夜が明ける前に』。
映像の作り方はかなりポスプロの手間がかかったろうなと思ったり、アクション班も凄く頑張ったんだろうなと思ったりした。
設定の説明不足から、まだ膨らませられる余地が感じられたので、そこが煮詰めきれていれば良かった、惜しい作品だった。
今日の1本『チェンソーマン レゼ篇』。
原作未読、配信で『総集篇』を見て基本設定だけ頭に入れてから鑑賞。
戦闘シーンの描き方は凄かった。既視感を覚えたところがあり、鑑賞後に検索したら「やっぱり」となった。