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本を読みます
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最初からお色気
山田風太郎『忍法八犬伝』読みはじめ
ファン・ボルム著/牧野美加訳『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)読みおわり

おもしろかった!

韓国と日本、どこか共通する空気が社会にあるのだな、とおもいました

書店を運営するってたいへんだなと思うとともに書店を運営してゆくうえで大事なもの、のひとつの答えがあったようにもおもいます
ファン・ボルム著/牧野美加訳『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)読みはじめ

ヒュナム洞で書店を営む40代前後の女性とそのお店でバリスタとして働く30代前後の男性、彼らを取り巻くひとびとの物語

韓国の街の本屋さん、日本とおんなじようなんだなーと読みながらしみじみ
いまの本屋さんは毎週イベントを企画したりSNSを更新したり、オールラウンダーだな、ていつもおもいます

韓国の進学や就職ってたいへんだな、日本もだけど…というきもち
芥川龍之介『戯作三昧』読み終わり
矢川澄子『野溝七生子というひと』(晶文社)読みはじめ
いつか読もうと置いていた本をそろそろかたづけていかなければ
「じまんそうにいうと、毛野は、少女のように顔を赤らめた。」
そっか…
自分の八犬伝ファーストがかなり様子がおかしいことにン年経って気づいた
対牛楼で出会って以来隅田川で別れわかれになることもなく「大男こぶんごを背負い綱渡りする軽業師あさけの」と「小舟をあやつるのがうまいこなやの息子こぶんご」という持ちつ持たれつパートナーとして小舟に乗り夜更けに消えていったふたり

物語の最終場面「船虫をたおす」(ラスボスが船虫)で読者と残りの犬士たちのまえに現れたときには
まわりの犬士たちから「そのひとは?」と聞かれてけのをぐいと前にひっぱりだし、「どうだ美少年だろう」と「じまんそうに」言うこぶんごとそう言われて頬をあからめるけの
という関係性が築かれていた
村上八犬伝、なぜか八犬士たちをみんな戌年戌日戌刻うまれという設定にしたいらしく、そのせいでいろいろと改変がうまれている

「戌の年戌の月戌の刻にうまれた現八を養うために禁を犯した父はつかまりその年の秋に伏姫が亡くなり恩赦を受ける」
「それぞれの母が犬を連れた仙女に出会いその後戌の年戌の月戌の刻に荘助と信乃がうまれる」

辻褄
村上元三『南総里見八犬伝』読み終わり
リライト版が本文量のためにいろいろ調整するのはよくあることですが房八が犬江親兵衛仁になったのは驚くとともに、なんせはじめて読んだ八犬伝がこちらだったものでまえまえからうすうす原作しんべえに対する違和感があったことをおもいだしました
村上元三『南総里見八犬伝』読みはじめ
これがわたしのはちいぬファースト
山田風太郎『八犬伝』下読み終わり
よかった!!
山田風太郎『八犬伝』上巻読み終わり
対牛楼
山田風太郎『八犬伝』上読みはじめ
映画観てると北斎と馬琴のビジュアルが固定する
月村奎『恋愛小説家は恋が不得意』(新書館)読み終わり
かわゆうござった
松村栄子さんの作品を一時期ずっと読んでいて、けれどもじつは『至高聖所』を読んだことがないのだった
学生のときに『001にやさしいゆりかご』を読めたのはよかったなといまになっておもいかえす
松村栄子『彼方此方の空に粗茶一服』読み終わり
なつかしいひとびとのいまを知られてよかった
松村栄子『彼方此方の空に粗茶一服』(ポプラ社)読みはじめ
こちらの存在を最近知って、粗茶一服シリーズ、何年ぶり…?ておもいながら手にとりました
びっくりした
山本英子『キミは文学を知らない。』(灯光舎)読み終わり
作家山本兼一のパートナー山本英子さんが、フリーライターから作家になり、直木賞作家となった山本兼一のゆくたてを語ったエッセイ。
山本兼一が気兼ねなく取材にいけるよう小説を書いて家計を安定させようと考えた山本英子さんが、山本兼一に弟子入りして学んだという小説作法がおもしろいです。
作家つくもようこ誕生秘話でもあり、青い鳥文庫で育った子には格別の感慨があるかもしれません。
一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさ なら』読み終わり
よかった
一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさ なら』(小学館)読みはじめ
一穂ミチさんの作品をぼちぼち読んでいますがBLはあんまりくわしくない
たくさんあるからどれがいいのかなと迷い中
イエスかノーかは一巻だけ読みました
お寺の泥仕合がおもしろすぎる『法城』、青年の懊悩パートよりお父さんの苦労のが俄然面白い
椹野道流『最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス』読み終わり
読むと兵庫の芦屋とか三宮とか西宮あたりにいきたくなる『最後の晩ごはん』
シリーズ20冊めってロングラン…
わたしは椹野道流せんせいの『人買奇談』を「今月の新刊」で買ったものであります

椹野作品いっぱいあってぜんぶは追いきれてないんですが、椹野作品のなかにあるポリシーとか「芦屋のひとなんやろな」という「らしさ」とか、なんというか椹野作品!て感じのブランド力がすきでポツポツ読みます。

今回もばんめし屋やレストランのごはんがおいしそうだったー
芦屋近辺の実在するごはんの紹介も魅力のひとつ。
「法城」、おうちのお寺でやってる大規模イベントでけんかや小競り合いがしょっちゅうあるのを「それらのことは坊さんが五人も寄ればいつでも起こる」て書いてあって笑ってしまった

須和雪里「ツーペア気まぐれボーイズ」シリーズで青池亮くんにばちあたりめと言われた水落聡くんが「俺は坊さんが集団で信号無視をしてるのを見て以来信心なんてない」と言ったくだりをおもいだしました